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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 4 | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 美 奥村武 | 496(+4) | 2.13.5 | 8.6 | 4 | 34.8 | ④④④③ | |||
2 | 6 | 9 | 牡6 | 57.0 | 田中勝春 | 栗 森秀行 | 470(+8) | 2.13.6 | 3/4 | 13.6 | 5 | 34.4 | ⑩⑩⑪⑩ | ||
3 | 4 | 6 | 牝5 | 55.0 | M.デムー | 美 手塚貴久 | 478(+2) | 2.13.7 | 3/4 | 8.0 | 3 | 34.9 | ⑪⑪④③ | ||
4 | 8 | 14 | 牡5 | 57.0 | T.バシュ | 栗 斉藤崇史 | 526(-2) | 2.13.9 | 3/4 | 35.0 | 8 | 35.4 | ⑦④②② | ||
5 | 6 | 10 | 牡4 | 57.0 | C.ルメー | 栗 杉山晴紀 | 496(+2) | 2.14.0 | 3/4 | 1.8 | 1 | 35.2 | ⑥④④⑥ | ||
6 | 5 | 7 | 牡5 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 奥村豊 | 522(+2) | 2.14.0 | ハナ | 16.6 | 7 | 35.0 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
7 | 8 | 13 | 牡6 | 57.0 | 横山和生 | 栗 音無秀孝 | 484(0) | 2.14.4 | 2 1/2 | 59.7 | 10 | 35.2 | ⑫⑫⑪⑪ | ||
8 | 4 | 5 | 牡6 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 浜田多実 | 476(+14) | 2.14.5 | 1/2 | 14.1 | 6 | 36.0 | ②②②① | ||
9 | 1 | 1 | 牡6 | 57.0 | 石川裕紀 | 美 小西一男 | 500(-6) | 2.14.7 | 1 | 53.9 | 9 | 35.2 | ⑬⑬⑬⑭ | ||
10 | 3 | 3 | 牡6 | 57.0 | 三浦皇成 | 美 戸田博文 | 460(+6) | 2.14.8 | 3/4 | 66.2 | 11 | 35.9 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
11 | 7 | 11 | 牡4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 宮田敬介 | 514(0) | 2.15.4 | 3 1/2 | 5.8 | 2 | 36.7 | ③③④⑥ | ||
12 | 7 | 12 | 牡8 | 57.0 | 田辺裕信 | 栗 安田隆行 | 520(0) | 2.15.8 | 2 1/2 | 85.9 | 12 | 36.3 | ⑭⑭⑬⑬ | ||
13 | 2 | 2 | 牝6 | 55.0 | 藤懸貴志 | 栗 佐々木晶 | 516(+4) | 2.16.2 | 2 1/2 | 175.0 | 13 | 37.9 | ①①①③ | ||
14 | 5 | 8 | 牡8 | 57.0 | 北村宏司 | 美 岩戸孝樹 | 452(-2) | 2.16.2 | ハナ | 317.7 | 14 | 37.2 | ④⑦⑧⑪ |
ラップタイム | 12.2 - 11.4 - 12.7 - 12.5 - 12.5 - 12.0 - 12.6 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 12.0 |
---|---|
前半 | 12.2 - 23.6 - 36.3 - 48.8 - 61.3 |
後半 | 60.2 - 47.6 - 35.2 - 23.3 - 12.0 |
■払戻金
単勝 | 4 | 860円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 4 | 300円 | 4番人気 |
9 | 380円 | 7番人気 | |
6 | 270円 | 3番人気 | |
枠連 | 3-6 | 640円 | 3番人気 |
馬連 | 4-9 | 3,950円 | 10番人気 |
ワイド | 4-9 | 1,300円 | 12番人気 |
---|---|---|---|
4-6 | 1,080円 | 8番人気 | |
6-9 | 1,230円 | 10番人気 | |
馬単 | 4-9 | 8,290円 | 24番人気 |
3連複 | 4-6-9 | 10,710円 | 39番人気 |
