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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 牡7 | 56.5 | 石川裕紀 | 栗 西浦勝一 | 476(0) | 1.45.5 | 23.8 | 11 | 35.0 | ③③③③ | |||
2 | 8 | 15 | 牡5 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 池江泰寿 | 468(0) | 1.45.5 | ハナ | 2.8 | 1 | 34.6 | ⑤⑥⑥⑤ | ||
3 | 8 | 16 | 牝5 | 53.0 | 団野大成 | 栗 奥村豊 | 498(-6) | 1.45.7 | 1 1/2 | 35.0 | 12 | 35.9 | ②②②① | ||
4 | 3 | 6 | 牡6 | 56.0 | 長岡禎仁 | 栗 杉山晴紀 | 506(-2) | 1.45.8 | アタマ | 9.9 | 4 | 34.8 | ⑦⑧⑧⑦ | ||
5 | 6 | 12 | 牝8 | 56.0 | 蛯名正義 | 栗 荒川義之 | 464(-14) | 1.45.8 | ハナ | 17.1 | 8 | 34.7 | ⑪⑩⑪⑦ | ||
6 | 1 | 1 | 牡7 | 58.0 | 菅原明良 | 栗 中竹和也 | 476(-4) | 1.46.0 | 1 1/4 | 12.5 | 5 | 34.7 | ⑮⑮⑬⑩ | ||
7 | 2 | 4 | 牡5 | 56.0 | 吉田隼人 | 栗 須貝尚介 | 512(+2) | 1.46.0 | ハナ | 40.0 | 14 | 34.6 | ⑬⑬⑬⑬ | ||
8 | 4 | 7 | 牝5 | 55.0 | 和田竜二 | 栗 西村真幸 | 506(0) | 1.46.0 | ハナ | 5.8 | 2 | 35.2 | ⑤⑤④④ | ||
9 | 1 | 2 | 牡5 | 56.0 | 藤岡佑介 | 栗 藤岡健一 | 470(-2) | 1.46.3 | 1 3/4 | 9.0 | 3 | 34.9 | ⑬⑬⑬⑬ | ||
10 | 6 | 11 | 牡8 | 56.0 | 西村淳也 | 美 小島茂之 | 464(-2) | 1.46.3 | アタマ | 69.2 | 16 | 35.3 | ⑫⑫⑧⑨ | ||
11 | 5 | 9 | 牡6 | 57.0 | 内田博幸 | 栗 浜田多実 | 474(-4) | 1.46.3 | ハナ | 20.4 | 10 | 35.1 | ⑩⑩⑫⑬ | ||
12 | 3 | 5 | 牡5 | 55.0 | 杉原誠人 | 美 藤沢和雄 | 460(0) | 1.46.5 | 1 1/4 | 20.4 | 9 | 35.6 | ⑦⑦⑥⑤ | ||
13 | 5 | 10 | 牡8 | 53.0 | 藤岡康太 | 栗 野中賢二 | 476(+4) | 1.46.5 | アタマ | 37.6 | 13 | 35.1 | ⑯⑮⑬⑯ | ||
14 | 4 | 8 | 牡5 | 56.5 | 吉田豊 | 美 小桧山悟 | 486(-2) | 1.46.7 | 1 1/4 | 17.1 | 7 | 37.1 | ①①①② | ||
15 | 7 | 13 | 牡5 | 54.0 | 岩田康誠 | 栗 松下武士 | 450(+6) | 1.46.8 | 1/2 | 15.3 | 6 | 35.8 | ⑦⑧⑧⑫ | ||
16 | 7 | 14 | 牡9 | 57.0 | 横山和生 | 栗 安達昭夫 | 512(-8) | 1.46.8 | アタマ | 49.9 | 15 | 36.1 | ④④④⑩ |
ラップタイム | 12.5 - 11.3 - 11.6 - 11.3 - 11.3 - 11.6 - 11.7 - 11.7 - 12.5 |
---|---|
前半 | 12.5 - 23.8 - 35.4 - 46.7 - 58.0 |
後半 | 58.8 - 47.5 - 35.9 - 24.2 - 12.5 |
■払戻金
単勝 | 3 | 2,380円 | 11番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 610円 | 11番人気 |
15 | 150円 | 1番人気 | |
16 | 950円 | 14番人気 | |
枠連 | 2-8 | 2,300円 | 9番人気 |
馬連 | 3-15 | 3,150円 | 10番人気 |
ワイド | 3-15 | 1,340円 | 12番人気 |
---|---|---|---|
3-16 | 9,640円 | 92番人気 | |
