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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 15 | 牡5 | 56.0 | 石橋脩 | 美 大竹正博 | 504(+12) | 1.45.1 | 6.8 | 3 | 34.4 | ⑩⑨⑧ | |||
2 | 7 | 13 | 牡4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 国枝栄 | 496(-2) | 1.45.2 | クビ | 11.8 | 6 | 34.3 | ⑭⑮⑫ | ||
3 | 4 | 7 | 牡4 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 高野友和 | 460(+4) | 1.45.4 | 1 1/4 | 6.5 | 2 | 34.8 | ⑬⑩⑦ | ||
4 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 中内田充 | 494(-4) | 1.45.4 | クビ | 14.3 | 8 | 34.7 | ⑧⑩⑧ | ||
5 | 8 | 18 | 牡5 | 56.0 | 武藤雅 | 美 武藤善則 | 480(-2) | 1.45.5 | クビ | 49.7 | 13 | 35.3 | ②②② | ||
6 | 3 | 6 | セ5 | 56.0 | 吉田豊 | 美 小手川準 | 462(-12) | 1.45.6 | 1/2 | 31.6 | 11 | 34.4 | ⑩⑯⑯ | ||
7 | 8 | 17 | 牡4 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 440(+12) | 1.45.6 | ハナ | 13.2 | 7 | 34.7 | ⑩⑩⑫ | ||
8 | 5 | 10 | 牡7 | 56.0 | 田辺裕信 | 栗 河内洋 | 504(+4) | 1.45.7 | 3/4 | 128.5 | 17 | 34.5 | ⑰⑯⑯ | ||
9 | 5 | 9 | 牡4 | 56.0 | 木幡巧也 | 美 尾形和幸 | 508(+2) | 1.45.8 | 1/2 | 11.3 | 5 | 35.3 | ③④③ | ||
10 | 4 | 8 | 牡4 | 56.0 | C.ルメー | 栗 池江泰寿 | 462(-4) | 1.46.4 | 3 1/2 | 3.9 | 1 | 36.0 | ⑥⑤③ | ||
11 | 1 | 2 | 牡4 | 56.0 | 武豊 | 栗 友道康夫 | 510(+2) | 1.46.5 | クビ | 25.1 | 10 | 35.8 | ⑧⑩⑧ | ||
12 | 7 | 14 | 牡4 | 56.0 | 野中悠太 | 美 上原博之 | 510(+10) | 1.46.5 | クビ | 34.7 | 12 | 35.8 | ⑥⑤⑧ | ||
13 | 1 | 1 | 牡7 | 56.0 | 柴田善臣 | 美 相沢郁 | 442(+6) | 1.46.6 | クビ | 170.3 | 18 | 35.4 | ⑱⑱⑯ | ||
14 | 8 | 16 | 牡5 | 57.0 | M.デムー | 栗 池江泰寿 | 518(+4) | 1.46.7 | 3/4 | 7.6 | 4 | 35.8 | ⑮⑤⑫ | ||
15 | 6 | 12 | 牡7 | 56.0 | 菊沢一樹 | 美 菊沢隆徳 | 554(-2) | 1.46.7 | クビ | 56.4 | 15 | 35.6 | ⑮⑩⑮ | ||
16 | 3 | 5 | 牡6 | 58.0 | 三浦皇成 | 栗 池添学 | 488(+6) | 1.46.9 | 3/4 | 54.0 | 14 | 36.7 | ①①① | ||
17 | 2 | 4 | 牡7 | 56.0 | 石川裕紀 | 美 手塚貴久 | 518(0) | 1.47.0 | 1/2 | 14.5 | 9 | 36.6 | ③⑤③ | ||
18 | 6 | 11 | 牡5 | 56.0 | 江田照男 | 美 高木登 | 486(0) | 初B | 1.47.0 | クビ | 92.9 | 16 | 36.6 | ③②③ |
ラップタイム | 12.6 - 11.3 - 11.4 - 11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.1 - 11.4 - 12.4 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.9 - 35.3 - 47.0 - 58.8 |
後半 | 58.1 - 46.3 - 34.9 - 23.8 - 12.4 |
