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春のマイル王者決定戦として、東京G1連続開催のトリを飾る安田記念。ステップ別では、前走G1組(海外含む)の好走率が高く、2008年以降は5勝を含む9連対という高値安定の成績を誇る。なかでも、当日1番人気に推された馬は【3.1.1.1】。軸馬の最有力候補となる。ただし、ヴィクトリアマイルを経由してきた馬は不振で、好走例は2008~2009年に連覇を果たしたウオッカと、2018年2着のアエロリットの2頭しかいない。前者は牝馬でありながらダービーを制した傑出馬であり、後者は牡馬相手に同舞台のNHKマイルカップを勝ったことのある断然の実績馬。これらはレアケースととらえたほうが賢明で、牝馬限定戦をステップに臨んだ馬は、基本的に割り引いて然るべきだろう。レースが行われる東京1600mは、最初のコーナーまでの距離が500m以上と長く、ポジション争いはそれほど激しくならない。ゆえに、展開的な紛れの少ないコース形態と言えよう。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)
【人気】
1998年以降、1番人気はわずか5勝。その顔ぶれを見ると、タイキシャトル、ウオッカ、ロードカナロア、ジャスタウェイなどの名馬がズラリ。それ相応の実績もしくは能力を備えた馬でなければ、勝ちきるまでには至らない。人気サイドの信頼度は決して高くはなく、1~3番人気の複勝率はいずれも50%割れの低空飛行。6番人気以下が10勝もしていることからもわかるように、波乱傾向の強さはかなりのものである。なかでも目立つのは、中穴ゾーンである6~9番人気の強さ。単勝&複勝回収率が100%超のうえ、勝率、連対率、複勝率も好水準を誇る。買い材料のある馬がいれば、積極的に狙っていきたい。
◆人気別成績(過去20年)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-2-2-12 | 20.0% | 30.0% | 40.0% | 56.0% | 60.0% |
2番人気 | 3-2-0-15 | 15.0% | 25.0% | 25.0% | 76.0% | 48.5% |
3番人気 | 1-3-4-12 | 5.0% | 20.0% | 40.0% | 32.0% | 113.0% |
4番人気 | 2-1-1-16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% | 135.5% | 56.0% |
5番人気 | 0-3-3-14 | 0.0% | 15.0% | 30.0% | 0.0% | 111.0% |
6~9番人気 | 9-4-5-62 | 11.3% | 16.3% | 22.5% | 209.6% | 115.1% |
10番人気以下 | 1-5-5-155 | 0.6% | 3.6% | 6.6% | 24.0% | 67.3% |
◆単勝オッズ別成績(過去20年)
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.9倍以下 | 2-2-0-0 | 50.0% | 100.0% | 100.0% | 87.5% | 115.0% |
2.0~2.9倍 | 0-0-1-2 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0.0% | 53.3% |
3.0~4.9倍 | 4-1-1-13 | 21.1% | 26.3% | 31.6% | 85.3% | 57.4% |
5.0~7.9倍 | 2-4-2-28 | 5.6% | 16.7% | 22.2% | 36.4% | 59.7% |
8.0~14.9倍 | 5-6-6-40 | 8.8% | 19.3% | 29.8% | 104.0% | 107.5% |
15.0~19.9倍 | 3-3-1-23 | 10.0% | 20.0% | 23.3% | 164.0% | 113.3% |
20.0~49.9倍 | 4-2-8-83 | 4.1% | 6.2% | 14.4% | 130.1% | 97.3% |
50.0倍以上 | 0-2-1-97 | 0.0% | 2.0% | 3.0% | 0.0% | 53.3% |
◆配当(過去10年)
馬券種 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 3,690円 | 170円 | 1,261円 |
複勝 | 2,200円 | 110円 | 460円 |
枠連 | 8,630円 | 290円 | 2,252円 |
馬連 | 18,730円 | 290円 | 7,673円 |
ワイド | 25,990円 | 170円 | 3,514円 |
馬単 | 26,640円 | 460円 | 13,969円 |
3連複 | 92,530円 | 4,100円 | 40,963円 |
3連単 | 468,600円 | 10,000円 | 222,624円 |
【脚質】
脚質別の成績を見ると、先行と差しがおおむね互角の成績。2008年以降は4角10番手以下で通過した馬が15頭も馬券に絡んでいるので、後方待機勢にもチャンスはある。それを裏付けているのが、前走の上がり3ハロン1~2位馬の成績だ。3着以内馬33頭のうち約半数の16頭を該当馬が占めている。差し優勢の東京コースらしく、決め手の鋭い馬が幅を利かせる舞台と言えよう。逃げの連対率と単勝回収率は頭ひとつ抜けているが、これは2016年1着→2017年2着のロゴタイプが大きく引き上げたもの。1998年以降、同馬以外で馬券に絡んだ逃げ馬は1頭しかいない。こうした傾向を鑑みると、逃げ脚質はマイナス材料と考えたほうが無難である。
