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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 牡4 | 57.0 | C.ルメー | 美 堀宣行 | 514(+10) | 1.34.4 | 3.3 | 1 | 35.6 | ③③ | |||
2 | 5 | 10 | 牡8 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 笹田和秀 | 488(-4) | 1.34.5 | 3/4 | 28.0 | 9 | 35.2 | ⑩⑨ | ||
3 | 4 | 7 | 牡8 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 安田翔伍 | 534(+2) | 初B | 1.34.8 | 1 3/4 | 19.3 | 8 | 35.7 | ⑦④ | |
4 | 8 | 16 | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 安田隆行 | 490(-4) | 1.34.9 | 1/2 | 6.0 | 3 | 35.5 | ⑩⑪ | ||
5 | 1 | 1 | 牡6 | 57.0 | 松山弘平 | 栗 池添学 | 498(+4) | 1.35.1 | 1 1/4 | 37.1 | 10 | 36.6 | ②② | ||
6 | 1 | 2 | 牡7 | 57.0 | 武豊 | 栗 野中賢二 | 518(-6) | 1.35.1 | クビ | 17.5 | 7 | 35.5 | ⑬⑬ | ||
7 | 8 | 15 | 牡5 | 57.0 | 御神本訓 | 矢野義幸 | 462(-7) | 1.35.3 | 1 1/4 | 120.1 | 13 | 35.6 | ⑮⑮ | ||
8 | 7 | 13 | 牡6 | 57.0 | 北村宏司 | 栗 高柳大輔 | 494(+8) | 1.35.4 | クビ | 11.0 | 5 | 35.9 | ⑫⑪ | ||
9 | 3 | 6 | 牡6 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 栗田徹 | 540(-4) | 1.35.6 | 1 1/4 | 4.7 | 2 | 36.6 | ⑤④ | ||
10 | 6 | 12 | 牝7 | 55.0 | 横山武史 | 栗 長谷川浩 | 494(-2) | 1.35.6 | クビ | 187.7 | 14 | 36.4 | ⑦⑧ | ||
11 | 5 | 9 | 牡7 | 57.0 | 松若風馬 | 栗 音無秀孝 | 542(+8) | 1.35.7 | 3/4 | 6.0 | 4 | 35.9 | ⑮⑮ | ||
12 | 6 | 11 | 牡7 | 57.0 | 秋山真一 | 栗 石橋守 | 498(-4) | 1.36.0 | 2 | 313.3 | 16 | 36.7 | ⑨⑨ | ||
13 | 7 | 14 | 牡5 | 57.0 | 丸山元気 | 栗 西村真幸 | 460(-16) | 1.36.5 | 3 | 11.8 | 6 | 37.5 | ⑤④ | ||
14 | 4 | 8 | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 角居勝彦 | 514(+8) | 1.36.7 | 1 | 41.0 | 11 | 38.2 | ①① | ||
15 | 3 | 5 | 牡7 | 57.0 | 酒井学 | 栗 北出成人 | 550(0) | 1.37.1 | 2 1/2 | 228.6 | 15 | 37.5 | ⑬⑬ | ||
16 | 2 | 4 | セ5 | 57.0 | M.デムー | 栗 寺島良 | 462(-4) | B | 1.37.7 | 4 | 48.6 | 12 | 38.7 | ③④ |
ラップタイム | 12.5 - 10.8 - 11.4 - 11.8 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 12.1 |
---|---|
前半 | 12.5 - 23.3 - 34.7 - 46.5 - 58.5 |
後半 | 59.7 - 47.9 - 35.9 - 24.0 - 12.1 |
■払戻金
単勝 | 3 | 330円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 180円 | 1番人気 |
10 | 510円 | 9番人気 | |
7 | 400円 | 7番人気 | |
枠連 | 2-5 | 980円 | 2番人気 |
馬連 | 3-10 | 6,620円 | 25番人気 |
ワイド | 3-10 | 2,130円 | 26番人気 |
---|---|---|---|
3-7 | 1,560円 | 21番人気 | |
7-10 | 3,620円 | 39番人気 | |
