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桜花賞 G1   日程:2019年4月7日()  阪神/芝1600m

桜花賞ニュース

【3歳次走報】フィリアプーラ、桜花賞目標
 ★フェアリーSを制したフィリアプーラ(美・菊沢、牝)は桜花賞(4月7日、阪神、GI、芝1600メートル)が目標。TRに出走するかは未定。6着サンタンデール(美・岩戸、牝)は春菜賞(2月2日、東京、500万下、芝1400メートル)へ、10着アゴベイ(美・尾関、牝)は桜花賞TRか自己条件を視野に入れる。 ★白梅賞で2勝目をあげたエメラルファイト(美・相沢、牡)はフジテレビ賞スプリングS(3月17日、中山、GII、芝1800メートル)か毎日杯(3月23日、阪神、GIII、芝1800メートル)へ向かう。 ★ホープフルS2着アドマイヤジャスタ(栗・須貝、牡)は、すみれS(2月24日、阪神、OP、芝2200メートル)で始動する。 
2019年1月17日(木) 05:00

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【紅梅S】メイショウケイメイV!南井師「完璧」
 紅梅ステークス(14日、京都10R、リステッド、3歳牝馬オープン国際(特指)、別定、芝・外1400メートル、1着本賞金2000万円 =出走12頭)古川吉洋騎乗で5番人気のメイショウケイメイ(栗・南井、父ワークフォース)が、中団から直線で鋭い伸びを見せて快勝。3勝目(4戦)を挙げた。タイム1分22秒8(良)。2着は1番人気のプールヴィル。勝ち馬はこの後は未定ながら、桜花賞(4月7日、阪神、GI、芝1600メートル)を目標にしていく。 抜群の瞬発力を見せつけた。中団の外めにつけたメイショウケイメイが、手応え通りに力強く伸びて、3勝目をゲット。収得賞金を上乗せし、桜花賞出走ラインをクリアした。 「期待通りです。前が飛ばして行っていたし、外枠だったので様子を見ながら運びました。前走で控える競馬も練習できてたし、それをすぐに出せるのはえらい。学習能力がすごく高い」と古川騎手はパートナーをたたえた。 芝1200メートルでデビューから2連勝。勢いに乗って挑んだ阪神JFは11着に敗れた。400メートルの距離延長と相手強化がこたえた形だが、中団からの競馬を経験したことが今回に生きた。アタマ差の2着にくだしたプールヴィルは阪神JFの5着馬だけに価値がある。 南井調教師も「完璧なレースだった。逃げてデビュー勝ちして、2番手からの競馬で2勝目を挙げたが、差す競馬が板についてきた」と笑みを浮かべた。この後は未定ながら、桜花賞を目標に調整される。 父ワークフォースは2010年の英ダービー馬で、同年の凱旋門賞ではナカヤマフェスタに競り勝った。産駒初のオープン勝ちとなったが、皮肉なもので17年にアイルランドに買い戻されている。 「マイルはぎりぎりのラインですけど、もってほしい」と古川騎手。父譲りの切れ味と勝負根性を武器に桜花賞戦線を歩んでいく。★14日京都10R「紅梅S」の着順&払戻金はこちら
2019年1月15日(火) 05:06

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【血統アナリシス】京成杯 ハイパフォーマンスを見せても不思議はないハービンジャー産駒!前走惜敗のキングカメハメハ産駒にもチャンスあり!
月曜日に行われる京成杯の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。 ①カイザースクルーン ルーラーシップ×ステイゴールドという、当該コースにおける活躍血脈同士の組み合わせ。母のアイスフォーリスはオークス3着など、重賞戦線で奮闘。4代母を基点とする一族からは、ワジドやリヴリアなどの活躍馬が出ている。爆発力を秘めた血統構成と言えよう。ただし、瞬発力よりも持続力に優れたタイプであることは間違いなく、ヨーイドンの決め手勝負では分が悪い。血の良さを活かすには、上がりを要する展開、あるいは自身から早めに動いて消耗戦に持ち込むことが不可欠となる。 ②ヒンドゥタイムズ 近い親族を検証すると、ダートの短距離型が多い印象を受けるが、ディープインパクトとハービンジャーを重ねることで、本馬は芝の中距離仕様に出た様子。ハービンジャー×サンデーサイレンス系×ヌレイエフの配合パターンからは、ペルシアンナイトやディアドラ、ブラストワンピースなど、コンスタントに上質の馬が出現している。母および姉の競争成績が低調なため注目度は低いものの、出世するだけの要素を備えているとみていい。軽んじて扱えない1頭と言えよう。 ③クリスタルバローズ 父のヴィクトワールピサは皐月賞と有馬記念を制覇。母父のタイキシャトルはスプリンターズS優勝馬というように、母と父の中山適性については不足なし。ビッグレースに強く、底力の面で定評があるニジンスキーのインブリードを有している点も好感度が高い。半面、ヘイローを重んじた血統構成ゆえに、距離適性が少し短めに出ている可能性もある。加えて、札幌以来の実戦となると……。今回は様子見が妥当ではないか。 ④マードレヴォイス 母父は京成杯で相性が良いキングカメハメハ。父ダイワメジャーの産駒は、さきの朝日杯FSを制するなど、現3歳世代が好調。加えて、4代母ダイナアクトレスを基点とする一族からは多くの活躍馬が出ており、額面上の構成はここに入っても見劣りしない。一方で、近い親族の活躍馬をみると、やや晩成色が濃い印象。また、ホープフルSの内容を踏まえると、中山芝2000mが適しているとは言い難い。今回は見送りが無難だろう。 ⑤ランフォザローゼス 祖母のエアグルーヴは、牝馬ながら年度代表馬に選出された女傑。伯父、伯母にはアドマイヤグルーヴをはじめ、数多くの活躍馬が並ぶ国内屈指の名牝系だ。本馬は伯父のルーラーシップと父が同じで母同士が姉妹の4分の3同血馬。ゆえに、長くいい脚を使える中距離タイプと推察される。父のキングカメハメハは当レースにおける好走血脈のひとつ。先週の中山開催で父キングマンボ系が好調だった点も心強い。前走の敗戦を引きずることがなければ、チャンスはおおいにある。 ⑥カテドラル 半兄のジェベルムーサはエルムS勝ち馬。祖母は仏2400mのG2勝ち馬で、その親族には海外の重賞級が数多く並ぶ。その牝系にハーツクライを重ねることで、持続力とパワーをより強調している。ただし、速い上がりの決め手比べはイマイチで、前回のように後手を踏みやすい。その点を踏まえると、東京芝1800m→中山芝2000mの臨戦過程はプラス材料。持ち味を活かせる体力勝負になれば、上位争いも十分可能だ。 ⑦ラストドラフト 母は桜花賞馬のマルセリーナ、祖母も仏マイルG1を制している。加えて、叔父のグランデッツァは重賞3勝かつ芝1800mのレコードホルダーというように、優れた速力をウリとしているファミリーだ。その牝系に”キングジョージ”で大レコードを叩き出したノヴェリストを重ねているのだから、本馬が秘めているスピードの持続力はかなりのもの。長所を最大限に活かせる展開になれば、ここでも差のない競馬ができそうだ。 ⑧カフジジュピター ディープインパクト×アンブライドルズソングの配合馬。一見好配合のように思えるが、京成杯におけるディープインパクト産駒は過去10頭出走して、1勝、3着1回と前評判の割に成績を残していない。また、過去10年の京成杯における、サンデーサイレンス系×ミスプロ系配合で3着入りを果たした馬の最低人気は5番人気。好走は概ね人気サイドで占められている。そのあたりを踏まえると、500万下5着→重賞の臨戦過程で好パフォーマンスを望めるかどうかについては疑問。今回は割引が必要だろう。 ⑨シークレットラン 国内屈指の繁栄ファミリーと定評が高い、ダイナカール一族の出。そのダイナカールにサンデーサイレンスとキングカメハメハを重ねているのだから、スキのない血統構成と言えよう。父のダンカークについては未知な部分が多いものの、非サンデーサイレンスかつ非ノーザンダンサー系という点を鑑みると、思わぬパフォーマンスを示す可能性もある。母系譲りの身体能力の高さと、父系の機動力がうまくマッチするようであれば、大仕事をしても不思議はない。要注目の1頭だ。 ⑩ナイママ 母に確たる繁殖実績はなく、近い親族にも目立つ活躍馬はなし。その牝系に新種牡馬であるダノンバラードを重ねて生まれた仔が、スルスル出世してしまうのだから、競馬は本当に面白い。前走は大敗を喫したものの、父のダノンバラードが共同通信杯9着→皐月賞3着と巻き返したように、本馬もコース替わりで変わり身を示す可能性はある。最も得意とする持久力勝負になれば、上位争いに絡んできてもおかしくはない。 ⑪リーガルメイン 祖母は桜花賞などG1で3勝を挙げたファレノプシス。その半弟に日本ダービーを制したキズナがいる。少し堀リ起こすと、ビワハヤヒデとナリタブライアンの名もある優秀なファミリーの出自だ。その牝系にハービンジャーを配しているのだから、潜在しているパワーと持久力は半端ではない。持久力勝負となるケースが多い京成杯に適した血統構成と言えよう。ハービンジャー産駒の当レースにおける相性も良く、ハイパフォーマンスを見せても、何ら不思議はない。 ⑫ダノンラスター 母はケンタッキーオークス(ダ9F)などを制した名牝で、母の父は短距離G1馬。ディープインパクト×エーピーインディ系の配合、かつパワーとスピードを兼ね備えた牝系の出というところは、2017年の皐月賞馬アルアインと同じ。そのあたりを踏まえると、東京→中山のコース替わりが好転材料と化す可能性もある。当レースにおけるディープインパクト産駒のパフォーマンスが低い点は気がかりだが、配合的なコース相性の良さを勘案すると見限れない存在だ。 ウマニティ重賞攻略チーム
2019年1月13日() 16:43