◆脚質別成績(過去20年)
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1-2-0-17 | 5.0% | 15.0% | 15.0% | 184.5% | 64.0% |
先行 | 5-5-5-56 | 7.0% | 14.1% | 21.1% | 80.7% | 117.3% |
差し | 10-8-7-136 | 6.2% | 11.2% | 15.5% | 70.7% | 70.7% |
追込 | 4-5-8-77 | 4.3% | 9.6% | 18.1% | 63.3% | 76.3% |
【枠順】
枠順別成績では2枠が勝率トップだが、他枠との差はわずか。連対率と複勝率は分散されている印象が強く、「枠順の有利不利は少ない」というのが結論になる。ただし、1~4枠の単勝&複勝回収率が妙に低いのは気になるところで、対する5~8枠はいずれも高水準で推移している。こうした傾向を考慮すると、期待値の面では内枠よりも中~外枠が上位と認識できる。ゆえに、取捨に迷った場合は中~外枠を重視するスタンスのほうが、好結果につながる可能性は高くなりそうだ。「中~外枠から中団~好位のポジション→速い上がりを繰り出せそうな馬」は、人気薄でも必ず押さえておきたい。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1-2-3-32 | 2.6% | 7.9% | 15.8% | 11.6% | 42.9% |
2枠 | 4-2-3-29 | 10.5% | 15.8% | 23.7% | 63.9% | 96.6% |
3枠 | 2-2-1-34 | 5.1% | 10.3% | 12.8% | 20.0% | 30.5% |
4枠 | 1-0-2-36 | 2.6% | 2.6% | 7.7% | 31.5% | 37.4% |
5枠 | 4-5-1-30 | 10.0% | 22.5% | 25.0% | 145.8% | 133.0% |
6枠 | 1-3-3-33 | 2.5% | 10.0% | 17.5% | 99.8% | 138.3% |
7枠 | 4-2-2-47 | 7.3% | 10.9% | 14.5% | 128.5% | 59.6% |
8枠 | 3-4-5-45 | 5.3% | 12.3% | 21.1% | 87.4% | 106.7% |
【血統】
血統面については、ハッキリ優秀と言える種牡馬の存在が皆無の状況。従って、ここでは好走率の高い系統をピックアップしていきたい。2008年以降は、父ロベルト系の活躍が顕著で、2007~2008年のウオッカ(父タニノギムレット)、2012年のストロングリターン(父シンボリクリスエス)、2015年のモーリス(父スクリーンヒーロー)と4勝。2~3着も5回を数える盛況ぶりだ。当然ながら、父サンデーサイレンス系の好走例も多い。とりわけ母父ノーザンダンサー系との相性は抜群で、2勝を含む3着以内馬8頭を輩出。2013~2017年は5年連続で馬券に絡んでおり、安定度という面では前述した父ロベルト系を上回る。ほかでは、サクラバクシンオーなどが属する父プリンスリーギフト系も侮れない。馬券に絡んだ馬はすべて8番人気以下で、2桁人気の激走も2回を数える、穴党にとっては垂涎の的。該当馬の出走があれば、必ずマークしておきたい。
◆同コース種牡馬別成績(東京競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2014/05/26~2019/05/26
位 | 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ディープインパクト | 71-59-49-291 | 15.1% | 27.7% | 38.1% | 74.1% | 89.4% |
2 | ダイワメジャー | 27-15-20-167 | 11.8% | 18.3% | 27.1% | 88.1% | 69.2% |
3 | ハーツクライ | 25-13-20-154 | 11.8% | 17.9% | 27.4% | 65.7% | 75.8% |
4 | キングカメハメハ | 17-15-14-158 | 8.3% | 15.7% | 22.5% | 38.5% | 56.3% |
5 | ステイゴールド | 14-10-20-130 | 8.0% | 13.8% | 25.3% | 81.0% | 89.3% |
6 | クロフネ | 12-11-2-64 | 13.5% | 25.8% | 28.1% | 87.4% | 69.0% |
7 | ロードカナロア | 11-8-9-51 | 13.9% | 24.1% | 35.4% | 112.2% | 123.3% |
8 | ルーラーシップ | 9-10-4-45 | 13.2% | 27.9% | 33.8% | 62.6% | 76.3% |
9 | ハービンジャー | 9-5-12-73 | 9.1% | 14.1% | 26.3% | 37.1% | 51.2% |
10 | ディープブリランテ | 7-4-4-53 | 10.3% | 16.2% | 22.1% | 67.5% | 131.8% |
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