開催最終週となった先週末の新潟開催では、7月以降では初となる土日未勝利に終わった藤田菜七子騎手(22)=美・根本=は、巻き返しを目指して新開催がスタートする中山に参戦。騎乗馬の奪い合いに拍車がかかる2場開催ながら、土日合計12鞍に騎乗する。
自身18度目のJRA重賞騎乗となる紫苑S(土曜11R)へは、前走で初勝利に導いたスパークオブライフとのコンビ継続で挑む。今年は1勝馬が同馬を含めて4頭しかおらず、例年以上にハイレベルなメンバー構成となった一戦だが、1つでも上の着順を目指して奮闘してもらいたいところだ。
そして今週末の騎乗馬で、自己記録となる年間28勝目の勝ち星を手にすることができる可能性が最も高そうなのは、現級で2戦続けて3着に善戦しているサイドストリート(日曜4R)だろう。中山・ダート1200mでも好走している実績がある上に、同馬には3戦連続での騎乗となるだけに、そろそろ勝利に手が届いていいのではないだろうか。今週の騎乗馬は以下の通り。
9月7日(土)【中山】◆1R・2歳未勝利プロローグナンバー(牡2、美浦・根本康広厩舎)◆2R・2歳未勝利ナックローズ(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)◆8R・3歳上1勝クラスシゲルスピネル(牝3、美浦・和田勇介厩舎)◆11R・紫苑ステークス 3歳オープンスパークオブライフ(牝3、美浦・小島茂之厩舎)◆12R・3歳上1勝クラスタイドオブハピネス(牡3、美浦・黒岩陽一厩舎)
9月8日(日)【中山】◆1R・2歳未勝利エコロウィング(牡2、美浦・深山雅史厩舎)◆2R・2歳未勝利ファイナルアフェア(牝2、美浦・萱野浩二厩舎)◆4R・3歳上1勝クラスサイドストリート(牝4、美浦・伊藤大士厩舎)◆5R・2歳新馬エスプロジオーネ(牡2、美浦・青木孝文厩舎)◆6R・3歳上1勝クラスオイシイナア(牝3、美浦・本間忍厩舎)◆7R・3歳上1勝クラスリュウグウヒメ(牝3、美浦・武井亮厩舎)◆12R・3歳上2勝クラスブリーズスズカ(牡6、栗東・大橋勇樹厩舎)