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菊花賞 G1

日程:2004年10月24日()15:40 京都/芝3000m

菊花賞の歴史と概要

2015年の優勝馬キタサンブラック
2015年の優勝馬キタサンブラック

3歳クラシック最後の1冠。春シーズンから活躍を続ける実績馬と、夏に力をつけてきた上がり馬が頂点を争う。これまで皐月賞東京優駿(日本ダービー)とともにこのレースを制し“三冠馬”の称号を獲得したのは、セントライト、シンザン、ミスターシービーシンボリルドルフナリタブライアンディープインパクトオルフェーヴルコントレイルの8頭。第81回(2020年)のコントレイルにおいては、JRA史上初となる「父子無敗のクラシック三冠」という大偉業を果たしている。春は惜敗続きだった馬による待望のクラシック戴冠や、まったく無名だった馬が一躍スターダムに駆け上がるきっかけとなった勝利など、これまで数々のドラマが繰り広げられてきた。なかでも、前者では皐月賞がクビ+ハナ差、東京優駿(日本ダービー)がクビ差だった第60回(1999年)の勝ち馬ナリタトップロード、後者ではのちに「TTG」の1頭として一時代を築く第37回(1976年)の勝ち馬グリーングラス(単勝52.5倍)が最たる例といえるかもしれない。

▼1995年マヤノトップガン。直線では後続を寄せつけずレースレコード(当時)で優勝。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第84回
動画
2023年10月22日
京都 芝3000m
菊花賞2023
ドゥレッツァ 牡3 3:03.1 C.ルメール 尾関知人 全着順を
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第83回
動画
2022年10月23日
阪神 芝3000m
菊花賞2022
アスクビクターモア 牡3 3:02.4 田辺裕信 田村康仁 全着順を
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第82回
動画
2021年10月24日
阪神 芝3000m
菊花賞2021
タイトルホルダー 牡3 3:04.6 横山武史 栗田徹 全着順を
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第81回
動画
2020年10月25日
京都 芝3000m
菊花賞2020
コントレイル 牡3 3:05.5 福永祐一 矢作芳人 全着順を
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第80回
動画
2019年10月20日
京都 芝3000m
菊花賞2019
ワールドプレミア 牡3 3:06.0 武豊 友道康夫 全着順を
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第79回
動画
2018年10月21日
京都 芝3000m
菊花賞2018
フィエールマン 牡3 3:06.1 C.ルメール 手塚貴久 全着順を
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第78回
動画
2017年10月22日
京都 芝3000m
菊花賞2017
キセキ 牡3 3:18.9 M.デムーロ 角居勝彦 全着順を
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第77回
動画
2016年10月23日
京都 芝3000m
菊花賞2016
サトノダイヤモンド 牡3 3:03.3 C.ルメール 池江泰寿 全着順を
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第76回
動画
2015年10月25日
京都 芝3000m
菊花賞2015
キタサンブラック 牡3 3:03.9 北村宏司 清水久詞 全着順を
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第75回
動画
2014年10月26日
京都 芝3000m
菊花賞2014
トーホウジャッカル 牡3 3:01.0 酒井学 谷潔 全着順を
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第74回
動画
2013年10月20日
京都 芝3000m
菊花賞2013
エピファネイア 牡3 3:05.2 福永祐一 角居勝彦 全着順を
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第73回
動画
2012年10月21日
京都 芝3000m
菊花賞2012
ゴールドシップ 牡3 3:02.9 内田博幸 須貝尚介 全着順を
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第72回
動画
2011年10月23日
京都 芝3000m
菊花賞2011
オルフェーヴル 牡3 3:02.8 池添謙一 池江泰寿 全着順を
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第71回
動画
2010年10月24日
京都 芝3000m
菊花賞2010
ビッグウィーク 牡3 3:06.1 川田将雅 長浜博之 全着順を
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第70回
動画
2009年10月25日
京都 芝3000m
菊花賞2009
スリーロールス 牡3 3:03.5 浜中俊 武宏平 全着順を
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第69回
動画
2008年10月26日
京都 芝3000m
菊花賞2008
オウケンブルースリ 牡3 3:05.7 内田博幸 音無秀孝 全着順を
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第68回
動画
2007年10月21日
京都 芝3000m
菊花賞2007
アサクサキングス 牡3 3:05.1 四位洋文 大久保龍 全着順を
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第67回
動画
2006年10月22日
京都 芝3000m
菊花賞2006
ソングオブウインド 牡3 3:02.7 武幸四郎 浅見秀一 全着順を
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第66回
動画
2005年10月23日
京都 芝3000m
菊花賞2005
ディープインパクト 牡3 3:04.6 武豊 池江泰郎 全着順を
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第65回
動画
2004年10月24日
京都 芝3000m
菊花賞2004
デルタブルース 牡3 3:05.7 岩田康誠 角居勝彦 全着順を
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第64回
動画
2003年10月26日
京都 芝3000m
菊花賞2003
ザッツザプレンティ 牡3 3:04.8 安藤勝己 橋口弘次 全着順を
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第63回
動画
2002年10月20日
京都 芝3000m
菊花賞2002
ヒシミラクル 牡3 3:05.9 角田晃一 佐山優 全着順を
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第62回
動画
2001年10月21日
京都 芝3000m
菊花賞2001
マンハッタンカフェ 牡3 3:07.2 蛯名正義 小島太 全着順を
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第61回
動画
2000年10月22日
京都 芝3000m
菊花賞2000
エアシャカール 牡3 3:04.7 武豊 森秀行 全着順を
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第60回
動画無し
1999年11月7日
京都 芝3000m
菊花賞1999
ナリタトップロード 牡3 3:07.6 渡辺薫彦 沖芳夫 全着順を
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第59回
動画無し
1998年11月8日
京都 芝3000m
菊花賞1998
セイウンスカイ 牡3 3:03.2 横山典弘 保田一隆 全着順を
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第58回
動画無し
1997年11月2日
京都 芝3000m
菊花賞1997
マチカネフクキタル 牡3 3:07.7 南井克巳 二分久男 全着順を
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第57回
動画無し
1996年11月3日
京都 芝3000m
菊花賞1996
ダンスインザダーク 牡3 3:05.1 武豊 橋口弘次 全着順を
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第56回
動画無し
1995年11月5日
京都 芝3000m
菊花賞1995
マヤノトップガン 牡3 3:04.4 田原成貴 坂口正大 全着順を
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第55回
動画無し
1994年11月6日
京都 芝3000m
菊花賞1994
ナリタブライアン 牡3 3:04.6 南井克巳 大久保正 全着順を
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第54回
動画無し
1993年11月7日
京都 芝3000m
菊花賞1993
ビワハヤヒデ 牡3 3:04.7 岡部幸雄 浜田光正 全着順を
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第53回
動画無し
1992年11月8日
京都 芝3000m
菊花賞1992
ライスシャワー 牡3 3:05.0 的場均 飯塚好次 全着順を
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第52回
動画無し
1991年11月3日
京都 芝3000m
菊花賞1991
レオダーバン 牡3 3:09.5 岡部幸雄 奥平真治 全着順を
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第51回
動画無し
1990年11月4日
京都 芝3000m
菊花賞1990
メジロマックイーン 牡3 3:06.2 内田浩一 池江泰郎 全着順を
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第50回
動画無し
1989年11月5日
京都 芝3000m
菊花賞1989
バンブービギン 牡3 3:07.7 南井克巳 布施正 全着順を
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第49回
動画無し
1988年11月6日
京都 芝3000m
菊花賞1988
スーパークリーク 牡3 3:07.3 武豊 伊藤修司 全着順を
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第48回
動画無し
1987年11月8日
京都 芝3000m
菊花賞1987
サクラスターオー 牡3 3:08.0 東信二 平井雄二 全着順を
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第47回
動画無し
1986年11月9日
京都 芝3000m
菊花賞1986
メジロデュレン 牡3 3:09.2 村本善之 池江泰郎 全着順を
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歴史と位置付け

