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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牝5 | 55.0 | C.ルメー | 美 国枝栄 | 490(0) | 2.23.0 | 2.2 | 1 | 34.7 | ④⑤④④ | |||
2 | 4 | 6 | 牡3 | 55.0 | 福永祐一 | 栗 矢作芳人 | 456(-2) | 2.23.2 | 1 1/4 | 2.8 | 2 | 34.3 | ⑨⑨⑨⑨ | ||
3 | 3 | 5 | 牝3 | 53.0 | 松山弘平 | 栗 杉山晴紀 | 474(-6) | 2.23.2 | クビ | 3.7 | 3 | 34.4 | ⑦⑦⑦⑦ | ||
4 | 1 | 1 | 牝4 | 55.0 | 津村明秀 | 美 国枝栄 | 474(+2) | 2.23.2 | ハナ | 24.9 | 5 | 34.8 | ⑦⑧⑦⑥ | ||
5 | 8 | 15 | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 美 尾関知人 | 464(+8) | 2.23.3 | クビ | 17.2 | 4 | 35.2 | ④④②② | ||
6 | 2 | 3 | 牡4 | 57.0 | 武豊 | 栗 友道康夫 | 482(-10) | 2.23.8 | 3 | 45.4 | 7 | 35.0 | ⑩⑩⑩⑦ | ||
7 | 4 | 7 | 牡6 | 57.0 | 戸崎圭太 | 美 菊沢隆徳 | 478(+4) | 2.23.8 | クビ | 216.2 | 10 | 34.7 | ⑫⑫⑫⑩ | ||
8 | 3 | 4 | 牡6 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 角居勝彦 | 508(0) | 2.24.1 | 2 | 44.6 | 6 | 38.9 | ①①①① | ||
9 | 7 | 12 | 牡7 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 友道康夫 | 502(+8) | 2.24.2 | クビ | 226.1 | 11 | 35.1 | ⑬⑬⑬⑩ | ||
10 | 5 | 8 | 牡7 | 57.0 | M.デムー | A.マルチ | 478(--) | 2.24.6 | 2 1/2 | 136.9 | 9 | 35.1 | ⑮⑮⑮⑮ | ||
11 | 6 | 10 | 牡8 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 藤原英昭 | 466(-2) | 2.24.8 | 1 | 312.5 | 12 | 35.6 | ⑩⑪⑪⑫ | ||
12 | 7 | 13 | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 友道康夫 | 498(+2) | 2.25.0 | 1 | 101.1 | 8 | 35.7 | ⑭⑭⑬⑫ | ||
13 | 6 | 11 | 牡6 | 57.0 | 内田博幸 | 美 林徹 | 500(+6) | 2.25.3 | 2 | 432.9 | 14 | 37.0 | ⑥⑤④④ | ||
14 | 5 | 9 | 牡4 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 小桧山悟 | 488(+4) | 2.25.6 | 1 3/4 | 460.3 | 15 | 37.5 | ③②②② | ||
15 | 8 | 14 | 牡7 | 57.0 | 勝浦正樹 | 栗 森秀行 | 486(+12) | 2.29.2 | 大差 | 321.6 | 13 | 40.0 | ②②⑥⑫ |
ラップタイム | 12.7 - 10.8 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.2 - 12.3 |
---|---|
前半 | 12.7 - 23.5 - 35.3 - 46.6 - 57.9 |
後半 | 61.8 - 49.9 - 37.8 - 25.5 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 2 | 220円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 110円 | 1番人気 |
6 | 110円 | 2番人気 | |
5 | 120円 | 3番人気 | |
枠連 | 2-4 | 350円 | 1番人気 |
馬連 | 2-6 | 330円 | 1番人気 |
ワイド | 2-6 | 170円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
