栗東所属リーディングジョッキー上位3名の5月10日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【坂井瑠星騎手】
5月10日(土)京都競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) ステアハート
3R 3歳未勝利(芝1,400m) セクシーマージュ
4R 3歳未勝利(ダ1,800m) スカイビート
5R 3歳未勝利(芝1,800m) コンドゥイア
6R 3歳1勝クラス(ダ1,200m) シークザドリーム
7R 4歳上1勝クラス(芝2,000m) キングピン
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) テンエースワン
9R 久御山特別(芝1,600m) サダメ
11R 京都新聞杯・G2(芝2,200m) キングスコール
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,800m) リトルハピ
12Rの4歳上2勝クラスはリトルハピに騎乗。デビューは3歳の夏と遅れてしまったが、既走馬相手にいきなり勝利を挙げ、その後8か月半の休み明けとなった前走の4歳上1勝クラスも危なげなく快勝。全兄は重賞戦線で活躍しているハピで、半兄アウトレンジは昨年の浦和記念を勝利しているという血統だ。昇級初戦となるが主役候補には違いないところだろう。11Rの京都新聞杯ではキングスコールに騎乗する。デビュー戦は圧巻のレコード勝ち。その後、スプリングS3着、皐月賞は7着という成績になっている。スタートがポイントとなりそうだが、初戦の走りを考えれば上位争いを期待できる場面だ。
【松山弘平騎手】
5月10日(土)京都競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) ベラヴィットーリア
2R 3歳未勝利(ダ1,900m) シャドーストライク
3R 3歳未勝利(芝1,400m) アラモアナ
5R 3歳未勝利(芝1,800m) マテンロウギフト
6R 3歳1勝クラス(ダ1,200m) ワンダラー
7R 4歳上1勝クラス(芝2,000m) サスケ
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) シャハザマーン
10R 鴨川特別(芝2,000m) ダノンフロイデ
11R 京都新聞杯・G2(芝2,200m) エムズ
メインレースの京都新聞杯は2戦2勝のエムズに騎乗する。母ライフフォーセールは、2018年の阪神JFを勝利したダノンファンタジーをはじめ活躍馬を多数輩出している。前走では休み明けということもありプラス12キロでの出走となるも、後続を3馬身半突き放す強い内容だった。この先の大舞台を見据えるためにも賞金の加算を狙いたい。8Rの4歳上1勝クラスではシャハザマーンに騎乗する。未勝利の身で1勝クラスを制したため、再度この条件を使える立場となっている。松山弘平騎手とは3回コンビを組みながらまだ結果が出ていないが、今の状態を考えれば上位争いを期待していいだろう。
【川田将雅騎手】
5月10日(土)京都競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) ルクスデイジー
3R 3歳未勝利(芝1,400m) レインオンミー
6R 3歳1勝クラス(ダ1,200m) ルークススペイ
7R 4歳上1勝クラス(芝2,000m) マテンロウゴールド
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ストーンズ
11R 京都新聞杯・G2(芝2,200m) ショウヘイ
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,800m) ドッビアーコ
11Rの京都新聞杯はショウヘイに騎乗。デビュー戦では、評判馬マディソンガールに1馬身及ばず2着に敗れはしたが、後続を5馬身離し力があるところを見せ、続く2戦目で人気に応え快勝している。今回は、きさらぎ賞4着以来3か月の休み明けの出走である点と、一気の距離延長がポイントになりそうなだけに、3戦連続騎乗となる川田将雅騎手の手腕に期待したい。7Rの4歳上1勝クラスではマテンロウゴールドに騎乗する。長期休養明けで4歳となった近2走では、先行し掲示板を確保している。叩き3走目でさらなる前進を狙いたい。