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オークス G1

日程:2015年5月24日()15:40 東京/芝2400m

オークスの歴史と概要

2012年の優勝馬ジェンティルドンナ
2012年の優勝馬ジェンティルドンナ

3歳牝馬のみに出走が許される、うら若き乙女たちによる頂上決戦。牝馬クラシックの2冠目にあたり、全馬ほぼ未経験となる2400mの距離で世代トップの座を争う。牝馬クラシック1冠目の桜花賞に勝ち、このオークスもものにし、そして秋に開催される(クラシックレースにはカウントされない)3冠目の秋華賞(1995年以前はエリザベス女王杯)を制して“牝馬3冠”を達成したのは、過去にメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)、アパパネ(2010年)、ジェンティルドンナ(2012年)、アーモンドアイ(2018年)、デアリングタクト(2020年)の6頭。オークス勝ち馬の多くはその後も活躍し、第40回(1979年)のアグネスレディー、第44回(1983年)のダイナカール、第54回(1993年)のベガ、第57回(1996年)のエアグルーヴ、第66回(2005年)のシーザリオなど、競走馬としてはもちろんのこと、引退後の繁殖牝馬として成功を収めた名牝が多数誕生している。2010年に行われた第71回は、アパパネサンテミリオンによるJRA史上初のG1同着決着となり、場内が騒然となった。

▼2010年はJRAのG1競走で史上初となるアパパネとサンテミリオンによる1着同着。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第84回
動画
2023年5月21日
東京 芝2400m
オークス2023
リバティアイランド 牝3 2:23.1 川田将雅 中内田充 全着順を
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第83回
動画
2022年5月22日
東京 芝2400m
オークス2022
スターズオンアース 牝3 2:23.9 C.ルメール 高柳瑞樹 全着順を
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第82回
動画
2021年5月23日
東京 芝2400m
オークス2021
ユーバーレーベン 牝3 2:24.5 M.デムーロ 手塚貴久 全着順を
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第81回
動画
2020年5月24日
東京 芝2400m
オークス2020
デアリングタクト 牝3 2:24.4 松山弘平 杉山晴紀 全着順を
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第80回
動画
2019年5月19日
東京 芝2400m
オークス2019
ラヴズオンリーユー 牝3 2:22.8 M.デムーロ 矢作芳人 全着順を
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第79回
動画
2018年5月20日
東京 芝2400m
オークス2018
アーモンドアイ 牝3 2:23.8 C.ルメール 国枝栄 全着順を
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第78回
動画
2017年5月21日
東京 芝2400m
オークス2017
ソウルスターリング 牝3 2:24.1 C.ルメール 藤沢和雄 全着順を
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第77回
動画
2016年5月22日
東京 芝2400m
オークス2016
シンハライト 牝3 2:25.0 池添謙一 石坂正 全着順を
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第76回
動画
2015年5月24日
東京 芝2400m
オークス2015
ミッキークイーン 牝3 2:25.0 浜中俊 池江泰寿 全着順を
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第75回
動画
2014年5月25日
東京 芝2400m
オークス2014
ヌーヴォレコルト 牝3 2:25.8 岩田康誠 斎藤誠 全着順を
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第74回
動画
2013年5月19日
東京 芝2400m
オークス2013
メイショウマンボ 牝3 2:25.2 武幸四郎 飯田明弘 全着順を
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第73回
動画
2012年5月20日
東京 芝2400m
オークス2012
ジェンティルドンナ 牝3 2:23.6 川田将雅 石坂正 全着順を
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第72回
動画
2011年5月22日
東京 芝2400m
オークス2011
エリンコート 牝3 2:25.7 後藤浩輝 笹田和秀 全着順を
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第71回
動画
2010年5月23日
東京 芝2400m
オークス2010
アパパネ 牝3 2:29.9 蛯名正義 国枝栄 全着順を
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第70回
動画
2009年5月24日
東京 芝2400m
オークス2009
ブエナビスタ 牝3 2:26.1 安藤勝己 松田博資 全着順を
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第69回
動画
2008年5月25日
東京 芝2400m
オークス2008
トールポピー 牝3 2:28.8 池添謙一 角居勝彦 全着順を
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第68回
動画
2007年5月20日
東京 芝2400m
オークス2007
ローブデコルテ 牝3 2:25.3 福永祐一 松元茂樹 全着順を
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第67回
動画無し
2006年5月21日
東京 芝2400m
オークス2006
カワカミプリンセス 牝3 2:26.2 本田優 西浦勝一 全着順を
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第66回
動画無し
2005年5月22日
東京 芝2400m
オークス2005
シーザリオ 牝3 2:28.8 福永祐一 角居勝彦 全着順を
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第65回
動画無し
2004年5月23日
東京 芝2400m
オークス2004
ダイワエルシエーロ 牝3 2:27.2 福永祐一 松田国英 全着順を
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第64回
動画無し
2003年5月25日
東京 芝2400m
オークス2003
スティルインラブ 牝3 2:27.5 幸英明 松元省一 全着順を
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第63回
動画無し
2002年5月19日
東京 芝2400m
オークス2002
スマイルトゥモロー 牝3 2:27.7 吉田豊 勢司和浩 全着順を
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第62回
動画無し
2001年5月20日
東京 芝2400m
オークス2001
レディパステル 牝3 2:26.3 K.デザーモ 田中清隆 全着順を
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第61回
動画無し
2000年5月21日
東京 芝2400m
オークス2000
シルクプリマドンナ 牝3 2:30.2 藤田伸二 山内研二 全着順を
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第60回
動画無し
1999年5月30日
東京 芝2400m
オークス1999
ウメノファイバー 牝3 2:26.9 蛯名正義 相沢郁 全着順を
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第59回
動画無し
1998年5月31日
東京 芝2400m
オークス1998
エリモエクセル 牝3 2:28.1 的場均 加藤敬二 全着順を
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第58回
動画無し
1997年5月25日
東京 芝2400m
オークス1997
メジロドーベル 牝3 2:27.7 吉田豊 大久保洋 全着順を
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第57回
動画無し
1996年5月26日
東京 芝2400m
オークス1996
エアグルーヴ 牝3 2:29.1 武豊 伊藤雄二 全着順を
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第56回
動画無し
1995年5月21日
東京 芝2400m
オークス1995
ダンスパートナー 牝3 2:26.7 武豊 白井寿昭 全着順を
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第55回
動画無し
1994年5月22日
東京 芝2400m
オークス1994
チョウカイキャロル 牝3 2:27.5 小島貞博 鶴留明雄 全着順を
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第54回
動画無し
1993年5月23日
東京 芝2400m
オークス1993
ベガ 牝3 2:27.3 武豊 松田博資 全着順を
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第53回
動画無し
1992年5月24日
東京 芝2400m
オークス1992
アドラーブル 牝3 2:28.9 村本善之 小林稔 全着順を
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第52回
動画無し
1991年5月19日
東京 芝2400m
オークス1991
イソノルーブル 牝3 2:27.8 松永幹夫 清水久雄 全着順を
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第51回
動画無し
1990年5月20日
東京 芝2400m
オークス1990
エイシンサニー 牝3 2:26.1 岸滋彦 坂口正則 全着順を
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第50回
動画無し
1989年5月21日
東京 芝2400m
オークス1989
ライトカラー 牝3 2:29.0 田島良保 清田十一 全着順を
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第49回
動画無し
1988年5月22日
東京 芝2400m
オークス1988
コスモドリーム 牝3 2:28.3 熊澤重文 松田博資 全着順を
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第48回
動画無し
1987年5月24日
東京 芝2400m
オークス1987
マックスビューティ 牝3 2:30.9 田原成貴 伊藤雄二 全着順を
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第47回
動画無し
1986年5月18日
東京 芝2400m
オークス1986
メジロラモーヌ 牝3 2:29.6 河内洋 奥平真治 全着順を
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歴史と位置付け

