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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | 牡6 | 56.0 | 西村淳也 | 栗 藤原英昭 | 508(+8) | 2.01.8 | 227.3 | 10 | 36.8 | ①①①① | |||
2 | 1 | 1 | 牝4 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 杉山晴紀 | 470(-4) | 2.01.8 | クビ | 1.4 | 1 | 36.1 | ⑥⑥⑥⑥ | ||
3 | 8 | 10 | 牡4 | 56.0 | 北村友一 | 栗 友道康夫 | 464(0) | 2.01.9 | 1/2 | 19.8 | 6 | 36.4 | ③③③③ | ||
4 | 4 | 4 | 牡6 | 57.0 | 川田将雅 | 美 尾関知人 | 468(+4) | 2.01.9 | ハナ | 4.5 | 2 | 36.4 | ③③④③ | ||
5 | 7 | 7 | 牡7 | 57.0 | M.デムー | 栗 辻野泰之 | 504(-12) | 2.02.0 | 1/2 | 10.0 | 3 | 35.9 | ⑩⑩⑩⑩ | ||
6 | 2 | 2 | 牡6 | 56.0 | 秋山真一 | 栗 高橋義忠 | 480(+8) | 2.02.0 | クビ | 33.1 | 7 | 36.1 | ⑧⑨⑧⑧ | ||
7 | 8 | 9 | 牡4 | 56.0 | C.ルメー | 美 国枝栄 | 498(-2) | 2.02.2 | 1 1/4 | 18.2 | 5 | 36.9 | ②②②② | ||
8 | 7 | 8 | 牡7 | 57.0 | 大野拓弥 | 栗 池江泰寿 | 500(0) | 2.02.6 | 2 1/2 | 51.6 | 8 | 36.9 | ⑦⑦⑦⑥ | ||
9 | 6 | 6 | 牡6 | 56.0 | 菱田裕二 | 美 堀宣行 | 488(+2) | 2.03.4 | 5 | 65.4 | 9 | 37.5 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
10 | 3 | 3 | 牡5 | 56.0 | 福永祐一 | 栗 友道康夫 | 492(+4) | 2.03.6 | 1 1/2 | 11.7 | 4 | 38.1 | ③③④③ |
ラップタイム | 13.0 - 11.5 - 12.6 - 12.4 - 11.9 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 11.9 - 12.8 |
---|---|
前半 | 13.0 - 24.5 - 37.1 - 49.5 - 61.4 |
後半 | 60.4 - 48.7 - 36.8 - 24.7 - 12.8 |
■払戻金
単勝 | 5 | 22,730円 | 10番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 1,890円 | 10番人気 |
1 | 110円 | 1番人気 | |
10 | 340円 | 6番人気 | |
枠連 | 1-5 | 12,240円 | 20番人気 |
馬連 | 1-5 | 13,570円 | 26番人気 |
ワイド | 1-5 | 4,260円 | 30番人気 |
---|---|---|---|
5-10 | 16,300円 | 41番人気 | |
1-10 | 520円 | 4番人気 | |
馬単 | 5-1 | 62,050円 | 62番人気 |
3連複 | 1-5-10 | 34,650円 | 58番人気 |
3連単 | 5-1-10 | 783,010円 | 475番人気 |
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土曜日の中京芝のレース結果、近年の金鯱賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
金曜日午後から土曜日にかけて雨が降り続くあいにくの空模様。14時頃に雨は上がったが、芝コースは終日不良(JRA発表)で施行。水分をたっぷり含んだ馬場状態が影響したのか、経済コースを上手に立ち回った馬の活躍が目を引いた。
レース結果を振り返ると、枠順における不利が少ない印象。中~内枠優位のようにも映るが、これは極端に上がりを要するコンディションによるものが大きく、過度の内枠依存は危険かと思われる。脚質についても同様で、先行有利というよりは個々の適性差で明暗が分かれた印象だ。
日曜日は晴れ予報。内めで競馬を進める先行~好位差し有利の傾向が続く反面、馬場の回復が早くなれば流れ次第で待機勢の差しも届きそう。いずれにせよ、脚質や枠順に固執するのは考えもの。広いスタンスで構えるのが正解だろう。
血統面については過去4年の金鯱賞の結果を検証すると、キングマンボの系統産駒が好調。ディープインパクトやハーツクライの両産駒も堅調に走っている。この3系統で3着以内15頭のうち14頭を占めているのだから、当てはまる馬は高く評価してしかるべきだ。