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【ズバリ!調教診断】京成杯 桜花賞馬の仔が前回以上のデキ!前走レコード勝ちのダンカーク産駒も上々の仕上がり!
月曜日に行われる京成杯の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。 ①カイザースクルーン 1週前に南Wでマズマズの時計を記録&併走先着。同じく南Wで行われた今週の追い切りは併走遅れを喫したものの、最後までしぶとく食らいついた。調教駆けしないタイプにしては上出来の内容と言えよう。なにより、併走馬に対して簡単に引き下がらなくなった点は好印象。この馬なりにいい仕上がり具合ではないだろうか。 ②ヒンドゥタイムズ この中間は栗東CWで併せ馬を丹念に重ね、1週前追い切りでは攻め巧者のドラウプニルに追走先着。今週の3頭併せでは、最後まで楽な感じで僚馬に前を譲らなかった。ムキになるところは一切なく、集中力も上々。好調とみていい。 ③クリスタルバローズ コースで熱心に乗り込まれているが、日曜日までの内容は至って平凡。今週の追い切りでは追走同入(やや優勢)を果たしたものの、もう一段、ギヤが上がりそうで上がらないような印象を受ける。本調子を取り戻すのは、少し使ってからか。 ④マードレヴォイス 使い詰めということもあってか、坂路で行われた今週の追い切りは馬なりの調整。前回の最終追い切り時より終いのラップを少し詰めてきたが、強調するほどのものではない。大きな変わり身は窺えず、ここは見送りが賢明だろう。 ⑤ランフォザローゼス この中間は併せ馬主体に丹念な乗り込み。目立つ時計こそ出していないが、緩めずに調整されている点は好感が持てる。南Wで実施した今週の本追い切りでは、気合乗り良く機敏な走りを披露。良化ムードが漂う1頭だ。 ⑥カテドラル 1週前に実施した3頭併せでは遅れてしまったが、相手は2頭とも攻め駆けするタイプ。時計的には十分に動いている。今週は流す程度の内容ながら、見た目以上に時計が出ている印象。手前が替わらない点は減点材料だが、全体的な雰囲気は悪くない。及第点のデキにある。 ⑦ラストドラフト この中間は併せ馬主体にしっかりと乗り込み、調教量は十分すぎるほど。4週連続で年長馬相手に先着するなど、質的にも申し分ない。低い重心から繰り出すフットワークは迫力十分。前回以上の状態とみる。 ⑧カフジジュピター 今週の追い切りは栗東坂路で実施。それなりの時計を刻んできたが、肝心の動きは今ひとつ。前肢の掻き込みが弱く、後肢は流れ気味といった感じで、全体的にバランスが悪い。走りを見る限り、直線急坂の中山コースで変わり身を見込めるかどうかについては疑問符が付く。 ⑨シークレットラン 最終追い切りは南Wで併せ馬を実施。前半はゆったり、終いにかけて徐々に負荷をかける、という内容だったが、余力十分に追走同入(やや優勢)を果たした。派手な時計は出ていないものの、力強い脚取りで駆け抜けるさまは見ごたえ十分。上々の仕上がり。 ⑩ナイママ この中間は終いを伸ばす調整が多い印象。5日に4F50秒台、ラスト1F12秒半ばのラップを馬なりで計時。10日の追い切りでも、バランスのとれた好ラップを記録した。時計は十分出ているので、状態面の不安はなさそう。力を出せる仕上がりと判断したい。 ⑪リーガルメイン 栗東CWで行われた1週前追い切りでは、好時計をマーク&僚馬を一蹴。栗東坂路で実施した最終追い切りでは併走遅れを喫したものの、最後まで脚勢は衰えることなく、しっかりと食らいついている。よって、過度に不安視する必要はない。好調持続とみていいだろう。 ⑫ダノンラスター この中間は熱心に併せ馬を消化。派手な時計は出ていないものの、調教より実戦に行っていいタイプ。意欲的に攻めていること自体が評価できる。最終追い切りの動きも目立ちはしないが、筒一杯だった前回の最終追い切り時と比べるとマシなほう。上位を狙える状態とみたい。 ウマニティ重賞攻略チーム
2019年1月13日() 16:00

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【京成杯】ドラフト、ラスト1ハロン余裕12秒2!
 3日間競馬の最終日に組まれている京成杯(中山、GIII、芝2000メートル)の追い切りが各地で行われ、美浦トレセンでは桜花賞馬マルセリーナを母に持つラストドラフトがポリトラック(P)コースで鋭い動きを披露。サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』となった。シークレットラン、カテドラルなども順調な調整ぶりだ。 馬場が軽いPコースとはいえ、桜花賞馬を母に持つラストドラフトが見せた切れ味は桁違いだ。4コーナーでダンスメーカー(500万下)の外を大きく回りながら、直線で一杯に追われる相手を一瞬でパス。最後は手綱を控える余裕で、ラスト1ハロン12秒2(5ハロン65秒6)をマークし、僚馬を2馬身置き去りにした。 「無理をしないでも動けていたし状態はいい。新馬の頃の緩さが少しずつとれて、体にしっかりした感じが出てきた。1回使われて、変わり身も出てきたかと思う」 この中間、自身でずっと追い切りに騎乗している戸田調教師がデキの良さをアピールした。 まだ1戦1勝の身。トレーナーは「1回走っただけ。コースも違う(東京→中山)ので」と慎重な姿勢を見せるが、「これだけの血統を預けてもらって、覚悟を持ってやっている」とも口にした。師が公私とも「お世話になった」という松田博元調教師が手掛けた桜花賞馬マルセリーナの息子。思い入れと期待は並々ならぬものがある。 11月の東京新馬戦ではその母譲りの末脚で指揮官を驚かせた。ラスト3ハロンが11秒5-10秒9-11秒1の超速ラップを5番手から鮮やかな差し切り。「母親の方が出ているのだろうね。想像以上の脚でびっくり。フラフラしたり、手前を替えたりと幼さはあるけれど、いい競馬だった」と非凡な才能を感じ取る。当時の2、4着が次戦を楽勝。好メンバーを相手の勝ち上がりでもあった。 京成杯では過去58回、キャリア1戦での優勝例がないが、前週のシンザン記念ではヴァルディゼールが53回目で同じジンクスを覆した。鞍上に迎えるのは年明け初騎乗の最多勝男ルメール。初陣の東京で披露した極上の決め脚を中山でも発揮できれば、ラストドラフトも史上初の快挙に手が届くはずだ。 (板津雄志)★京成杯の出馬表はこちら
2019年1月11日(金) 05:05

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【JRA賞】牝馬3冠&JC優勝のアーモンドアイが年度代表馬!
 2018年度の『JRA賞受賞馬選考委員会』が1月8日、東京都港区のJRA本部で開かれ、年度代表馬にはオークスなど牝馬3冠をそれぞれ危なげない勝利で飾り、ジャパンCも世界レコードで制したアーモンドアイ(牝3歳 ※馬齢表記は2018年時点、美浦・国枝栄厩舎)が276票の満票で選出された。なお同馬は最優秀3歳牝馬も満票で選出されている。授賞式は28日に都内で行われる。 アーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンスという血統の牝馬。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は7戦6勝。重賞は2018年シンザン記念(GIII)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ジャパンC(GI)の5勝。 18年はシンザン記念、桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンCを勝ち5戦5勝の戦績を残したアーモンドアイ。牝馬3冠最終戦の秋華賞ではオークス以来となる出走で14キロ増とさらにパワーアップした姿で登場し、上がり3ハロン33秒6の豪脚で史上5頭目となる牝馬3冠制覇を達成。 続く初めて古馬相手の戦いとなったジャパンCでも、2分20秒6の世界レコードを叩き出す圧巻の走りを見せ優勝。6年ぶり史上2頭目の3歳牝馬によるジャパンC制覇を成し遂げた。年間獲得賞金は7億円を超え、12年にジェンティルドンナがマークした6億8173万8000円を更新し、3歳牝馬の年間最高獲得賞金を記録。またJRA・GI年間4勝以上は、17年のキタサンブラック以来8頭目の記録。★アーモンドアイの競走成績はこちら
2019年1月8日(火) 14:52

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【2019年クラシック戦線】サートゥルナーリア春2冠の主役
 2019年のクラシック戦線は、2歳GIを制した2頭に注目したい。牡馬では3戦無敗でホープフルSを制したサートゥルナーリア。血統の裏付けもあり、主役は揺るがないか。牝馬では阪神JFを制したダノンファンタジーが頭ひとつ抜けている。 ◇  クラシック路線は、3戦無敗のサートゥルナーリアを中心に動いていくことになる。すでに“1強”といえる強さで、デビューから無敗でGI・ホープフルSを制した。 3戦すべてをノーステッキで完勝。本気で走ったときに、どれほどのパフォーマンスを披露するのか想像がつかない。両親(父ロードカナロア、母シーザリオ)ともにGIホースの良血で、秘める才能は相当なもの。レースセンスがあり、距離の融通が利く。最後の脚も文句なく、非の打ちどころがない。春のクラシック戦線を戦い抜ける底力も十分に備えている。 無事ならば、皐月賞(4月14日、中山、GI、芝2000メートル)、日本ダービー(5月26日、東京、GI、芝2400メートル)の主役となる。 牝馬クラシック戦線を引っ張っていくのは、2歳女王のダノンファンタジーだ。デビュー戦は2着に敗れたが、その後は未勝利戦、ファンタジーS、阪神JFと走るたびにレースを覚えながら力をつけてきた。 特に馬群の外を通って突き抜けた阪神JFの走りに、能力の高さが表れている。「これからまだよくなる素材です」。中内田調教師の評価からも将来性は十分。桜花賞(4月7日、阪神、GI、芝1600メートル)と同舞台で2勝しているのは大きな強み。折り合い次第ではオークス(5月19日、東京、GI、芝2400メートル)も視野に入れられる素材とみる。 これに続くのは阪神JF2着のクロノジェネシスだ。前走の勝ち馬との差は、わずか半馬身。桜花賞はともかく、距離の延びるオークスなら、立場が逆転する場面まで考えられる。
2019年1月1日(火) 16:02

