グローリーリンク(競走馬)

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写真一覧
現役 牝3 青鹿毛 2022年1月26日生
調教師吉岡辰弥(栗東)
馬主伊藤 功一
生産者下河辺牧場
生産地日高町
戦績 7戦[3-1-1-2]
総賞金4,501万円
収得賞金1,500万円
英字表記Glory Link
血統 キズナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャットクイル
ブリッジオーヴァー
血統 ][ 産駒 ]
エンパイアメーカー
ロンドンブリッジ
兄弟 オーヴァーマスター
市場価格
前走 2025/10/19 甲斐路ステークス
次走予定

グローリーリンクの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/10/19 東京 12 甲斐路S 3勝クラス 芝1800 185103.225** 牝3 54.0 内田博幸吉岡辰弥 510
(-2)
1.46.0 0.634.4ニシノティアモ
25/09/20 阪神 10 夕月特別 2勝クラス 芝2000 7111.411** 牝3 53.0 北村友一吉岡辰弥 512
(-2)
1.57.6 -0.235.1ウィルサヴァイブ
25/08/31 中京 8 3歳以上1勝クラス 芝1600 16121.711** 牝3 53.0 北村友一吉岡辰弥 514
(+2)
1.31.3 -0.833.7④④⑤ロールザダイス
25/05/24 京都 9 メルボルンT 1勝クラス 芝1600 13561.913** 牝3 55.0 川田将雅吉岡辰弥 512
(+6)
1.35.0 0.135.9⑦④グラフィティアート
25/05/03 東京 10 スイートピー (L) 芝1800 13682.314** 牝3 55.0 松山弘平吉岡辰弥 506
(-10)
1.46.3 0.433.6④⑦⑦ルージュソリテール
25/02/10 京都 10 エルフィンS (L) 芝1600 10663.222** 牝3 55.0 松山弘平吉岡辰弥 516
(+2)
1.35.4 0.134.6ヴーレヴー
25/01/25 中京 6 3歳未勝利 芝1600 16114.321** 牝3 55.0 岩田康誠吉岡辰弥 514
(--)
1.35.5 -0.934.1⑨⑨⑨ヴァイスクレー

グローリーリンクの関連ニュース

前走内容と着順は、今回のオッズに直結する重要ファクターのひとつ。
当連載は素質選定マイスター・ろてむプロが映像回顧をもとに前走を徹底分析し、血統・コース適性・成長度などの観点から導いた注目馬のオッズ妙味をS・A・B・Cの4段階で評価したものです。
特別登録を基に当週重賞を予習する際の参考資料としてご活用下さい。

※評価(オッズ妙味)は上からS(高い)~C(低い)の4段階

【人気ゾーン:想定1~3番人気】
カムニャック【B】
前走:ローズS(1着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
外目先行するも、終始折り合いを欠いた。体力を消耗しながらの追走で並みの馬なら沈む展開だったが、厳しい流れを力でねじ伏せて勝利。能力は明らかに上位。春はオークス前まで調子を落としていた馬で、まともなら全勝も可能だっただろう。懸念点は、仕上がり過剰で折り合いに難が出ることと、ストライドが大きいため小回りコースはやや不向きな点。

エンブロイダリー【B】
前走:オークス(9着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
気性面の不安が目立ち、連戦によってテンションが上がりすぎた影響と距離延長も相まって体力を大きく消耗した。大トビで広いコースが向くタイプなので、秋華賞の舞台はベストではない。とはいえ、レースの構造的に春の上位馬が明らかに有利。枠は外枠が欲しい。

ジョスラン【B】
前走:紫苑S(2着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
内前有利の展開を2頭分外から追走し、直線ではしっかり差を詰めて2着に好走。展開は不利だったが、この馬はシャドーロール着用で、スムーズに外を追走する形がベストな馬。秋華賞で同じような位置取りが取れるだろうか。もまれた際の対応力にはやや不安が残る。

【中穴ゾーン:想定4~9番人気】
エリカエクスプレス【C】
前走:京成杯オータムハンデキャップ(11着)
展開:普通
≪前走回顧≫
コース形態も合っていたのか、この馬にしては折り合い良く運べたが、4角から手応えが鈍り失速。桜花賞では無理に逃げた所から馬のリズムが乱れていたし、距離延長で巻き返しはあまり想像できない。

グローリーリンク【A】
前走:夕月特別(1着)
展開:普通
≪前走回顧≫
楽に先行でき、折り合いもついて直線でしっかり抜け出す形。近2走の指数は高く、この条件でも通用しそう。春のスイートピーSは、1週スライドの影響で気合が入りすぎ、力を十分に発揮できていない。

マピュース【C】
前走:中京記念(1着)
展開:恵まれ
≪前走回顧≫
イン前有利の馬場を活かして絶好の位置で追走。展開の恩恵は大きく、今回は期待値が無さそう。距離に関しては2000mではやや長く、最後まで持ちこたえられるかは疑問が残る。

パラディレーヌ【C】
前走:ローズS(8着)
展開:やや恵まれ
≪前走回顧≫
スタートが一息でインの後方を確保。直線はイン突きするも、前がなかなか空かず仕掛けが遅れた。ただ、開いてからの伸びは今ひとつ。馬体や走法から考えると、広いコースでの1600m前後が適性範囲と考えられる。

テレサ
前走:ローズS(2着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
速いペースを5番手で追走し、力比べで堂々の2着。内容は強く、スピード優位な馬だが、本来は逃げよりも先行集団で力を発揮するタイプ。過去の級条件より上のクラスでも持ち味の粘りが活きるタイプで、軽視できない存在だ。

ダノンフェアレディ【C】
前走:紫苑S(3着)
展開:やや恵まれ
≪前走回顧≫
緩いペースをスムーズに先行。直線は切れ味勝負になったが、前がなかなか開かず追い出しが遅れた。ただ、この手の目立つ不利は次走で過剰人気になるので評価はしない。春からの成長を見越していたが、今回を見る限りはそれほどではなかった印象も。

【大穴ゾーン:想定10番人気以下】
ケリフレッドアスク【C】
前走:紫苑S(1着)
展開:やや恵まれ
≪前走回顧≫
内がきれいな馬場状態で、6ハロン目に13秒台が出るゆったりとしたペース。逃げて展開の恩恵を受けた一戦だった。もっとも、逃げ馬が恵まれづらい秋華賞では展開面のアドバンテージを得にくく、上積みにはやや疑問が残る。