3連単 | 4-9-6 | 71,370円 | 203番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果、近年のAJCCの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中山競馬場はCコース開催の7日目(最終週)。月曜日から火曜日にかけて10.5mmの雨が降り、金曜日には1.5mmの雨量を観測。気温低下も重なって馬場の乾きが遅く、土曜日の芝コースは終日稍重(JRA発表)でレースが行われた。
土曜日の結果を見直すと、枠順については中~外優勢。中~外枠の馬が馬場状態の比較的良いところをスムーズに進出すると、内枠の馬は傷みの進んだ部分を通らざるを得ない。ゆえに、芝競走4鞍の3着以内馬12頭中9頭が4枠より外という結果となっている。
勝ち馬の最終4角通過順位を確認すると1、2、6、2番手。4角を8番手以降で通過した馬はすべて4着以下に敗れている。馬場の重さがこたえたのか、直線勝負にかける後方勢は苦戦。中団より前の位置を取っていた馬に有利な状況と化していた。
実際、上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【0.1.0.5】の低空飛行。同2位馬(タイを含む)とのトータルでも【1.1.1.7】と複勝率は30%にとどまっている。勝負どころからの機動力を欠く馬には、厳しいコンディションだったといえよう。
日曜日の予報は曇時々晴(22日7時の時点)。馬場の水分量や傷みの進行具合が分かりにくく、枠順の有利不利に関しては読みづらい面もある。ただ、内柵沿いの傷みが進んでいる点を勘案すれば、中~外枠がマイナスに働くことはないはず。引き続き、4枠より外の馬に対する警戒を怠れない。
脚質については判断に悩ましい。馬場の乾きが早まれば、そのぶん差しが決まる可能性が高まる。反面、追走勢が大挙して内柵沿いを避けるようだと、比較的良好な部分を先んじてキープする、前めで運ぶ馬たちの優位性が増してくるだろう。
それゆえ、脚質にはあまり執着せず、広いスタンスで構えたほうがベター。時計を要する馬場や直線の急勾配にもへこたれず、中山芝2200m特有のロングスパート戦に対応できそうな地力を備えた馬を上手に狙いたいところだ。
なお、過去5年におけるAJCCの勝ち馬5頭は、JRAの牡牝混合G1・G2で3着以内の好走経験があった点で共通する。地力=実績と捉えるならば、今年もこの条件を満たす馬からの軸選択が最善手という結論になろう。
今回の出走メンバーで要点を(4~8枠+過去実績)をクリアしているのは、⑤バビット、⑩ガイアフォース、⑬アリストテレス。よって当欄では、この3頭を狙いどころとして推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) キムラヨウヘイ(競馬プロファイラー) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われるAJCCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①レインカルナティオ【A】
美浦南W単走。前回の最終はジョッキーが跨るも、最後まで踏ん張り切れず手前を戻してしまった。それに対して今回は助手騎乗にもかかわらず、前肢を有効に使って伸びのある走り。着地も力強く、ラストまで脚勢は衰えなかった。気配だけなら前回時より一枚も二枚も上の段階にある。
②シャムロックヒル【C】
栗東CW単走。バランスの良いフォームを保ち、集中を切らすことなく駆け抜けた。ただ、最後は鞍上にアオられ通し。余力はさほど残っていなかった。良い時はもっと伸びやかな走りで、ラストにかけて脚いろを強めてくる馬。その気配には及ばないように思える。
③ブラックマジック【C】
美浦南P単走。それなりのラップを刻んだ反面、いい頃に比べると首周りの動きが硬く、脚元の力感も薄い。ポリトラックで気分良く走らせるのが目的とはいえ、もう少し体を使ってほしいのも確か。当該コース2戦2勝という相性の良さで、どこまでカバーできるかが焦点になりそうだ。
④ノースブリッジ【B】
美浦南W併走。後肢が少し緩く映る一方、前肢の出はしっかりしており、さばきの力感も十分。手前替えもスムーズだった。上々の気配を示した昨秋2戦の中間時に比べると、動きの質は若干落ちるが、大きく減点するほどでもない。及第点の仕上がりにある。
⑤バビット【A】
栗東坂路単走。真っすぐ前を向き、最後まで集中して走れている。字面的には失速ラップだが、強く追われることなく、余力を十分に残しているのだから、深刻に捉える必要はない。フットワークが柔らかく、回転も滑らか。体の軸も安定している。好気配。
⑥ユーバーレーベン【B】
美浦南W併走。1週前は手前変換でモタつき、ラストの伸び脚も平凡。今回は手前替えで進境を示し、鞍上の軽い促しに対する反応もスムーズ。ゴール前の伸び脚も悪くなかった。1週前の稽古をまともに消化していれば文句なしだったが、調子を取り戻しつつあるのも事実。ぞんざいには扱えない。
⑦スタッドリー【B】
栗東CW併走。推進力を上に逃がす完歩こそ時折見られるが、きちんと折り合いはついているし、四肢のさばきも力強い。先行する外の僚馬に並びかけて行く際の反応も悪くなかった。赤マル急上昇には至らずとも、いいデキをキープしているように感じる。
