今回は昨年終了時点の順位を参考に、美浦所属リーディングジョッキー上位3名の1月12日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
1月12日(日)中山競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,200m) トレヴィーテ
5R 3歳未勝利(芝2,000m) オルグジェシダ
6R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) マケズギライ
7R 4歳上1勝クラス(芝2,200m) イージーブリージー
9R 初咲賞(芝2,200m) アバンデル
10R ポルックスS(ダ1,800m) ヴァンヤール
11R フェアリーS・G3(芝1,600m) エリカエクスプレス
メインレースのフェアリーSはエリカエクスプレスに騎乗。デビュー戦では難なく逃げ切りを決めるのだが注目はタイムで、同日の古馬3勝クラスの勝ちタイムとわずかに0秒4しか違わぬ非常に優秀なものだった。出走回数は一番少ない身だがいきなり好勝負できても良いだろう。6Rの4歳上1勝クラスではマケズギライに騎乗する。1勝クラスに昇格してすぐの頃は苦戦が続いたが、近走は走りも成績もまとまってきている。初騎乗となる戸崎圭太騎手を背にクラス卒業を目指す。
【横山武史騎手】
1月12日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ダノンメナージュ
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) エテオクロス
3R 3歳未勝利(ダ1,200m) スリーソング
4R 3歳新馬(ダ1,800m) イムホテプ
5R 3歳未勝利(芝2,000m) アレグランサ
6R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) バロン
7R 4歳上1勝クラス(芝2,200m) ウイントレメンデス
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ブライテストドーン
9R 初咲賞(芝2,200m) マイネルオーシャン
7Rの4歳上1勝クラスはウイントレメンデスに騎乗。母は重賞で活躍をしたイクスキューズという期待馬で、デビュー戦以降は横山武史騎手が手綱を取り続け【1-3-3-0】の成績となっている。5か月の休み明けかつ昇級初戦となり決して楽なレースにはならないだろうが期待をしたい1頭だ。3Rの3歳未勝利ではスリーソングに騎乗をする。ここまで3戦すべてで馬券圏内に入っており近2走は特に惜しい競馬が続いている。今回は距離を200m短縮し、惜敗続きにピリオドをうちたい一戦だ。
【佐々木大輔騎手】
1月12日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) オルティジア
3R 3歳未勝利(ダ1,200m) クラウンウルル
4R 3歳新馬(ダ1,800m) グレイテストソング
7R 4歳上1勝クラス(芝2,200m) メジャーレーベル
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) サイモンプレジール
9R 初咲賞(芝2,200m) キットハナガサク
10R ポルックスS(ダ1,800m) アナンシエーション
11R フェアリーS・G3(芝1,600m) ハードワーカー
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) エコロドゥネス
11RのフェアリーSはハードワーカーに騎乗。前走では結果として競走中止となってしまったが、好スタートから折り合いがつき道中では先団で控える競馬ができていた。休み明けの一戦となるが好走を期待したい。9Rの初咲賞ではキットハナガサクに騎乗する。未勝利戦を抜け出すのに時間はかかってしまったが、その後はしっかりと連勝し力があることは証明してくれた。昇級初戦の前走は1番人気を裏切り9着と敗退したがタイム差は0秒5と悲観する内容ではなかった。ペース慣れの見込まれる今回は前進を期待したい。