2-5 | 190円 | 2番人気 | |
5-6 | 220円 | 3番人気 | |
馬単 | 2-6 | 610円 | 1番人気 |
3連複 | 2-5-6 | 300円 | 1番人気 |
3連単 | 2-6-5 | 1,340円 | 1番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のジャパンカップの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
水曜日に2.5ミリの降雨があったものの、その後の雨量はゼロ。土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。ちなみに、この中間は一時的な気温の上昇もあってか、連日のように散水作業を実施。そのため、良発表ながらも含水高めのソフトなコンディションだった。
土曜日の結果を見直すと、枠順は外め、脚質的には差し優勢。前開催の雨中競馬、前週の3日連続開催のダメージが残っているところに水分も重なって、内めに進路をとった逃げ・先行勢は苦戦。中~外めからスムーズに運んだ馬、あるいは内から中~外めへスイッチした差し馬の好走頻度が一段と高まっている。
日曜日午後からの降水確率は0%。ジャパンカップ=内優勢が定説ではあるが、土曜日の結果をみるに馬場の乾きが進んだとしても、内有利の状態に様変わりするとは考えづらい。ゆえに、枠順自体を過度に意識する必要はないだろう。
差し優位の状況を踏まえると、枠順よりも鋭い決め脚を備えているかどうかのほうが重要に思える。となれば、頼りになるのは近走でメンバー上位の上がり3ハロンタイムを記録している馬。なかでも、近2走ともに上がり3ハロン上位(2位以内)という、確かな末脚を持つ馬が有利とみる。
血統面に関しては、近5年のジャパンカップを振り返ると、父サンデーサイレンス系、ならびにキングカメハメハの系統産駒が順当に結果を残している印象。この2系統で3着以内延べ15頭すべてを占めている。該当する馬のなかから、軸をチョイスするのが正解だろう。
もう少し掘り下げると、近5年連続でレース全体のラスト1ハロンは12秒台。中盤のラップが緩まず、淀みのない流れになりやすいこともあってか、最後の1ハロンはほぼ平坦にもかかわらず上がりを要している。
相応の持久力が求められるゆえに、牡馬であれば2400m以上のG1で連対歴を持つ馬、牝馬の場合は確かな能力の証左ともいえるG1勝利経験のある馬が強い。近10回の優勝馬はいずれも該当。条件を満たす馬は高く評価してしかるべきだ。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向(近2走ともに上がり3ハロン2位以内)の要点をともに満たしているのは、⑥コントレイル1頭のみ。よって当欄では、⑥コントレイルを本命に指名する。
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日曜日に行われるジャパンカップの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①カレンブーケドール【B】
美浦坂路併走。僚馬と馬体を並べる形で登坂。最後まで集中力を保って駆け抜けた。やや単調な走りに映るが、前後のバランスはとれており、概ね自身のパフォーマンスは示している。及第点の仕上がりと判断したい。
②アーモンドアイ【B】
美浦南W併走。前を走る2頭に内から楽々と並びかけると、最後は余力を残したまま優勢の形でゴールした。前回と比べて、やや完歩が小さく映るが、セーブ気味の内容だったことを思えば、大きく割り引くほどでもない。順調とみていいだろう。
③ワールドプレミア【C】
栗東坂路単走。感触を確かめる程度の内容だったが、馬が辛抱できないのか、頭が左に向く場面が多く、フォームも崩れがち。好調時の走りと比べると見劣りがする。本当に良くなるのは、ここを叩いてからではないか。
④キセキ【B】
栗東坂路単走。派手な時計こそ出ていないが、中盤から一定のリズムを保ち、持続的に脚を伸ばしている点は好感が持てる。しまいに手前を替えて減速したが、許容範囲の部類だろう。少なくとも近2走の最終追い時より雰囲気はいい。
⑤デアリングタクト【A】
栗東坂路単走。前の関係ない馬を避けるためにラチ側へ進路を変えたが、気負う面は見せず、終始リラックスモードで駆け上がった。軸がブレないし、手前の切り替えも至ってスムーズ。前回の気配も良かったが、今回はさらに上の段階とみる。
⑥コントレイル【B】
栗東坂路単走。序盤に頭を上げる場面もあったが、その後は余裕ある手応えで軽快に駆け上がった。左手前の走りに少しぎごちなさが見られるものの、集中力を欠いた1週前追いの気配とは雲泥の差。それなりに帳尻を合わせてきた感を受ける。
⑦ミッキースワロー【C】