馬単 | 3-10 | 9,300円 | 38番人気 |
3連複 | 3-7-10 | 24,940円 | 82番人気 |
3連単 | 3-10-7 | 101,710円 | 348番人気 |
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1回東京1~3週ならびに土曜日の東京ダートのレース結果、近年のフェブラリーSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は月曜日に50.5ミリの雨を記録。その影響が残り、土曜日のダートコースは湿り気の多い状態でレースが行われた。ちなみに、土曜日朝の含水率(JRA発表)は、ゴール前6.1%、4コーナー5.3%。前週日曜日の朝がゴール前3.1%、4コーナー3.0%。同じ良馬場(JRA発表)でも、今週土曜日のほうが含水高めのコンディションとみてとれる。
土曜日の結果を振り返ると、枠順は1~3枠、および7~8枠の出現率が高い印象。脚質的には4角5番手以内に位置する先行勢の活躍が目についた。だが、土曜日は先述したように含水がやや多く、先週よりも先行馬に優位な状況だったことは頭に入れておくべきだ。
日曜日は気温が20度前後まで上がり、馬場の乾燥がより進むため、前日と比べて序盤から押して行く先行勢には負荷がかかりやすくなる。ゆえに先週同様、末脚のしっかりしたタイプが幅を利かせやすいコンディションとなる可能性は決して低くない。
枠順に関しても見直しが必要だろう。1回東京開催1~3週のダート1600mでは、内枠よりも中~外枠の上位占有率が高い傾向にある。良馬場(JRA発表)で行われた近年のフェブラリーSにおいても、外めのほうが高信頼度かつ高回収率。よって、真ん中より外の枠(5~8枠あたり)を重視したほうが好結果につながりやすいのではないか。
血統面については、過去5年のフェブラリーSの結果を検証すると、ゴールドアリュールの血を引く馬が好調。父または母の父にミスプロ系種牡馬を持つ馬の活躍も目を引く。この2パターンで3着以内15頭のうち13頭(重複含む)を占めているのだから、当てはまる馬はプラスに評価してしかるべきだろう。
また、前走1着馬や前走で3番人気以内の支持を集めていた馬が、存在感を発揮しているのも当レースの大きな特徴。過去5年の1~2着延べ10頭は、いずれもこの条件を満たしていた。血統面とセットで押さえておきたいポイントだ。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑭オーヴェルニュ、⑯レッドルゼル。従って当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」とダートスペシャリスト「nige」がフェブラリーステークスの特注馬を大公開!トッププロ予想家のハイレベルG1トークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) nige(ダートスペシャリスト) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われるフェブラリーステークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①エアアルマス【B】
栗東坂路単走。軽めの調整ながら、ブレの少ない好フォームで駆け上がった。稽古映えする馬なので過度の評価はできないものの、調子自体は良さそう。あとは、他馬がいる場合にテンションを保てるか否か。そのあたりが焦点となる。
②インティ【C】
栗東坂路単走。頭を低く保っているのは美点も、右にモタれ気味でしまいの伸びは今ひとつ。少しこぢんまり映るのも気にかかる。こんな感じで2走前に結果を出しているとはいえ、物足りない気配であるのは確か。評価は上げづらい。
③カフェファラオ【B】
美浦南W併走。折り合い重視の調整で、僚馬2頭とほぼ並んだ形でゴールした。見た目は地味だが、それなりに我慢は利いているし、脚元の動きもスムーズ。追えば伸びそうな余力も十分に残している。いい仕上がり具合ではないか。
④ヘリオス【C】
栗東CW併走。活気はあるが、肩の出が窮屈で前肢のさばきが硬く、手ごたえの割に伸びを欠いている印象。そのあたりを踏まえると、今回の舞台で能力を発揮できるかどうか。善戦を超えるイメージは浮かんでこない。
⑤サクセスエナジー【C】
栗東坂路単走。頭の位置が高いうえに左右にブレ気味の走りで見映えはイマイチ。ラストまでしぶとく脚を伸ばしている点は評価できるものの、相手関係を考えると過度の期待はかけにくい。
⑥アルクトス【A】
美浦坂路併走。前を行く2頭にほぼ馬任せで並びかけ、そこで折り合いをつけつつ手前を替えると鋭く加速。余力を残したまま体勢有利でゴールした。柔らかく身体を使えているし、脚元の動きも力強い。好気配。
⑦ワンダーリーデル【C】
栗東坂路単走。前後の連動性を欠き、推進力が進行方向にうまく伝わっていない印象。それを脚力の強さで補い、加速ラップを刻んだ点は評価できるものの、さらなる上積みを感じるまでには至らない。上位進出には展開面などの恩恵が不可欠といえよう。
