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高松宮記念 G1

日程:2000年3月26日()15:40 中京/芝1200m

高松宮記念の歴史と概要

2010、11年の優勝馬キンシャサノキセキ
2010、11年の優勝馬キンシャサノキセキ

もともとは夏の中京開催を彩る芝2000mの名物G2だったが、1996年のG1昇格にともない距離を芝1200mに短縮。2000年から施行時期も3月下旬へと移し、春の最強スプリンターを決める一戦となった。G1昇格を受けて国内のトップスプリンター大挙出走するようになり、G1として最初に行われた第26回(1996年)の勝ち馬フラワーパークは、秋のスプリンターズステークスも制して春秋スプリントG1連覇を達成。このほかにも、第31回(2001年)のトロットスター、第39回(2009年)のローレルゲレイロ、第43回(2013年)のロードカナロア、第48回(2018年)のファインニードルが、春と秋のダブルタイトル獲得に成功している。なお、過去に2連覇を果たしたのは、第40~41回(2010~2011年)のキンシャサノキセキに限られる。一方で、第30回(2000年)のキングヘイロー、第35回(2005年)のアドマイヤマックスのようにクラシックや中距離戦線では花開かずも、短距離に路線を転じてG1ホースに上り詰めた例も少なくない。ほか、2015年には香港から勇躍参戦したエアロヴェロシティ/Aerovelocityが、外国調教馬初の勝利を飾っている。

▼2013年はロードカナロアが1番人気に応えて優勝。春と秋のダブルタイトル獲得に成功。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第54回
動画
2024年3月24日
中京 芝1200m
高松宮記念2024
マッドクール 牡5 1:08.9 坂井瑠星 池添学 全着順を
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第53回
動画
2023年3月26日
中京 芝1200m
高松宮記念2023
ファストフォース 牡7 1:11.5 団野大成 西村真幸 全着順を
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第52回
動画
2022年3月27日
中京 芝1200m
高松宮記念2022
ナランフレグ 牡6 1:08.3 丸田恭介 宗像義忠 全着順を
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第51回
動画
2021年3月28日
中京 芝1200m
高松宮記念2021
ダノンスマッシュ 牡6 1:09.2 川田将雅 安田隆行 全着順を
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第50回
動画
2020年3月29日
中京 芝1200m
高松宮記念2020
モズスーパーフレア 牝5 1:08.7 松若風馬 音無秀孝 全着順を
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第49回
動画
2019年3月24日
中京 芝1200m
高松宮記念2019
ミスターメロディ 牡4 1:07.3 福永祐一 藤原英昭 全着順を
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第48回
動画
2018年3月25日
中京 芝1200m
高松宮記念2018
ファインニードル 牡5 1:08.5 川田将雅 高橋義忠 全着順を
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第47回
動画
2017年3月26日
中京 芝1200m
高松宮記念2017
セイウンコウセイ 牡4 1:08.7 幸英明 上原博之 全着順を
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第46回
動画
2016年3月27日
中京 芝1200m
高松宮記念2016
ビッグアーサー 牡5 1:06.7 福永祐一 藤岡健一 全着順を
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第45回
動画
2015年3月29日
中京 芝1200m
高松宮記念2015
エアロヴェロシティ セ7 1:08.5 Z.パートン オサリバ 全着順を
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第44回
動画
2014年3月30日
中京 芝1200m
高松宮記念2014
コパノリチャード 牡4 1:12.2 M.デムーロ 宮徹 全着順を
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第43回
動画
2013年3月24日
中京 芝1200m
高松宮記念2013
ロードカナロア 牡5 1:08.1 岩田康誠 安田隆行 全着順を
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第42回
動画
2012年3月25日
中京 芝1200m
高松宮記念2012
カレンチャン 牝5 1:10.3 池添謙一 安田隆行 全着順を
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第41回
動画
2011年3月27日
阪神 芝1200m
高松宮記念2011
キンシャサノキセキ 牡8 1:07.9 U.リスポリ 堀宣行 全着順を
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第40回
動画
2010年3月28日
中京 芝1200m
高松宮記念2010
キンシャサノキセキ 牡7 1:08.6 四位洋文 堀宣行 全着順を
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第39回
動画
2009年3月29日
中京 芝1200m
高松宮記念2009
ローレルゲレイロ 牡5 1:08.0 藤田伸二 昆貢 全着順を
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第38回
動画
2008年3月30日
中京 芝1200m
高松宮記念2008
ファイングレイン 牡5 1:07.1 幸英明 長浜博之 全着順を
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第37回
動画
2007年3月25日
中京 芝1200m
高松宮記念2007
スズカフェニックス 牡5 1:08.9 武豊 橋田満 全着順を
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第36回
動画無し
2006年3月26日
中京 芝1200m
高松宮記念2006
オレハマッテルゼ 牡6 1:08.0 柴田善臣 音無秀孝 全着順を
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第35回
動画無し
2005年3月27日
中京 芝1200m
高松宮記念2005
アドマイヤマックス 牡6 1:08.4 武豊 橋田満 全着順を
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第34回
動画無し
2004年3月28日
中京 芝1200m
高松宮記念2004
サニングデール 牡5 1:07.9 福永祐一 瀬戸口勉 全着順を
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第33回
動画無し
2003年3月30日
中京 芝1200m
高松宮記念2003
ビリーヴ 牝5 1:08.1 安藤勝己 松元茂樹 全着順を
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第32回
動画無し
2002年3月24日
中京 芝1200m
高松宮記念2002
ショウナンカンプ 牡4 1:08.4 藤田伸二 大久保洋 全着順を
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第31回
動画無し
2001年3月25日
中京 芝1200m
高松宮記念2001
トロットスター 牡5 1:08.4 蛯名正義 中野栄治 全着順を
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第30回
動画無し
2000年3月26日
中京 芝1200m
高松宮記念2000
キングヘイロー 牡5 1:08.6 柴田善臣 坂口正大 全着順を
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第29回
動画無し
1999年5月23日
中京 芝1200m
高松宮記念1999
マサラッキ 牡6 1:08.0 藤田伸二 増本豊 全着順を
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第28回
動画無し
1998年5月24日
中京 芝1200m
高松宮記念1998
シンコウフォレスト 牡5 1:09.1 四位洋文 栗田博憲 全着順を
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第27回
動画無し
1997年5月18日
中京 芝1200m
高松宮記念1997
シンコウキング 牡6 1:08.0 岡部幸雄 藤沢和雄 全着順を
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第26回
動画無し
1996年5月19日
中京 芝1200m
高松宮記念1996
フラワーパーク 牝4 1:07.4 田原成貴 松元省一 全着順を
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歴史と位置付け

