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オールカマー G2

日程:2024年9月22日() 中山/芝2200m

オールカマーデータ分析

コース図中山芝2200m

この先のビッグレース制覇をもくろむ実力馬が集うことの多い重賞ゆえに、前走のレースの格が結果に反映されやすい。近年はその傾向が顕著であり、2013年以降(2014年は新潟で施行)の3着以内延べ30頭中14頭を前走G1組(海外G1を含む)が占めている。その一方、前走条件クラス組の複勝圏入りは2022年2着のロバートソンキー1頭のみ。前走OP特別組の最高着順も3着どまりとなっている。あえて非重賞からの参戦馬を狙うにしても、ヒモ候補にとどめておいたほうがいいだろう。舞台となる中山芝2200mは外回りコースを使用。残り1000mもしくは800mあたりからペースアップして後半勝負になりやすく、いい脚を長く使えるタイプに向くレイアウトである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2013年以降、1番人気は【2.2.1.5】とやや苦戦。1~2番人気のワンツー決着もなし。ただし、2桁人気馬が2着連対圏に入ったことはなく、馬連の万馬券も一度しかない。波乱傾向は決して強くないので、そのあたりには注意が必要だ。馬券的に注目のゾーンは、毎年のように複勝圏入りを果たしている5~9番人気。このあたりを中核にして、好配当を狙う作戦が最も効率的と結論付けたい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-5-1-9 25.0% 50.0% 55.0% 45.5% 72.5%
2番人気 3-4-3-10 15.0% 35.0% 50.0% 75.0% 84.0%
3番人気 2-3-4-11 10.0% 25.0% 45.0% 61.0% 83.0%
4番人気 4-2-0-14 20.0% 30.0% 30.0% 141.0% 75.0%
5番人気 4-2-0-14 20.0% 30.0% 30.0% 218.5% 93.0%
6~9番人気 2-4-11-63 2.5% 7.5% 21.3% 130.9% 85.5%
10番人気以下 0-0-1-86 0.0% 0.0% 1.1% 0.0% 9.8%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 140.0% 110.0%
2.0~2.9倍 3-4-0-8 20.0% 46.7% 46.7% 42.0% 61.3%
3.0~4.9倍 3-7-5-9 12.5% 41.7% 62.5% 51.7% 102.1%
5.0~7.9倍 7-2-4-18 22.6% 29.0% 41.9% 151.3% 87.1%
8.0~14.9倍 2-3-2-20 7.4% 18.5% 25.9% 75.2% 75.9%
15.0~19.9倍 1-2-5-18 3.8% 11.5% 30.8% 75.0% 125.0%
20.0~49.9倍 1-2-4-43 2.0% 6.0% 14.0% 76.0% 73.6%
50.0倍以上 1-0-0-91 1.1% 1.1% 1.1% 72.5% 6.2%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 1,950円 200円 767円
複勝 850円 110円 279円
枠連 10,080円 490円 2,451円
馬連 10,970円 490円 2,835円
ワイド 6,030円 180円 1,299円
馬単 23,660円 690円 5,851円
3連複 56,470円 490円 12,191円
3連単 255,930円 1,640円 67,814円

【脚質】
コースレイアウト的に勝負どころからのロングスパート戦になりやすく、相応の機動力と持久力を求められる。一方、中山施行の過去9回(2013、2015~2022年)において上がり3F最速馬が【6.3.1.3】と活躍しているように、末脚の要求度もそれなりに高い。ある程度の位置から流れに応じて立ち回り、最後まで持続的に脚を使える馬が有利といえよう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 3-2-0-16 14.3% 23.8% 23.8% 392.9% 76.2%
先行 11-7-7-48 15.1% 24.7% 34.2% 66.6% 74.0%
差し 5-10-12-70 5.2% 15.5% 27.8% 74.9% 85.8%
追込 1-1-1-73 1.3% 2.6% 3.9% 12.0% 6.8%

【枠順】
過去20年の枠順別成績を確認すると、各項目のトップがバラバラで、極端な偏りはないように思える。しかしながら、中山施行の直近9回において5~8枠同士の3連単、3連複、馬単、馬連が成立したケースはゼロ。対照的に1~4枠からは必ず最低1頭が2着連対圏を確保している。そのあたりを考慮すると、真ん中より内の枠に対する意識を強めたほうがベターだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-7-0-18 3.8% 30.8% 30.8% 18.1% 80.8%
2枠 2-3-3-22 6.7% 16.7% 26.7% 90.3% 66.7%
3枠 3-4-4-20 9.7% 22.6% 35.5% 50.3% 113.5%
4枠 2-1-2-27 6.3% 9.4% 15.6% 236.9% 56.6%
5枠 2-2-6-24 5.9% 11.8% 29.4% 27.4% 64.1%
6枠 3-2-3-26 8.8% 14.7% 23.5% 138.8% 67.1%
7枠 4-0-1-33 10.5% 10.5% 13.2% 30.3% 18.9%
8枠 3-1-1-37 7.1% 9.5% 11.9% 51.7% 29.3%

【血統】
近年、その存在感を拡大しつつあるのがグラスワンダーの直系で、2007年2着シルクネクサス、2011年1着アーネストリー(以上、グラスワンダー産駒)、2016年1着ゴールドアクター、2021年1着ウインマリリン(以上、スクリーンヒーロー産駒)、2022年1着ジェラルディーナモーリス産駒)とグラスワンダースクリーンヒーローモーリスの3世代にわたる種牡馬の産駒たちが勝ち負けを演じている。ほか、ステイゴールドに所縁ある血統馬も毎年のように上位を賑わせており、2019~2022年には2019年1着スティッフェリオ、2020年3着ステイフーリッシュ、2021年2着&2022年3着ウインキートスと直系が4年連続で3着以内に好走。なお、2015年の勝ち馬ショウナンパンドラにおいては、ステイゴールドの姪にあたる続柄だった(中山芝2200mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。

◆同コース種牡馬別成績(中山競馬場/芝/2200m/過去5年)集計期間:2019/03/17~2024/03/17

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 9-11-7-51 11.5% 25.6% 34.6% 118.6% 88.6%
2 キングカメハメハ 7-1-3-24 20.0% 22.9% 31.4% 121.1% 62.9%
3 ハーツクライ 5-8-8-66 5.7% 14.9% 24.1% 42.6% 60.9%
4 ルーラーシップ 5-8-3-45 8.2% 21.3% 26.2% 68.7% 66.9%
5 オルフェーヴル 5-3-5-34 10.6% 17.0% 27.7% 71.1% 66.0%
6 ハービンジャー 5-3-4-49 8.2% 13.1% 19.7% 53.0% 35.4%
7 モーリス 5-3-4-30 11.9% 19.0% 28.6% 119.0% 88.6%
8 ゴールドシップ 4-14-6-63 4.6% 20.7% 27.6% 72.3% 113.3%
9 エピファネイア 4-2-5-27 10.5% 15.8% 28.9% 64.5% 67.6%
10 キタサンブラック 3-1-0-4 37.5% 50.0% 50.0% 217.5% 92.5%
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