⑧ワイドファラオ【C】
栗東坂路単走。最後まで集中を切らすことなく駆け抜けた。ただ、四肢の着地点が安定せず、躍動感という面では今ひとつ。好調時の走りと比べると見劣りがする。積極的には手が出ない。
⑨サンライズノヴァ【A】
栗東坂路併走。追いかけてくるインディチャンプが前に出ようとするところで、鞍上に促されると素早く反応。最後は体勢有利の形でゴールした。鞍上の手ごたえ以上に競る気配を示しているし、時計も上等のレベル。力を出せる仕上がりと判断したい。
⑩エアスピネル【B】
栗東坂路併走。競る気配がやや薄いような気もするが、脚の運び自体は軽く、全体的に見ればテンポ良く動けている印象。急上昇とは言えないまでも、雰囲気は決して悪くない。この馬なりに順調だろう。
⑪スマートダンディー【C】
栗東坂路単走。大雪で序盤の動きはわからずじまい。映像で確認できる範囲では、四肢の可動域が狭く力んで走っているように見える。前回から1ハロンの距離延長、なおかつ相手強化のG1では手を出しづらい。
⑫ヤマニンアンプリメ【D】
栗東坂路単走。中盤まで掛かったような動きを見せるのはいつものこと。それはいいとして、フォームの安定性を欠き、いかにも消耗度の高そうな走り。今回の舞台は合わないだろう。
⑬ソリストサンダー【A】
栗東坂路単走。気合乗りが良く、鞍上の指示に対する反応もスムーズ。前後の連動性が高いフォームでキビキビと駆け上がるさまは見映えがいい。状態は高いレベルで安定している。
⑭オーヴェルニュ【B】
栗東CW単走。しまい重点の内容で迫力こそないが、無駄の少ない安定したフォームは目を引くものがあった。疲れやデキ落ちの様子はなく、それなりに帳尻を合わせてきた感を受ける。
⑮ミューチャリー【B】
船橋ダート併走。四肢をしっかりと伸ばして勢いよく駆け抜けた。右手前での走りが長続きしない点は気になるも、鞍上の手ごたえに見合った動きはできている。少なくとも前年(11着)の最終追い時より雰囲気はいい。
⑯レッドルゼル【B】
栗東坂路単走。余力残しできれいな加速ラップを記録した。前回の最終追い時と比べて、やや完歩が小さく映るが、セーブ気味の内容だったことを思えば、大きく割り引くほどでもない。順調とみてよさそうだ。
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アルクトス・栗田調教師「前走とは中身が違う。距離も斤量も状態もすべてプラスになる」
インティ・野中調教師「中間は順調だし、雰囲気もいい。自分のリズムで行けるかどうか」
エアアルマス・池添学調教師「オーバーワークを避ける内容。ワンターンのマイルはプラス」
エアスピネル・笹田調教師「しまい重点で上々の動き。前走より状態は良く、舞台適性もある」
オーヴェルニュ・梅内助手「短期放牧でリフレッシュしてデキは絶好。マイルはこなせるはず」
サクセスエナジー・北出調教師「最近は普段からやる気を見せている。しっかり仕上げてきた」
サンライズノヴァ・音無調教師「ちょうどいいデキ。間隔を空けたことがいいほうに出れば」
スマートダンディー・土屋助手「変わりなくいい状態。距離はこなせないとは思っていない」
ソリストサンダー・高柳大調教師「3走前からずっといい状態。レース内容も良化してきた」
ヘリオス・寺島調教師「ここへきて持ち直してきた。マイルは守備範囲だし、スムーズなら」
ミューチャリー・矢野義調教師「昨年は力を出せなかった。今年は心身両面で成長している」
ヤマニンアンプリメ・長谷川調教師「だいぶ安定感が出てきた。昔ほど距離は心配していない」
ワイドファラオ・小滝助手「状態は上がってきたし、今週の動きも良かった。展開ひとつ」
ワンダーリーデル・安田翔調教師「状態は上向いている。GIだし、すべてが噛み合えば」
(夕刊フジ)
★フェブラリーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降の3着以内延べ30頭の馬齢をみると、4歳から8歳までの範囲。ただし、7~8歳の好走はJRA・G1 2着以内、またはJpn1で優勝歴を持つ馬に限られる。覚えておきたい傾向だ。
2011年以降の性別成績を検証すると、牡・せん【10.10.10.120】、牝【0.0.0.8】。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的に牝馬は強調できない。
2011年以降の所属別成績は、栗東【9.8.10.100】、美浦【1.1.0.21】、地方【0.1.0.7】。連対数は栗東所属馬が圧倒している。なお、関東馬の好走はJRA・G1で連対歴があった馬のみ。地方馬の馬券絡みはJpn1の優勝経験馬に限定される。その点には注意したい。
2011年以降の2着以内延べ20頭のうち18頭は前走の着順が6着以内。例外の2頭はともに4歳馬だった。前走で7着以下に敗れていた5歳以上の馬は、「あって3着まで」の扱いが妥当だろう。
2011年以降の1~2着馬延べ20頭の重賞戦績を掘り下げると、1600m以上の重賞勝ち鞍を持つ馬は18頭にのぼり、残りの2頭にはマイル重賞の3着歴があった。重賞好走歴がない馬や、重賞での良績が1600m未満の距離に偏っている馬は、評価を控えめにしたい。