■払戻金
単勝 | 15 | 680円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 15 | 280円 | 3番人気 |
13 | 380円 | 6番人気 | |
7 | 220円 | 2番人気 | |
枠連 | 7-7 | 3,550円 | 13番人気 |
馬連 | 13-15 | 6,110円 | 20番人気 |
ワイド | 13-15 | 2,000円 | 21番人気 |
---|---|---|---|
7-15 | 1,160円 | 9番人気 | |
7-13 | 1,470円 | 13番人気 | |
馬単 | 15-13 | 11,170円 | 39番人気 |
3連複 | 7-13-15 | 13,090円 | 36番人気 |
3連単 | 15-13-7 | 84,860円 | 245番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のエプソムカップの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間の雨量はゼロ。土曜日も好天に恵まれ、芝コースは終日良馬場(JRA発表)での開催となった。ちなみに火曜日に芝刈りを実施。散水作業も火曜日から金曜日にかけて、連日行われている。つまり、芝の生育状況が良好で、路盤の状態も悪くないということである。
しかし、土曜日の結果を振り返ると、枠順については外枠優勢。2歳新馬を除く芝競走4クラにおける3着以内12頭のうち、実に9頭を6~8枠の馬が占めている。連続開催の8週目、高速決着頻発に伴う馬場の劣化も重なって、内めを運ぶ馬の優位性が無きに等しい状態になってきた。
勝ち馬の4角通過順位は、4、3、3、1番手。1着馬だけを捉えると先行優勢のように思えるが、これは展開によるものが大きい。2~3着には4角10番手前後に位置した待機勢の食い込みも見られることから、前有利とは言い難いものがある。
事実、連対馬8頭すべてが上がり3ハロン5位以内でフィニッシュしている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要。少なくともスピードだけで押し切るのは容易ではない。その点はしっかりと頭に入れておくべきだ。
日曜日の天気は午後から下り坂。ただ、雨量がどの程度になるのか、現時点(13日7時の時点)では不透明。降り出しが早まると、雨量次第で馬場コンディションに影響を及ぼす可能性もあるが、予報通りなら何とか持ちそうな感じではある。
判断するに悩ましいが、よほどの雨量でもない限りは、土曜日の傾向を踏襲する公算は高い。となれば、スムーズに加速可能な位置をキープできそうな馬を優先すべき。枠順も同様で、引き続き外めの枠(6~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいのではないか。
血統面に関しては、近5年のエプソムカップを検証すると、キングマンボならびにサンデーサイレンスの系統産駒が優勢。3着以内15頭中12頭を占めている。条件を満たす馬は今年も要注目といえよう。
ただ、出走馬と照らし合わせてみると該当馬が多い印象。ゆえに、しっかりとした末脚を要求されるコンディションであることを考慮し、近2走内に上位の上がり3ハロンタイム(芝競走で3位以内)を記録している馬に的を絞りたい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(6~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑭ガロアクリーク、⑮ザダル、⑯シュリ。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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日曜日に行われるエプソムカップの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①プレシャスブルー【B】
美浦南W併走。鞍上の仕掛けに素早く反応し、僚馬をあっさりと突き放した。四肢の可動域こそ狭く映るが、脚さばきは軽く首もしっかりと使えている。得意とする消耗戦になれば、出番があるかもしれない。
②マイラプソディ【B】
栗東CW単走。やや集中力を欠く場面もあったが、動きに硬さはなく、制御も利いている。ハミ受けが浅い点は気になるも、軸のブレが少ない走りをみるに、雰囲気は決して悪くない。現状の力を出せる態勢にある。
③ヴェロックス【C】
栗東坂路単走。それなりのタイムを計時したものの、いい頃に比べて前肢の出が小さくトビも低い。この馬らしい弾力性に富んだフォームは最後まで見受けられなかった。その点を踏まえると、評価を上げるには躊躇してしまう。