セナスタイル【A】
前走:ローズS(3着)
展開:普通
≪前走回顧≫
後方から直線でインを突き、馬群を縫うように伸びて上がりは断トツの1位で3着。秋華賞はごちゃつきやすい舞台だが、馬群を割って伸びた根性は大きなプラス材料。デビュー以来、順調に使えずここまで来ており、まだ上積みの余地を十分に残している。

ビップデイジー【B】
前走:ローズS(4着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
大外枠で終始外を回らされる形となり、リズムを取りづらい展開。距離ロスも大きく、内容としては悲観するものではない。内枠ならもう一段上の結果も期待できた。春の実績馬としては順当な力を見せた格好だが、秋華賞の2000mでは折り合い面の不安が残る。

カネラフィーナ【B】
前走:洞爺湖特別(1着)
展開:普通
≪前走回顧≫
外から来たトーアライデンに行かせて2番手からの競馬。序盤はしっかりと折り合いをつけ、道中も余裕十分の手応え。3~4コーナーでは持ったままで進出し、直線入口で自然と先頭へ。器用さは十分。

ヴーレヴー【B】
前走:ローズS(6着)
展開:普通
≪前走回顧≫
逃げる手もあったが、他に行く馬がいたため先行集団での競馬を選択。春は折り合いを欠く面が目立っていたが、夏を経て精神面での成長がうかがえる内容だった。叩きつつ良くなっていくタイプで、使われながらの上積みが見込めそうだ。

ブラウンラチェット【A】
前走:オークス(7着)
展開:普通
≪前走回顧≫
道中で不利を受ける場面があり、やや頼りない馬体ながらも直線ではしっかりと伸びて7着まで追い上げた。馬体が成長すれば通用してきそうな素材。桜花賞では大外枠の不利、阪神JFでは馬体重減と万全ではなかった。まだ底を見せておらず、伸びしろは十分にある。

ジョイフルニュース【B】
前走:かもめ島特別(1着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
勝負どころでは外に進路がなく、逃げ馬の内をじっと我慢。直線でわずかにできたスペースを逃さず突き抜けると、一気に加速して他馬を置き去りにした。なかなか見ないようなレースで能力は高そう。

ルージュソリテール【B】
前走:ローズS(10着)
展開:やや不利
≪前走回顧≫
前を行く2頭を見ながら好位で脚を溜めたものの、結果的に速い流れに巻き込まれる形に。馬場を考えれば1枠は恩恵があった。体が小さい馬だが大幅プラス体重で戻ってきたのは好印象。チューリップ賞が不利で度外視。期待値は内包している。

テリオスララ【B】
前走:紫苑S(7着)
展開:普通
≪前走回顧≫
好スタートを切って好位の外をスムーズに追走したが、大トビのぶん瞬発力勝負では分が悪かった。ペースが流れて後続に脚を使わせる展開のほうが持ち味を発揮できるタイプ。

インヴォーグ【C】
前走:武田尾特別(1着)
展開:やや恵まれ
≪前走回顧≫
折り合いが向上。スタートからスムーズに行き脚がつき、一時は先頭に立ったものの、内のレッドベルアームを先行させて2番手でレースを進め、ラスト300mで先頭に立つと、そのまま押し切る器用な競馬。血統的には奥手な印象。

レーゼドラマ【A】
前走:クイーンS(10着)
展開:普通
≪前走回顧≫
逃げ、もしくは番手で追走したいタイプだが、やけにテンションが高く本来の姿ではなかった。案の定ゲートで暴れてスタート出ず、レースにならなかった。
オークスでは先行勢総崩れの展開に泣き、今回はスタート出られず見直し可能。

クリノメイ【C】
前走:マリーンC(9着)
展開:普通
≪前走回顧≫
先行するもついていけず惨敗。船橋の砂が合っていない。近走はダートを使っているが、本質的には芝馬の印象。芝1400~1600mのタイプでは。

ランフォーヴァウ【C】
前走:ローズS(15着)
展開:普通
≪前走回顧≫
スタートから全くついていく素振りなく、いわゆる『ノリポツン』発動するも全く見せ場がなかった。2走前と3走前が不利あっての敗戦でメンタル的な問題もありそう。

評価一覧はこちら↓

S テレサ

A グローリーリンクセナスタイルブラウンラチェットレーゼドラマ

B カムニャックエンブロイダリージョスランビップデイジーカネラフィーナヴーレヴージョイフルニュースルージュソリテールテリオスララ

C  エリカエクスプレスマピュースパラディレーヌダノンフェアレディケリフレッドアスクインヴォーグクリノメイランフォーヴァウ

※最終結論はプロ予想MAXにて公開!

※「該当馬」「注目馬」は前週時点の情報に基づいて選出しており、特別登録や出馬投票を行わない可能性があります。

【秋華賞2025】直撃取材!プロ予想家最速予想 「霧」「金子京介」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2025年10月16日(木) 11:00

金子京介ー関東主場全レースのパドックに立つ孤高の“馬見家”


関東主場全レースのパドックをチェックし、馬体、馬具、脚元の状態、返し馬など、競走能力に関わる全要素を網羅的に吟味。圧倒的相馬スキルで穴馬を発掘する金子京介プロに、秋華賞についてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

近年は堅い決着ばかりですよね。オークスで結果を出した馬が、コース適性で多少見劣っても、能力の差で好走するケースが目立ちます。傾向的にはオークス5着以内か、前哨戦でよほどいい勝ち方をした馬を狙いたいレースです。

―順当な結果になりますかね。

ただ、今年はオークスの2、3着馬がいないので、穴馬台頭の余地が例年より大きいと思います。

桜花賞よりオークスを評価すべきですか。

そもそも3歳牝馬で東京芝2400mに適性バッチリなんて馬は、そうそういないんですよ。マイラー同士が適性外の距離で競い合っているのが実情というか。

―そう考えると、オークス上位組は適性外のレースですでに力差を示したことになりますね。

基本的にマイルや1800mだけ得意なタイプが多く、2000m以上のタフな展開で結果を残せる馬は希少なんです。そんななか、マイルが合わずにオークスで激走した馬が、秋華賞でも好走する例は枚挙にいとまがないように、オークスの上位馬は中距離、かつ消耗戦への適性を証明済みと言えますよね。マイル戦を勝ち上がった馬より、よっぽど評価できます。

―となると、オークスカムニャックは中心視できますか。

そうですね。ローズS時でも馬体のメリハリがもうひとつといった印象だったので、上積みも見込めると思います。直線入り口で玉突きのようになりましたけど、フットワークを立て直して2着に差をつけましたから、素直に強いなと。

