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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 牝3 | 54.0 | 横山武史 | 美 手塚貴久 | 450(-10) | 1.58.7 | 11.4 | 4 | 35.3 | ④④⑤ | |||
2 | 4 | 7 | 牝3 | 54.0 | D.レーン | 美 大竹正博 | 478(+2) | 1.58.7 | クビ | 4.8 | 2 | 35.3 | ⑤④⑤ | ||
3 | 8 | 16 | 牝3 | 54.0 | L.ヒュー | 栗 角居勝彦 | 416(-4) | 1.58.8 | クビ | 13.9 | 5 | 35.2 | ⑩⑨⑧ | ||
4 | 8 | 15 | 牝3 | 54.0 | 田辺裕信 | 美 矢野英一 | 454(+4) | 1.59.1 | 2 | 22.1 | 7 | 35.4 | ⑧⑨⑧ | ||
5 | 5 | 9 | 牝3 | 54.0 | C.ルメー | 美 木村哲也 | 430(-14) | 1.59.3 | 1 1/4 | 2.1 | 1 | 35.8 | ⑦⑦⑦ | ||
6 | 7 | 13 | 牝3 | 54.0 | 岡田祥嗣 | 栗 藤原英昭 | 494(-4) | 1.59.3 | クビ | 206.5 | 17 | 35.6 | ⑩⑪⑧ | ||
7 | 6 | 11 | 牝3 | 54.0 | M.デムー | 美 藤沢和雄 | 438(-8) | 1.59.5 | 1 1/4 | 5.2 | 3 | 36.2 | ⑤④③ | ||
8 | 3 | 5 | 牝3 | 54.0 | 吉田豊 | 美 竹内正洋 | 462(-4) | 1.59.6 | 3/4 | 116.7 | 14 | 35.8 | ⑭⑪⑫ | ||
9 | 5 | 10 | 牝3 | 54.0 | 武藤雅 | 美 水野貴広 | 480(-2) | 1.59.7 | クビ | 100.2 | 13 | 35.5 | ⑯⑯⑯ | ||
10 | 6 | 12 | 牝3 | 54.0 | 三浦皇成 | 美 木村哲也 | 460(0) | 1.59.7 | アタマ | 25.7 | 8 | 35.8 | ⑩⑪⑭ | ||
11 | 1 | 1 | 牝3 | 54.0 | 津村明秀 | 栗 松永幹夫 | 478(+8) | 1.59.8 | 3/4 | 19.4 | 6 | 35.7 | ⑰⑰⑯ | ||
12 | 1 | 2 | 牝3 | 54.0 | 野中悠太 | 美 本間忍 | 442(-4) | 2.00.0 | 3/4 | 57.5 | 10 | 36.4 | ⑧⑦⑧ | ||
13 | 8 | 17 | 牝3 | 54.0 | 石川裕紀 | 美 黒岩陽一 | 468(+12) | 2.00.0 | アタマ | 87.6 | 11 | 36.0 | ⑭⑭⑮ | ||
14 | 7 | 14 | 牝3 | 54.0 | 古川吉洋 | 栗 鈴木孝志 | 438(-2) | 2.00.1 | 1/2 | 151.4 | 15 | 36.3 | ⑬⑭⑫ | ||
15 | 2 | 4 | 牝3 | 54.0 | 田中勝春 | 栗 松永幹夫 | 496(+4) | 2.00.6 | 3 | 93.6 | 12 | 37.6 | ①①① | ||
16 | 3 | 6 | 牝3 | 54.0 | 横山典弘 | 栗 昆貢 | 478(-14) | 2.00.6 | ハナ | 38.8 | 9 | 37.4 | ②②③ | ||
17 | 4 | 8 | 牝3 | 54.0 | 大野拓弥 | 美 田村康仁 | 474(-4) | 2.00.9 | 2 | 163.6 | 16 | 37.8 | ②③② |
ラップタイム | 12.5 - 11.3 - 11.3 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.1 |
---|---|
前半 | 12.5 - 23.8 - 35.1 - 46.7 - 58.6 |
後半 | 60.1 - 48.2 - 35.7 - 23.9 - 12.1 |
■払戻金
単勝 | 3 | 1,140円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 310円 | 4番人気 |
7 | 200円 | 3番人気 | |
16 | 370円 | 5番人気 | |
枠連 | 2-4 | 2,600円 | 11番人気 |