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【ホープフルS】無傷で決めた!サートゥル衝撃V
 第35回ホープフルステークス(28日、中山11R、GI、2歳オープン国際(指)、セン馬不可、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金7000万円 =出走13頭)ミルコ・デムーロ騎乗で1番人気に推されたサートゥルナーリアが、好位追走から厳しい展開を克服して抜け出し、無傷のV3でGI初制覇を果たした。兄2頭に続くビッグタイトルで、史上3組目の3きょうだいGI制覇を達成。来年のクラシックに名乗りを上げた。タイム2分1秒6(良)。1馬身1/2差の2着は2番人気のアドマイヤジャスタだった。 一年の締めくくりに、寒さを吹き飛ばす強烈なインパクトの怪物が誕生した。2戦2勝のサートゥルナーリアが、最後の直線で圧巻のパフォーマンスを披露。ノーステッキで先行馬の壁をこじ開け、無傷の3連勝で戴冠を果たした。 「最高です。直線でスペースがなくて馬が狭いところに行きたがったけれど、そこからが素晴らしかった」 今月だけでGI3勝目のM・デムーロ騎手が頬を紅潮させる。抜群のスタートを決めて、道中は好位を追走。3、4コーナーでは外から他馬が殺到して直線では進路がなかったが、全く問題にしなかった。残り200メートル付近でギアを上げ、内アドマイヤジャスタと外ブレイキングドーンの僅かなスペースを突いて一気に抜け出す離れ業。鞍上は左手で小さくガッツポーズを掲げた。 名牝シーザリオの子で半兄エピファネイア、リオンディーズに続くGI制覇。史上3例目となる3きょうだいでのGI勝ちを達成した。「この馬は能力が高くて賢い。乗ったことはないけれどエピファネイアとは体つきがそっくりで、リオンディーズとは顔が似てすごくきれいな馬ですね」と相棒を絶賛した。 担当の吉岡助手も「着差以上に強かった。レース後の息の入りも良かったし、心肺機能の高い馬ですね」と目を細めた。同助手は調教師免許試験に合格。年明けから技術調教師となるため、同馬の担当を外れる。「厩舎の宝ですから。最高の形でバトンを渡すことができました」と満足げな表情を浮かべた。 初の長距離輸送、2000メートル、トリッキーな中山コースをクリア。「2000メートルは全然問題なかった。楽勝ですね。何でもできる馬。落ち着いていて、折り合いも大丈夫だし、2400メートルも問題ない」とミルコは太鼓判を押す。ただ、鞍上は大きな悩みを抱えた。4戦全勝で朝日杯FSを制したアドマイヤマーズもお手馬。「来年(出走する)レースがかぶらなければいいんだけど…」と複雑な表情だ。この2頭による最優秀2歳牡馬争いも、注目される。 来年1月には、もともと所属していた角居厩舎に転厩予定。桁違いのスケールを誇示した超良血馬が、新たな時代の到来を予感させた。(渡部陽之助)★28日中山11R「ホープフルS」の着順&払戻金はこちら★アラカルト ◆ミルコ・デムーロ騎手 JRA・GIは朝日杯FSのアドマイヤマーズ以来の今年4勝目。通算では28勝目で横山典弘騎手を抜き、75勝の武豊騎手、31勝の岡部幸雄元騎手に次ぐ歴代単独3位。 ◆ロードカナロア産駒 JRA・GIは今年の牝馬3冠、ジャパンC(いずれもアーモンドアイ)、マイルCS(ステルヴィオ)に次ぐ6勝目。 ◆3きょうだいによるJRA・GI制覇 エピファネイア(2013年菊花賞、14年ジャパンC)、リオンディーズ(15年朝日杯FS)に次ぐ勝利で、3例目の快挙。母シーザリオも05年オークスと同アメリカンオークスを勝っており、母と産駒3頭となると史上初。これまでの2例は、ダンスパートナー(1995年オークス、96年エリザベス女王杯)、ダンスインザダーク(96年菊花賞)、ダンスインザムード(04年桜花賞、06年ヴィクトリアマイル)=母ダンシングキイ、ヴィルシーナ(13、14年ヴィクトリアマイル)、シュヴァルグラン(17年ジャパンC)、ヴィブロス(16年秋華賞)=母ハルーワスウィート。★入場&売り上げ 28日の中山競馬場の入場人員は2万9766人で前年比99・0%だったが、ホープフルSの売り上げは123億8286万6400円で前年比110・1%とアップした。JBC3レースを除く今年の平地GI24レース中、高松宮記念、桜花賞、NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、安田記念、スプリンターズS、秋華賞、菊花賞、マイルCS、チャンピオンズC、朝日杯FSに次ぐ14レース目の売り上げ増となった。サートゥルナーリア 父ロードカナロア、母シーザリオ、母の父スペシャルウィーク。黒鹿毛の牡2歳。栗東・中竹和也厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)キャロットファーム。戦績3戦3勝。獲得賞金9414万1000円。重賞初勝利。ホープフルSは中竹和也調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに初勝利。馬名は「公現祭での行事の基礎ともなった古代ローマの祭り。母名より連想」。
2018年12月29日() 05:06

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【めざせクラシック】グランは桜花賞路線へ
 デスク 朝日杯FSはアドマイヤマーズが快勝した。ただ1頭の牝馬で1番人気のグランアレグリアは3着に敗れた。 板津 藤沢和調教師は「途中でペースが落ちてリズムを崩した。少し待ったところに、勝ち馬に勢いよく来られた」と分析していました。このあとは休養に入り、春は「桜花賞路線を進むことになると思う。皐月賞タイプでもないだろうから」とのことです。 斉藤 栗東からは4着ファンタジスト陣営の話を聞いています。梅田調教師は「外枠で前に壁が作れなかったけど、最後も伸びているし、よく頑張っている」とレースぶりを評価。来年はマイル路線を進むか、皐月賞を目指すかは、様子を見ながら決められるみたいです。 デスク ほかには? 斉藤 厩舎は違いますが、同じ廣崎利洋オーナーが所有するキングリスティアは、ホープフルS(28日、中山、GI、芝2000メートル)に参戦することが決まりました。 デスク 16日阪神の新馬戦(芝2000メートル)で5馬身差の楽勝。勝ちっぷりがよく、即、GI登録をした。 斉藤 500キロを超える好馬体で将来性も高そうです。「自分でレースを作って最後も突き放したし強かった。まだこれからよくなってくると思う」と河内調教師は意欲的でしたよ。 板津 あと1頭いきましょうか。黒松賞で2勝目を挙げたホウオウカトリーヌはフェアリーS。栗田徹調教師は「賞金を加算して桜花賞トライアルへもっていきたい。1400、1600メートルでも通用すると思う」と手応え十分でした。
2018年12月19日(水) 05:01

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【阪神JF】ファンタジーV3!花開く桜の夢
 第70回阪神ジュベナイルフィリーズ(9日、阪神11R、GI、2歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・外1600メートル、1着本賞金6500万円 =出走18頭)後方から末脚勝負にかけた1番人気ダノンファンタジーが、2番人気クロノジェネシスの追撃を1/2馬身しのいでV。3連勝でGI制覇を飾った。タイム1分34秒1(良)。この後は休養を挟んで、来年の桜花賞(4月7日、阪神、GI、芝1600メートル)制覇を目指す。クリスチャン・デムーロ騎手(26)=イタリア出身、フランス拠点=はJRA・GI3勝目で、秋華賞から続く外国人騎手のGI制覇は9週連続となった。 冬の到来を告げる冷たい空気を切り裂き、大外から伸びた人気馬2頭が激しく叩き合った。最後に前へ出た、いや最後まで先頭を譲らなかったのは1番人気のダノンファンタジー。父ディープインパクト譲りの末脚でクロノジェネシスを振り切り、未勝利-ファンタジーSに続く3連勝でGIタイトルを獲得だ。 「外から来られたときはドキッとしたけれど、ダノンファンタジーはすごく強いハートの持ち主。反応も良かったし、最後にファイティングスピリットを見せてくれた。毎年GIを勝つのが目標だし、昨年に続いて勝ててうれしい」 昨年のホープフルS以来となるJRA・GI制覇を飾ったC・デムーロ騎手の笑みがはじけた。前週のチャンピオンズCは兄ミルコが勝っており、兄弟での2週連続Vに「面白いね。家族としてうれしいよ」と二重の喜びだ。 エキサイトしやすい気性面を考え、鞍上はスタートを切るとスッとポジションを下げ、後方3番手から落ち着いて運んだ。ペースも平均的に流れ展開も味方。4コーナーで外に進路を取り、自慢の決め手を存分に生かした。 管理する中内田調教師はダノンプレミアムで勝った昨年の朝日杯FSに続いての2歳GI優勝。2歳重賞では12戦7勝という高確率だ。開業5年目の気鋭トレーナーは「まだ成長してくれると思います。牝馬ですし、狙うところは桜花賞ですね」とさらなるパワーアップを頭に思い描き、3歳クラシックでも快進撃を続けるつもりだ。 空想でも幻想でもなく、本当に強い女の子。新馬戦(2着)で土を付けられたグランアレグリア(今週の朝日杯FSに出走予定)との再戦も待つであろう来春、ダノンファンタジーがさらなる夢の実現を目指す。 (板津雄志)★9日阪神11R「阪神JF」の着順&払戻金はこちら ◆表彰式のプレゼンターを務めた米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手 「阪神競馬場での観戦は初めてでしたが、東京、中山競馬場とはまた違った雰囲気で楽しむことができました。阪神JFは自分の予想が外れてしまい、残念でした」★アラカルト ◆クリスチャン・デムーロ騎手 初騎乗での勝利。JRA・GIは2013年桜花賞(アユサン)、17年ホープフルS(タイムフライヤー)に次ぐ3勝目。同重賞は11勝目。 ◆ビッグタイトルダブル制覇 阪神JFが牝馬限定になった91年以降、朝日杯FSとの両GI制覇を果たした調教師は、藤沢和雄、松田博資(引退)、国枝栄、角居勝彦についで5人目。 ◆ディープ産駒のV ディープインパクトの産駒は11年ジョワドヴィーブル、14年ショウナンアデラに次ぐ3勝目。JRA・GIは障害を含めて46勝。なお、阪神芝1600メートルのGIは10勝と強さを発揮している。★入場&売り上げ 9日の阪神競馬場の入場人員は前年比90・5%の2万7193人、阪神JFの売り上げは116億9782万2200円で同98・2%とともにダウンした。JBC3レースを除く今年の平地GI21レース中、フェブラリーS、大阪杯、皐月賞、天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、エリザベス女王杯、ジャパンCに次ぐ9レース目の売り上げダウンとなった。ダノンファンタジー 父ディープインパクト、母ライフフォーセール、母の父ノットフォーセール。鹿毛の牝2歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)ダノックス。戦績4戦3勝。獲得賞金1億341万7000円。重賞は2018年GIIIファンタジーSに次いで2勝目。阪神ジュベナイルフィリーズは中内田充正調教師、クリスチャン・デムーロ騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+幻想。幻想的な走りを期待して」。
2018年12月10日(月) 05:08