④セダブリランテス【C】
美浦坂路単走。加速ラップを刻んだものの、頭の位置が安定せず、躍動感という面では今ひとつ。手前替えに手間取ったことやハミ受けの浅い点も気になるところ。最終追いの動きを見る限り、積極的には手が出ない。
⑤エアアルマス【B】
栗東坂路単走。全体時計を抑えた調整ながら、ブレの少ない好フォームで駆け上がった。坂路巧者なので過剰評価は禁物だが、デキ自体は良さそう。テンションを維持したうえで、スムーズに運ぶことができれば浮上の余地はある。
⑥ヒュミドール【A】
美浦南W単走。軽く流す程度の内容ながら、体を柔らかく使えており、推進力も前にしっかりと伝わっている印象。前回の中間時に比べて動きに無駄が少なく、追えば伸びそうな余力も十分に残している。好気配。
⑦ファルコニア【B】
栗東坂路単走。気負い気味で完歩も小さく映るが、フォームにブレは少なく、脚どりもしっかりしている。右手前主導の走りから今回の舞台は悪くなさそう。その一方、左手前が長続きしないようなので、コーナーをスムーズにこなせるかどうか。それが焦点になる。
⑧アルジャンナ【B】
栗東坂路単走。右手前のまま最後まで引っ張ったが、それは1週前追いも同じ。元来、手前の切り替えに手こずる馬ではなく、左回りを意識した調整と捉えるべきだろう。前傾寄りのフォームをみるに、最後の直線でだらだら坂が待ち構える府中の形態は合いそう。要警戒の1頭だ。
⑨ヤシャマル【B】
美浦坂路併走。首の出が悪く、推進力を上に逃す完歩も見られるが、鞍上のアクションに見合ったラップは刻めている。時計が出やすいコンディションゆえに過度の評価はしづらいものの、自発的にハミをとる前向きさがあるし、脚元の動きも力強い。侮れない存在だ。
⑩ワンダープチュック【B】
栗東坂路単走。前肢の出が窮屈に映るが、この馬とすればマシなほう。最後まで集中を切らさずしぶとく粘っており、自身の長所は出せている印象。実戦を1回叩いた効果はそれなりに窺える。少なくとも、昨秋の毎日王冠時より気配はいい。
⑪ニシノデイジー【C】
美浦南W単走。コーナーリングの際に気負いが過ぎて、ハミを取らないなど癖の強い部分を出す場面も。スピードに乗ったあとの伸びやかな動きをみるに非凡な能力を備えているのは間違いないが……。上位進出には鞍上の巧みなエスコートが必須といえよう。
⑫ミラアイトーン【C】
美浦南B単走。順調に本数を消化している一方で、大きく変わってきた様子は窺えない。良くも悪くも平行線といった印象が強く、前回を超えるパフォーマンスを望めるかどうかについては疑問符がつく。
⑬サトノフラッグ【C】
美浦南W併走。僚馬の勢いに押され気味だったことは目をつぶるにしても、力みがちで動きが硬く、しまいにかけては惰性で走っている印象を受ける。このひと追いでどこまで変われるか、といったところか。
⑭ガロアクリーク【A】
美浦南W併走。テンポ良く走れているし、鞍上の指示に対しても従順。昨年末および競走除外となった都大路S当時に比べて、後肢の踏み込みが深くなり、振り幅も大きくなったように映る。それでいて脚運びは軽快そのもの。いい状態でレースに臨めそうだ。
⑮ザダル【B】
美浦南W併走。体勢不利の形でゴールしたが、この馬のデキが悪いというよりも、相手を褒めるべきだろう。手前の変換に手間取った点は割引も、競る気配は十分出ているし、上がりのラップも合格点レベル。動ける態勢にあると判断したい。
⑯シュリ【B】
栗東坂路単走。テンションが高く、鞍上は制御にひと苦労。後肢の甘さが目につくところも相変わらず。それでいて水準以上のタイムを計時するのだから、確かな能力の持ち主であることは間違いない。ようは実戦に行っての折り合いひとつ。鞍上の手腕に委ねるほかない。
⑰アドマイヤビルゴ【B】
栗東坂路単走。トビが低く体を持て余し気味の走りながらも、前肢の動きは力強く、手前の切り替えもスムーズ。前回の最終追い時に比べると、コントロールがしやすくなっているように思える。いい仕上がり具合ではないか。
⑱アトミックフォース【B】
美浦南W単走。直線で気合をつけられると機敏な反応を示し、力強い脚どりで駆け抜けた。頭が高く首の可動域も狭いが、それはいつものこと。四肢はスムーズに動いているし、この馬とすれば時計も及第点レベル。順調とみていいだろう。
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◆アドマイヤビルゴ・藤本助手「順調にメニューを消化。いい状態」
◆アトミックフォース・武藤師「力をつけているし展開ひとつ」
◆アルジャンナ・池江師「(東京は)この馬の脚が生かせる。あとは折り合いだけ」
◆ヴェロックス・片山助手「この馬に合う条件というイメージ」
◆エアアルマス・池添学師「この馬には楽な時計。距離も大丈夫」
◆ガロアクリーク・上原師「1回使った方がいい馬なのでどうか」