とはいえ、出走馬と照らし合わせてみると該当馬が多い感を受ける。もうひとつフィルターをかけて、2017年以降の金鯱賞の勝ち馬すべてに共通する、前走G1出走馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで条件を満たしているのは、④グローリーヴェイズ、⑦キセキ。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」と政治騎手「ヒノくん」が金鯱賞、フィリーズレビューの特注馬を大公開!トッププロ予想家のハイレベルG1トークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) ヒノくん(政治騎手) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる金鯱賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①デアリングタクト【B】
栗東坂路単走。ほぼ馬任せの内容とはいえ、首の可動域が狭く前肢の出も窮屈で、走り自体の見映えは今ひとつ。それでも、しっかりと加速ラップを踏んでいるあたり、さすがは三冠牝馬といったところか。判断に悩ましいが、今回は時計面を評価してB判定とする。
②サンレイポケット【C】
栗東坂路併走。それなりのラップを踏んだものの、パートナーに寄られると顔が右に向き、逃げるような走りになるのはこれまでと同様。そのぶん、弾けそうで弾け切れない印象を持つ。上積みを感じるまでには至らず、勝ち負けまではどうか。
③ブラヴァス【B】
栗東P単走。余力残しの内容ながら、最後まで集中を切らすことなく、一定のリズムを保って駆け抜けた。走りやすいトラックゆえに過度の評価はしづらいが、自発的にハミをとる前向きさがあるし、脚元の動きも力強い。順調とみてよさそうだ。
④グローリーヴェイズ【A】
美浦南W併走。やや頭は高いが、首をしっかり使えているので、走りのリズムは悪くない。前後左右のバランスがとれたフォームは見映えがするし、鞍上の指示に対する反応も至ってスムーズ。臨戦態勢は整ったとみていい。
⑤ギベオン【C】
栗東CW単走。軽めの内容ながらも、72.0-55.5-40.0-13.0という整ったラップをきっちり刻んだ点は評価できる。その一方で左手前を嫌がり、すぐに右へ戻してしまうのは相変わらずだし、首周辺の発汗が多いのも気になるところ。積極的には手が出ない。
⑥ジナンボー【C】
美浦南W併走。同入の形でゴールするも、競る気配が薄く終始手ごたえは劣勢。低い姿勢を保ち、力むことなく走れている点は評価できるが、もう少し覇気を出してほしいのも確か。評価は上げづらい。
⑦キセキ【A】
栗東坂路併走。リズム重視の調整ながら、体を大きく使った躍動感のあるフォームで駆け上がった。僚馬をパスしたあと気を抜いて減速したが、追えば伸びそうな余力を十分に残していたので、不安視する必要はない。力を出せる仕上がりとみる。
⑧ペルシアンナイト【C】
栗東CW単走。前膝を効果的に使った力強い走りは健在だが、ハミ受けが浅く手綱が緩む場面が見られるなど、気勢の乗りという点では今ひとつ。このひと追いでどこまで変われるか、といったところか。
⑨サトノフラッグ【B】
美浦南W単走。前を行く併せ馬を視野に入れつつ、内から追走する流れの3頭併せに近い内容。いつもと比べてストライドが縮んでいるように映るが、コーナーを浅く回ってきたので致し方ない面はある。脚どり自体は力強く、雰囲気は決して悪くない。いい意味での平行線だろう。
⑩ポタジェ【B】
栗東芝併走。時計は地味ながらも、リラックスしているし、鞍上の指示に対しても従順。少し後肢の力強さに欠けるが、全体的に見ればバランス良く動けている印象。大きな底上げまではどうかも、及第点のデキにはある。
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キセキ・辻野調教師「しっかりした動き。左回り、きつめのコーナーをうまく回れれば」
ギベオン・西村淳騎手「先週より良くなっているし、条件は合う」
グローリーヴェイズ・尾関調教師「無理をしなくても反応できていた。1週前にしっかりやって、スイッチが入った」
サトノフラッグ・国枝調教師「ゴール過ぎに追いつく感じだったが、動き自体は良かった。うまく立ち回ってくれれば」
サンレイポケット・鵜木助手「相手は強いが、コンスタントに使っている分のアドバンテージはあると思う」
ブラヴァス・友道調教師「毛ヅヤが良く、筋肉もムキムキ。障害練習を取り入れて走りのバランスが良くなった」
ペルシアンナイト・岩崎助手「休み明けでまだ息づかいが粗いが、思ったよりも動いた」
ポタジェ・友道調教師「フォームにしなやかさが出てきた。相手なりに走れるし、ここの結果次第で大阪杯へ」(夕刊フジ)
★金鯱賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
金鯱賞が大阪杯の前哨戦と位置づけられた、2017年以降の3着以内12頭中7頭が前走4着以内。前走5着以下からの巻き返しは前走G1組、または前走で5番人気以内の支持を集めていた馬に限られる。押さえておきたい傾向のひとつだ。
