美浦所属リーディングジョッキー上位3名の4月20日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
4月20日(日)中山競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,200m) アサクサグレース
4R 3歳未勝利(芝2,000m) ルトンワージ
6R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) ナルカミ
9R 野島崎特別(芝2,000m) アンゴラブラック
10R 京葉S(ダ1,200m) スターターン
11R 皐月賞・G1(芝2,000m) カラマティアノス
12R サンシャインS(芝2,200m) サトノクローク
11Rの皐月賞はカラマティアノスに騎乗。前走の共同通信杯では、いったんは先頭に立ったもののマスカレードボールに交わされ2着という成績だった。とはいえ後続には2馬身の差をつけており、この馬も力を十分に示してくれた。スタートの一歩目にやや不安を覚えるレースが見受けられるが、その点さえクリアできれば中山の2,000mは合っていそうなだけに好勝負を期待したい。9Rの野島崎特別ではアンゴラブラックに騎乗する。前走では初めて1,800m戦に挑み勝利をあげている。今回は昇級初戦ではあるが牝馬限定戦ならば、いきなり通用しても良いのではないだろうか。
【横山武史騎手】
4月20日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) シェーネアウゲン
2R 3歳未勝利(ダ1,200m) シルフレイ
4R 3歳未勝利(芝2,000m) イフルジャンス
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) トモジャシーマ
8R 利根川特別(ダ1,800m) サトミノマロン
9R 野島崎特別(芝2,000m) テリオスサラ
11R 皐月賞・G1(芝2,000m) マスカレードボール
11Rの皐月賞はマスカレードボールに騎乗。ここまで4戦3勝で前走の共同通信杯では鋭い末脚を披露し快勝した。半姉マスクトディーヴァが成し遂げられなかった悲願のG1制覇を目指す戦いとなる。4Rの3歳未勝利ではイフルジャンスに騎乗する。ここまで4戦すべて2,000m戦以上のレースに挑み掲示板をマーク。前走では1番人気に支持されるも惜しくもハナ差の2着と白星を逃がした。3か月の休み明けとなるが、走り慣れた中山コースならば勝機は十分だろう。
【丹内祐次騎手】
4月20日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) ミラコレジェンヌ
2R 3歳未勝利(ダ1,200m) キタノライブリー
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) ライフゲート
4R 3歳未勝利(芝2,000m) マイネルトラオム
6R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) ハルノアラシ
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) エコロエイト
8R 利根川特別(ダ1,800m) サパテアール
9R 野島崎特別(芝2,000m) バガリーロータス
10R 京葉S(ダ1,200m) オタルエバー
11R 皐月賞・G1(芝2,000m) ドラゴンブースト
12R サンシャインS(芝2,200m) アドマイヤサジー
11Rの皐月賞はドラゴンブーストに騎乗。これまでにデイリー杯2歳Sと京成杯で2着となっている。特に皐月賞と同じ舞台となる前走の京成杯では、積極的な競馬を披露しコース適性を見せてくれている。継続騎乗となる丹内祐次騎手が思い切ったレースが出来れば侮れない存在となりそうだ。2Rの3歳未勝利ではキタノライブリーに騎乗する。これまでに2着が3回、3着が1回と勝ち上がれる力があるところは十分に見せてくれている。先行した際に好成績が集中しているだけに、スタートさえ五分に出られれば上位争いの一角となるだろう。