―馬券的には頭固定ですか。

連軸ですかね。

ローズS組からほかに狙いたい馬はいますか。

パラディレーヌルージュソリテールですね。

パラディレーヌは8着でした。

馬体的にはまとまり型というか、大きな強調材料はないんですが、後ろ脚の回転が速く、加減速が利いて、競馬が上手なタイプです。ローズSは詰まりましたけど、馬群は捌けるタイプでしょう。減速した後に進路を切り替えましたから、スムーズなら3着争いはあったと思います。

ルージュソリテールは10着でした。

小柄なわりに筋肉の付き方がしっかりしていて、スイートピーS時から馬体を評価していましたが、まだまだ成長できそうです。血統的にも筋が通っていて、ローズSのパドックでは、「スピードもあるし、上位争いするだろう」と感じました。結果的に展開に泣きましたけど、成長度合いは素晴らしいと思います。

―2着テレサ、3着セナスタイル、4着ビップデイジーはどうでしょう。

消しでいいかなと。やや蛇行気味だった3着馬以外は、減速せずに4コーナーを立ち回れたという意味で上手くいったと思います。セナスタイルを拾う可能性はありますが、3頭ともちょっと仕上がりすぎていた気もしますね。

―ほか、想定人気順にお聞きすると、桜花賞エンブロイダリーはどうですか。オークスは1人気9着でした。

オークスでドカ負けしたので買いません。距離は融通が利くかもしれませんが、「マイラーでしょう」という評価です。あと、桜花賞はモレイラ騎手ありきの勝ちだったろうと。脚が横にブレる力任せなフットワークで、消耗度の高い走法からも2000mでは良さが出ない見立てです。同じくマピュースもマイラーなので消しです。

紫苑S2着のジョスランはどうでしょう。

腰がピタッと止まり、後ろ脚が比較的真っすぐで捌きがブレない、いいフォルムですね。馬体的にクラスや相手が上がって苦労する感じではありません。紫苑Sのような緩い流れより、もっと流れたほうがいいでしょうし、相手には押さえておきたいです。

―前走京成杯AH1番人気11着のエリカエクスプレス、条件戦2連勝が好時計のグローリーリンクへの評価をお願いします。

エリカエクスプレスの前走はパドックも悪く、力量的にも人気は酷だったと思います。春の結果から支持を集めたはずですが、成長が見られません。グローリーリンク秋華賞に向かない馬体というか、少し筋肉が付きすぎな気はしつつ、通用の目はありそうなので、印は回しておきたいです。

―挙がった馬以外に注目馬がいればお願いします。

大敗続きですが、馬体的にはレーゼドラマがいいですね。集中力を欠く点が敗因のひとつかと思います。フラワーCでは、パラディレーヌジョスランにも先着していますし、超人気薄なら拾うつもりです。


取材後記:今年は人気サイドに危険視できる馬もいるようで、ひと波乱期待したくなりますね。


ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ


出走馬間の力関係の把握と豊富な血統知識により、コンスタントに人気薄の激走を見抜くプロ。今年の秋華賞はどう映っているでしょうか。

―メンバーを見た所感をお願いします。

桜花賞オークスの上位勢が盤石ではなく、何が起こってもおかしくない一方で、桜花賞エンブロイダリーオークスカムニャックは強く、逆転候補の探しづらさもあります。2頭以外は差がない印象なので、枠や馬場が噛み合う馬を上手く選びたいです。

―上位評価2頭が現状の軸候補でしょうか。

ローズS3着のセナスタイルも考えています。

カムニャックは重賞3連勝中ですが、崩れるシーンは考えにくいでしょうか。

道中力む面を不安視していましたが、その状態でもパフォーマンスを上げ続けているので、ひとつの個性と捉えるようになりました。崩れるとすれば、高速決着のローズSを走った反動くらいかなと。

―そのローズSは1000m56.8秒の速い流れを、好位外から押し切りました。

オークスは4番人気の勝利だったこともあり、半信半疑な部分もありましたが、前走の勝ち方は良かったですね。格が違うとまで言えずとも「このなかでは強いな」と再認識しました。

ローズS3着セナスタイルも軸で一考とのことですね。後方から脚を伸ばし、やや展開は向いたかなと。

ただ、直線でかなり進路を切り替えていて、スムーズなら一体どこまで伸びていたのかと。割り切って高配当を狙うなら、この馬から買うのもありですね。

ローズS組から2着テレサ、4着ビップデイジーはどうでしょう。

テレサは全3勝がすべて逃げ切りで、ローズSでも少し噛んでいたように前向さが気がかりです。1ハロン延びると、我慢が利くかどうか……。ビップデイジー阪神JF2着馬ですから、本来の走りを取り戻したともとれます。2頭ともオッズ次第ですね。

ローズS8着パラディレーヌはいかがでしょう。直線では詰まっていましたが。

レース内容は悪くなかったと思います。ただ、ローズS時は調教が緩く、「次はもっと攻めるだろう」とみていましたが、レースの反動があったのか、この中間も坂路でふわっとしか乗っていません。オークス(4着)のときはコースもまじえていたのに、この大一番でこの調教内容だとむしろ不安が残ります。内枠でも引いて枠の利を活かせるといいですが。

ローズS10着ルージュソリテールにも一言お願いします。

あの速い流れを前づけしたので着順は仕方ないですね。前々走のスイートピーS(1着)で負かした馬が骨っぽく、イメージほど弱くない気もしますが、マイル適性が高すぎる母系は引っかかります。同時に京都と相性の良い母系でもあり、判断に迷うところです。

―全体的にローズS組の取捨は難しいですね。

難しいですね。ハナを切ったアイサンサンが先日2勝クラスを楽に勝ったことから、前につけた馬たちは意外と狙い目かもしれません。

紫苑S組から狙いたい馬はいますか。想定人気では、2着のジョスランが支持を集めそうです。

紫苑Sは凡戦の見立てで、積極的に狙いづらいですね。ジョスランは外々を回って強い競馬でしたが、レースレベルをふまえるとどうかと。パドックの段階で発汗が目立っていて、当日にならないとわからない危うさもあります。

桜花賞エンブロイダリーは、前走のオークスでは9着でした。

連勝したクイーンC桜花賞は近年のなかでも高いレベルだと思います。オークス秋華賞も崩れる馬はスプリンターに寄ったタイプが多いですが、そうは映りません。東京マイルの強い勝ち方もふまえ、2000mはこなせるはずです。ただ、良馬場がいいと思うので、週末の雨マークは気になりますね。