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【阪神JF】レース展望
 GIの舞台は阪神に移り、阪神ジュベナイルフィリーズ(9日、芝1600メートル)が行われる。来春の桜花賞と同じ舞台で行われる2歳女王決定戦。例年、その結びつきが強い東京芝1600メートルのGIIIアルテミスSを制したディープインパクト産駒のシェーングランツ(美浦・藤沢和雄厩舎)は、半姉ソウルスターリング(父フランケル)が2016年にこのレースを優勝しており、08年ブエナビスタ&11年ジョワドヴィーヴル以来の姉妹制覇がかかる。 札幌芝1800メートルのデビュー戦は5着に敗れたが、同じ舞台の2戦目を5馬身差で快勝。続く前走のアルテミスSでは今回も手綱を取る武豊騎手がじっくり構えて末脚を温存し、ラスト3ハロン33秒8の切れ味で鮮やかに差し切った。姉のソウルとはひと味違って息の長い末脚が身上。切れ味勝負になる傾向が強い阪神外回りの1マイルは、持ち味を発揮するに申し分のない舞台設定だ。 同じディープインパクト産駒のダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)は初戦こそグランアレグリア(次週の朝日杯フューチュリティSに出走予定)のスピードに屈したが、阪神芝1600メートルで未勝利をきっちり勝ち上がり、続く京都芝1400メートルのGIIIファンタジーSで重賞初制覇を飾った。父譲りの瞬発力は強烈で、大外から突き抜けた前走はゴール前で手綱を抑える余裕があったほど。マイルに戻ることにも問題はなく、クリスチャン・デムーロ騎手を鞍上に迎え、3連勝で戴冠を飾るチャンスも十分だ。 04年の凱旋門賞馬バゴ産駒のクロノジェネシス(栗東・斉藤崇史厩舎)は、小倉芝1800メートルの新馬戦に続いて、東京芝1800メートルのオープン・アイビーSも快勝。その前走は1000メートル通過62秒9のスローペースに対応、ラスト3ハロンは32秒5と極限に近い切れ味を発揮した。この秋、紫苑Sを勝ちエリザベス女王杯でも5着と上位入線を果たしたノームコア(父ハービンジャー)の半妹で、血統背景も上々。勝負強さはここでも脅威となる。 アルテミスSで2着に敗れたビーチサンバ(栗東・友道康夫厩舎)は当時がキャリア2戦目。よどみのない流れのなか、自分から動いて、勝ち馬に半馬身差まで迫ったなら健闘といえるだろう。今回はデビュー戦で快勝している阪神芝1600メートルが舞台。1999年の桜花賞2着馬フサイチエアデールを母に持ち、全兄フサイチリシャールは05年の朝日杯FSの覇者。完成の早い血統背景もこのレースでは魅力だ。 アルテミスSからは他にも上位馬がこぞってエントリーした。4着ウインゼノビア(美浦・青木孝文厩舎)は15頭立ての14番枠から正攻法の競馬で0秒5差。自在な立ち回りが武器で、ここも相手なりに走れそうだ。1番人気で11着と人気を大きく裏切ったグレイシア(美浦・栗田徹厩舎)も、最後方から直線一気に突き抜けた2走前のアスター賞(中山芝1600メートル)のパフォーマンスは圧巻で、前走だけでは見限れない。3着エールヴォア(栗東・橋口慎介厩舎)はエリカ賞(8日、阪神、500万下、芝2000メートル)に出走を予定しており、ここは回避する予定。 レッドアネモス(栗東・友道康夫厩舎)は新馬(新潟芝1600メートル)、サフラン賞(中山芝1600メートル)を連勝した。前々でレースを運べ、しまいにひと脚使えるレースぶりは安定感がある。 プールヴィル(栗東・庄野靖志厩舎)はりんどう賞(京都芝1400メートル)で好位抜け出しの安定した内容を見せ、次走で秋明菊賞を勝つローゼンクリーガー(栗東・高橋亮厩舎)を封じ込めた。1ハロンの距離延長に対応できれば、上位食いを狙える。 メイショウショウブ(栗東・池添兼雄厩舎)は芝に戻したGIIデイリー杯2歳S(京都芝1600メートル)で4角先頭からギリギリまで粘り、アドマイヤマーズの0秒1差2着に好走。実戦を重ね、持てる能力をフルに発揮できるようになった雰囲気だ。 ベルスール(栗東・今野貞一厩舎)はファンタジーSで0秒3差2着。ダノンファンタジーには突き放されたものの、デビュー2戦目で3カ月ぶりだったことを思えば上々の結果で、上積みが十分に見込める。 エールヴォアの回避により、3日現在、賞金400万円の馬は7頭のうち3頭が抽選で出走可能となる。タニノミッション(栗東・中竹和也厩舎)は、06年のこのレースを含むGI・7勝を挙げた名牝ウオッカが母。東京芝1600メートルの新馬戦の勝ちっぷりはかなりのスケールを感じさせただけに、出走がかなえば実績上位の各馬に肉薄しそうだ。★阪神JFの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2018年12月3日(月) 17:33

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【2歳戦結果】アントリューズ、ベゴニア賞V
 【東京】7Rベゴニア賞(500万下、芝1600メートル)=アントリューズ(美・栗田徹、牡、父ロードカナロア) ◆戸崎騎手 「上手に走ってくれたが、コーナーで手前を替えたりと緩さもあるのでまだ良くなりそう」 4R新馬(芝1800メートル)=ラストドラフト(美・戸田、牡、父ノヴェリスト) ◆ルメール騎手 「まだバランスが保てずに3回ぐらい手前を替えていたが、最後はよく伸びた。走りそうだね」 *母は2011年桜花賞馬マルセリーナ(父ディープインパクト) 3R未勝利(芝2000メートル)=ヴァンランディ(美・藤沢和、牡、父キングカメハメハ) ◆ルメール騎手 「速いペースで、この馬に合っていた。長くいい脚を使って完璧でした」 *全兄に12年札幌2歳S、同東スポ杯2歳Sと重賞2勝のコディーノなど。勝ちタイム2分0秒3(良)は、ルージュバックが14年百日草特別でマークした2歳コースレコードを0秒5更新 【京都】9R白菊賞(牝馬500万下、芝・内1600メートル)=ラヴズオンリーユー(栗・矢作、父ディープインパクト) ◆岩田騎手 「出負けしてしまったけど、道中の感じは良かった。追い出したらすごい脚を使ってくれました」 *年内は休養し、来春の桜花賞やオークスを目標にローテーションが組まれる 5R新馬(芝・外1800メートル)=ウーリリ(栗・友道、牡、父ディープインパクト) ◆福永騎手 「走りの軽い馬だし、距離はもっとあってもいいですね」 *全兄に16年ダービー馬マカヒキ
2018年11月26日(月) 05:00

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【2歳新馬】東京4R 桜花賞馬マルセリーナ産駒ラストドラフトがV 
 11月25日の東京4R・2歳新馬(芝1800メートル)は、5番手を追走していたクリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気ラストドラフト(牡、美浦・戸田博文厩舎)が直線でぐいぐいと脚を伸ばし、4コーナー3番手から直線で一旦先頭に立っていたヒシイグアス(3番人気)をゴール寸前にアタマ差で差し切った。タイムは1分49秒6(良)。後方から伸びてきたホウオウヒミコ(5番人気)が、さらに2馬身遅れた3着だった。 ラストドラフトは、父ノヴェリスト、母マルセリーナ、母の父ディープインパクトという血統。母は2011年の桜花賞馬。 ◆クリストフ・ルメール騎手「まだバランスが保てずに3回ぐらい手前を替えていたが、最後はよく伸びた。走りそうだね」★25日東京4R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
2018年11月25日() 11:42