2017年以降の3着以内馬12頭のうち、11頭は前走の馬体重(前走が海外戦で未発表の場合は直近の国内戦での馬体重)が490キロ以上。例外は牝馬のリスグラシュー(2019年2着・前走456キロ)1頭のみ。前走の馬体重が490キロ未満だった牡・せん馬は強調できない。
2017年以降の1~3着馬には例外なく、2000m以上での勝利歴があった。勝ち鞍が2000m未満の距離に偏っている馬は過信禁物とみるべきだろう。
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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たまにヒモ荒れは発生するが、1着に関しては上位人気がしっかり結果を残しており、U指数的にも大きな波乱は少ないレースとなっている。2017年1着のヤマカツエース(8位、1番人気)、2018年1着のスワーヴリチャード(7位、1番人気)、2019年3着のエアウィンザー(11位、1番人気)というように、指数の伸びていない馬が激走する際は、ほとんどが上位人気馬。まずはU指数上位勢を評価し、そのうえで人気を集めそうな指数下位を押さえるかたちで馬券を組み立てるのが最善策となりそうだ。
今年は登録馬が10頭しかおらず、例年以上に堅く収まりそうな気配。そういう意味でも、U指数2位のデアリングタクト(99.6)は外せないだろう。牝馬三冠にJC3着の実績は文句ナシ。ここも断然の1番人気になりそうで、好走条件を完璧に満たす。不動の本命だ。
相手筆頭は、デアリングタクトに次ぐ2番人気に収まりそうな公算が大きい5位のグローリーヴェイズ(99.3)。久々の2000mになるが、実は2000m以下では2着を外したことがなく、距離短縮への不安は感じさせない。この馬も相当有力だろう。
以下、最上位評価に敬意を表して1位のキセキ(101.7)と、G2以下ではまだまだ見限れない3位のペルシアンナイト(99.5)まで取り上げておく。
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昨年はロードカナロア産駒の1番人気サートゥルナーリアが単勝1.3倍の断然人気に応える危なげのない走りで快勝。ロードカナロアの父キングカメハメハの産駒も16・17年とヤマカツエースが2連覇を達成するほか、13年2着ラブリーデイ、17年3着スズカデヴィアス、19年3着エアウィンザー、20年3着ダイワキャグニーと毎年のように上位を賑わせている。
一方、勝利数ではキングカメハメハ、ディープインパクト、ハーツクライの3頭が2勝ずつで並ぶ三つ巴状態。昨年も2着に8番人気サトノソルタス(父ディープインパクト)、3着には6番人気ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)が入線しており、これらの系統であれば低評価に甘んじている伏兵にも気を配る必要がありそうだ。
ブラヴァスは、父キングカメハメハ×母ヴィルシーナ(母の父ディープインパクト)。本馬は好相性を示すキングカメハメハの直仔で、母ヴィルシーナは13・14年とヴィクトリアマイルを2連覇するほか、牝馬クラシックでは3戦すべてで2着に好走してきた。本馬の馬場やコースを問わず相手なりに走れるセンスの良さは母系譲りと言えそうで、近親マーティンボロが同コースで施行された14年中日新聞杯を10番人気で勝利している実績も評価に値するものだろう。
サトノフラッグは、父ディープインパクト×母バラダセール(母の父Not for Sale)。サトノレイナスの全兄で、母バラダセールは11年にセレクシオン大賞-亜G1、ポジャデポトランカス大賞-亜G1を制したアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。本馬は東京芝2000mの2歳コースレコードホルダーでありながら、道悪や長距離も苦にしないタフさがあり、アルゼンチンの牝系らしい多様性が垣間見えている。同オーナーの所有するディープインパクト産駒が幅を利かせるレース傾向も興味深い。
デアリングタクトは、父エピファネイア×母デアリングバード(母の父キングカメハメハ)。本馬は父Roberto系×母の父キングカメハメハ系なので、16・17年と2連覇したヤマカツエースの父系と母系を入れ替えたような血統構成となる。また、父系祖父シンボリクリスエスは直仔のミトラが15年金鯱賞の勝ち馬として名を連ねているため、エピファネイアは今後の動向にも注目すべき種牡馬と言えるだろう。なお、同コースで施行された20年ローズSでは同産駒のムジカが14番人気2着と大駆けしていた。
レース条件が目まぐるしく変遷してきた中京競馬場を代表する中距離重賞で、現在は大阪杯の前哨戦の役割を担っている。G3のハンデ戦時代は一線級には届かない脇役たちの主戦場だったが、G2の別定戦になった第32回(1996年)を境に大幅にレベルアップ。第34回(1998年)のサイレンススズカ、第36回(2000年)のメイショウドトウ、第38回(2002年)のツルマルボーイなど、G1馬やのちのG1馬による勝利が多くなった。第39~41回(2003~2005年)はタップダンスシチーがレース史上初の2連覇および3連覇を達成。また、施行時期の変更にともない、第52~53回(2016~2017年)のヤマカツエースは3カ月の間隔で変則的に2連覇を飾ることになった。