美浦所属リーディングジョッキー上位3名の2月8日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
2月8日(土)東京競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,600m) スティーヴバローズ
5R 3歳新馬(芝1,800m) イルヴィゴーレ
6R 3歳未勝利(芝2,400m) ニヴルヘイム
7R 3歳1勝クラス(ダ1,400m) モカラマーズ
9R 春菜賞(芝1,400m) ボンヌソワレ
10R テレビ山梨杯(芝1,400m) マテンロウボンド
11R 早春S(芝2,400m) メリオーレム
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,300m) マケズギライ
6Rの3歳未勝利ではニヴルヘイムに騎乗。デビューから5戦連続で歯がゆいレースが続いているが、今回は一気に距離を延ばし2,400m戦に挑んできた。エンジンのかかりがゆっくりなタイプの本馬にとってはプラスに出ることが予想されるだけに、何とかここで勝ち上がりたい。メインレースの早春Sではメリオーレムに騎乗。古馬を相手にした7月の2勝クラスの西部スポニチ賞では後続を0秒7も引き離す快勝劇を披露してくれている。昨秋は神戸新聞杯5着、菊花賞13着の成績だったが今回は再び自己条件の一戦。なかなか骨っぽいメンバーが揃ったが、いきなり上位争いできる力はじゅうぶんだ。
【横山和生騎手】
2月8日(土)東京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) セギレエルビエント
5R 3歳新馬(芝1,800m) デルマケセラセラ
6R 3歳未勝利(芝2,400m) ダノンアンチュラス
9R 春菜賞(芝1,400m) ルージュナリッシュ
10R テレビ山梨杯(芝1,400m) ニコラウス
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,300m) エースアビリティ
1Rの3歳未勝利はセギレエルビエントに騎乗。芝マイルのデビュー戦では大敗を喫したが、休み明けのダート1,200m戦で気配が一変。鋭い末脚を見せ2着に食い込んできた。コースが東京に替わる今回は前走で見せてくれた末脚も活きてくるだけに、勝利を期待したい。10Rのテレビ山梨杯ではニコラウスに騎乗する。過去にあげた2勝はともに東京の1,400m戦。休み明けも2戦で2着2回と苦にしない。どこからでも末脚は堅実なタイプで主役候補の存在となるだけに、スタートをしっかりと決められるかがポイントになりそうだ。
【横山武史騎手】
2月8日(土)東京競馬場
5R 3歳新馬(芝1,800m) イリュストル
6R 3歳未勝利(芝2,400m) インパクトシー
7R 3歳1勝クラス(ダ1,400m) フォースミラクル
9R 春菜賞(芝1,400m) カロローザ
11R 早春S(芝2,400m) ハーツコンチェルト
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,300m) エコロヴァルム
11Rの早春Sはハーツコンチェルトに騎乗する。2023年の日本ダービー3着など世代の上位クラスで勝負を続けていた。とはいえ意外なことに勝ち星はデビュー戦の1勝のみ。今回は故障による長期休養明けかつトップハンデと決して楽な条件ではないが、これまでに示してきた走りを考えれば上位候補には間違いない。再び重賞戦線に戻るためにも勝ちたい一戦になる。9Rの春菜賞ではカロローザに騎乗する。前走は後続に1秒0の差をつける逃げ切り勝ち。今回は5か月半の休養明けとなるが、今後を占ううえでは試金石の一戦となるだろう。