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【ジャパンC】レースの注目点
★12連勝中の日本勢、連勝をさらに伸ばすか 外国馬は欧州から2頭が参戦 今年のジャパンCには、地方馬1頭、外国馬2頭を含む16頭が登録している。12連勝中の日本勢は、史上5頭目の牝馬三冠制覇を達成したアーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)、昨年の覇者シュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)、前走の京都大賞典で、久々の勝利を挙げたGI2勝馬サトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)といったGI馬たちに加え、地方・北海道所属のハッピーグリン(牡3歳、田中淳司厩舎)の名前が見られる。 2005年のアルカセット(英国)以来、13年ぶりの勝利を目指す外国勢は、アイルランドから昨年の愛ダービー馬カプリ(牡4歳、A.オブライエン厩舎)、イギリスからサンダリングブルー(セン5歳、 D.ムニュイジエ厩舎)の2頭が参戦する。今年は国内外のGI馬9頭が出走を予定しているが、38回目を迎えたジャパンCはどのような結果となるだろうか。★牝馬三冠馬アーモンドアイ、ジェンティルドンナ以来史上2頭目の3歳牝馬Vなるか アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)は、今回が古馬との初対戦となる。同馬は今年、シンザン記念、桜花賞、オークス、秋華賞と4戦4勝で、史上5頭目の牝馬三冠制覇を達成した。アーモンドアイは、今年のジャパンC登録馬では唯一の牝馬だが、並み居る強豪を破って、連勝を伸ばすことができるだろうか。Vなら、2012年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナ以来、6年ぶり2頭目の3歳牝馬によるジャパンC制覇となる。★今年の獲得賞金トップのアーモンドアイ、史上8頭目の年間JRA・GI4勝なるか アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)は、今年、桜花賞、オークス、秋華賞とGI3勝をマークし、11月20日現在、年間獲得賞金ランキングでトップの4億939万9000円を獲得している。同馬がジャパンCで1着になれば、1着賞金3億円+付加賞が加算され、年間獲得賞金は7億円を超える。3歳牝馬の年間最高獲得賞金記録は、2012年にジェンティルドンナがマークした6億8173万8000円だが、果たして、アーモンドアイは、先輩牝馬三冠馬ジェンティルドンナが持つ記録を更新することができるだろうか。 なお、アーモンドアイがジャパンCを勝てば、JRA・GI年間4勝以上は、昨年のキタサンブラック以来8頭目となる。★今年のJRA・GI11勝のノーザンファーム、アーモンドアイなど8頭の生産馬が登録 生産牧場ノーザンファームは、11月20日現在、今年のJRA・GI競走で11勝をマークしている。JRA重賞は43勝を挙げており、自身の持つJRA・GI年間最多勝記録(2017年11勝)、JRA重賞年間最多勝記録(2016年:51勝)を更新することができるか注目される。 また、11月20日現在、同牧場の今年の勝利数は「590」。自身が昨年打ち立てた年間最多記録(592勝)を上回るペースだが、残りの開催でどこまで記録を伸ばすことができるだろうか。今年のジャパンC登録馬16頭のうち8頭はノーザンファーム生産馬で、牝馬三冠馬アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄廐舎)、上半期にGIを制したスワーヴリチャード(牡4歳、栗東・庄野靖志厩舎)などが登録馬に名を連ねている。昨年は同牧場生産のシュヴァルグラン、レイデオロがワンツーフィニッシュを決めたが、今年もジャパンCを制すことができるだろうか。★シュヴァルグラン、ジェンティルドンナ以来、史上2頭目の連覇なるか! 前年の覇者シュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)が、ジャパンC連覇を目指す。同馬は、昨年の秋初戦となった京都大賞典では3着だったが、続くジャパンCではレイデオロ、キタサンブラック、マカヒキなどのGI馬を破りGI初制覇を遂げた。シュヴァルグランは、秋初戦となった前走の京都大賞典で4着に敗れたが、ジェンティルドンナ(2012・13年)以来、史上2頭目のジャパンC連覇を達成することができるだろうか。 シュヴァルグランは、昨年のジャパンC制覇後は未勝利で、今年は大阪杯13着、天皇賞・春2着、京都大賞典4着という成績。同馬はこれまで11・12月に8戦3勝、3着4回と好成績を挙げており、昨年もジャパンC1着→有馬記念3着とGIレースで好走しているが、今回はどのような走りを見せてくれるだろうか。Vなら、6歳以上馬のジャパンC制覇は2003年タップダンスシチー(牡6歳)以来、15年ぶり4頭目となる。★サトノダイヤモンド、モレイラ騎手との新コンビで参戦!池江師は初制覇狙う 2016年の菊花賞、有馬記念優勝馬サトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が、久々のGI制覇を目指す。同馬は昨年春の阪神大賞典以降、勝ち星から遠ざかっていたが、前走の京都大賞典で約1年半ぶりの勝利を挙げた。今回、サトノダイヤモンドにはJ.モレイラ騎手が騎乗する予定だが、同馬は一昨年の有馬記念以来、約1年11力月ぶりのGI制覇を遂げることができるだろうか。 また、サトノダイヤモンドを管理する池江泰寿調教師には、ジャパンC初制覇がかかっている。同調教師は、ジャパンCに延べ9頭を出走させているが、2着2回、3着2回とあと一歩のところで勝利を逃している。果たして、池江調教師は延べ10頭目の出走でジャパンC初勝利を挙げることができるだろうか。 Vなら、同調教師はグレード制が導入された1984年以降3人目のJRA・GI通算20勝となる。なお、池江泰寿調教師&J.モレイラ騎手のコンビは、11月20日現在、JRAで12戦5勝、2着3回(勝率.417、連対率.667)という成績をマークしている。
2018年11月20日(火) 16:52

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【うわさの2歳馬】牝馬に活躍馬の多い一族~リゼ
 【東京4R】リゼは牝馬に活躍馬の多いファミリーの出身。おばアユサンは桜花賞馬で、その全妹マウレアは今年の桜花賞とオークスで5着と健闘した。坂路でトレーニングを積んで迎える初陣。「一頓挫あっての再仕上げなので体に余裕はあるが、短距離向きのスピードがある」と、田中清調教師は押し切りを狙っている。(夕刊フジ)
2018年11月9日(金) 12:41

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【JBCスプリ】レッツゴードンキ母の血が騒ぐダ6F
 「第18回JBCスプリント」に3年前の桜花賞馬レッツゴードンキがエントリーしてきた。JBCは一昨年のレディスCで2着があるが、スプリントは初。とはいえ芝の高松宮記念(2回)とスプリンターズSで2着になった実績からすれば、ダートで押し切っても何の不思議もないだろう。 梅田調教師はもともと「母のマルトクがダート短距離で活躍したので、その路線が一番向いていると思っていた」と言っており、今回へ向けても「母が京都ダートで3勝して、うち2勝が6F。血統的にまったく心配していない」と胸を張る。 1週前の坂路では岩田騎手を背に、活気あふれるアクションで4F50秒8、ラスト1F12秒9。「元気いっぱい。やはりダート6Fが一番向くと思うし、状態も上がってきた。香港にも登録しているけど、まずはここに全力投球」。桜花賞以来のBIGタイトルをダート6Fで狙うというのも、“異能馬”ドンキらしい立ち回りだ。(夕刊フジ)★JBCスプリントの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2018年10月29日(月) 11:41

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【ズバリ!調教診断】毎日スワンS 春のマイル王が絶好の仕上がり!昨年の桜花賞馬も上位を狙える状態!
スワンSの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。 ①ドルチャーリオ 中1週かつ大幅馬体減後の一戦ということもあってか、1週前は時計は出さずに軽めの調整。栗東CWで実施した最終追い切りも、長めからとはいえ馬なりの調整。それなりのタイムは出ているが、特筆できるようなものではない。上積みに乏しく、今回は見送りが妥当だろう。 ②サフランハート 栗東坂路で丹念に乗り込んでいるが、1週前までの内容に目立つものは見られない。最終追い切りでは、4F51秒7、ラスト1F12秒3の好ラップを刻んできたものの、馬場状態の良い時間帯に幸騎手騎乗とあっては強調材料に欠ける。肝心の動きについても、後肢が流れ気味で見映えが悪い。相手強化のG2では苦しいのではないか。 ③ベステンダンク この中間は栗東坂路主体の調整。派手な時計こそ出ていないが、もともと実戦タイプなだけに情状酌量の余地はある。最終追い切りは時計を抑える緩めの調整ながらも、集中力のある走りを披露。適度な活気があり、この馬としては良く見えるほう。力を出せるデキとみる。 ④デアレガーロ 約2カ月ぶりの実戦となるが、坂路と南Wを交えて乗り込み量は十分。南Wで行われた1週前追い切りでは、長めから及第点の時計をマーク。同じく南Wで実施した最終追い切りでも、軽快な動きを披露した。輸送をクリアできれば、侮れない1頭になるかもしれない。 ⑤グァンチャーレ 1週前に栗東CWでビッシリと追われ、6F78秒台、4F50秒ソコソコの好ラップを計測。栗東坂路に場所を移して行われた最終追い切りでも、マズマズの時計を記録した。半面、好調時と比べるとラストの鋭さがひと息の印象。そのぶん、中身が伴っているかどうかの疑問は残る。積極的には手を出しづらい。 ⑥レーヌミノル 帰厩後は毎週のように栗東CWで長めから併せ馬を実施。2週前、1週前と2週続けて好タイムを記録。最終追い切りでは流す程度の内容ながらも、軽快なフットワークを披露した。調教巧者なので過度の評価はできないが、本数を重ねるごとに良くなっているのは明らか。上位争いに絡めるだけの状態にある。 ⑦キングハート 中2週かつ再度の西下ながら、1週前に南Wで追い切りを敢行。坂路で行われた最終追い切りではタフな馬場状態を問題にせず、スピード感あふれる走りを披露するなど元気一杯。その動きをみるに、道悪適性に秀でた頑強な脚の持ち主であることが確認できる。多くの馬が苦しむような馬場状態になれば、要警戒の1頭と言えよう。 ⑧ロードクエスト 今月中旬から栗東に滞在して調整。1週前に栗東CWで長めから追われて、マズマズのラップを記録。同じくCWで行われた最終追い切りでも、リズミカルな脚捌きを見せた。発汗が目立つ点は気になるが、行きたがる面を出さずに最後まで走り抜いたところは評価できる。実戦でテンションを維持できるようなら、チャンスあり。 ⑨ヒルノデイバロー この中間は栗東坂路で調整。1週前、日曜と及第点のラップを記録した一方で、今週の追い切りの気配は今ひとつ。それなりの時計こそ出ているものの、この馬らしい伸び脚は見られなかった。本調子ならば、終いのラップをキレイにまとめてくる馬。良化途上の感は否めない。 ⑩モズアスコット 栗東坂路で行われた1週前追い切りは、ルメール騎手が跨ったとはいえ、ラスト2F24秒6-12秒3の好ラップを馬なりでマーク。同じく坂路で実施した最終追い切りでは助手が跨って、4F51秒7、ラスト2F24秒3-12秒0の好タイムを余力残しで記録した。弾けるようなフットワークは見応え十分。絶好の仕上がり。 ⑪コウエイタケル コンスタントに使われているが、栗東坂路と栗東CWを併用して乗り込み量は十分すぎるほど。栗東CWで行われた最終追い切りでは、併走相手を一気に突き放す上々の動きを披露した。少し前進気勢に過ぎる面もあるが、1400m戦であれば許容できる範囲。好ムードであることは間違いない。 ウマニティ重賞攻略チーム
2018年10月27日() 09:15