◆ザダル・大竹師「まだ体も息遣いも重さがあるが、レースまでに良くなってくれば」
◆サトノフラッグ・国枝師「しまいにしっかり脚を使わせる競馬の方がいいのかも」
◆シュリ・池江師「前進気勢が旺盛な馬。距離が課題になりそう」
◆セダブリランテス・田中助手「久しぶりに大きな休養を挟まず、上積みを感じる」
◆ニシノデイジー・高木師「今回はブリンカーを着用。調教では効きすぎるくらい」
◆ファルコニア・高野師「きれいな跳びをするので東京は合いそう」
◆プレシャスブルー・相沢師「前走であの馬場で走れたのはびっくり。今週の動きも上々」
◆マイラプソディ・岩崎助手「広いコースはいい」
◆ミラアイトーン・菊沢師「荒れた馬場は合わない。今の東京の馬場なら大丈夫」
◆ヤシャマル・尾形師「近走ではいい勝負根性も見せている。東京の舞台適性も高い」
◆ワンダープチュック・河内師「前回は休み明け。上積みがありそう」
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特別指定交流競走となった、2012年以降の3着以内延べ27頭の馬齢をみると、4歳から7歳までの間。ただし、7歳の最高着順は3着止まりとなっている。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①プレシャスブルー ④セダブリランテス ⑩ワンダープチュック ⑫ミラアイトーン
2012年以降の1~2着全馬が前走でオープンクラスのレースに出走していた。条件クラス経由の馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
⑦ファルコニア ⑨ヤシャマル
2012年以降の2着以内18頭中17頭が前走で単勝6番人気以内の支持を集めていた。例外は前走で香港のチャンピオンズマイルに出走していた、2014年の2着馬マイネルラクリマのみ。前走が国内戦、かつ当時の単勝人気順が7番手以下だった馬は劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
①プレシャスブルー ⑩ワンダープチュック ⑪ニシノデイジー ⑰アドマイヤビルゴ
2012年以降、前走の馬体重が500キロ超だった馬で2着連対圏に入ったのは、2015年2着サトノアラジンと2020年1着ダイワキャグニーの2頭だけ。ともに東京芝1800mのオープン特別で勝利経験があった。当該コースのオープンクラスで勝ち鞍がない大型馬は強調しづらい。
(減点対象馬)
②マイラプソディ ④セダブリランテス ⑨ヤシャマル ⑫ミラアイトーン ⑯シュリ
2012年以降の3着以内馬はいずれも、同年の2月以降に1戦以上を消化していた。前走が同年の1月以前だった馬は評価を下げたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
③ヴェロックス ⑭ガロアクリーク ⑮ザダル
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マイル(安田記念)と中距離(宝塚記念)の谷間に組まれている千八のG3ということもあってか、このエプソムCは実力拮抗の大混戦になりやすく、上位と下位の指数差が出にくい傾向にある。U指数二桁順位の激走も頻繁に見られるのだが、数値的に上位勢と大差はなく、なおかつ上位人気に支持されているというパターンも多い。レース自体は大荒れよりもちょい荒れ程度の決着が多いので、数値も含めたU指数と人気をうまく勘案しながら有力馬を絞り込んでいきたいところだ。
まず注目したいのは1位の⑮ザダル(99.2)。2位に付けている1.3の指数差は、今年の登録メンバー内では大きな開きといえ、抜けた存在と評価することができる。しっかり押さえておくべきだろう。
2位タイで3頭並んでいるなかからは、ルメール騎手を配して勝負気配の漂う素質馬の⑧アルジャンナ(97.9)を指名。千八は勝ち鞍こそないもののオール3着以内で、東京芝1800mでは重賞2着歴もある。この馬があっさり勝ってもなんら不思議ではない。
以下、芝・ダを合わせ千八では4戦負け知らずの5位④セダブリランテス(97.6)と、昨年のクラシック戦線で高いパフォーマンスを発揮していた8位の⑬サトノフラッグ(96.0)を押さえておく。
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梅雨時ということもあり、直近3年はいずれもレース当日に雨が降っているが、不良として施行された昨年はキングカメハメハ産駒の9番人気ダイワキャグニーが勝利。なお、直近2年はキングカメハメハが種牡馬として2連覇を果たしており、昨年は同じKingmamboが父となるキングズベスト産駒のトーラスジェミニも18番人気3着と大駆けしている。3年前の2018年もNureyev(=Kingmamboの母の父)の血を引く馬が1~4着と上位を占めるなど、タフな馬場になった際にはNureyevのパワーが活きる傾向にあるようだ。
