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京都記念 G2

日程:2018年2月11日()15:35 京都/芝2200m

京都記念データ分析

コース図京都芝2200m

国内外のビッグレースを目指すG1級の有力馬が年明け後の始動戦として出走するケースの多いレース。ゆえに、前走で出走していたレースの格が結果に直結しやすい。近年は特に顕著で、2007年以降の3着以内馬は前走G1組が半数近くを占めている。ローテについては、有馬記念と香港国際競走からのステップが有力。前者は複勝率50%超という高値安定の成績。後者に至っては、全勝という圧巻のパフォーマンスを見せつけている。該当馬が出走すれば、迷わず馬券の中心に据えるべきだ。舞台となる京都芝2200mは、3コーナー過ぎの下り坂で一気にペースが速くなる。従って、一瞬のキレよりもスピードの持続力を問われやすいコースと言えよう。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
1998年以降、1番人気は連対率60%、複勝率65%という抜群の安定感。2~3番人気も上々の成績を残しており、人気馬が総崩れになるようなケースは考えづらい。別表の平均配当からもわかるように、順当決着の傾向の非常に強いレースである。2008年以降、7番人気以下で馬券絡みを果たしたのは2頭だけ。2010年以降に至っては壊滅状態で、無理な穴狙いは絶対に禁物。人気サイドを上手に組み合わせて、プラス収支を狙っていきたい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 8-3-2-7 40.0% 55.0% 65.0% 82.0% 75.0%
2番人気 2-4-5-9 10.0% 30.0% 55.0% 48.5% 85.5%
3番人気 4-4-4-8 20.0% 40.0% 60.0% 134.5% 111.5%
4番人気 0-4-2-14 0.0% 20.0% 30.0% 0.0% 84.0%
5番人気 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0% 72.5% 70.5%
6~9番人気 4-3-4-69 5.0% 8.8% 13.8% 101.1% 66.6%
10番人気以下 1-0-2-59 1.6% 1.6% 4.8% 91.8% 57.9%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 5-1-1-3 50.0% 60.0% 70.0% 87.0% 75.0%
2.0~2.9倍 2-3-2-1 25.0% 62.5% 87.5% 55.0% 107.5%
3.0~4.9倍 3-2-5-12 13.6% 22.7% 45.5% 53.2% 70.5%
5.0~7.9倍 2-7-4-11 8.3% 37.5% 54.2% 45.0% 100.8%
8.0~14.9倍 5-3-3-23 14.7% 23.5% 32.4% 147.9% 105.3%
15.0~19.9倍 0-3-0-15 0.0% 16.7% 16.7% 0.0% 52.8%
20.0~49.9倍 2-1-3-37 4.7% 7.0% 14.0% 145.3% 87.2%
50.0倍以上 1-0-2-80 1.2% 1.2% 3.6% 68.6% 43.3%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 3,430円 150円 962円
複勝 1,350円 110円 296円
枠連 3,910円 480円 1,506円
馬連 4,270円 850円 2,196円
ワイド 5,250円 130円 992円
馬単 13,700円 1,580円 4,904円
3連複 20,400円 840円 5,695円
3連単 81,540円 3,980円 35,466円

【脚質】
1998年以降、逃げ馬の約4割が馬券に絡み、先行勢も好成績を残している。直線の長い外回りコースでもあり、差しも相応に決まるのだが、勝率や連対率、複勝率を踏まえると、最も信頼できるのは先行勢。単勝回収率も100%を超えており、母数の多さを勘案すると、先行が一番狙いやすい脚質であることは間違いない。対照的に追い込み勢は不振。4コーナーを10番手以下で回った馬の好走は2008年1着のアドマイヤオーラを最後に確認できない。後方一手の馬は割り引いたほうが賢明だ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-7-14 4.3% 8.7% 39.1% 149.1% 267.8%
先行 12-8-7-51 15.4% 25.6% 34.6% 113.1% 77.9%
差し 5-10-2-50 7.5% 22.4% 25.4% 36.0% 46.6%
追込 2-1-4-67 2.7% 4.1% 9.5% 79.3% 28.2%

【枠順】
枠順別成績では、1枠の好成績が目立っている。一方で、5枠から外の成績も決して悪くない。少頭数での開催が混じっているうえ、開催時期による馬場の影響もありそうで、有利不利の判断は難しい。ゆえに、多頭数なら内枠が少し有利。そうでなければイーブンという、競馬の基本に忠実なレースであると結論付けたい。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-2-0-17 13.6% 22.7% 22.7% 144.1% 55.5%
2枠 1-1-2-19 4.3% 8.7% 17.4% 10.4% 31.7%
3枠 2-1-3-20 7.7% 11.5% 23.1% 274.6% 71.9%
4枠 1-4-4-19 3.6% 17.9% 32.1% 32.9% 116.1%
5枠 2-2-2-24 6.7% 13.3% 20.0% 17.0% 32.7%
6枠 6-1-1-27 17.1% 20.0% 22.9% 95.7% 54.0%
7枠 1-6-2-29 2.6% 18.4% 23.7% 5.0% 50.0%
8枠 4-3-6-27 10.0% 17.5% 32.5% 125.3% 140.3%

【血統】
種牡馬別成績では、ディープインパクト産駒が圧巻の強さを見せつけている。勝ち星は2位以下を引き離し、勝率や連対率も出走頭数の多さを考慮すると特筆レベル。回収率も実に優秀だ。当レースでも2013年以降、毎年上位に進出しているように、馬券を組み立てるうえで、欠かせない存在であることは言うまでもない。ほかでは、スタミナ型のノーザンダンサー系もしくはグレイソヴリン系の種牡馬を父か母父に持つ馬の好走も目立つ。とりわけ、道悪で行われた2014年、2016~2017年の勝ち馬はすべて該当。スタミナ寄りのレース質になればなるほど、好走率が高まる血脈であることを覚えておきたい。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/2200m/過去5年)集計期間:2013/01/28~2018/01/28

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 16-12-16-68 14.3% 25.0% 39.3% 112.0% 99.0%
2 キングカメハメハ 8-8-6-50 11.1% 22.2% 30.6% 116.7% 95.0%
3 ハービンジャー 8-6-2-40 14.3% 25.0% 28.6% 136.6% 82.1%
4 ステイゴールド 5-7-7-48 7.5% 17.9% 28.4% 168.2% 137.9%
5 マンハッタンカフェ 5-3-2-41 9.8% 15.7% 19.6% 145.5% 77.5%
6 ハーツクライ 3-11-3-65 3.7% 17.1% 20.7% 83.4% 98.9%
7 ジャングルポケット 3-2-2-22 10.3% 17.2% 24.1% 59.7% 56.2%
8 ダイワメジャー 3-0-0-15 16.7% 16.7% 16.7% 814.4% 136.1%
9 Hussonet 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 520.0% 170.0%
10 Marju 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 680.0% 250.0%
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