中京記念1着から参戦するマピュースは、マイラーですかね。

走ってみないと分からない部分はありますけど、母系はマイラー以下ですね。ただ、父の産駒はマイルより1800m~2000mを走る馬が多く、世代戦で安定して上位を走った履歴からしれっと3着くらいがあっても驚けません。

―前走、京成杯AH11着のエリカエクスプレスはどうでしょう。

この馬の出方次第でレースががらっと変わりそうですよね。逃げるのであればスローは考えにくいでしょうけど、引くとなればケリフレッドアスクのハナで反対の流れもありそうです。

―馬券的にはどう扱う予定ですか。

折り合えるような雰囲気があれば軸も考えていました。

―おお、軸もありえましたか。

2戦目のフェアリーSまでは文句なしの内容で、血統的だけ見ると長距離に向くタイプなんですよ。「3000m以上でも」と思うくらいで。

―それはまた厄介というか、気性は前向きですよね。

気性優先でマイルを使ったものの、京成杯AHはいいところなく終わってしまい、本質的には長いところ向きで、気性が前向きなだけとも考えられますよね。

―なるほど、そういう考えもありますか。2000mで折り合えば過去一番のパフォーマンスもありえますかね。

その可能性は残っていると思いますよ。似たようなタイプの馬がいて、えーっと、たしかヤマニンの馬で......。

―“アドホック”ですか。

そうです。ヤマニンアドホックですね。

―短縮ローテ待ちで買って痛い目に遭いました。

(笑)。あまりにも前向きな気性で、1400mを使ったものの結果が出ず、中距離に戻したら好結果が出たという。エリカエクスプレスもその手のタイプかもしれません。

―ほかに、潜在能力の高さに賭けてみたいという存在はいますか。

抽選対象ですけど、カネラフィーナグローリーリンクですかね。ピタッと折り合ったときにどんな走りをできるか楽しみです。


取材後記:エリカエクスプレス以外にも前向きな馬が多く、そのあたりもポイントになりそうとのこと。波乱の匂いも漂ってきますが、どうなるでしょうか。


以上、プロ予想家2名の秋華賞の見解と注目馬を紹介しました。お二方とも今年は上位勢がやや手薄という見立てです。軸候補の馬を中心に、馬名の挙がった伏兵陣にも注意を払いつつといったところでしょうか。それでは、また来週お会いしましょう。

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【秋華賞の注目点】紫苑S勝ち馬ケリフレッドアスクにマピュース、セナスタイルも…春2冠不出走組も面白い 2025年10月15日(水) 18:39

★デビュー4年目の西塚洸二騎手がJRA・GⅠ初騎乗 紫苑Sを制したケリフレッドアスクに騎乗予定

紫苑Sの勝ち馬ケリフレッドアスク(栗東・藤原英昭厩舎)に騎乗予定の西塚洸二騎手は、デビュー4年目でJRA・GⅠ初騎乗となる。2022年のデビュー以来、JRA通算88勝を挙げており(※10月6日現在)、ケリフレッドアスクに騎乗した紫苑SでJRA重賞初制覇を遂げた。紫苑Sではレース序盤から先頭に立ち、そのまま逃げ切り勝ちを収めたが、秋華賞ではどのような戦法で挑むだろうか。なお、秋華賞は1996年の創設以来、1度も逃げ切り勝ちがない。

スプリンターズSを制した鹿戸雄一調教師 エフフォーリアの全妹ジョスランを登録

鹿戸雄一調教師(美浦)は、9月28日に実施されたスプリンターズSを管理馬のウインカーネリアンで優勝し、エフフォーリア皐月賞天皇賞・秋有馬記念を制した2021年以来4年ぶりのJRA・GⅠ制覇を遂げた。同調教師は、紫苑S2着のジョスランを登録しているが、スプリンターズSに続いて勝利を挙げることができるだろうか。なお、ジョスランは父エピファネイア、母ケイティーズハートという血統で、エフフォーリアの全妹にあたる。

★芝1600メートル戦以外への出走は今回が初めて 古馬を破って中京記念を制したマピュース

マピュース(美浦・和田勇介厩舎)は、デビュー以来芝1600メートル戦に出走を続けており、春はクイーンC2着、桜花賞4着、NHKマイルC7着という成績を残した。前走の中京記念で古馬を相手に重賞初勝利を挙げ、秋華賞に参戦するが、初の芝2000メートル戦でどのような走りを見せるだろうか。なお、マピュースには前走に続き横山武史騎手が騎乗する予定で、勝てば管理する和田勇介調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。

杉山晴紀調教師は2頭の管理馬を登録 テレサ&エリカエクスプレス

テレサ(栗東・杉山晴紀厩舎)は、重賞初挑戦となった前走のローズSで2着に入り、秋華賞に駒を進めてきた。通算6戦3勝という成績で、3勝はいずれも逃げ切りで挙げたが、ローズSでは逃げる形はとらず先行集団の一角からレースを進めて2着と好走した。テレサには引き続き松山弘平騎手が騎乗する予定だが、今回はどのようなレース運びを見せるだろうか。

また、エリカエクスプレス(栗東・杉山晴紀厩舎)は、新馬戦→フェアリーSを連勝したが、桜花賞は5着、オークスでは10着に終わり、秋初戦の京成杯AHでも11着に敗れた。今回は初騎乗となる武豊騎手が騎乗する予定だが、2戦連続の2桁着順から巻き返すことができるだろうか。なお、テレサエリカエクスプレスを管理する杉山晴紀調教師には、デアリングタクトで制した2020年以来5年ぶり2回目の秋華賞制覇がかかる。

★最少キャリア優勝記録の更新なるか ローズS3着のセナスタイル

秋華賞の最少キャリア優勝記録は、5戦目で制した1996年ファビラスラフイン、2002年ファインモーション、2006年カワカミプリンセス、2020年デアリングタクトで、通算成績3戦2勝のセナスタイル(栗東・安田翔伍厩舎)が勝てば、この記録を更新することになる。前走のローズSで3着に入り、秋華賞の優先出走権を獲得したが、デビュー4戦目で秋華賞を制すことができるだろうか。同馬には前走に続き岩田康誠騎手が騎乗する予定。

セナスタイルは父が2020年の凱旋門賞馬Sottsass(ソットサス)、母が2014年のオークスヌーヴォレコルトという血統の持込馬。ヌーヴォレコルトは2014年の秋華賞で勝ったショウナンパンドラからクビ差の2着に敗れたが、セナスタイルは母が果たせなかった秋華賞制覇を遂げることができるだろうか。なお、ソットサスは今年から日本で種牡馬として供用されている。