15-16 | 2,180円 | 23番人気 | |
馬単 | 3-15 | 9,920円 | 31番人気 |
3連複 | 3-15-16 | 32,190円 | 106番人気 |
3連単 | 3-15-16 | 231,750円 | 731番人気 |
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土曜日の小倉芝のレース結果、近年の小倉大賞典の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は前週日曜日の開催終了間際から火曜日にかけて、トータル42.5ミリの雨を記録。水曜日と木曜日には雪(降水量換算0ミリ)が降ったが、それ以降の天気に恵まれたことや気温の上昇も重なり、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。
土曜日に施行された6競走を振り返ると、勝ち馬の4角通過順位は1、4、5、2、5、6番手。枠順的にも少頭数で行われたレースを除くと、さほど大きな偏りは見られない。最後の直線で中~外に進路を取る馬が優位なのは間違いないが、外差し完全有利と決めつけるのは危険かもしれない。
実際、先週あたりから内と外に馬群が割れる間隙を突いて、馬場の真ん中を通った内~中枠の差し馬の上位入線が増加。また、馬場の良いところを回ってきた先行馬の残り目も見られる。ゆえに枠順や脚質に固執せず、馬場に適した立ち回りができそうなタイプを優先するべきだろう。
血統面については、過去5年の小倉大賞典の結果を検証すると、父サンデーサイレンス系が【3.4.3.27】、父ノーザンダンサー系が【2.1.1.20】。この2系統で連対を分け合う形になっている。重要視すべき血脈であることに疑う余地はない。
とはいえ、出走馬と照らし合わせてみると該当馬が多い感を受ける。もうひとつフィルターをかけて、過去5年の小倉大賞典の2着以内馬すべてに共通する、前走G1出走馬、または前走の単勝人気順が1ケタだった馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで条件を満たしているのは、①カデナ、③テリトーリアル、⑨バイオスパーク。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
◆アドマイヤジャスタ・須貝師「具合はいい。気難しいが、函館記念を勝っているように力はある。集中して走れれば」
◆アールスター・長岡騎手「前走より落ち着きがあります。この馬のリズムを重視して乗れれば。チャンスはある」
◆ヴァンケドミンゴ・藤岡師「前に行きすぎるのは良くないのかも。差しが決まる馬場だし、そういう競馬になる」
◆ヴァンランディ・大野助手「馬場やコースを問わず堅実。55キロならチャンスもありそう」
◆カデナ・中竹師「小倉は相性が良く、確実に脚を使う。あとはハンデを克服できれば」
◆ショウナンバルディ・松下師「相性のいいジョッキーに戻るし、今はどんな競馬でもできる。改めて、という気持ち」
◆ディアンドル・奥村師「小回り平坦は合うと思います。同型との兼ね合いひとつですね」
◆テリトーリアル・西浦師「仕上がりの良さは感じる。勝負どころから自分で動く形を取れれば」
◆デンコウアンジュ・加納助手「状態は高いレベルで維持。前回は少し太い感じだったが、今回の方が素軽い」
◆ドゥオーモ・野中師「開催が進んで、この馬向きの馬場になってきたし、53キロを生かして、展開が向けば」
◆トーラスジェミニ・小桧山師「今年は1800メートル(の重賞)を狙っていく。少しでも時計がかかってくれれば」
◆バイオスパーク・浜田師「デキは悪くありません。『ゲートを気をつけないと』と思いますから、偶数が欲しい」
◆フェアリーポルカ・和田竜騎手「反応が良くて、鋭さを感じました。今の小倉の馬場はいい」
◆ベステンダンク・安達師「大きく変わってはいないが、仕上がりは悪くない。リズムよく運んでどこまで…」
◆ボッケリーニ・池江師「折り合いがつくようになったのは大きい。道悪も走れるようになって、小倉の荒れた馬場もこなせる」
◆ロードクエスト・鈴木助手「昨夏の小倉記念は見せ場を作った。差しが決まる馬場も合いそうだし、一瞬の脚を生かせれば」
★小倉大賞典の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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2011年以降の1~3着延べ30頭の負担重量を検証すると、52キロから58キロの間で収まっている。一方で、54キロ以下の好走は当該距離で1着経験があった馬のみ。芝1800mの勝ち鞍がない軽ハンデ馬が上位争いに食い込むのは難しい。
