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阪神大賞典 G2

日程:2018年3月18日()15:35 阪神/芝3000m

阪神大賞典データ分析

コース図阪神芝3000m

仁川を舞台に行われる名物G2である。コース改修後の2007年以降を振り返ると、ローテについては前走有馬記念が最有力ステップ。なかでも、有馬記念で5番人気以内に支持されていた馬は【3.3.2.1】と、非常に優秀な成績を残している。唯一圏外に沈んだスクリーンヒーロー(2009年4着)は関東馬。関西馬で条件を満たす場合は、逆らわないほうが賢明だ。有馬記念組のみならず、前走の人気は当レースの攻略ポイントのひとつで、連対馬22頭中、実に19頭が前走5番人気以内馬。2014年2着のアドマイヤラクティ(前走3番人気11着)のように一変もあるので要注意と言えよう。レースが行われる阪神3000mは、たんたんとした流れになるケースがほとんどで、決め手勝負になりやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
堅い決着で収まることが多く、2007年以降の勝ち馬はすべて4番人気以内。2着連対も7番人気以内で収まっている。とりわけ、1番人気は【5.3.2.1】の好成績だ。さらに、前走2番人気以内に限定すると【5.3.2.0】とオール馬券絡み。該当馬は軸馬の最有力候補となる。全体的に人気サイドが強いレースであるのは別表を見ても明らかゆえ、「人気薄×人気薄」の買い目は、かなり効率が悪いと言わざるを得ない。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 12-5-2-1 60.0% 85.0% 95.0% 105.0% 106.0%
2番人気 3-6-2-9 15.0% 45.0% 55.0% 51.5% 65.5%
3番人気 2-1-7-10 10.0% 15.0% 50.0% 94.0% 71.0%
4番人気 1-2-2-15 5.0% 15.0% 25.0% 37.5% 49.0%
5番人気 1-3-4-12 5.0% 20.0% 40.0% 35.0% 106.5%
6~9番人気 1-3-3-73 1.3% 5.0% 8.8% 52.5% 37.5%
10番人気以下 0-0-0-36 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 8-4-1-0 61.5% 92.3% 100.0% 86.9% 104.6%
2.0~2.9倍 4-4-1-3 33.3% 66.7% 75.0% 73.3% 83.3%
3.0~4.9倍 3-3-5-6 17.6% 35.3% 64.7% 65.9% 87.6%
5.0~7.9倍 3-2-2-7 21.4% 35.7% 50.0% 142.1% 79.3%
8.0~14.9倍 1-2-4-15 4.5% 13.6% 31.8% 60.9% 65.9%
15.0~19.9倍 0-2-2-9 0.0% 15.4% 30.8% 0.0% 72.3%
20.0~49.9倍 1-3-3-35 2.4% 9.5% 16.7% 100.0% 69.5%
50.0倍以上 0-0-2-81 0.0% 0.0% 2.4% 0.0% 8.3%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 1,340円 110円 455円
複勝 640円 100円 196円
枠連 4,620円 140円 1,284円
馬連 4,540円 140円 1,433円
ワイド 1,840円 110円 566円
馬単 9,170円 170円 2,679円
3連複 6,470円 470円 2,207円
3連単 29,520円 740円 11,965円

【脚質】
脚質については、4角を2~5番手で回った馬が圧倒的に優勢。差し馬や追込馬の上位進出もしばしば見られるが、5番人気以内の人気サイドばかり。リスクのわりにリターンが少ない、という状況が続いている。好配当を狙うのなら、中団よりも前めのポジションを取れる馬から入るべきだろう。ただし、逃げ馬は分が悪く、2007年以降の連対馬はゼロ。意外なほど粘れていないことはしっかり覚えておきたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 0-2-2-18 0.0% 9.1% 18.2% 0.0% 37.7%
先行 17-13-9-33 23.6% 41.7% 54.2% 133.3% 93.9%
差し 3-4-5-47 5.1% 11.9% 20.3% 18.0% 38.5%
追込 0-1-4-58 0.0% 1.6% 7.9% 0.0% 17.5%

【枠順】
少頭数で行われる年が多く、別表を鵜呑みにできない部分はあるが、最内の1枠が勝率トップで、連対率、複勝率、単勝回収率も上々の数字を残している。また、2~3枠の複勝率が30%を超えていることからも、内枠優勢のレースであることは間違いない。一方で、外枠(6~8枠)の好走率も悪くなく、2007年以降は毎年のように馬券に絡んでいる。こうした傾向を踏まえると「内枠×外枠」で馬券を構築するのが最も効率的と言えるかもしれない。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-2-2-12 20.0% 30.0% 40.0% 123.0% 65.5%
2枠 1-4-2-14 4.8% 23.8% 33.3% 5.2% 55.2%
3枠 3-3-3-14 13.0% 26.1% 39.1% 40.4% 70.0%
4枠 1-1-2-20 4.2% 8.3% 16.7% 7.9% 26.3%
5枠 3-0-4-20 11.1% 11.1% 25.9% 21.1% 37.0%
6枠 1-4-3-21 3.4% 17.2% 27.6% 12.8% 77.6%
7枠 3-0-1-28 9.4% 9.4% 12.5% 139.7% 23.8%
8枠 4-6-3-27 10.0% 25.0% 32.5% 39.0% 56.0%

【血統】
たんたんと流れることの多い3000mの長丁場。スタミナだけではなく、ハイレベルな決め手も求められるがゆえに、サンデーサイレンスの血脈が強い。なかでも、ディープインパクトやハーツクライなど、2400m以上のG1を自身が勝利、もしくは勝った産駒を輩出しているサンデーサイレンス系種牡馬との相性が良く、毎年のように上位を賑わせている。ほかでは、トニービンの血を内包している馬の活躍が顕著で、とりわけ2400m以上のG1~G2で3着以内の実績を持つ馬の好走率が高い。条件を満たす馬への警戒は、常に怠らないほうがいいだろう。

◆同コース種牡馬別成績(阪神競馬場/芝/3000m/過去5年)集計期間:2012/03/20~2017/03/20

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ステイゴールド 3-0-0-1 75.0% 75.0% 75.0% 110.0% 80.0%
2 ハーツクライ 1-2-0-4 14.3% 42.9% 42.9% 42.9% 58.6%
3 ディープインパクト 1-1-1-2 20.0% 40.0% 60.0% 22.0% 98.0%
4 ゼンノロブロイ 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 70.0%
5 ネオユニヴァース 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0% 0.0% 160.0%
6 ダンスインザダーク 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 220.0%
7 Authorized 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 150.0%
8 アドマイヤドン 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 130.0%
9 ハービンジャー 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 190.0%
10 キングカメハメハ 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
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