★リーディングトップを争う種牡馬の産駒が多数参戦 ロードカナロア産駒が4頭、キズナ産駒が5頭登録

10月6日現在のJRAリーディングサイヤーランキングを見ると、1位のロードカナロアと2位のキズナが激しいトップ争いを繰り広げていて、その差は約1300万円となっている。秋華賞に登録しているロードカナロア産駒はインヴォーグ(栗東・福永祐一厩舎)、ジョイフルニュース(美浦・大竹正博厩舎)、ランフォーヴァウ(栗東・福永祐一厩舎)、ルージュソリテール(栗東・藤原英昭厩舎)の4頭で、キズナ産駒はグローリーリンク(栗東・吉岡辰弥厩舎)、ダノンフェアレディ(栗東・橋口慎介厩舎)、パラディレーヌ(栗東・千田輝彦厩舎)、ブラウンラチェット(美浦・手塚貴久厩舎)、レーゼドラマ(栗東・辻野泰之厩舎)の5頭が登録しているが、2頭の種牡馬の産駒は好走することができるだろうか(※インヴォーグジョイフルニュースグローリーリンクは10月6日現在、抽選対象)。

ダノンフェアレディは、昨年6月1日の京都でこの世代最初の新馬戦を勝ち上がったが、その後に約8カ月間休養したことなどもあり春のクラシックには出走できなかった。トライアルの紫苑Sで3着に入り、秋華賞に参戦するが、初の大舞台でどのような走りを見せるだろうか。

★3歳GⅠ完全制覇がかかる社台レースホース レーゼドラマジョイフルニュースの所有馬2頭が登録

馬主の(有)社台レースホースは、現在JRAで実施されている3歳限定のGⅠ競走7レースのうち6レースを制しており、秋華賞(GⅠ)を勝てば金子真人ホールディングス(株)(※馬主名「金子真人氏」含む)、(有)サンデーレーシングに続く3組目の3歳GⅠ完全制覇馬主となる。(有)社台レースホースの所有馬は、今年の秋華賞にはフラワーC(GⅢ)勝ち馬で、前走のクイーンS(GⅢ)10着から巻き返しを狙うレーゼドラマ(栗東・辻野泰之厩舎)、未勝利戦→1勝クラス→かもめ島特別(2勝クラス)と目下3連勝中のジョイフルニュース(美浦・大竹正博厩舎)が登録しているが、秋華賞初勝利を挙げることができるだろうか(※ジョイフルニュースは10月14日現在、抽選対象)。なお、レーゼドラマには藤岡佑介騎手、ジョイフルニュースにはJRA・GⅠ初制覇がかかる佐々木大輔騎手が騎乗予定。

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【秋華賞2025】舞台巧者を探せ 種牡馬成績から見る「京都芝2,000m」で狙いたい特選馬 2025年10月15日(水) 17:00

秋華賞が行われる「京都芝2,000m(内回り)」は、スタンド前の直線の半ばからスタートしてぐるっとコースを一周するコース形態。ポイントは直線の短さでAコースを使用する際にはわずか328.4mしかなく、差し追い込み馬にとっては余程の脚力が無いと直線だけでの逆転は難しい。そのため先行馬や早めにスパートできる脚質をもつ馬が有利となる。

今回は2015年1月5日から2025年10月5日までに「京都芝2,000m」で行われた328レースをもとに、秋華賞に出走を予定しているメンバーの種牡馬別勝ち星成績を参考にして舞台巧者を調べていきたい。


キズナロードカナロア産駒が好成績

<京都芝2,000m 出走予定馬の種牡馬別成績>
キズナ 【21-9-6-87】
ロードカナロア 【11-5-6-45】
エピファネイア 【9-11-11-82】
オルフェーヴル 【7-15-11-77】
サトノダイヤモンド 【6-1-2-26】
ブラックタイド 【4-10-8-57】
ドゥラメンテ 【4-7-7-48】
Frankel 【1-0-1-6】
マインドユアビスケッツ 【1-0-1-4】
サトノクラウン 【0-0-0-20】
Sottsass 【0-0-0-1】
アドマイヤマーズ 【0-0-0-1】
シスキン 【0-0-0-1】

注目したいのは、母数が多いとはいえキズナ産駒の成績が抜きん出ている点である。21勝は、今回出走予定が無いディープインパクト産駒42勝、ハービンジャー産駒27勝、ハーツクライ産駒24勝に次ぐ全体で4位の数字となっている。率の面で見ても勝率17.1%、連対率24.2%と優秀な数字を残しており、このコースでは決して軽視できない存在となる。

キズナ産駒の出走予定馬は5頭。

グローリーリンク(前々走1勝クラスをレコード勝ち)
ダノンフェアレディ紫苑S3着)
パラディレーヌオークス4着)
ブラウンラチェットアルテミスS1着)
レーゼドラマフラワーC1着)

いずれの馬も実績があり目が離せなさそうだ。
注目はレーゼドラマ。前走のクイーンSはスタートが遅れてしまったとはいえ案外の競馬だったが、母が遅咲きでアメリカのG1を3勝したシアードラマという良血馬で、秋になり成長も期待できる。フラワーCの様な積極的なレースが出来れば、コース形態も味方し頂点を目指せる素材と見る。

続くのはロードカナロア産駒。短距離巧者のイメージが強いだけに健闘ぶりが際立つ。秋華賞は2018年にアーモンドアイが制しており、ロードデルレイもアンドロメダSで好走歴がある。今年の秋華賞にはインヴォーグジョイフルニュースランフォーヴァウルージュソリテールの4頭が登録をしている。なかでも注目はルージュソリテールになるだろうか。祖母エリモピクシーは2004年のエリザベス女王杯で4着と好走。母レッドオルガも重賞戦線で活躍するなど血統背景もしっかりしており、本馬自身も春のスイートピーSを制するなど実力は示している。前走のローズSは10着に敗れたとはいえ4か月ぶりのレースでプラス20キロの馬体重が堪えたもの。巻き返しもじゅうぶんに期待できるのではないだろうか。


■1番人気が予想されるカムニャックには不安要素が…

いささか不安なデータがでてきてしまったのがオークスカムニャックローズSも完勝しており死角はなさそうなのだが、ブラックタイド産駒がこの舞台では79戦してわずかに4勝で勝率5.1%と大苦戦している点が気がかりでならない。実際、この4勝も新馬戦で2勝、1勝クラスと2勝クラスで各1勝ずつとなっておおり、3勝クラス以上ではオープンで3着が2回のみ。【4-10-8-57】で複勝率は27.8%をマークしていることを考えると大崩れまでは考えにくいのだろうが、「頭までは突き抜けられなかった」という展開も考えられる。


