栗東所属リーディングジョッキー上位3名の6月15日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【C.ルメール騎手】
6月15日(日)阪神競馬場
5R 2歳新馬(芝1,800m) サレジオ
8R 逆瀬川特別(ダ1,800m) エーリアル
10R 花のみちS(芝1,600m) ブルーミンデザイン
11R 宝塚記念・G1(芝2,200m) アーバンシック
11Rの宝塚記念はアーバンシックに騎乗。昨年、セントライト記念では鋭い差し脚を披露し、菊花賞では早めに位置取りをあげ4コーナーでは3番手につけてスパートするなど、臨機応変に動ける点からも操縦性の高さを垣間見ることができる。近2走では1番人気を裏切ってしまっているだけに、今回は巻き返しを期待したい。8Rの逆瀬川特別ではエーリアルに騎乗する。昇級初戦の前走では中団からの競馬だったが、最後にしっかりと脚を使い3着に食い込んだ。C.ルメール騎手が継続騎乗となる今回は是が非でも勝利を掴みたい。
【坂井瑠星騎手】
6月15日(日)阪神競馬場
3R 3歳未勝利(芝1,400m) フロンティエール
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) アカデミア
8R 逆瀬川特別(ダ1,800m) フローラルセント
9R 武庫川特別(芝1,200m) エコロマーズ
10R 花のみちS(芝1,600m) ライトバック
11R 宝塚記念・G1(芝2,200m) リビアングラス
12R リボン賞(ダ1,200m) ムーヴ
11Rの宝塚記念はリビアングラスに騎乗。昨年は海外遠征も経験するも、帰国後は3勝クラスで歯がゆい競馬が続いていた。ところが年が明けると八坂Sで勝利を飾りオープン入りし、京都記念2着、日経賞でも0秒1差の4着と好走を続けている。人気の面では伏兵的な存在になるだろうが、充実著しい今ならば上位争いを演じることが出来ても何ら不思議無い。6Rの3歳上1勝クラスではアカデミアに騎乗する。既走馬が相手となった4月のデビュー戦では2着以下を6馬身以上突き放す圧勝劇。今回はその時よりも斤量が2キロ軽くなる。昇級初戦でもアッサリ勝ちあがれる力は十分なのではないだろうか。
【岩田望来騎手】
6月15日(日)阪神競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ヴィヴァシャス
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) アイルランズコール
3R 3歳未勝利(芝1,400m) ダノンブランニュー
5R 2歳新馬(芝1,800m) カクウチ
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) オーレアミスト
8R 逆瀬川特別(ダ1,800m) タマモナポリ
9R 武庫川特別(芝1,200m) コト
10R 花のみちS(芝1,600m) スイープアワーズ
11R 宝塚記念・G1(芝2,200m) ヨーホーレイク
11Rの宝塚記念はヨーホーレイクに騎乗。ここまで前々走の京都記念制覇を含めて重賞を3勝している。2020年のホープフルSで3着となっているのだが、7歳となった今年の大阪杯では1分56秒5のタイムを記録しての3着と力の衰えを感じさせない。これまでコンビで【2-0-1-2】の岩田望来騎手を背に初G1制覇を目指す。3Rの3歳未勝利ではダノンブランニューに騎乗する。半姉スターズオンアースは2022年に牝馬二冠に輝き、その後もG1戦線で活躍を続けた。これまで芝のレースでは2、3、3と大崩れしていない。近走で好成績を残している馬も多く一筋縄ではいかなそうだが、なんとか今回で初勝利を期待したい。