⑧オウケンムーン【C】
美浦坂路併走。少し鞍上が押しながらの追走も、僚馬に並んでからは楽な手ごたえだった。とはいえ、頭の位置が高いのは相変わらず。耳を小刻みに動かすなど、やや集中力を欠き、手前の切り替えも遅い。本当に良くなるのは、もう少し使ってからだろう。
⑨エヒト【B】
栗東坂路併走。中盤あたりまでは顔を若干右斜めに背けていたが、後半は鞍上に矯正されつつ真っすぐに。最後に手前を戻すなど、随所に粗い面を見せながらも、パワフルに登坂できていた。おおむね、自身のパフォーマンスは示している印象。まずまずの仕上がり具合ではないか。
⑩ガイアフォース【A】
栗東坂路単走。後肢よりも前肢の強い走法だが、セントライト記念当時もそうだったので、過度に気にする必要はない。トビに高さがあり、前肢も柔らかく使えている。体調維持に苦労していた菊花賞の中間時と比較して、フォームの乱れが少ない点も好印象。上々の仕上がり。
⑪エピファニー【B】
美浦南W単走。トビが高く、脚どりも力強い。1週前がコーナー途中から逆手前になるなど、案外な内容だったことを思えば、稽古の様子は良くなっている。ただ、気負いがちな走りは変わっていない。ようは実戦に行って制御がきくかどうか。ジョッキーの手腕に委ねるほかない。
⑫レッドガラン【B】
栗東坂路単走。良い前進気勢を見せているし、四肢のさばきも柔らかい。もう少し頭の位置が安定すればいうことはないが、この馬とすれば低い姿勢を保てており、体調面の不安はなさそう。最近の成績はひと息だが、もっと着順を上げてきても、おかしくない攻め気配ではある。
⑬アリストテレス【C】
栗東坂路併走。最近はピッチ走法に近いタイプになってきており、四肢の可動域が狭く映るのは仕方ない。ただ、いい頃に比べると脚さばきが硬く、鞍上の仕掛けに対する反応も薄め。手前の変換もスムーズではなく、何か物足りなさを感じる内容だった。
⑭ラーゴム【B】
栗東CW併走。難しい面を出して、僚馬2頭に置かれかけたが、追い出されてからはしぶとく脚を使い、ラストからゴール板を過ぎるまでの手ごたえと反応も良かった。併走遅れの形となったため、見映えこそ良くないが、デキ落ちという印象はない。この馬なりに順調だろう。
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◆アリストテレス・音無師「ブリンカーをつけたが引っ掛かったので、今回は外します」
◆エヒト・森秀師「中山芝2200メートルはいいと思う」
◆エピファニー・宮田師「切れ味より持続性が武器。鞍上もうまく力を引き出してくれる」
◆オウケンムーン・岩戸師「繋靭帯炎で休みが長くなったが、動きはブランクを感じさせない」
◆ガイアフォース・杉山晴師「前走は窮屈な枠で力を出し切れなかった。自分のリズムで走りたい」
◆シャムロックヒル・佐々木師「前走は忙しい流れになった。ハナに行くことができれば」
◆スタッドリー・奥村豊師「展開に左右されない強みを生かして、リズム重視で運びたい」
◆バビット・浜田師「高速決着はしんどいので、今回の舞台ならいいと思う」
◆ブラックマジック・斎藤助手「条件は合うし、リラックスして走れればもう少しやれる」
◆ユーバーレーベン・平塚助手「「前走より状態はいい。そろそろいい結果がほしい」
◆ラーゴム・斉藤崇師「前走はそんなに差がなかったので、まだ芝でもやれるなと思います」
◆レインカルナティオ・小西師「荒れた馬場はいいし距離も大丈夫」
◆レッドガラン・藤巻助手「行きっぷりが戻ってきた感じですね」
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、4歳から8歳の範囲。ただし、6~8歳の好走(3着以内)は、近4走内に重賞で5着以内かタイム差0秒3以内の善戦・好走経験があった馬に限られる。その点には注意を払いたい。
(減点対象馬)
①レインカルナティオ ②シャムロックヒル ③ブラックマジック ⑧オウケンムーン ⑫レッドガラン ⑬アリストテレス
2013年以降の3着以内馬延べ30頭の性別を確認すると、いずれも牡・せん馬。牝馬は【0.0.0.6】と劣勢を強いられている。サンプル数が少ないとはいえ、傾向的に牝馬は強調しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
②シャムロックヒル ⑥ユーバーレーベン
2013年以降、2000m以上の【10.10.9.95】に対し、1800m以下は【0.0.1.17】と形勢不利。前走距離別の信頼度では、2000m以上からの臨戦馬に分がある。
(減点対象馬)
⑪エピファニー
2013年以降の1~2着馬20頭中18頭が前走重賞組。残りの2頭は、ともに前走で単勝1番人気の高支持を集めていた。前走が非重賞、かつ前走の単勝人気が2番人気以下だった馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
③ブラックマジック ⑦スタッドリー ⑪エピファニー
前走の着順に関しては重賞なら不問。それ以外であれば2着以内が目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった前走非重賞組は、例外なく2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