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【菊花賞】フィエール、最少キャリア4戦目で菊の大輪
 第79回菊花賞(21日、京都11R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、馬齢、芝・外3000メートル、1着本賞金1億2000万円 =出走18頭)史上最少キャリアで見事に菊の大輪を射貫いた。デビュー4戦目でGI初挑戦となった7番人気フィエールマンが、メンバー最速タイの上がり3ハロン33秒9の末脚で、2着エタリオウをハナ差下してV。関東馬は17年ぶりの優勝となった。タイム3分6秒1(良)。次走は未定も、体調次第で有馬記念(12月23日、中山、GI、芝2500メートル)の可能性もありそうだ。 あまたの不利なデータを、自慢の末脚で打ち砕いた。GI初挑戦のフィエールマンが、最後の直線で馬群を割って驚異の加速力を披露。先に抜け出した2着馬エタリオウをはじめ、春のクラシック組を封じ込め、最少キャリアとなるデビュー4戦目での菊戴冠だ。 「直線で少し狭くなって抜け出すのに時間がかかったけど、抜けたときがすごくいい反応、切れ味だった。よく届いてくれたね。正直、負けたと思って、ゴール後にミルコに『おめでとうございます』と声をかけたんだ。ごめんね、ミルコ」 初コンビで歴史的な勝利へ導いたルメール騎手が頬を紅潮させる。M・デムーロ騎乗のエタリオウをわずか15センチ差で抑え、前週の秋華賞に続くGI制覇。JRA重賞も騎乗機会4連勝と絶好調だ。 思いも寄らぬ好スタートに鞍上はプランを変更した。「普段はスタートが遅いので後ろの位置だろうと考えていたけど、全く違うものに。でもスローな流れでちょうど良かった。完璧」。中団で前を射程に入れながら追走し、直線も狭いスペースから抜け出した。キャリア3戦とは思えぬ横綱相撲に「エムバペも19歳でワールドチャンピオンになった。経験が少なくても能力があれば勝てるんだ」。サッカーで母国フランスの10番を背負い、ロシアW杯制覇に導いた超新星になぞらえて相棒をたたえた。 関東馬にとっては、2001年マンハッタンカフェ以来17年ぶりの菊制覇。手塚調教師も誇らしげな表情だ。 「パドックの気配が桜花賞を勝ったときのアユサンみたいだった。馬の雰囲気は4戦で一番」 キャリアの少なさ、1800メートルのみの距離経験、休養明けなど厳しい条件がそろっていても能力には自信を持っていた。「勝てると思っていた。いつもより帰りの新幹線の時間を1時間遅らせていたんだ」と笑いながら明かす。 一戦ごとの消耗が大きいため、次走は様子を見てから決められるが、オーナーサイドは体調次第で有馬記念参戦も視野に入れている。 長丁場でも父ディープインパクト譲りの異次元の脚を見せつけたフィエールマン。淀のまぶしい西日が、歴史を塗り替えた“気高く、勇ましい”馬名の通りの勝者を照らしていた。 (板津雄志)★21日京都11R「菊花賞」の着順&払戻金はこちら★入場&売り上げアップ 悪天候だった昨年の菊花賞と違い、好天に恵まれた21日の京都競馬場の入場人員は5万5059人で、前年比177・1%と大幅増。菊花賞の売り上げも184億4690万9600円で、同120・1%とアップした。今年の平地GIの売り上げは15レース中、フェブラリーS、大阪杯、皐月賞、天皇賞・春、宝塚記念以外の10レースが前年を上回っている。★アラカルト ◆最少キャリア&久々 フィエールマンは3戦2勝での挑戦で優勝。これは1946年アヅマライ(菊花賞前まで5戦2勝)、87年サクラスターオー(同5戦3勝)を更新する最少キャリアV。また、ラジオNIKKEI賞2着以来3カ月半ぶりの出走だったが、休み明けでの菊花賞制覇は皐月賞優勝以来6カ月半ぶりだったサクラスターオー以来。 ◆クリストフ・ルメール騎手 JRA・GIは19勝目で歴代10位。13日の府中牝馬S(ディアドラ)→14日の秋華賞(アーモンドアイ)→20日の富士S(ロジクライ)→菊花賞と重賞騎乗機会4連勝となった。最多は武豊騎手が98年に達成した6連勝。 ◆手塚貴久調教師 JRA・GIは11年朝日杯FS(アルフレード)、13年桜花賞(アユサン)、同朝日杯FS(アジアエクスプレス)に次ぐ4勝目。 ◆ディープインパクト産駒 菊花賞は16年サトノダイヤモンド以来の2勝目でJRA・GIは44勝目。 ◆ハナ差の決着 09年1着スリーロールス、2着フォゲッタブル以来の5度目。フィエールマン 父ディープインパクト、母リュヌドール、母の父グリーンチューン。鹿毛の牡3歳。美浦・手塚貴久厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績4戦3勝。獲得賞金1億7885万9000円。重賞初勝利。菊花賞は手塚貴久調教師は初勝利、クリストフ・ルメール騎手は2016年サトノダイヤモンドに次いで2勝目。馬名は「気高く、勇ましく(音楽用語)」。
2018年10月22日(月) 05:07

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【うわさの2歳馬】ワールドウォッチ母の半妹に桜花賞馬
 【京都4R】ワールドウォッチの母の半妹には、桜花賞馬のジュエラー、夕刊フジ賞オーシャンSなど重賞を4勝したワンカラットがいる。「スピードがあるし、血統的にも1200メートルは良さそうだ。ゲートも速いから、楽しみだね」と藤岡調教師。モレイラ騎手を背にして、おばたちにも似た瞬発力を繰り出し初戦を飾るか。(夕刊フジ)
2018年10月20日() 13:31

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【東西現場記者走る】アーモンドアイに“不安”あり
 東西サンスポ記者が、1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探る好評連載。秋華賞は大阪サンスポの斉藤弘樹記者(38)が担当する。結論を翌日に控えた4日目は美浦トレセンで、史上5頭目の牝馬3冠に挑むアーモンドアイを調査。仕上がりは万全と言えそうだが、ややテンションが上がっており、土曜の輸送後の気配も含めてギリギリまで見極めが必要だ。 連載4日目は美浦トレセンに潜入。スタミナには自信がある方だが、栗東から約5時間の移動はさすがにこたえ、前夜は資料を整理しながら寝落ちしてしまった。それだけ体を酷使してでも確認したい馬がいる。2冠牝馬アーモンドアイだ。 雨がぱらつく開門直後の午前6時過ぎ。ターゲットの国枝調教師が、カッパ姿で南スタンドに現れた。この日の調整メニューを聞くと「少しイライラしているし(厩舎周りの)運動だけにするよ」。桜花賞やオークスの本番2日前は馬場入りしていただけに、想定外の言葉。10日の坂路での最終追いで、馬なりとはいえ4ハロン49秒7の猛時計をマークしたことが影響しているのか…。翌日に長距離輸送も控えているだけに気になる材料だ。春の2冠で見せたパフォーマンスから、能力が一枚抜けているのは間違いなく、3冠達成へ、まず鍵となるのは状態面といっていい。 もうひとつの鍵は、オークスから直行のローテ。過去4頭の3冠牝馬は厩舎の先輩アパパネをはじめ、すべてローズSをステップに参戦。その点については「アパパネとは全然、タイプが違うからね。前向きだし、今までも(休み明けを)クリアしているから」とトレーナー。3カ月ぶりのシンザン記念や桜花賞でも、ブランクをまったく感じさせない完璧な走りを披露。今回も調整が狂ったわけではなく当初のプラン通りで、その点での不安はなさそうだ。 午前9時に決まった枠順は〔6〕枠(11)番。希望していた偶数の外枠とはならなかったが「外(枠)に行きたい馬が多いみたいだし、その後ろの外めにつけられるんじゃないかな」と納得顔。内枠はもまれる心配があるだけに、悪い枠ではなさそう。先行策を匂わせる陣営も多く、速めのペースが予想されるが「流れてくれれば競馬は楽」と歓迎ムード。「どこまで夢を広げられるか見てみたい。(米大リーグの)大谷がどこまでいくのかみたいにね」。大一番を前にしながらも、リラックスした表情が印象的だった。 土曜は京都へ向かい、すでに到着している関東馬や、アーモンドアイなどの到着取材へ。京都の芝コースの傾向を踏まえて、結論を出す。(斉藤弘樹)★秋華賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載
2018年10月13日() 05:04