美浦南W単走。頭の位置が高く首の使い方も今ひとつ。そのぶん、スピードに乗るまでに時間を要している印象。こんな感じでも結果を出す馬ではあるが、相手関係を考えると過度の期待はかけにくい。
⑧ウェイトゥパリス【C】
白井ダ単走(火曜追い)。踏み込みは力強いのだが、肩の出が窮屈で前肢のさばきが硬く映る。そのぶん、鞍上のアクションの割に伸びを欠いている印象。日本独特の緩急ある競馬に対応できるかどうかは微妙なところ。積極的には手が出ない。
⑨トーラスジェミニ【C】
美浦坂路単走。序盤からいい行きっぷりを見せ、最後まで集中を切らすことなく駆け登った。ただし、この程度のパフォーマンスは常に示す馬。さらなる上積みを感じるまでには至らない。上位進出には、展開面などの恩恵が不可欠といえよう。
⑩パフォーマプロミス【C】
栗東坂路単走。左手前でペースアップすると、体の向きが右になるのはいつものこと。それはいいとして、首と四肢の連動性を欠き、いかにも消耗度の高そうな走り。現状維持の範囲内という感が強く、大望まではどうか。
⑪クレッシェンドラヴ【C】
美浦南W併走。折り合い重視の調整で、僚馬2頭に体勢有利の形でゴールした。ただ、気持ちが高ぶっているのか、力んで走っているように見えるのは気になるところ。府中の長い直線で、能力を発揮できるかについては疑問符が付く。
⑫マカヒキ【B】
栗東坂路単走。スムーズな行きっぷりを示し、最後までリズムを保ってゴール。今春の大阪杯当時より、身のこなしが柔らかくなっているし、四肢の運びも軽い。あとは本番で、自身から競る闘争心を取り戻せるか否か。そのあたりが焦点となる。
⑬ユーキャンスマイル【C】
栗東坂路単走。実質的な最終追いを22日に行っているため、流す程度の軽めのメニュー。動きに硬さがないのは良点も、後肢の踏み込みが浅く見えるのは気になるところ。評価は上げづらい。
⑭ヨシオ【D】
栗東坂路併走。道中の進みは悪くなかったが、しまいにかけてペースダウン。格下に後れをとってしまった。鞍上の仕掛けに対する反応が薄く、良化途上の感は否めない。今回は見送りが賢明だろう。
⑮グローリーヴェイズ【B】
美浦南W併走。やや頭は高いが、首をしっかり使えているので、走りのリズムは悪くない。キレは感じないものの、最後までしぶとく脚を伸ばしており、自身の持ち味は出せている印象。いい仕上がり具合ではないか。
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アーモンドアイ・ルメール騎手「無理しないでパワーが出ていたし、よく集中して走っていた。エンジョイしていたね」
カレンブーケドール・津村騎手「前回とはトモが全然違う。2着だった去年よりも断然にいい」
キセキ・角居調教師「古馬だから劇的な変動はない。速い時計でも菊花賞のような雨でも勝っており、馬場は不問」
クレッシェンドラヴ・内田騎手「前走でいい位置で折り合えたのが、今回に生きてくると思う」
コントレイル・福永騎手「最終追いで驚くほど良化していた。ここで1着を獲るためにどうしたらいいかを考えたい」
デアリングタクト・杉山晴調教師「480キロ前後を維持。思いどおりにきている。秋華賞よりさらに強い姿を見せたい」
トーラスジェミニ・小桧山調教師「中間に乗ったスタッフは上昇していると言っていた。血統的に距離はこなせるはず」
パフォーマプロミス・藤原英調教師「順調。適性があるから使う。ベテランの強みを生かして」
マカヒキ・友道調教師「坂路でサッと。年齢を感じさせず、フレッシュな状態で走りが軽い」
ミッキースワロー・菊沢調教師「状態を万全にして送り出したい。しまいが生きる競馬なら」
ユーキャンスマイル・友道調教師「前走は久々と58キロが影響したか。叩いての上積みを感じる」
ヨシオ・日高助手「放牧でリフレッシュ。芝2戦目で距離も未知数だし、どれだけやれるか」
ワールドプレミア・武豊騎手「きっちり間に合った。東京は初めてだが、広いコースはいい」
(夕刊フジ)
★ジャパンCの特別登録馬はこちら 調教タイムも掲載
2010年以降の3着以内延べ30頭の馬齢をみると、3歳から7歳まで幅広い。ただし、6歳以上の最高着順は3着止まり。2着連対圏に届きそうで届かない状況が続いている。
2010年以降、栗東所属馬の【9.8.8.69】に対し。美浦所属馬は【1.2.2.31】と苦戦。しかも後者の3連対は、すべて前走2着以内の3歳馬。相応の勢いと鮮度がない関東馬は強調できない。なお外国所属馬の好走は、2006年3着のウィジャボードを最後に途絶えている。
2010年以降の3着以内延べ30頭の前走をレース格で分けると、G1、G2の2パターンに限定される。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。
前走の着順については、G1ならば12着、G2の場合は4着が最低ライン。2010年以降、この条件を満たしていなかった馬は、いずれも4着以下に敗れている。
2010年以降の3着以内延べ30頭は、例外なく同年の9月以降に1戦以上を消化していた。傾向的に秋初戦の馬は狙いづらい印象を持つ。
