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中山金杯の歴史と概要
2015年の優勝馬ラブリーデイ
関東圏の新年第一弾の重賞として親しまれている名物レース。紛れの多い中山芝2000mかつ毎年多頭数で行われるため、波乱決着も少なくない。第45回（1996年）、第46回（1997年）はベストタイアップが、第57回（2008年）、第58回（2009年）はアドマイヤフジが、それぞれ連覇を達成している。第64回（2015年）で初重賞制覇を飾ったラブリーデイがその後に大きく飛躍し、同年の宝塚記念、天皇賞（秋）を制した。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第72回 |
2023年1月5日 中山 芝2000m |
 |
ラーグルフ | 牡4 | 2:00.2 | 戸崎圭太 | 美 | 宗像義忠 | 全着順を 見る |
| 第71回 |
2022年1月5日 中山 芝2000m |
 |
レッドガラン | 牡7 | 2:00.1 | 斎藤新 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る |
| 第70回 |
2021年1月5日 中山 芝2000m |
 |
ヒシイグアス | 牡5 | 2:00.9 | 松山弘平 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る |
| 第69回 |
2020年1月5日 中山 芝2000m |
 |
トリオンフ | セ6 | 1:59.5 | Ｍ．デムーロ | 栗 | 須貝尚介 | 全着順を 見る |
| 第68回 |
2019年1月5日 中山 芝2000m |
 |
ウインブライト | 牡5 | 1:59.2 | 松岡正海 | 美 | 畠山吉宏 | 全着順を 見る |
| 第67回 |
2018年1月6日 中山 芝2000m |
 |
セダブリランテス | 牡4 | 1:59.8 | 戸崎圭太 | 美 | 手塚貴久 | 全着順を 見る |
| 第66回 |
2017年1月5日 中山 芝2000m |
 |
ツクバアズマオー | 牡6 | 2:00.6 | 吉田豊 | 美 | 尾形充弘 | 全着順を 見る |
| 第65回 |
2016年1月5日 中山 芝2000m |
 |
ヤマカツエース | 牡4 | 2:01.2 | 池添謙一 | 栗 | 池添兼雄 | 全着順を 見る |
| 第64回 |
2015年1月4日 中山 芝2000m |
 |
ラブリーデイ | 牡5 | 1:57.8 | Ｆ．ベリー | 栗 | 池江泰寿 | 全着順を 見る |
| 第63回 |
2014年1月5日 中山 芝2000m |
 |
オーシャンブルー | 牡6 | 2:00.1 | Ｆ．ベリー | 栗 | 池江泰寿 | 全着順を 見る |
| 第62回 |
2013年1月5日 中山 芝2000m |
 |
タッチミーノット | 牡7 | 1:59.5 | 横山典弘 | 美 | 柴崎勇 | 全着順を 見る |
| 第61回 |
2012年1月5日 中山 芝2000m |
|
フェデラリスト | 牡5 | 1:59.4 | 蛯名正義 | 美 | 田中剛 | 全着順を 見る |
| 第60回 |
2011年1月5日 中山 芝2000m |
|
コスモファントム | 牡4 | 1:59.8 | 松岡正海 | 栗 | 宮徹 | 全着順を 見る |
| 第59回 |
2010年1月5日 中山 芝2000m |
|
アクシオン | 牡7 | 2:00.8 | 藤田伸二 | 美 | 二ノ宮敬 | 全着順を 見る |
| 第58回 |
2009年1月4日 中山 芝2000m |
|
アドマイヤフジ | 牡7 | 1:58.5 | 川田将雅 | 栗 | 橋田満 | 全着順を 見る |
| 第57回 |
2008年1月5日 中山 芝2000m |
|
アドマイヤフジ | 牡6 | 2:00.7 | 川田将雅 | 栗 | 橋田満 | 全着順を 見る |
| 第56回 |
2007年1月6日 中山 芝2000m |
|
シャドウゲイト | 牡5 | 2:02.4 | 田中勝春 | 美 | 加藤征弘 | 全着順を 見る |
| 第55回 |
2006年1月5日 中山 芝2000m |
|
ヴィータローザ | 牡6 | 1:59.4 | 柴山雄一 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る |
| 第54回 |
2005年1月5日 中山 芝2000m |
|
クラフトワーク | 牡5 | 1:59.0 | 横山典弘 | 美 | 後藤由之 | 全着順を 見る |
| 第53回 |
2004年1月5日 中山 芝2000m |
|
アサカディフィート | セ6 | 1:59.2 | 中舘英二 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る |
| 第52回 |
2003年1月5日 中山 芝2000m |
|
トーホウシデン | 牡6 | 2:00.0 | 田中勝春 | 美 | 田中清隆 | 全着順を 見る |
| 第51回 |
2002年1月5日 東京 芝2000m |
|
ビッグゴールド | 牡4 | 1:59.0 | 柴田善臣 | 栗 | 中尾正 | 全着順を 見る |
| 第50回 |
2001年1月5日 中山 芝2000m |
|