■穴候補はサトノダイヤモンド産駒のビップデイジー

穴で注目なのはサトノダイヤモンド産駒のビップデイジー。実は当産駒が芝の舞台で一番多くの勝ち星をマークしているのが京都競馬場で、うち2,000m戦で6勝をあげている。ビップデイジー自身は桜花賞オークスと大敗を喫してしまっているが、思い返せば昨年の京都で行われた阪神JFの2着馬であり、前走のローズSでは勝ち馬カムニャックから0秒3差の4着と復調気配をみせていた。舞台が阪神から京都に替わり大駆けを期待したい。


<まとめ>
キズナ産駒とロードカナロア産駒はこの舞台で好成績
・そのなかで特選馬はレーゼドラマルージュソリテール
ブラックタイド産駒は苦戦傾向でカムニャックにとっては不安要素
・穴は舞台巧者サトノダイヤモンド産駒のビップデイジー

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【秋華賞2025】トッププロ厳選の穴馬! 対戦比較と実績面から期待の2頭を発表! 2025年10月15日(水) 11:30

去年のこのコラムでは「最近の秋華賞は荒れなくなったので、今年もそこまで期待できないのでは」と指摘した記憶がありますが、やはり「荒れた」とは言い難い結果になりました。現代競馬では、3角から大外を回って一気に差してくる馬が台頭しづらくなりましたが、去年の秋華賞も例外ではありませんでした。最近では、ダートでさえもなかなか見かけなくなり、もはやそれについては意味不明笑。今年も例年どおり、力上位の馬がいい立ち回りをして、順当に期待に応えることを頭に入れて予想したほうがいいのかもしれません。もちろん力が抜けている馬であれば、多少外を回ってもねじ伏せる可能性もあるので、強い馬が外枠に入った場合ならそこまで嫌う必要はないのでしょうが。


それでは上位に人気想定の馬を見ていきたいと思います。


まず1頭目はカムニャック

前走のローズSでは中団から比較的スムーズに回り、直線はしっかり伸びて完勝でした。多少直線の入りで内からぶつけられる不利はありましたが、言われているほどの大きな影響はなかったはずなので、そこはあまり考えなくていいかと思います。

今回は京都二千の舞台へと変わりますが、特に不安になる部分はないと思っています。ただ、前走の前哨戦でそこそこのペースを追走して完勝したので、少し走りすぎたような気もします。当日疲れがなければ、2冠に向けて視界良好となるでしょう。


2頭目はエンブロイダリー

桜花賞馬として臨んだ前走のオークスでしたが9着に終わりました。戦前は「この時期、距離は関係ない」という話題が出すぎてしまい、そのうえ(たしか)ルメールJもそんな発言をしてしまったことも手伝って、当日はしっかり1番人気に笑。一昔前なら、アドマイヤマーズみたいにマイルにばかり実績がある馬の産駒なら、おそらく1番人気にはならなかったのではないでしょうか。私も同じように「オークスとダービーはそこまで距離を気にしない」とだいぶ前から言っていますが、それはいつも書いているとおり、うまく乗られることを前提とした話です。

それを踏まえてオークスを振り返ってみると、立ち回り自体はそこまで悪くないものの、道中は少しハミを噛んだまま追走しています。さらに、直線は前の馬が伸びず、進路を確保できない状況に陥りました。そうなってはさすがに厳しく、9着というのも仕方ないとみていいでしょう。

今回の距離短縮はプラスに働くはずで、あとは休み明けがどう出るかになると思います。しっかり走る態勢であれば、あっさり巻き返してもおかしくなく、期待の1頭となりそうです。


3頭目はジョスラン

前走の紫苑Sはそこまでうまく乗られたわけでもないなか、2着と好走しました。比較的外々を回っての結果と考えれば、前回のメンバーのなかでは強い内容だったとは思います。ただ、メンバーレベルにどうしても疑問符がつきます。

今回の上位陣相手だと単純に力が及ばないような気もしますし、今まで買ってきた馬でもないので、今のところ買い目に入れる予定はまったくありません。


4頭目はマピュース

前走の中京記念では5番人気で1着でした。レースでは内枠の利を活かせたうえに、何の不利もなくスムーズに回ってきた結果が完勝につながりました。多少出が遅かったとはいえ、最初のコーナーでは好位につけられ、あんなペースになってしまえば、もう勝ってくださいみたいな競馬だったのかなと。斤量面でも有利だったこともあり、あれだけ恵まれた競馬ではちょっと好評価は難しい一戦でした。

ただ、この世代ではある程度上位の馬のはずなので、内枠に入った場合は少し気にしたいと思っています。外枠に入ったら普通に消す予定でいます。


最後に、どんな人気になるかは分かりませんがエリカエクスプレスを。

前走の京成杯AHでは、好位で3頭分外を回ったとはいえ、あまり伸びませんでした。力がある馬ならもう少し頑張ってくれたと思うので、ちょっと物足りない内容になってしまいました。ただ、賞金は足りている馬ですから、秋華賞を最初から目標としていれば、完全に仕上げていなかったとも考えられます。そう考えると、ある程度上昇してくることはあり得ますし、今回はなんと武Jに乗り替わります。

普通なら、「武Jなら折り合えないで終了するだろう」と予想できるのですが、もしかしたら思い切った逃げも考えられるんですよね……。そうなったときは、ちょっと掛かりそうな感じで逃げるので、みんな絡んでくることはないでしょうし、そもそも武Jが逃げたら誰も来ないので、いいことづくめの状況を想定できます。ある程度人気はするのでしょうが、今までよりは人気が落ちそうですし、ちょっと怖いので「一応買い目には入れておこうかな」と考えている1頭です。


と、上位人気想定の馬でした。こうやって書いてみると、武Jとエリカエクスプレスの立ち回りが大きく結果を左右しそうです。武Jファンの方や、エリカエクスプレスが好きだったり、強いと評価している人は買いやすいかもしれませんが、それ以外の人はどの程度の印にするかかなり迷う1頭にもなりそうです。予想どおり思い切って行くのか、はたまた逆に一気に下げて折り合いに専念するのか、ゲートが開いてみないと分かりませんが、個人的には行くほうへ張って、全体の予想を組み立てようと思っています。


