栗東所属リーディングジョッキー上位3名の7月5日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なおC.ルメール騎手が休養中のため、繰り上げて川田将雅騎手を紹介していく。
【坂井瑠星騎手】
7月5日(土)小倉競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,700m) ヴァリオーサ
3R 3歳未勝利(芝1,200m) フロレンテム
5R 2歳新馬(芝1,200m) ゴールドヴィーナス
6R 3歳未勝利(ダ1,700m) アイルランズコール
7R 3歳未勝利(芝1,800m) ジェルブロア
9R ロイヤルバンコク賞(芝2,000m) サラコスティ
11R マレーシアC(芝1,800m) コルレオニス
12R フィリピントロフィー(芝1,200m) メイショウピース
11RのマレーシアCはコルレオニスに騎乗。前走は後続を2馬身半離す快勝劇を披露した。過去の勝ち星はいずれも逃げ切りだったため、前に馬を置いた状態から勝ち切れたことは今後に向けて収穫だったのではないだろうか。今回は、昇級初戦ということもあり楽な競馬にはならないだろうが、上位争いを期待したい。2Rの3歳未勝利ではヴァリオーサに騎乗する。前走では、早め先頭の競馬で勝ち馬から0秒3差の3着と善戦した。今回は、前走で馬券圏内となった馬も多く一筋縄ではいかないメンバー構成となったが、継続騎乗となる坂井瑠星騎手の積極的な競馬で上位進出を目指す。
【松山弘平騎手】
7月5日(土)小倉競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,700m) アイドルアイズ
3R 3歳未勝利(芝1,200m) ハツコイサイダー
4R 3歳未勝利(ダ1,000m) ミトノキャット
5R 2歳新馬(芝1,200m) キャンディード
6R 3歳未勝利(ダ1,700m) エーグルドール
7R 3歳未勝利(芝1,800m) エルオンセ
8R 3歳上1勝クラス(芝1,200m) フリッカージャブ
9R ロイヤルバンコク賞(芝2,000m) ゼンノインヴォーク
10R TAインディア賞(ダ1,700m) メイショウズイウン
11R マレーシアC(芝1,800m) アイスグリーン
12R フィリピントロフィー(芝1,200m) フーコサンライズ
10RのTAインディア賞はメイショウズイウンに騎乗。前走は、単勝オッズ1.3倍の圧倒的支持を集めながら、ゴール前でかわされよもやの敗戦。ただ、3着以下は4馬身以上突き放しており力負けとは言えないだろう。今回は、2度目の騎乗となる松山弘平騎手を背に、巻き返しを期す場面となる。9Rのロイヤルバンコク賞ではゼンノインヴォークに騎乗する。1勝クラスで足踏みが続くが、幾度となくクラス卒業のチャンスはあった馬。連闘策で挑む今回、何とか結果を残したい。
【川田将雅騎手】
7月5日(土)小倉競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,800m) アスクエジンバラ
3R 3歳未勝利(芝1,200m) アイルトンバローズ
6R 3歳未勝利(ダ1,700m) テーオーシュタイン
8R 3歳上1勝クラス(芝1,200m) ウィンストン
9R ロイヤルバンコク賞(芝2,000m) レッドイステル
11R マレーシアC(芝1,800m) バッデレイト
11RのマレーシアCはバッデレイトに騎乗。3勝クラスでも差のない競馬を演じており、前走では積極的なレース運びで2着と好走している。初騎乗となる川田将雅騎手がクラス突破に導けるか注目だ。3Rの3歳未勝利ではアイルトンバローズに騎乗する。2戦目では、1番人気に支持されるも脚を余す不本意な競馬に終わっているこの舞台だが、初戦で3着好走を果たしておりコース適性は証明済み。今回のメンバーを見渡すと、前走で馬券に絡んでいるのは本馬ただ1頭と、初勝利の絶好機を迎える。