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京都金杯の歴史と概要
2017年の優勝馬エアスピネル
関東圏の中山金杯に対し、関西圏のその年の重賞トップバッターを務めるレース。比較的フェアな京都芝1600mの外回りコースが舞台となるが、ハンデ戦ということもあって波乱傾向にある。第39～40回（2001～2002年）はダイタクリーヴァが2連覇。第43回（2005年）はのちにマイルチャンピオンシップ、香港マイルとG1を連勝するハットトリックが優勝。第55回（2017年）は前年のクラシック戦線で常に上位に好走していたエアスピネルが貫禄勝ちを収めた。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第62回 |
2024年1月6日 京都 芝1600m |
 |
コレペティトール | 牡4 | 1:33.8 | 岩田康誠 | 栗 | 中竹和也 | 全着順を 見る |
| 第61回 |
2023年1月5日 中京 芝1600m |
 |
イルーシヴパンサー | 牡5 | 1:32.7 | 岩田望来 | 美 | 久保田貴 | 全着順を 見る |
| 第60回 |
2022年1月5日 中京 芝1600m |
 |
ザダル | 牡6 | 1:32.9 | 松山弘平 | 美 | 大竹正博 | 全着順を 見る |
| 第59回 |
2021年1月5日 中京 芝1600m |
 |
ケイデンスコール | 牡5 | 1:33.1 | 岩田康誠 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る |
| 第58回 |
2020年1月5日 京都 芝1600m |
 |
サウンドキアラ | 牝5 | 1:34.0 | 松山弘平 | 栗 | 安達昭夫 | 全着順を 見る |
| 第57回 |
2019年1月5日 京都 芝1600m |
 |
パクスアメリカーナ | 牡4 | 1:34.9 | 川田将雅 | 栗 | 中内田充 | 全着順を 見る |
| 第56回 |
2018年1月6日 京都 芝1600m |
 |
ブラックムーン | 牡6 | 1:34.3 | 武豊 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る |
| 第55回 |
2017年1月5日 京都 芝1600m |
 |
エアスピネル | 牡4 | 1:32.8 | 武豊 | 栗 | 笹田和秀 | 全着順を 見る |
| 第54回 |
2016年1月5日 京都 芝1600m |
 |
ウインプリメーラ | 牝6 | 1:33.0 | 川田将雅 | 栗 | 大久保龍 | 全着順を 見る |
| 第53回 |
2015年1月4日 京都 芝1600m |
 |
ウインフルブルーム | 牡4 | 1:32.8 | 池添謙一 | 栗 | 宮本博 | 全着順を 見る |
| 第52回 |
2014年1月5日 京都 芝1600m |
 |
エキストラエンド | 牡5 | 1:32.5 | Ｃ．ルメール | 栗 | 角居勝彦 | 全着順を 見る |
| 第51回 |
2013年1月5日 京都 芝1600m |
 |
ダノンシャーク | 牡5 | 1:33.5 | Ｃ．ルメール | 栗 | 大久保龍 | 全着順を 見る |
| 第50回 |
2012年1月5日 京都 芝1600m |
 |
マイネルラクリマ | 牡4 | 1:32.9 | 松岡正海 | 美 | 上原博之 | 全着順を 見る |
| 第49回 |
2011年1月5日 京都 芝1600m |
 |
シルポート | 牡6 | 1:33.4 | 小牧太 | 栗 | 西園正都 | 全着順を 見る |
| 第48回 |
2010年1月5日 京都 芝1600m |
 |
ライブコンサート | セ6 | 1:34.1 | 岩田康誠 | 栗 | 白井寿昭 | 全着順を 見る |
| 第47回 |
2009年1月5日 京都 芝1600m |
|
タマモサポート | 牡6 | 1:32.9 | 津村明秀 | 栗 | 藤岡健一 | 全着順を 見る |
| 第46回 |
2008年1月5日 京都 芝1600m |
|
エイシンデピュティ | 牡6 | 1:33.6 | 岩田康誠 | 栗 | 野元昭 | 全着順を 見る |
| 第45回 |
2007年1月6日 京都 芝1600m |
|
マイネルスケルツィ | 牡4 | 1:33.9 | 柴田善臣 | 美 | 稲葉隆一 | 全着順を 見る |
| 第44回 |
2006年1月5日 京都 芝1600m |
|
ビッグプラネット | 牡4 | 1:34.0 | 和田竜二 | 栗 | 南井克巳 | 全着順を 見る |
| 第43回 |
2005年1月5日 京都 芝1600m |
|
ハットトリック | 牡4 | 1:34.0 | 武豊 | 栗 | 角居勝彦 | 全着順を 見る |
| 第42回 |
2004年1月5日 京都 芝1600m |
|
マイソールサウンド | 牡5 | 1:33.3 | 本田優 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る |
| 第41回 |
2003年1月5日 京都 芝1600m |
|
サイドワインダー | 牡5 | 1:33.7 | 四位洋文 | 栗 | 北橋修二 | 全着順を 見る |
| 第40回 |
2002年1月5日 京都 芝1600m |
|