ほか、4勝を挙げるディープインパクトも注目に値する種牡馬。2015年には同産駒が1~3着を独占しており、タイム差なしの接戦だった1着エイシンヒカリと2着サトノアラジンは母の父Storm Catという配合的な共通点も持つ。父ディープインパクト×母の父Storm Catは同コースで施行される毎日王冠でも存在感を示しているだけに、東京芝1800mでは気を配るべき配合と言えるだろう。
アルジャンナは、父ディープインパクト×母コンドコマンド(母の父Tiz Wonderful)。Tiz Wonderfulの母の父ヘネシーはStorm Cat直仔となるため、本馬は間接的にディープインパクト×Storm Catの配合を満たすことになる。東京芝1800mは19年東京スポーツ杯2歳Sで2着の実績があり、エンジンのかかりが遅いタイプでもあるので距離延長となる臨戦も歓迎だろう。膝の手術明けとなった前々走の洛陽Sでも上がり3F32秒8の末脚を披露し、前走マイラーズカップでは直線モタれながらも2着になるなど、やはり重賞級と見て差し支えない能力を持っている。
サトノフラッグは、父ディープインパクト×母バラダセール(母の父Not for Sale)。サトノレイナスの全兄で、昨年の勝ち馬ダイワキャグニーの遠縁にあたる血統。本馬は道悪の20年弥生賞ディープインパクト記念を制しているものの、東京芝2000mの2歳コースレコードホルダーであることを鑑みれば、本質的には時計の速い馬場でこそのタイプだろう。また、母の父Not for Saleは末脚切れる血統でもないので、前走金鯱賞で積極的な立ち回りをしたことがプラスに働く可能性もありそうだ。
ザダルは、父トーセンラー×母シーザシー(母の父Lemon Drop Kid)。父はディープインパクト直仔のトーセンラー、母の父はKingmambo直仔のLemon Drop Kidなので、大まかな血統構成は18年3着グリュイエール(父ディープインパクト×母の父キングカメハメハ)と似ている。近年、好走の目立つKingmamboの血脈を持つことに加え、当該コースは20年毎日王冠で馬場を苦にしながらも5着の実績があり、出走するメンバーのなかで芝1800mの持ち時計が1位ということも強調しやすい。
編集部(以下、編) 東京の5週連続G1が終わり、久しぶりにG1の組まれていない週を迎えることになりました。
新良(以下、新) 上半期はまだ宝塚記念が残っていますが、春のG1シリーズも一段落といったところですね。
編 夏競馬の足音が徐々に聞こえてきている感じがします。
新 札幌が開幕しましたから、なおのことでしょう。
編 ビッグレースの少ないシーズンに入りますが、馬券にはレースの格は関係ありません。
新 おっしゃる通りです。G2もG3も、くまなくヒットさせていきたいと思います。
編 日曜日は東京でエプソムC、札幌で函館スプリントSが行われますが、どちらを攻めていきましょう?
新 エプソムを取り上げたいですね。
編 ズバリ、どれが狙い目になりますか?
新 田辺裕信騎手から石橋脩騎手に乗り替わる⑮ザダルです。
編 石橋騎手は3歳時にこの馬の主戦を務めていましたので、手戻りのかたちになりますね。
新 はい。日本ダービーへの出走はなかったものの、プリンシパルSを制したコンビの復活です。
編 セントライト記念でも3着に好走していますね。
新 そうなんです。このコンビは実績十分で、石橋騎手は馬のことをとてもよく理解していると思います。
編 それが大きな強調材料になるわけですね。
新 そういうことです。田辺騎手も悪くはありませんが、この馬に関しては戦力アップと評価していいでしょう。石橋騎手は東京芝1800mで、2017~2019年が9.8%、2020年以降が10.0%とまずまずのコース勝率をマーク。この舞台も歓迎です。
編 馬は長期休養明けになりますが、状態のほうは……。
新 休み明けはなんの問題もありません。この馬は生産こそ新冠橋本牧場ですが、育成・外厩調教はノーザンファームが担当。今のノーザンファームは、レース間隔の空いた馬を仕上げる技術がズバ抜けていますから。
編 そういえば、天栄調教で安田記念を勝ったダノンキングリーも昨秋の天皇賞(秋)以来の競馬でした。
新 まさに典型的な成功例ですよね。ザダル自身も間隔をとって使われてきた馬ですので、久々は慣れていることでしょう。
編 能力的にはいかがですか?
新 前走の毎日王冠は5着で、勝ったサリオス以下との差はわずかでした。相手関係は今回のほうが楽ですので、十分に通用するでしょう。
新 同じ舞台ですし、さらに着順を上げてくる可能性は高そうですね。
編 持ち味の鋭い末脚を披露して、外から豪快に差し切ってほしいです。
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