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外国馬についてはJRAのレースに出走歴がないとU指数は出ないが、近年は勝ち負けに加われるレベルの馬の来日が少ないのでノーカウントでいいだろう。馬券の対象は日本馬に絞る。取捨を判断する際は、古馬と3歳馬とで分けて考えるといい。
古馬については、5位以内であることが高評価の条件。2016年2着のサウンズオブアース(6位)、3着のシュヴァルグラン(13位)のような例はあるが、それ以外の過去5年間の古馬の3着以内馬は、5位以内の高い指数を示していた。6位以下の古馬は、評価を一枚割り引きたい。
3歳馬、とくに古馬初対戦のケースは指数が出にくいので、人気に注目。古馬と対等に戦えるとみなされている馬は軒並み上位人気に支持され、過去5年間で馬券対象となった3歳馬はすべて5番人気以内という点で共通する。(今年は該当馬はいないが)人気薄の3歳馬には手出し無用と考えていい。
結論として、1頭だけ抜けた評価のU指数1位アーモンドアイ(104.9)、上位人気確実の無敗の3歳牡牝三冠馬の4位コントレイル(100.8)、14位デアリングタクト(97.0)を外すことはできない。3強対決を前提に、2位キセキ(102.8)を押さえる馬券の組み立てが、U指数的には推奨される。
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一昨年、アーモンドアイが従来の日本レコードを1秒5縮める2分20秒6で勝利しているが、以前の芝2400mレコードは2005年ジャパンCでアルカセットが記録した2分22秒1だった。アルカセットの父Kingmamboは、アーモンドアイの父系曽祖父でもあり、東京競馬場の大レースかつ時計勝負に強い血統としても知られている。
また、2017年シュヴァルグラン、2019年スワーヴリチャード、と直近3年以内にハーツクライ産駒が2勝を挙げるほか、2008年スクリーンヒーロー、2009年ウオッカ、2014年エピファネイアといったRobertoの直系も底力を発揮してきたように、大一番でこそ強さを見せる血脈にも気を配りたい。
デアリングタクトは、父エピファネイア×母デアリングバード(母の父キングカメハメハ)。Ecton Parkやピットファイターが出たデアリングダンジグに遡る牝系で、2代母デアリングハートは府中牝馬S連覇(06・07年)など重賞を3勝。本馬は瞬時に最高速度に達する加速力が持ち味で、回転の良い走りをするだけに道悪を苦にしない強みもある。父は2014年ジャパンC-G1で2着に4馬身差を付ける圧巻のパフォーマンスを披露しており、父Roberto系×母の父Kingmambo系と相性の良い血脈を抱える血統構成も申し分ない。
アーモンドアイは、父ロードカナロア×母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)。母は06年エリザベス女王杯、07年札幌記念の勝ち馬で、トライマイベストやEl Gran Senorが出たSex Appealに遡る牝系。先述の通り、本馬は芝2400mの日本レコードホルダーで、昨今の高速馬場で無類の強さを発揮してきた。東京の中距離は負け知らずの舞台でもあり、人気と目される牡牝三冠馬に胸を貸す立場でラストランを迎える。
グローリーヴェイズは、父ディープインパクト×母メジロツボネ(母の父スウェプトオーヴァーボード)。3代母メジロラモーヌは86年に桜花賞、オークス、エリザベス女王杯を制して牝馬三冠を達成。牝系はフィールドルージュやメジロアルダンが出たメジロヒリユウに遡る。本馬はメジロ牝系のスタミナを体現したような持続力が持ち味で、底力を問われる展開になってこそ真価を発揮するタイプだろう。58kgを背負いながら勝利した京都大賞典-G2の内容も申し分なく、ジャイアントキリングがあっても驚けない。
(文・シンヤカズヒロ)
日本競馬史上初の国際G1として、古くから東京競馬場を舞台に世界の強豪馬と日本代表との激闘が繰り広げられてきた。第1~3回(1981~1983年)は外国調教馬の強さに屈したが、第4回(1984年)はカツラギエースが一世一代の大逃げを打って粘り切り、日本調教馬として初制覇を果たしている。これまでに連覇を成し遂げたのは、第32~33回(2012~2013年)のジェンティルドンナただ1頭。そのほかの優勝馬を見ても、第29回(2009年)のウオッカ、第31回(2011年)のブエナビスタ、第35回(2015年)のショウナンパンドラ、第38&40回(2018&2020年)のアーモンドアイなど、総じて牝馬の活躍が目立つ。第26回(2006年)は同年の凱旋門賞で3位入線(のちに失格)に終わり、失意の秋を過ごしていたディープインパクトが貫禄のパフォーマンスを披露。勝利によって燻る思いを払拭し、引退レースとなる有馬記念へと向かうことになった。