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U指数二桁順位の人気薄の激走も散見されるが、そういった穴馬が複数頭馬券に絡むことはほとんどない。基本的にU指数を信頼できる一戦だ。勝ち馬に関しては6年連続4番人気以内が該当しているので、軸はシンプルに指数、人気ともに上位の馬から選ぶというアプローチで問題ない。加えていうと、指数が100以上になると信頼度が大きくアップする。
条件にピッタリとハマるのが、2位サンライズノヴァ(101.3)、3位レッドルゼル(100.8)、4位カフェファラオ(100.6)の3頭。いずれも指数100以上という条件を満たし、上位人気グループに入ることが予想される。東京ダート実績も十分で、この3頭の総崩れというシチュエーションは想像しづらい。
一方、3連勝の勢いに乗ってG1獲りをもくろむオーヴェルニュ(97.7)は、12位に甘んじている点が少々不安。この馬は過信禁物かもしれない。であれば、ダート路線転向後は未勝利ながらも、U指数は堂々1位にランクされているエアスピネル(102.0)を狙ったほうが面白そう。人気薄は確実なので、ぜひともヒモの1頭に加えておくといいだろう。
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東京ダート1600mの重賞で存在感を放つ種牡馬と言えばゴールドアリュールを挙げられるが、フェブラリーSにおいても10年エスポワールシチー、14・15年コパノリッキー、17年ゴールドドリームと延べ4頭の勝ち馬を出している。なお、同種牡馬は産駒初出走となった09年から3着以内に好走馬を送り出せなかった年が3回しかなく、昨年もサンライズノヴァが上がり3F最速となる末脚を駆使して3着に好走していた。
また、父または母の父がヘネシー系となる馬も、07年サンライズバッカス(父ヘネシー)、16年モーニン(父ヘニーヒューズ)、20年モズアスコット(母の父ヘネシー)の3頭が勝ち馬として名を連ねており、「3-0-0-5」と勝つか負けるかハッキリした結果になっていることも興味深い。
アルクトスは、父アドマイヤオーラ×母ホシニイノリヲ(母の父シンボリクリスエス)。近親にSabercatやDeputationがいる血統で、2代母コンキスタドレスは95年アシュランドS-米G1で2着の実績を持つ。本馬は3走前のマイルチャンピオンシップ南部杯でダート1600mの日本レコードとなる1分32秒7を記録していたが、ワンターンのダート戦では「7-2-0-2」と抜群の安定感を誇る。母の父シンボリクリスエスらしく渋った馬場を得意とするので、一雨が叶えば不動の中心となるだろう。
カフェファラオは、父American Pharoah×母Mary's Follies(母の父More Than Ready)。Night ProwlerやRegal Gloryの半弟で、母Mary's Folliesは09年ミセスリヴィアS-米G2など芝重賞を2勝。父American Pharoahは芝・ダート兼用の種牡馬と言えるが、本馬においては母系もアメリカの芝重賞で実績を残しており、そういった血統背景を強調しやすい東京ダ1600mであれば主役を担える存在だろう。昨年の勝ち馬モズアスコットに倣えば、母がWoodmanとMiswakiの強い相似配合になるのも良い。
オーヴェルニュは、父スマートファルコン×母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。18年札幌日経オープンや19年万葉Sを制したヴォージュ、15年東海ダービーなど地方重賞を6勝したバズーカの半弟。父スマートファルコンは種牡馬として好成績を残すゴールドアリュールの直仔で、父ゴールドアリュール系×母の父ブライアンズタイム系という大まかな血統構成はエスポワールシチー(10年1着、13年2着)と同じ。本馬は3連勝で重賞初制覇と近走の勢いが目覚ましく、その前走もハイペースな流れを正攻法の立ち回りで押し切るのだから非の打ち所がない。
(文・シンヤカズヒロ)
JRAのG1開幕戦。パワーあふれる古馬たちが、冬の府中でダート最強の座を競い合う。G1昇格3年目の第16回(1999年)は岩手のメイセイオペラが日本競馬史上初めて「地方競馬所属のまま中央G1制覇」を決める感動の勝利。第19回(2002年)は前年の天皇賞(秋)、香港カップを制したアグネスデジタルが勝ち、芝・ダートを問わないオールラウンダーぶりを見せつけた。レース史上初となる2連覇を果たしたのはコパノリッキー(第31~32回、2014~2015年)。第31回は出走馬中最低となる16番人気での勝利、第32回は圧倒的1番人気での勝利という、珍しいかたちでの連覇となった。ほかにも過去の優勝馬欄には、第20回(2003年)のゴールドアリュール、第23回(2006年)のカネヒキリ、第25回(2008年)のヴァーミリアン、第27回(2010年)のエスポワールシチー、第28回(2011年)のトランセンドなど、その時代を代表するダート王たちが名を連ねている。