一般的に「オークス」と呼ばれるがこれは副称で、正式名称は「優駿牝馬」。イギリスの「オークス」に範をとる格好で、「阪神優駿牝馬」の競走名を用いて1938年に3歳(旧4歳)牝馬限定の重賞として創設された。当初の舞台は阪神芝2700mだったが、幾度かの距離短縮を経て、1946年に舞台を東京競馬場の芝2400mに移設。同時に競走名が「優駿牝馬」に改称され、1965年から副称の「オークス」が付けられるようになった。3歳牡馬の最高峰が日本ダービーなら、3歳牝馬のそれはこのオークス。3歳春の時点での牝馬にとって2400mという距離は過酷ながら、世代最強女王の座を目指し、毎年一線級が顔をそろえる。ただし、距離体系が整備されつつある近年、特にNHKマイルCが新設された1996年以降は、距離適性を重視しオークスを回避してマイル路線を歩む実績馬の姿も多く見られるようになった。2005年の桜花賞ラインクラフトは、オークスには向かわずにNHKマイルCに矛先を向け変則2冠を達成している。

開催時期

第1~13回は秋の10~11月に開催されていたが、第14回(1953年)より諸外国のオークスの開催時期に合わせるかたちで春に移動。以来、5月中旬~下旬の開催で定着している(一部、例外の年もあり)。

競走条件

3歳の牝馬が出走可能(ただし、未勝利馬・未出走馬は出走不可)。負担重量規定は定量。第1~2回ならびに第7回以降は55kg、第3~6回は57kg。コースは第1~2回が阪神芝2700m、第3~5回が阪神芝2450m、第6回が阪神芝2400m、第7回以降が東京芝2400m。地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2003年から、外国調教馬は2010年からそれぞれ出走可能となった。JRA所属馬ならびに地方競馬所属馬は、桜花賞で5着以内、トライアルのフローラステークスで2着以内、スイートピーステークスで1着になった馬に優先出走権が与えられる。

その他

競走名にある「オーク(Oak)」は樫を意味する英語。イギリスのダービー創設者である第12代ダービー卿が結婚の際にこれを記念し、自身が所有する樫の森が茂る「オークス」と呼ばれる土地で、夫人の希望により3歳牝馬のレースを開催したことにこの競走名は由来する。

年表

1938年「阪神優駿牝馬」の名称でレース創設。第1回を施行。舞台は阪神芝2700m
1940年距離を阪神芝2450mに変更
1943年距離を阪神芝2400mに変更
1946年施行舞台を東京芝2400mに移行。同時に競走名を「優駿牝馬」に改称
1965年競走名を「優駿牝馬オークス)」に改称
1984年グレード制導入。G1に格付け。
1995年指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に
2003年混合競走となり外国産馬の出走が可能に
2010年国際競走となり外国調教馬の出走が可能に
2020年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年3月30日()
ダービー卿CT  G3
2024年3月31日()
大阪杯  G1

競馬番組表

2024年3月30日()
3回中山3日目
2回阪神3日目
2024年3月31日()
3回中山4日目
2回阪神4日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
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3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
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