馬連 | 3-7 | 2,810円 | 9番人気 |
ワイド | 3-7 | 980円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
3-16 | 2,200円 | 22番人気 | |
7-16 | 1,380円 | 13番人気 | |
馬単 | 3-7 | 6,290円 | 18番人気 |
3連複 | 3-7-16 | 12,460円 | 36番人気 |
3連単 | 3-7-16 | 71,090円 | 197番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のサンスポ賞フローラSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
先週の土曜日に78.5ミリの降雨。月曜日に9.5ミリ、木曜日にも少量の雨が降った。それにもかかわらず、木曜日に追加で散水を行ない、金曜日には芝刈りを実施している。つまり、芝の生育状況、ならびに路盤の状態が良好であるということだ。
ただし、終日良馬場(JRA発表)で施行された土曜日の結果をみると、内・前有利というわけではない。馬群の中~外めからスムーズに進出した馬、あるいは直線で内から中~外めにスイッチした馬の好走が目を引いた。
10Rの府中S(3勝クラス・芝1400m)こそ、4角5番手以内かつ1~3枠の馬が1~3着を独占したものの、これは展開によるところが大きい。それゆえ、ペースひとつで差し馬も間に合うフラットな馬場と捉えたほうがいいだろう。
日曜日の開催中における降水確率はゼロ。気温の上昇に伴う含水低下を加味すると、内&先行勢の上位占有率がそれなりに増す可能性はある。とはいえ、一気に情勢が様変わりするとも思えない。従って、無理なく加速可能な位置を確保できそうな馬を上手に狙いたいところだ。
枠順については判断するに悩ましいが、揉まれないポジションからスムーズに進出する馬が有利という状況を踏まえると、真ん中より外の枠が優位に働くことも考えられる。よって、5~8枠に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統的には、父もしくは母の父にキングマンボ系種牡馬を持つ馬が優勢。ノヴェリスト産駒の奮闘も目立つ。サンデーサイレンス系も悪くはないが、全体的に欧州色の濃い馬の好走例が多いのは確か。そのあたりには注意を払いたい。
また、近年のサンスポ賞フローラSの1~3着馬を振り返ると、現役時に2400m超のG1勝利経験があるサンデーサイレンス系種牡馬の産駒が堅調。ほか、ハービンジャーやキングカメハメハ系の産駒も攻勢を強めている。該当する馬には相応の警戒が必要だろう。
土曜日開催および近年の当レースの傾向をまとめると、キングカメハメハの系統産駒が優位とみるのが効率的か。そのなかでも、近年の好走馬の多くに共通する、中8週以内の間隔で臨んだ馬を重視したい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠あたり)の要点を満たしているのは、⑪レッドルレーヴ、⑯フアナ。よって当欄では、この2頭を有力候補として推奨する。
◆ウィスパリンホープ・昆師 「2週延ばしてよくなった。完成途上だが、能力は相当高いと思う」
◆ウインマリリン・横山武騎手 「動きが素軽くなり、前走より状態も良さそう。走りがきれいなので、開幕週の東京馬場もいい」
◆ヴォリアーモ・木村師 「攻めもいつも通り一生懸命走って、絶好調です。重賞でもハードルが高いとは思わない」
◆エレヴァテッツァ・松永幹師 「動きはすごく良かった。帰厩後は順調。右手前がいいので、左回りは合う」
◆シャレード・藤原英師 「状態はいい。ダイワメジャー産駒なので2000メートルはどうかと思うが、試してみたい」
◆シャンドフルール・松永幹師 「それほど強い攻めではなくてこの時計なら具合はいい」
◆ショウナンハレルヤ・矢野英師 「先週にしっかりやって、今週は感触を確かめる程度。スムーズな競馬で改めて期待」
◆スカイグルーヴ・木村師 「調教はしっかりできているし、持っているものもいい。京成杯2着は残念だったが、内容は頑張っている」
◆セイウンヴィーナス・野中騎手 「動きは良かったです。距離は延びた方がいいし、広い東京も合っています」
◆テイエムフローラ・鈴木孝師 「毛づやは良くなって、デキは着実に上向き」
◆ヒューマンコメディ・水野師 「状態はいいし、東京も合うと思う」
◆フアナ・小滝助手 「思ったより時計は速かったですが、いい動き。東京は合う」
◆ホウオウピースフル・レーン騎手 「繊細な面も気にするほどではなく、いい動き。距離が延びても良さそうなイメージがある」