ダイタクリーヴァ | 牡5 | 1:33.8 | 武豊 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る |
| 第39回 |
2001年1月5日 京都 芝1600m |
|
ダイタクリーヴァ | 牡4 | 1:33.4 | 松永幹夫 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る |
| 第38回 |
2000年1月5日 京都 芝1600m |
|
キョウエイマーチ | 牝6 | 1:33.4 | 秋山真一郎 | 栗 | 野村彰彦 | 全着順を 見る |
| 第37回 |
1999年1月5日 京都 芝2000m |
|
ヒカリサーメット | 牡5 | 1:59.5 | 河内洋 | 栗 | 柳田次男 | 全着順を 見る |
| 第36回 |
1998年1月5日 京都 芝2000m |
|
ミッドナイトベット | 牡4 | 2:00.6 | Ｏ．ペリエ | 栗 | 長浜博之 | 全着順を 見る |
| 第35回 |
1997年1月5日 京都 芝2000m |
|
イシノサンデー | 牡4 | 2:02.3 | 四位洋文 | 栗 | 山内研二 | 全着順を 見る |
| 第34回 |
1996年1月5日 京都 芝2000m |
|
テイエムジャンボ | 牡5 | 1:59.7 | 河内洋 | 栗 | 布施正 | 全着順を 見る |
| 第33回 |
1995年1月5日 京都 芝2000m |
|
ワコーチカコ | 牝5 | 1:59.7 | Ｏ．ペリエ | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る |
| 第32回 |
1994年1月5日 阪神 芝2000m |
|
エイシンテネシー | 牝5 | 2:02.8 | 田原成貴 | 栗 | 坂口正則 | 全着順を 見る |
| 第31回 |
1993年1月5日 京都 芝2000m |
|
エルカーサリバー | 牝4 | 2:01.4 | 山田泰誠 | 栗 | 田中良平 | 全着順を 見る |
| 第30回 |
1992年1月5日 京都 芝2000m |
|
ホワイトアロー | 牡5 | 2:02.2 | 田原成貴 | 栗 | 小野幸治 | 全着順を 見る |
| 第29回 |
1991年1月5日 京都 芝2000m |
|
ダイユウサク | 牡6 | 2:00.1 | 熊沢重文 | 栗 | 内藤繁春 | 全着順を 見る |
| 第28回 |
1990年1月5日 京都 芝2000m |
|
オサイチジョージ | 牡4 | 2:01.9 | 丸山勝秀 | 栗 | 土門一美 | 全着順を 見る |
| 第27回 |
1989年1月5日 京都 芝2000m |
|
カツトクシン | 牡4 | 2:00.5 | 松永幹夫 | 栗 | 安田伊佐 | 全着順を 見る |
| 第26回 |
1988年1月5日 京都 芝2000m |
|
タマモクロス | 牡4 | 2:03.7 | 南井克巳 | 栗 | 小原伊佐 | 全着順を 見る |
| 第25回 |
1987年1月5日 京都 芝2000m |
|
ドウカンヤシマ | 牡7 | 2:03.2 | 清水英次 | 栗 | 鹿戸明 | 全着順を 見る |
| 第24回 |
1986年1月5日 京都 芝2000m |
|
エーコーフレンチ | 牡5 | 2:03.8 | 田島信行 | 栗 | 安田伊佐 | 全着順を 見る |
歴史と位置付け
「迎春賞」の競走名で1963年に創設。第4回（1966年）より「金杯」に改められ、競走名に「スポーツニッポン賞」が付くようになった。1984年のグレード制導入ともないG3に格付け。第34回（1996年）以降は、関東圏で行われている同名レースと区別するために「京都金杯」に名称変更して施行されている。現在は中山金杯が2000m戦であることに対して、京都金杯は1600m戦と距離区分ですみ分けがなされており、マイル路線でG1を目指す馬たちの上半期における始動戦としての役割を担う。
開催時期
第1回（1963年）は1月3日に施行。以降、施行時期が大幅に変更されることはなく、原則的に「新年最初の開催日」で固定されている。
競走条件
施行場所：京都芝1600m（右・外回り） 出走資格：4歳以上 １着賞金：4300万円 負担重量：ハンデキャップ
年表
| 1963年 | 京都芝2000m、5歳（現在の4歳）以上、ハンデキャップ、「迎春賞」として創設 |
|---|---|
| 1966年 | 競走名を「スポーツニッポン賞金杯」に改称、負担重量を別定に変更 |
| 1980年 | 阪神芝2000mで施行 |
| 1981年 | 負担重量をハンデキャップに変更 |
| 1984年 | G3（国内独自）に格付け |
| 1993年 | 混合競走に指定 |
| 1994年 | 阪神芝2000mで施行 |
| 1996年 | 競走名を「スポーツニッポン賞京都金杯」に改称 |
| 2000年 | 施行距離を芝1600m（外）に変更 |
| 2002年 | ダイタクリーヴァがレース史上初の2連覇を達成 |
| 2006年 | 国際競走に指定 |
| 2007年 | 国際G3に格付け |
| 2020年 | 指定交流競走に指定 |
| 2021年 | 中京芝1600mで施行 |
| 2022年 | 中京芝1600mで施行 |
| 2023年 | 中京芝1600mで施行 |
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