カリスマサンオペラ | 牝4 | 2:01.2 | 中舘英二 | 栗 | 崎山博樹 | 全着順を 見る |
| 第49回 |
2000年1月5日 中山 芝2000m |
|
ジョービッグバン | 牡5 | 2:01.4 | 山田和広 | 栗 | 坪正直 | 全着順を 見る |
| 第48回 |
1999年1月5日 中山 芝2000m |
|
サイレントハンター | 牡6 | 2:00.8 | 吉田豊 | 美 | 大久保洋 | 全着順を 見る |
| 第47回 |
1998年1月5日 中山 芝2000m |
|
グルメフロンティア | 牡6 | 2:01.4 | 岡部幸雄 | 美 | 田中清隆 | 全着順を 見る |
| 第46回 |
1997年1月5日 中山 芝2000m |
|
ベストタイアップ | 牡5 | 2:01.5 | 岡部幸雄 | 美 | 松山康久 | 全着順を 見る |
| 第45回 |
1996年1月5日 東京 芝2000m |
|
ベストタイアップ | 牡4 | 1:59.3 | 横山典弘 | 美 | 松山康久 | 全着順を 見る |
| 第44回 |
1995年1月5日 中山 芝2000m |
|
サクラローレル | 牡4 | 2:00.5 | 小島太 | 美 | 境勝太郎 | 全着順を 見る |
| 第43回 |
1994年1月5日 中山 芝2000m |
|
ヒダカハヤト | 牡7 | 2:00.7 | 大塚栄三郎 | 美 | 森安弘昭 | 全着順を 見る |
| 第42回 |
1993年1月5日 中山 芝2000m |
|
セキテイリュウオー | 牡4 | 2:00.5 | 田中勝春 | 美 | 藤原敏文 | 全着順を 見る |
| 第41回 |
1992年1月5日 中山 芝2000m |
|
トウショウファルコ | 牡6 | 1:59.6 | 柴田政人 | 美 | 新関力 | 全着順を 見る |
| 第40回 |
1991年1月5日 中山 芝2000m |
|
カリブソング | 牡5 | 2:00.4 | 柴田政人 | 美 | 加藤修甫 | 全着順を 見る |
| 第39回 |
1990年1月5日 中山 芝2000m |
|
メジロモントレー | 牝4 | 2:00.4 | 横山典弘 | 美 | 奥平真治 | 全着順を 見る |
| 第38回 |
1989年1月5日 中山 芝2000m |
|
ニシノミラー | 牡5 | 2:00.7 | 武藤善則 | 美 | 佐藤全弘 | 全着順を 見る |
| 第37回 |
1988年1月5日 中山 芝2000m |
|
アイアンシロー | 牡6 | 2:01.9 | 蓑田早人 | 美 | 森末之助 | 全着順を 見る |
| 第36回 |
1987年1月5日 中山 芝2000m |
|
トチノニシキ | 牝5 | 2:02.6 | 蛯沢誠治 | 美 | 栗田博憲 | 全着順を 見る |
| 第35回 |
1986年1月5日 中山 芝2000m |
|
クシロキング | 牡4 | 2:01.6 | 岡部幸雄 | 美 | 中野隆良 | 全着順を 見る |
歴史と位置付け
1952年にレース創設。当初の競走名は「金杯」のみだった（1966年以降は「日刊スポーツ賞」が競走名に付くようになった）。1970年代は東京を中心に開催されていたが、1980年以降は中山開催で定着。1984年のグレード制導入時にG3に格付けされた。1996年に、関西圏で行われている同名レースとの差別化を図るために、現行の名称に改められ現在に至っている。冬場のハンデ重賞ゆえに超一流馬の参戦は見られないが、年明け最初の重賞とあって注目度は高く、関西圏の京都金杯と合わせてG1並みの馬券の売り上げを誇る。
開催時期
第1～9回は1月の中旬に開催されていたが、1961年の第10回以降は原則「新年最初の開催日」に固定されるようになった。第21回（1972年）は馬インフルエンザの影響を受け、4月に福島で開催されている。
競走条件
近1年以内に出走歴のある4歳以上馬が出走可能。負担重量規定は、第3～9回は別定、第1～2回ならびに第10回以降はハンデキャップ。1994年に混合競走に指定され外国産馬が、2006年に国際競走に指定され外国調教馬が、それぞれ出走できるようになった。
年表
| 1952年 | 「金杯」創設。中山芝2600mで第１回施行 |
|---|---|
| 1961年 | 施行距離を芝2000mに変更 |
| 1966年 | 競走名に「日刊スポーツ賞」が付加される |
| 1971年 | 東京ダート2100mで施行 |
| 1972年 | 福島芝2000mで施行 |
| 1978年 | 東京ダート2100mで施行 |
| 1984年 | グレード制導入。G3に格付け |
| 1994年 | 混合競走となり外国産馬が出走可能に |
| 1996年 | 競走名を「中山金杯」に改称。東京芝2000mで施行 |
| 2006年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に |
| 2020年 | 地方競馬所属馬の出走が可能に |
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今週の重賞レース
- 2023年12月2日(土)
- ステイヤーズS G2
- チャレンジC G3
- 2023年12月3日(日)
- チャンピオンズC G1
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