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【覆面記者の耳よりトーク】秋華賞
 今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、秋華賞を徹底取材。トレセン情報では牝馬3冠を狙うアーモンドアイが断然のムードだが、面白いのは、夏に力をつけた上り馬サラキアとミッキーチャーム。一方、アーモンドと同じぶっつけ本番でも、中間に順調さを欠いたラッキーライラックには危ぶむ声が聞かれた。 記者A 秋華賞は栗東でも牝馬3冠を目指すアーモンドアイの話題が多かったな。 記者B 結論から言えば、3冠は濃厚ですね。「桜花賞が後方一気、オークスが先行抜け出し。脚質に自在性があって、いずれも上がり3ハロンは33秒2。性能が違う」とはベテランのZ調教師。 記者C X助手は「オークスからぶっつけ本番も予定通り。桜花賞も久々で快勝しているし、国枝厩舎なら育成場でも抜かりなく仕上げていたはず。今週の追い切りも破格の一番時計。一段と強くなっているかも」と絶賛していました。アーモンドと対戦した馬の逆転は難しそうやな。 記者D それなら、初顔合わせで、夏を境に力をつけた上り馬や。サラキアは夏の小倉でレコード勝ちして、ローズSも2着。「春より20キロほど体が増えたのは、精神的に落ち着いた証し。だから、前走は発馬の悪さもマシになっていた。乗り慣れていて、癖を知る池添騎手が手綱を取るのもいいね」とV助手は評価していた。 記者B P騎手は「アーモンドを負かすなら、前にいる馬」と。それなら、北海道で3連勝したミッキーチャームでしょう。R騎手も「トリッキーな内回りの2000メートルだけに、先行タイプは魅力。気難しそうな馬だけど、底を見せていないしね」と語っていました。 記者D 桜花賞2着、オークス3着の2歳女王ラッキーライラックは? 記者A 今回に限れば危ぶむ声が多かったな。「アーモンドと同じぶっつけ本番だが、この馬は脚元がモヤッとしてローズSを使わなかったんだろ。順調度でもマイナス面があるなら、春からの逆転は難しいだろう」とQ調教師は冷静に分析していた。★秋華賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載
2018年10月12日(金) 12:55

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【ズバッと!言いたい放題】秋華賞
 しの 史上5頭目の3冠牝馬が誕生するのか、楽しみですね。 東京サンスポ・柴田 アーモンドアイは美浦坂路で4F49秒7の一番時計。まったくの馬なりだったんで、時計がモニターに出た瞬間、思わず「そんなに速いの!」と声が出たくらい。 大王 あのブエナビスタも3着と取りこぼした直線の短い京都内回り。でも後方一気だった桜花賞と違い、オークスは好位から抜け出して圧勝した。自在性が増しているから対応できるよ。 柴田 先週のWコース6F82秒5の動きも良かった。とにかく順調にきたので、ぶっつけでも態勢は整っている。逆らわないほうがいいね。 しの ちょっと別格って感じね。 大王 逆転を狙いたいラッキーライラックはローズSを使えなかったうえ、乗り慣れた石橋騎手がケガで乗り替わり。 しの 流れは良くないけど、春よりもかなり背が高くなった印象。見た目に成長は感じますね。 水谷 「放牧からボリュームアップして帰ってきた」と松永幹調教師。逆転するには「アーモンドアイより前めの競馬をしなければ。内回りで立ち回りのうまさを最大限に生かしたい」やて。 大阪サンスポ・長田 けいこはCWコースでシャープな伸び。併走馬を並ぶ間もなく置き去りにする力強い走りでした。 しの 重要ステップの紫苑S組は上位2頭が回避。なら、ローズS組に期待。Vのカンタービレはオークス13着ですが、距離が合わなかったみたい。この舞台で武豊騎手なら、アーモンドとの差は縮められそう。 長田 2着サラキアもCWコースでうなるような手応え。ラスト1F11秒6で抜群でした。 水谷 「夏から実が入った感じ。春に無理をさせなくて良かった」と池添学調教師。小倉勝ちがあるから、内回りの適性を強調しとったで。 大王 阪神JFと桜花賞で4着のトーセンブレスはローズSでシンガリ負け…。どうやらフケの影響があったみたいだ。 東京サンスポ・漆山 紫苑S組も足しておこう。4着パイオニアバイオは、追い切りで力強い伸び脚。母アニメイトバイオは10年にアパパネが3冠を達成したときの2着だから歴史は繰り返す? 柴田善騎手は「前よりもパワーアップ。反応が全然違う」って。 大王 上がり馬ならミッキーチャームだ。北海道での3連勝が圧勝だったし、力は通用しそう。 漆山 マイルだけど、古馬を相手に関屋記念を勝ったプリモシーンも。ただ木村調教師は、「今までよりも器用に立ち回らないと競走に参加するのは厳しい」と、内回りをポイントにあげてた。 しの ところで水谷さんは? 水谷 言いたいことは分かるで。確かに先週は穴党としては反則技…。 しの 3番人気ステルヴィオに◎打って、勝つならまだしも2着で馬プレVってのはね。 水谷 まあ、流れは悪くないやろ。このリズムで暮れまで、な。 しの 平場予想の好調ぶりを、メーンでも発揮してくださいね!(夕刊フジ)★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2018年10月11日(木) 10:57

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【秋華賞】アーモンド、一番時計49秒7!
 年末まで12週連続GI開催の第1弾となる秋華賞(14日、京都、芝2000メートル)の追い切りが10日、茨城・美浦トレセンで行われ、桜花賞、オークスと春の2冠を制したアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝3歳)が抜群の動きを見せた。調教評価は最高の『S』で、坂路で余裕たっぷりに4ハロン49秒7と、この日の一番時計をマーク。2012年のジェンティルドンナ以来となる史上5頭目の牝馬3冠制覇が見えてきた。 数字がモニターに映し出された瞬間、誰もが目を疑った。史上5頭目の牝馬3冠を目指すアーモンドアイが坂路で叩き出したのは、4ハロン49秒7。一番時計で軽々と急勾配を駆け上がり、3冠取りへ猛アピールだ。 「時計は速いけど、彼女には軽い追い切りでしたね。バランス、フットワーク、息遣い、全ていい。うれしかったです」 騎乗したルメール騎手が絶賛する。オークスから中146日となるぶっつけ本番の不安の声を一蹴した。 先行するミッキークロス(500万下)をかなり後ろから追走する。スタートから最初の1ハロンを12秒7のラップで入ると、その後もスムーズに加速。ルメールは手綱を持ったままで、ラスト1ハロンも流すように12秒5で余裕を持って併入した。 トラックのWコースで追い切る予定を直前に坂路コースに変更した。国枝調教師は「馬が充実して踏み込みが深くなっている。前脚と後ろ脚がぶつかってしまうので」と説明。ぶつけるリスクの少ない傾斜のある坂路をチョイスした。「走りやすい馬場だったし、能力が高いから時計は出るよね。素晴らしい動きでした」と満足そうだ。 桜花賞とオークスで圧倒的な強さを見せた女王が、ひと夏を越してさらに成長。「心身ともに良くなって帰ってきたよ。馬体重は10キロ以上増えているかもしれないけど、見た目にも筋肉が付いてきた」と、調教師はパワーアップした姿に目を細める。 オークス以来、5カ月ぶりの実戦は予定通り。国枝調教師は自身が手がけた2010年の3冠牝馬と比べて、「アパパネは一度使って良くなるタイプだけど、アーモンドアイは違う」ときっぱり。3カ月ぶりでシンザン記念、桜花賞を勝っているだけに、久々に関しては何も心配していない。 「日本で一番強い牝馬」とルメールは断言する。来年は海外遠征が有力視される最強牝馬にとって、3冠達成は通過点にすぎない。そのための準備は整っている。(柴田章利)★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★柴田がミタ 美浦の坂路は先々週にウッドチップを入れ替えたため、先週あたりから時計が速くなった。とはいえ4ハロン49秒7の数字にはびっくり。「そんなに速いの!?」と、声が出てしまったぐらいだ。スタートからスイスイと上がっていても馬なりのまま。むしろこの日の一番時計を出して、オーバーワークが心配になった。ところが、引き揚げてきた姿を間近で見たが、息ひとつ乱れていない。アーモンドアイにとって、坂路でこの程度の時計は楽勝だということ。先週と今週の火曜日にWコースで調整しているし、もう十分に仕上がった。あとは長距離輸送だけだが、これもシンザン記念や桜花賞で結果を出しているので問題ないだろう。3冠達成は限りなく濃厚とみていい。
2018年10月11日(木) 05:09