◆リヴァージュ・田村師 「ガラリと良くなった感じはないが順調。左回りは問題ない」
◆レッドサーシャ・黒岩師 「疲れを残さないように無理なく動かした。キャリア一戦だが、能力は高い」
◆レッドルレーヴ・藤沢和師 「馬なりでも動きは上々。まじめでガッツもある」
★サンスポ賞フローラSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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出演:岡田大(ウマニティ編集長) スガダイ(予想神) 夢月(単勝マイスター)
東日本大震災による変則開催の影響が薄れた2012年以降の3着以内馬のキャリアをみると、かなり幅広い印象を持つ。ただし、キャリア1戦馬や2戦馬でも6着以下敗退がある馬の好走例はゼロ。該当馬は割引が必要となる。
前走の着順については、レースの格を問わず4着以内がボーダーライン。2012年以降の連対馬は例外なくこの条件を満たしていた。また、着順に関係なく前走でダート使用馬の好走例はみられない。
前走が1800m以上だった馬の位置取りについては不問だが、それ以外の場合は話が変わってくる。2012年以降、前走の距離が1800m未満だった馬のうち、その際の4角通過順が5番手以降だった馬は連対ゼロと今ひとつの結果に終わっている。
2012年以降、中9週以上の臨戦で2着連対圏に入った馬は2014年1着のサングレアル1頭のみ。同馬は新馬戦を勝利で飾っていた。仕上がり早とされる牝馬同士の争いということもあってか、休み明けの場合はデビュー戦の勝ち負けが直結しやすい傾向にある。休養明けの馬はデビュー戦の成績に注意を払いたい。
指数3~8位の活躍が目立ち、毎年のごとく勝ち負け争いに加わっている。とりわけ、前走で芝1800m以上に出走、かつ4着以内だった馬の好走頻度が高い。
U指数下位の好走が少なくないレースではあるが、指数86.0未満の馬が2頭以上複勝圏入りしたケースはゼロ。高配当を狙うにしても、指数86.0未満同士を組み合わせた馬券は推奨できない。
指数2ケタ順位で馬券に絡んだ馬は、いずれも前走で牡馬混合戦に出走していた。前走で牝馬限定戦に出走していた低指数馬の出番はない。
※データは2014年以降の傾向
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2009年ディアジーナ(父メジロマックイーン)を最後にバイアリーターク直系はJRA重賞を制していない。――そんな事情も抱えるフローラSはイメージ通りに瞬発力のない馬を評価しやすく、上がり3F34秒未満の末脚を駆使して勝利したことのある馬は過信できない傾向にある。また、非主流血統が走りやすいことから非根幹距離に適性のある血統が活躍しやすいことも特徴と言えるだろう。
フアナは、父ルーラーシップ×母イサベル(母の父ディープインパクト)。近親にリンカーンやヴィクトリーがいる血統で、2017年青葉賞勝ち馬アドミラブルの姪。一瞬の切れ味よりも持続的な末脚が売りなのでフローラSは合っている。新馬は若葉Sを好時計勝ちしたアドマイヤビルゴの2着と価値があり、このレースで3勝を挙げる角居厩舎の管理馬であることも心強い。
ウィスパリンホープは、父ハーツクライ×母ブロームフォンテン(母の父Cape Cross)。半姉2頭は欧州の重賞勝ち馬で、2代母Caroteneは1987年イエローリボン招待S-米G1などG1を2勝。昨年はLorenzaccioの血を引く馬の1・2着となっていたが、ハナ差2着だったシャドウディーヴァとは血統構成がよく似ている。持続力勝負は歓迎なタイプだろう。
ルトロヴァイユは、父エピファネイア×母メジロシャレード(母の父マンハッタンカフェ)。半兄ショウナンラグーンは2014年青葉賞の勝ち馬で、2代母メジロドーベルはエリザベス女王杯を連覇するなどG1を5勝。2015年の勝ち馬シングウィズジョイを逆さまにしたような血統構成で、非根幹距離に強い血を多く抱える点も好印象。また、アンバーシヤダイの血を引く馬は激走傾向にあり、直近では2018年パイオニアバイオが13人気2着と波乱を演出している。
レッドルレーヴは、父キングカメハメハ×母ラストグルーヴ(母の父ディープインパクト)。いとこのドゥラメンテ、伯父のルーラーシップと同じキングカメハメハ産駒なので配合に関しては折り紙付き。重馬場も馬群を割ることも苦にしないタフさには感服するほかなく、好走例の多いフラワーCからのローテーションにも好感を持てる。ただし、主流血統で固められた血統構成なので素直には評価しづらい。
(文・シンヤカズヒロ)