以上、レース見解でした。近年は堅めの決着が多いものの、展開ひとつで伏兵の台頭も望めそうですね。穴馬に指名されるのはどの馬でしょうか。


※以下、注目馬は出走確定前に選定しているため、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性があります。また、枠が確定してから見直す場合もあるため、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①ヴーレヴー

前走のローズSでは行き脚もあり、好位からの競馬になると思いきや、頑張って下げてしまい、結局中団からの競馬となりました。直線では捌きながら多少伸びて来ましたが、もう一伸びを欠き6着。すべてうまくいっても「馬券圏内あったかな?」という内容だったので、今回も上位陣には見劣りするかもしれませんが、「もしかしたら......」と感じさせるところもありました。

そこから鞍上が菱田Jに替わり、この馬のいつもどおりの競馬をしてどこまでかとなるはずですが、条件に目をつぶれば、一応エルフィンSでカムニャックグローリーリンクに先着している馬でもあります。人気薄を入れておきたいという人は、念のため片隅にという感じで押えて面白い存在なのではないでしょうか。


■注目馬②パラディレーヌ

前走のローズSでは直線内を突きましたが、うまく捌けませんでした。展開的にも差してくる馬が優勢になり、一気に外からも押し寄せていたので、あのかたちで1回詰まってしまうと馬って厳しくなってしまうんですよね。それを考えれば力は示したと見ていいはずなので、まだ諦める必要はない馬だと思います。オークスで4着ですし、京都も2勝している舞台です。

枠次第にはなりますが、続けて丹内Jとなれば、内枠に入った場合はおそらく最内を狙って立ち回ってくることでしょう。外枠に入ったときどうするかは迷いどころですが、買い目には入れておきたい1頭と考えています。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はヴーレヴーパラディレーヌ、2頭の推奨でした。両馬とも鞍上込みで上位進出に期待ですね。それでは、また来週お会いしましょう。

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【秋華賞2025】距離短縮・延長から見る有力馬 カムニャック逆転候補は距離短縮組!折り合い改善で乾坤一擲 2025年10月15日(水) 10:00

前走からの距離短縮・延長による有利不利を、コースデータや過去実績に基づいて分析。好走条件に該当する有力馬をあぶり出していきます。


【求められる適性】

牝馬三冠路線は阪神外回りで開幕し、続いて東京を経て、最終戦は京都内回りで行われる。徐々に距離を延ばしていく牡馬クラシックとは異なり、最後に内回りコースが待ち受ける牝馬は、問われる要素が最後にひっくり返る。もちろん、適性で劣勢であっても、実力差で乗り越えられるケースもある。だが、適性が一気に変わる、いわゆる設定の変化は馬券検討の際に頭に入れておきたいところだ。

京都内回りはAコース施行で1周1782.8m。スタートから初角までの距離は約300mと短く、序盤は速いラップを刻みにくい。京都は1、2コーナーが急角度になっており、外枠はかなり外に振られる。3コーナーには外回りよりも低いアップダウンがあり、最後の直線はAコース時が328.4m。下りに転じる残り800mからペースアップし、持続力勝負になりやすい。そうなると、4コーナーを加速しながら回ってこなければならず、小回り特有の機動力が問われる。序盤のポジション争いで問われる短距離でのダッシュ力と、4コーナーでの加速力といった小回り適性は逆転に欠かせないピースだ。


【前走からの距離変化】2020年~2025年10月5日まで、京都芝2000m

同距離  勝率10.7% 複勝率30.8%
距離延長 勝率7.1%  複勝率21.6%
距離短縮 勝率9.1%  複勝率29.0%

同距離の勝率は札幌、小倉、阪神、京都の順で推移しており、やはり小回り経由のアドバンテージは大きい。紫苑S組のほかに、カネラフィーナグローリーリンク(どちらも抽選対象)は抽選を突破できれば面白い。同距離に迫るのは距離短縮ローテを組んだ馬たち。序盤が速くなりにくいコースであり、短縮組が流れに乗りやすい。今年はローズSこそハイペースだったが、オークスは決してハイペースではなかった。本番では、エリカエクスプレスの出方がカギを握るものの、後半のロングスパートへの対応を踏まえても、短縮組の経験を上にとりたい。


【理想】距離短縮×前走東京 勝率15.0%、複勝率30.0%

登録馬のうち、合致するのは以下の馬たち。

エンブロイダリー
桜花賞を勝ち、オークス9着は多少筋が悪く、過去、桜花賞秋華賞(96年まではエリザベス女王杯)の二冠を制した馬のうち、オークス4着以下だった馬は不出走を除くと、77年インターグロリア、80年ハギノトップレディまで遡ることになる。とはいえ、不可能という言葉は存在しない。オークスは派手に折り合いを欠いてしまい、体力温存に失敗。さらに直線では進路をつくれず、不完全燃焼。最後は少し伸びかけており、着順ほどの敗戦ではない。休養を経て、リラックスできれば、反転攻勢に期待だ。

ブラウンラチェット
新馬戦、アルテミスSを勝ち、世代トップの評価を受けるも、輸送で馬体重を減らした阪神JFで歯車が狂った。オークスではスタート直後に外の馬にこすられ、折り合いを欠いた。最後も以前ほどの鋭さはなかったものの、ジリジリと伸びており、前半のリズムの悪さを踏まえると、悪くない。再度の関西圏への輸送や内回りへの対応は課題だが、オークスより乗りやすくなるのではないだろうか。

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口コミ一覧

恥ずかしい馬予想2025.10.19[結果]

 DEEB 2025年10月19日() 17:30

閲覧 98ビュー コメント 0 ナイス 4

東京 9R 東京ハイジャンプ J・GⅡ 障害3歳以上オープン(混合)
◎ 5 ★サイード…3着
○ 6 ジューンベロシティ…1着
▲ 7 エコロデュエル…2着
[結果:アタリ△ 複勝 5 110円、ワイド 6-7 130円]

東京11R ブラジルカップ (L) 3歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 3 クールミラボー…2着
○12 ☆ゼットリアン…2着
▲11 ☆カゼノランナー…10着
△ 5 リアレスト…6着
[結果:アタリ△ 複勝 12 210円]

東京12R 甲斐路ステークス 3歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎11 トラマンダーレ…8着
○ 2 レディネス…16着
▲ 5 ジョイフルニュース…2着
△10 グローリーリンク…5着
×12 ショウナンラピダス…6着
×14 テリオスララ…10着
[結果:ハズレ×]

京都 9R もみじステークス 2歳オープン(国際)(特指)
◎ 6 シルバーナイツ…4着
○ 2 ダイヤモンドノット…2着
▲ 7 リリージョワ…1着
[結果:アタリ△ 馬連 2-7 300円]