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【秋華賞】レースの注目点
★オークス以来の出走アーモンドアイ、史上5頭目の牝馬三冠制覇なるか アーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎)が、史上5頭目の牝馬三冠制覇を目指す。同馬は今年初戦のシンザン記念を制したあと、中89日で桜花賞へ直行し、前年の2歳女王ラッキーライラックなどを破りレースレコードで優勝。続くオークスではレース史上2位のタイムで勝ち、史上14頭目の桜花賞&オークス制覇を達成した。 アーモンドアイは、オークス以来、中146日での出走となるが、果たして、秋華賞も制して1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナに続く牝馬三冠制覇の偉業を達成することができるだろうか。★アーモンドアイの単勝支持率にも注目 オークスは単勝支持率45.5%でV 牝馬三冠制覇を狙うアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎)は、桜花賞では2番人気だったが、牝馬二冠制覇がかかったオークスでは単勝支持率45.5%の1番人気に応え勝利を挙げた。アーモンドアイはオークス以来のぶっつけでの秋華賞出走となるが、今回はどれほどの人気を集めるか、単勝支持率やオッズにも注目が集まる。なお、秋華賞での単勝支持率トップは、2002年に無敗で臨んだファインモーションで72.0%(1着)。次いで、1987年に牝馬三冠制覇に挑んだマックスビューティで61.5%(2着)となっている。 また、アーモンドアイを管理する国枝栄調教師は、アパパネで牝馬三冠を制した2010年以来、2度目の同一年”牝馬三冠”制覇がかかる。国枝調教師は、今年のJRA重賞で、トップタイの5勝を挙げているが、秋華賞も制すことができるだろうか。★今年JRA重賞10勝の(有)シルクレーシング、アーモンドアイなど3頭登録で上位独占なるか アーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎)を所有する(有)シルクレーシングは、今年のJRA重賞で10勝を挙げており、馬主のJRA重賞勝利数ではトップとなっている。同馬主の所有馬は、アーモンドアイの他にも、ローズS2着のサラキア(栗東・池添学厩舎)、関屋記念を制したプリモシーン(美浦・木村哲也厩舎)が秋華賞に登録しているが、上位を独占することができるだろうか。 また、アーモンドアイに騎乗予定のC・ルメール騎手は、GIで3勝をマークするなど、今年のJRA重賞勝利数でトップの12勝を挙げている。ルメール騎手は昨年の秋華賞をディアドラで制しており、史上3人目の秋華賞連覇がかかるが、アーモンドアイを牝馬三冠に導くことができるだろうか。★雪辱狙う2歳女王ラッキーライラック、アーモンドアイと3度目の対戦 桜花賞2着、オークス3着のラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)が打倒アーモンドアイを狙う。同馬は、昨年、デビューから3連勝で阪神JFを制し、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。3歳初戦のチューリップ賞も制したが、桜花賞、オークスではアーモンドアイに敗れた。今回、ラッキーライラックはアーモンドアイと3度目の対戦となるが、2歳女王の実力を発揮し、勝利を挙げることができるだろうか。Vなら、最優秀2歳牝馬の勝利は、2010年アパパネ以来8年ぶり7頭目となる。 また、ラッキーライラックを所有する(有)サンデーレーシングは、2006年から昨年まで12年連続でJRA・GI制覇を遂げている。同馬主は今年、桜花賞、オークスで所有馬が2・3着に入っているが、まだJRA・GIでの勝利はない。(有)サンデーレーシングは、2012年にジェンティルドンナで秋華賞を制しているが、今年初のJRA・GI制覇を遂げることができるだろうか。★ローズS制したカンタービレ、歴代トップタイ3勝を挙げる武豊とのコンビで参戦 ローズSを制したカンタービレ(栗東・中竹和也厩舎)は、テン乗りとなる武豊騎手とのコンビで出走する予定。同馬は春のフラワ-Cで重賞初制覇を遂げ、桜花賞には向かわず、オークスへ直行したが13着という結果だった。過去10年の1~3着馬の前走を見ると、ローズS組が6勝、2着8回と好成績を挙げているが、カンタービレはフタ桁着順に敗れたオークスの雪辱を果たすことができるだろうか。同馬に騎乗予定の武豊騎手は、秋華賞で歴代トップタイの3勝を挙げている。 なお、カンタービレが勝てば、ローズS優勝馬の秋華賞制覇は2012年ジェンティルドンナ以来6年ぶり、オークスでフタ桁着順だった馬の秋華賞制覇は1980年ハギノトップレディ以来38年ぶりとなる。★8頭登録のディープインパクト産駒、ローズSでは1~3着を独占 歴代トップの秋華賞4勝を挙げているディープインパクト産駒は、ローズSで1~3着を独占したカンタービレ(栗東・中竹和也厩舎)、サラキア(栗東・池添学厩舎)、ラテュロス(栗東・高野友和厩舎)など、計8頭が登録している。同産駒はローズSには大挙10頭が出走し、1~3着を独占したが、8頭が登録している秋華賞でも上位を独占することができるだろうか。 同産駒のJRA・GIにおける1~3着独占は過去に2回あり、 2016年の皐月賞(ディーマジェスティ→マカヒキ→サトノダイヤモンド)、同年のダービー(マカヒキ→サトノダイヤモンド→ディーマジェスティ)で記録している。ちなみに、秋華賞では同一種牡馬の産駒による1~3着独占の例はない。★古馬破って関屋記念を制したプリモシーン、初の芝2000メートル戦に挑む プリモシーン(美浦・木村哲也廐舎)が、秋華賞で初の芝2000メートル戦に挑む。同馬は昨年9月のデビュー以来、一貫して芝のマイル戦に出走を続けており、今年1月のフェアリーSで重賞初制覇。その後は桜花賞10着、NHKマイルC5着とGIに出走し、前走の関屋記念では、古馬を破って重賞2勝目を挙げた。プリモシーンには、前走に続き北村宏司騎手が騎乗する予定だが、初の芝2000メートル戦出走でGIタイトルを手にすることができるだろうか。なお、芝2000メートル以上未出走馬による秋華賞制覇は1996年のファビラスラフィン、2011年アヴェンチュラの2頭が達成している。 また、フェアリーSでプリモシーンの2着に入ったスカーレットカラー(栗東・高橋亮廐舎)も、芝2000メートル以上の距離に出走経験がなく、今回が初めての芝2000メートル戦となる。同馬には歴代単独トップの秋華賞4勝目を狙う岩田康誠騎手が騎乗する予定だが、13着という結果だった前走の口ーズSから巻き返すことができるだろうか。★3連勝中“夏の上がり馬”ミッキーチャーム、勢いそのままにGI制覇なるか 3連勝中のミッキーチャーム(栗東・中内田充正厩舎)は、秋華賞が初の重賞出走となる。同馬は2月3日に京都でデビュー(4着)したが、勝ち上がるまでに時間を要し、デビュー4戦目となった7月1日の函館で初勝利を挙げた。その後ミッキーチャームは500万下→藻端山特別(1000万下)と連勝し、夏の北海道シリーズで3連勝を決めた。昨年の優勝馬ディアドラは札幌でHTB賞(1000万下)を勝ち、紫苑S→秋華賞と連勝して秋の女王の座に就いたが、ミッキーチャームも夏の北海道シリーズでの勢いそのままにGI制覇を遂げることができるだろうか。 ミッキーチャームに騎乗予定の川田将雅騎手は、ファインニードルとのコンビでスプリンターズSを制しており、秋のGI開幕2連勝がかかる。川田騎手は秋華賞を勝てば、3歳GI完全制覇へ残すはNHKマイルCのみとなるが、秋華賞初勝利を挙げることができるだろうか。
2018年10月10日(水) 18:30

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【秋華賞】レース展望
 12月28日のホープフルSまで12週間にわたるGIシリーズがスタートする。その最初は3歳牝馬3冠最終戦の秋華賞(14日、京都、芝2000メートル)。過去10年で1番人気は3勝にとどまり、人気馬で盤石とはいえない傾向だが、今年は2012年ジェンティルドンナ以来史上5頭目の3冠制覇を目指すアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎)が満を持して登場する。 春は桜花賞をラスト3ハロン33秒2の末脚で豪快に差し切ると、オークスでは父ロードカナロア(1200~1600メートルでGI・6勝)からくる距離不安も克服して2冠を達成した。その後、陣営はトライアルを使わずぶっつけでの秋華賞挑戦を選択。調整は順調で、4日にはクリストフ・ルメール騎手を背に美浦Wコース6ハロン82秒5を馬なりでマークした。今回は器用さが要求される京都の内回りだが、オークスを好位抜け出しの正攻法で決めた人馬のコンビネーションは頼もしく、やはり戴冠の最短距離にいる。 昨年の最優秀2歳牝馬で桜花賞2着、オークス3着のラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)は夏に右後肢球節に腫れが見られたため、秋華賞に直行することになった経緯があるが、影響はなさそうで調整は順調に進められている。ただ、主戦の石橋脩騎手が8日の東京7Rで落馬負傷したため、急きょ北村友一騎手に乗り替わることが決定。大一番直前の鞍上変更がどう出るかだろう。 トライアルのローズSを4角先頭で押し切ったカンタービレ(栗東・中竹和也厩舎)は武豊騎手と新コンビを組んで挑戦。ローズSの優勝馬は過去10年で1勝のみ(12年ジェンティルドンナ)だが、4000勝の名手がどう操るかに注目が集まる。 同レース2着のサラキア(栗東・池添学厩舎)も有力候補。当初、騎乗予定だったジョアン・モレイラ騎手の騎乗停止により、池添謙一騎手が騎乗するが、前走を含め【1・1・0・2】の成績なら問題ないだろう。 プリモシ-ン(美浦・木村哲也厩舎)は8月の関屋記念で古馬を撃破。デビューからの6戦はいずれもマイル戦で、2000メートルへの対応が鍵となるが、決め手は上位だ。 最大の上がり馬がミッキーチャーム(栗東・中内田充正厩舎)。夏の函館、札幌で未勝利→500万下→1000万下を、いずれも芝1800メートル戦で3馬身半以上の差をつけるワンサイドの内容で3連勝。絶好調の川田将雅騎手と新コンビを組む今回、200メートル延びてもそのスピードはキャリア組に脅威となる。★秋華賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2018年10月9日(火) 19:12

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今週の重賞レース

2019年1月26日(
愛知杯  G3
2019年1月27日(
根岸ステークス  G3
シルクロードS  G3

競馬番組表

2019年1月26日(
1回東京1日目
1回中京3日目
2回京都1日目
2019年1月27日(
1回東京2日目
1回中京4日目
2回京都2日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 シュヴァルグラン 牡7
100,070万円
2 レイデオロ 牡5
85,655万円
3 アーモンドアイ 牝4
72,022万円
4 オジュウチョウサン 牡8
55,899万円
5 スワーヴリチャード 牡5
54,047万円
6 マカヒキ 牡6
48,298万円
7 アップトゥデイト 牡9
47,571万円
8 ブラストワンピース 牡4
43,851万円
9 レッツゴードンキ 牝7
42,556万円
10 ミッキーロケット 牡6
42,248万円
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3歳
1 アドマイヤマーズ 牡3
13,255万円
2 ダノンファンタジー 牝3
10,342万円
3 サートゥルナーリア 牡3
9,414万円
4 ニシノデイジー 牡3
9,100万円
5 ファンタジスト 牡3
8,779万円
6 グランアレグリア 牝3
5,845万円
7 クロノジェネシス 牝3
4,959万円
8 クラージュゲリエ 牡3
4,820万円
9 アドマイヤジャスタ 牡3
4,623万円
10 ヴァルディゼール 牡3
4,544万円
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