イギリスのクラシックレースのひとつ「セントレジャー」に範をとり、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」の名称で創設された歴史ある一戦。その後、「京都農商省賞典四歳呼馬」「農林省賞典四歳馬」と呼び名が変わり、1948年に現行の「菊花賞」に改称された。皐月賞東京優駿(日本ダービー)に続く3歳クラシックの最終関門に設定されており、芝3000mの長丁場でしのぎを削ることから「最も強い馬が勝つレース」と言われている。優秀な繁殖馬選定の役割を持つレースでもあるため、出走資格は牡馬と牝馬に限られ、せん馬が出走することはできない。既述のとおり、皐月賞東京優駿(日本ダービー)、菊花賞をすべて制した“三冠馬”は過去に8頭誕生している。なお、かつては3歳(旧4歳)のトップホースたちが秋の最大目標とするレースとして不動の地位を築いていたが、近年は距離別の競走体系が整備されたこともあり、皐月賞馬やダービー馬であっても距離適性を考慮して出走を回避するケースが増えてきた。

開催時期

第1~12回(1938~1951年)は10~12月で転々と開催。第13~34回(1952~1973年)は11月中旬~下旬。第35~60回(1974~1999年)は11月上旬~中旬。第61回(2000年)以降は10月中旬~下旬に開催されている。

競走条件

施行場所:京都芝3000m(右・外回り)
出走資格:3歳牡馬・牝馬
1着賞金:2億円
負担重量:馬齢重量

その他

戦時中の1944(昭和19)年は能力検定競走として施行されるも、出走馬がコースを間違えたため不成立に。続く1945(昭和20年)はレース自体が行われなかった。

年表

1938年京都芝3000m(外)、4歳(現在の3歳)牡馬・牝馬、馬齢重量戦として創設
競走名は「京都農林省賞典四歳呼馬」
1943年競走名を「京都農商省賞典四歳呼馬」に改称
1944年能力検定競走として施行(全馬コースを間違えてレースは不成立)
1945年第二次世界大戦にともない開催中止
1946年競走名を「農林省賞典四歳馬」に改称
1948年競走名を「菊花賞」に改称
1979年阪神芝3000mで施行
1984年G1(国内独自)に格付け
1992年ライスシャワーが芝3000mの日本レコードを更新
1993年ビワハヤヒデが芝3000mの日本レコードを更新
1995年指定交流競走に指定
1998年セイウンスカイが芝3000mの日本レコードを更新
2004年「日本中央競馬会創立50周年記念」の副題を付して実施
2006年ソングオブウインドが京都芝3000m(外)のコースレコードを更新
2007年格付け表記をJpn1に変更
2010年国際競走に指定、国際G1に格付け
2014年トーホウジャッカルが芝3000mの日本レコードを更新
2021年阪神芝3000mで施行
2022年阪神芝3000mで施行
アスクビクターモアが阪神芝3000mのコースレコードを更新
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年3月30日()
ダービー卿CT  G3
2024年3月31日()
大阪杯  G1

競馬番組表

2024年3月30日()
3回中山3日目
2回阪神3日目
2024年3月31日()
3回中山4日目
2回阪神4日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
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3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
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