京都10R 京都競馬場開設100周年記念 3歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎13 ダノンフィーゴ…3着
○ 4 ノボリショウリュウ…13着
▲ 5 プロミシングスター…5着
△ 9 セミマル…4着
×14 イノセントキャット…8着
[結果:ハズレ×]

京都11R 秋華賞 GⅠ 3歳オープン(国際)牝(指定)
◎17 カムニャック…16着
○13 セナスタイル…5着
▲ 3 ジョスラン…4着
△11 エンブロイダリー…1着
× 6 ☆ケリフレッドアスク…11着
× 2 ルージュソリテール…8着
[結果:ハズレ×]

新潟10R 飛翼特別 3歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 7 ベイビーキッス…1着
○ 8 イスラコラソン…11着
▲11 ラトルシェ…5着
×13 ソレントフレイバー…4着
× 5 ☆ブルボンクイーン…10着
[結果:ハズレ×]

新潟11R 新潟牝馬ステークス (L) 3歳以上オープン(国際)牝(特指)
◎ 6 ロジシルバー…5着
○ 5 カネラフィーナ…1着
▲ 3 エリダヌス…8着
△12 フレミングフープ…2着
×11 キミノナハマリア…11着
[結果:ハズレ×]

[今日の結果:8戦0勝5敗3分]
ヘタクソすぎです。

 trance30 2025年10月19日() 09:46
今日の軸馬
閲覧 82ビュー コメント 0 ナイス 2

・新潟
 1R⑪トルネードアイル(B)  2R⑦モンサンゴールデン(A) 3R②ティピティーナ(B)
 4R③メイショウドライブ(A) 5R⑬ミルトメテオ(B)    6R③テーオーシュタイン(A)
 7R⑩アンダーザライト(A)  8R⑮リエータメンテ(B)   9R⑤キャピタルリッチ(B)
 10R⑪ラトルシェ(B)     11R⑤カネラフィーナ(A)   12R⑩スノーサイレンス(A)

・京都
 1R⑪フィアーブル(A)   2R①サーディンラン(A)  3R④トゥロン(B)
 4R⑥アゲンストオッズ(B) 5R⑪リン(B)       6R①ギュルヴィ(A)
 7R②バッハアルプゼー(A) 8R④ミニトランザット(A) 9R⑦リリージョワ(A)
 10R⑬ダノンフィーゴ(B)  11R⑰カムニャック(B)   12R⑨テスティモーネ(B)

・東京
 1R⑦リフレックス(A)    2R③リラ(A)      3R⑨ヴェンデボヌール(B)
 4R①ティルベリー(B)    5R⑥スマートエラン(B) 6R⑥サンアントワーヌ(A)
 7R⑨クライスレリアーナ(A) 8R⑫ピコテンダー(B)  9R⑥ジューンベロシティ(A)
 10R⑧サノノワンダー(A)   11R③クールミラボー(B) 12R⑩グローリーリンク(B)

○前回の結果
・新潟 [4-1-2-5] (A)3-1-0-2 (B)1-0-2-3
 1R④着(B) 2R①着(A) 3R④着(B) 4R③着(B) 5R③着(B) 6R①着(A)
 7R②着(A) 8R①着(B) 9R⑪着(A) 10R⑦着(A) 11R①着(A) 12R⑧着(B)

・京都 [4-2-3-3] (A)2-1-1-2 (B)2-1-2-1
 1R⑤着(A) 2R②着(A) 3R④着(A) 4R③着(B) 5R③着(B) 6R①着(A)
 7R③着(A) 8R②着(B) 9R①着(B) 10R①着(A) 11R①着(B) 12R⑥着(B)

・東京 [6-2-1-3] (A)3-1-1-1 (B)3-1-0-2
 1R②着(A) 2R④着(A) 3R①着(A) 4R①着(B) 5R①着(B) 6R①着(A)
 7R⑥着(B) 8R③着(A) 9R①着(A) 10R①着(B) 11R②着(B) 12R⑥着(B)

 本年成績
 計[ 882- 519- 364- 1007 / 2772 ]  31.8%- 50.5%- 63.7%
 A[ 531- 302- 186- 367 / 1386 ]  38.3%- 60.1%- 73.5%
 B[ 351- 217- 178- 640 / 1386 ]  25.3%- 41.0%- 53.8%

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 DEEB 2025年10月19日() 09:22
恥ずかしい馬予想2025.10.19
閲覧 117ビュー コメント 0 ナイス 4

趣味が競馬です。へたくそです。当たりません…。
恥ずかしい予想を…記録用に書きます。
今日も競馬を楽しみましょう。

東京 9R 東京ハイジャンプ J・GⅡ 障害3歳以上オープン(混合)
◎ 5 ★サイード
○ 6 ジューンベロシティ
▲ 7 エコロデュエル

東京11R ブラジルカップ (L) 3歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 3 クールミラボー
○12 ☆ゼットリアン
▲11 ☆カゼノランナー
△ 5 リアレスト
東京12R 甲斐路ステークス 3歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎11 トラマンダーレ
○ 2 レディネス
▲ 5 ジョイフルニュース
△10 グローリーリンク
×12 ショウナンラピダス
×14 テリオスララ

京都 9R もみじステークス 2歳オープン(国際)(特指)
◎ 6 シルバーナイツ
○ 2 ダイヤモンドノット
▲ 7 リリージョワ

京都10R 京都競馬場開設100周年記念 3歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎13 ダノンフィーゴ
○ 4 ノボリショウリュウ
▲ 5 プロミシングスター
△ 9 セミマル
×14 イノセントキャット

京都11R 秋華賞 GⅠ 3歳オープン(国際)牝(指定)
◎17 カムニャック
○13 セナスタイル
▲ 3 ジョスラン
△11 エンブロイダリー
× 6 ☆ケリフレッドアスク
× 2 ルージュソリテール

新潟10R 飛翼特別 3歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 7 ベイビーキッス
○ 8 イスラコラソン
▲11 ラトルシェ
×13 ソレントフレイバー
× 5 ☆ブルボンクイーン

新潟11R 新潟牝馬ステークス (L) 3歳以上オープン(国際)牝(特指)
◎ 6 ロジシルバー
○ 5 カネラフィーナ
▲ 3 エリダヌス
△12 フレミングフープ
×11 キミノナハマリア

今日の予定は、無いです。
散歩に行こうかな。

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2025年10月19日 甲斐路ステークス 5着
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