2011年以降の3着以内延べ30頭の前走使用距離をみると、1600mから2500mまでの範囲。ただし、当レースと同距離である1800m組の好走は関西馬のみ。関東馬を選ぶ際は、距離変更組を優先したい。
前走の人気については、G1が12番人気以内、G2・G3は10番人気以内、非重賞の場合は8番人気以内が目安。2011年以降の2着以内全馬がこの条件をクリアしていた。
2011年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、20頭には小倉の芝競走で3着以内の好走歴があった。残りの10頭はいずれも小倉芝は未経験。小倉芝に出走歴がありながら、複勝圏内に入った経験がない馬は苦戦を強いられている。
2011年以降の2着以内20頭のうち、18頭は前年の12月以降に1戦以上を消化していた。例外の2頭はともに前走重賞3着以内。前走が前年の11月以前の非重賞戦だった馬や、前走が前年の11月以前で4着以下に敗れていた馬は過信禁物とみるべきだろう。
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G1の裏に行われるローカルのハンデ重賞ということもあり、U指数的にも人気的にも波乱含みの一戦となっている。U指数下位の激走は多く、2016~2018年は3年連続して二桁順位の馬が勝利した。正直、指数順に素直に買うことはオススメできない。
しかしながら、2016~2018年の勝ち馬はいずれも4番人気以内というように、指数下位の超人気薄がバンバン走っているわけではないことも押さえておく必要があるだろう。2020年1着のカデナ(3位・4番人気)や2019年1着のスティッフェリオ(4位・3番人気)のように指数と人気のバランスのとれた馬を中心に、人気の盲点になっている指数上位馬、指数下位ながらも上位人気必至の馬を絡めていくのがベストの戦略になる。
堅実性を求めるのなら、連覇を狙う1位のカデナ(98.7)と近走の安定感が際立っている2位のボッケリーニ(97.8)をおいてほかにない。いずれも上位人気確実で、過去の好走パターンにも合致する。今回と同じ小倉の芝コースで行われた愛知杯を制している4位のデンコウアンジュ(97.5)も圏内の1頭だ。そして最後に、超大穴候補として5位のロードクエスト(97.3)の名前を挙げておく。
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小倉大賞典はコース形態から平均的なラップを刻む展開になりやすく、トニービンやCaro、Seattle Slewといった長くいい脚を使える血統が狙い目となる。昨年の勝ち馬カデナも2代母の父にSeattle Slewの血を引き、18年に16頭中15番人気のブービー人気ながら2着に激走したクインズミラーグロも母の父がCaro直系のIn Excess、2代母の父がSeattle Slew直仔のSlewpyだった。なお、一昨年の勝ち馬スティッフェリオにおいてはいずれの血も引いていないが、母の父Mtotoが88年凱旋門賞-仏G1でトニービンとクビ差の接戦を演じた実績を持つ。
ヴァンケドミンゴは、父ルーラーシップ×アンフィルージュ(母の父アグネスタキオン)。サンリヴァルの全弟、ヴェルデグリーンの従弟にあたる血統で、2代母ウメノファイバーは99年オークスなど重賞を3勝。全兄サンリヴァルも18年皐月賞‐G1で2着になるなど小回りコースで活躍したが、本馬においては福島で底を見せていない戦歴から平坦コース向きの印象を受ける。父系も母系も成長力に期待できる血統なので、慣れないかたちで運んだ前走の一戦だけでは見限れないだろう。
フェアリーポルカは、父ルーラーシップ×母フェアリーダンス(母の父アグネスタキオン)。ココロノトウダイの半姉、トゥザヴィクトリーやサイレントディールの姪、トゥザグローリーやデニムアンドルビーの従妹にあたる血統。本馬はフェアリードールの直系らしいパワーと持続力に秀でたタイプなので、牝馬限定戦で末脚勝負になると分が悪い。それだけに牡馬混合のローカルハンデ戦は条件として申し分なく、立ち回りの巧さを活かせる枠順を引ければ巻き返せるだろう。
バイオスパークは、父オルフェーヴル×母ナナヨーティアラ(母の父マイネルラヴ)。メイショウライナーの半弟で、2代母ナナヨーストームは96年忘れな草賞の勝ち馬。牝系はナナヨーヒマワリやナナヨーウイングが出たナナヨーアトラスに遡る。本馬は晩成型のオルフェーヴル牡駒らしい成長曲線を描いてだけに前走は少し案外だったが、全5勝を平坦コースで挙げている実績から急坂が応えていた可能性も否めない。ステイゴールドの直系として福島記念-G3を勝利した実績は、スティッフェリオを彷彿とさせる。
(文・シンヤカズヒロ)