1967年に4歳(現在の3歳)以上で争われる別定重賞として創設された「中京大賞典」が前身で、1971年に高松宮殿下から優勝杯を賜ったのを機に「高松宮杯」に改称された(回次はこの年からカウントされるようになる)。舞台は中京競馬場の芝2000mで、長らく条件変更のないまま夏の中京開催を代表するレースとして定着。1984年のグレード制導入時にはG2に格付けされた。従来、JRAには短距離戦のビッグレースが設けられていなかったが、1990年に芝1200mで行われるスプリンターズステークスがG1に昇格。この路線のレベル上昇が顕著になったことを受けて「春シーズンにも王者決定戦を作ろう」という声が高まり、1996年にG1昇格かつ800mの距離短縮、さらには開催時期を前倒す大幅なリニューアルが高松宮杯に施された。JRAの中央場所以外では初のG1であり、以来スプリンターズステークスと双璧を成す短距離戦の頂点に君臨するようになる。その後、1998年に「高松宮記念」に名称変更。2011~2017年はグローバルスプリントチャレンジの対象レースとして施行されていた。

開催時期

第1~16回(1971~1986年)は6月下旬。第17~25回(1987~1995年)は7月上旬~中旬。第26~29回(1996~1999年)は5月中旬~下旬。第30回(2000年)以降は3月下旬に開催されている。

競走条件

施行場所:中京芝1200m(左回り)
出走資格:4歳以上
1着賞金:1億7000万円
負担重量:定量

その他

2000mのG2時代は歴史的名馬クラスの参戦も多く、第4回(1974年)はハイセイコーが61キロを、第7回(1977年)はトウショウボーイが62キロの酷量を背負い、それぞれ貫禄勝ちを収めている。ちなみに、トウショウボーイは単勝元返しでの勝利だった。

年表

1971年中京芝2000m、4歳(現在の3歳)以上、別定、「高松宮杯」として創設
1979年阪神芝2000mで施行
1984年G2(国内独自)に格付け
1988年オグリキャップが中京芝2000mのコースレコードを更新
1989年混合競走に指定
1993年京都芝2000m(内)で施行
ロンシャンボーイが京都芝2000m(内)のコースレコードを更新
1996年G1(国内独自)に昇格
施行距離を芝1200m、負担重量を定量に変更
指定交流競走に指定
フラワーパークが中京芝1200mのコースレコードを更新
1998年競走名を「高松宮記念」に改称
2000年出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更
2001年国際競走に指定
2007年国際G1に格付け
2011年「グローバルスプリントチャレンジ」に指定(~2017年)
阪神芝1200mで施行
キンシャサノキセキがレース史上初の2連覇を達成
4位入線のダッシャーゴーゴーは進路妨害により11着に降着
2013年ロードカナロアが中京芝1200mのコースレコードを更新
2016年ビッグアーサーが中京芝1200mのコースレコードを更新
2020年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
1位入線のクリノガウディーは進路妨害により4着に降着
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今週の重賞レース

2024年3月30日()
ダービー卿CT  G3
2024年3月31日()
大阪杯  G1

競馬番組表

2024年3月30日()
3回中山3日目
2回阪神3日目
2024年3月31日()
3回中山4日目
2回阪神4日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
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3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
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