③ブラックマジック
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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直近5年を振り返ると、U指数5位以内の馬がコンスタントに好走していることがわかる。また、二桁順位の馬券絡みはない。よって、中心は指数上位勢というスタンスは揺るがない。7番人気の低評価ながら1位にランクされ、見事に勝利をもぎ取った2019年のシャケトラのようなオイシイ狙い目を探り当てたいところだ。
最有力視できるのは、2位にランクされている⑩ガイアフォース(97.5)。セントライト記念勝ちを含むデビューから5戦オール連対で臨んだ菊花賞は1番人気8着と期待を裏切ったが、最内枠からスムーズなレースができなかったなど敗因はいくつか挙げられる。能力上位は間違いないので、実績のあるコースで巻き返してくるとみるのが正解だろう。
一昨年のオークス馬の3位⑥ユーバーレーベン(96.4)も有力な1頭。牡馬の一線級相手にG1戦線を戦ってきているため近走着順はパッとしないが、内容は悲観するようなものではない。今回のメンバーレベルなら、勝ち負けの競馬に持ち込める可能性はおおいにある。
以下、近走成績は冴えないながらもトップの評価を受けている⑫レッドガラン(97.6)と、同じコースのセントライト記念勝ちの実績を持つ6位タイ⑤バビット(96.0)を押さえておきたい。
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中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンを筆頭に欧州血脈の持続力が活きやすい。なお、昨年も2代母の父がトニービンとなるボッケリーニが4番人気3着。勝利したキングオブコージも従兄にイギリスとドイツでG1・4勝のGhaiyyathがいる血統背景はポイントとなりそうだ。
また、Mill Reefの血を引く馬が上位入線する傾向にあり、レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(09年1着、10年1着、11年3着)、父子制覇を達成した12年ルーラーシップ&18年ダンビュライトなどは最たる例といえるだろう。近年はラストタイクーン、キングカメハメハなどで条件を満たす馬が多く、昨年もキングカメハメハの直系が1・3着、3年前の20年においては1~3着馬(ブラストワンピース、ステイフーリッシュ、ラストドラフト)すべてがラストタイクーンの血を引いていた。
エヒトは、父ルーラーシップ×母ヒーラ(母の父ディープインパクト)。前述のとおり、父は12年の勝ち馬で、種牡馬としても18年1着ダンビュライトを出した。その父は「キングカメハメハ×トニービン」という配合が近年の傾向とも合っている印象だ。9着に敗れた昨年は急遽の乗り替わりで、展開面での不利も大きかった。2組目の父子制覇がかかった一戦となるが、重賞初制覇を飾った七夕賞のレースぶりからも持続力勝負は歓迎だろう。
アリストテレスは、父エピファネイア×母ブルーダイアモンド(母の父ディープインパクト)。近走は菊花賞でコントレイルと鎬を削ったころの勢いこそ感じられないが、リピーターの活躍が顕著な傾向を鑑みれば、本馬も2年前の勝ち馬であることをぞんざいに扱えないだろう。近親は冬場に良績の集まる馬が多く、リンカーンやヴィクトリー、アンライバルドといった面々から中山競馬場にもいいイメージを描きやすい。重賞勝ちの舞台で改めて。
ユーバーレーベンは、父ゴールドシップ×母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)。昨年、11番人気2着と下馬評を覆す走りをみせたマイネルファンロンの半妹。なお、本兄妹は4代母の父にMill Reefが配されている。ステイゴールドの直系は勝ち馬こそ出せていないものの、直近3年は該当馬が連続で2着に好走中。大味な競馬で勝ったオークスのレースぶりからも、中山の外回りコースは持ち味を存分に活かせる誂え向きの舞台だろう。
過去の勝ち馬の欄には、スピードシンボリ、タケホープ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、ミホシンザンなど、往年の名馬の名前がズラリと並ぶ格式高い一戦。第39回(1998年)は、このレースを含め4連勝で天皇賞馬へと上り詰めるメジロブライトが快勝。続く第40回(1999年)は、前年のダービー馬スペシャルウィークの参戦がおおいに話題を集めた(1番人気で堂々1着)。近年はビッグネームの参戦が減った感もあるが、無類の中山巧者ぶりを発揮して勝った第48回(2007年)のマツリダゴッホ、レース史上2頭目となる2連覇を飾った第50~51回(2009~10年)のネヴァブション、ルーラーシップとの父仔制覇を果たした第59回(2018年)のダンビュライトなど、個性派たちが存在感を示している。
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