今週のPOG戦線は2頭の出走がありますが、その前に新戦力のご紹介を。
【Out】
ラフィエスタの2018
【IN】
・ウルドの2018（牝／栗東・高橋亮）
父：リオンディーズ
母の父：ハービンジャー
競走馬名：ヴェールクレール
生産牧場：ノーザンF
馬主：シルクホースクラブ
先週、示唆していたように気道の問題があるという情報が出てきたラフィエスタの2018を諦めて、ウルドの2018と入れ替えました。
入れ替え候補は、当然ながらG1ワールドでは筆頭オーナーになれる馬ではありますが、仮にスペシャルワールドでも無風入札ができる馬をリストアップしていました。
4～5頭は候補がいて、いずれもノーマークなので焦る必要はなかったのですが、
・先週にゲート試験に合格して近況が最も進んでいた
・ラフィエスタの2018と同じくウインドインハーヘア牝系で、もともとリストアップしていた
上記2点が決め手になってスパッと交代しました。
1回目の入札の時はしがらきのしの字も出ていなかったので少し遅くなるのでは？と思ったのと、1月21日生まれということで今シーズンは「迷ったら生まれの遅い方」という方針でいたので、最初の20頭からはこぼれていたのですが、ラフィエスタの2018に先天的な要因の問題がありそうということで決断に至りました。
【出走】
・6月27日 阪神5R
△マテンロウルビー（川田将雅騎手）
まず土曜日の新馬戦にマテンロウルビーが出走します。
【マテンロウルビー】
小 崎 5.21 栗東 Ｅ良 14.3-14.2 ゲートナリ
助 手 5.28 栗東 坂良 1 回-58.0-42.8-27.3-13.1 馬ナリ余力
ベディヴィア(古1600万)馬ナリを0.1秒追走同入
藤 井 6. 4 栗東 坂良 1 回-55.7-40.7-25.3-12.6 馬ナリ余力
見 習 6.11 栗東 ＣＷ良 69.6-52.8-38.1-11.9 [６] 強めに追う
エイシンマホロバ(三未勝)馬ナリの内0.3秒追走0.1秒先着
見 習 6.18 栗東 ＣＷ良 66.3-51.0-37.7-12.1 [５] 一杯に追う
ベディヴィア(古1600万)強めの内同入
川 田 6.24 栗東 坂良 1 回-54.6-39.9-25.6-12.4 馬ナリ余力
エイシンマホロバ(三未勝)馬ナリを0.4秒追走同入
調整過程は上記の通り。
抜群の調教とは言いませんが、順調に仕上がっている印象です。
最終追い切りに川田が乗っているのは好印象。だって宝塚記念は関東馬のブラストワンピースに乗る上に、夜には帝王賞で大井にいるのに、当日の朝に栗東で乗ってくれたのだからそれはポジティブな要素になると思います。
8番枠も8頭立てならそこまで気にしなくてもいいかとは思いますが、Bコース替わりの初日で有力馬が内にいるのを考えると楽ではないですね。
とにかくポンと出て2列目の競馬ができればチャンスはあるかと思います。
・6月28日 阪神5R
☆アレクサンドロス（福永祐一騎手）
日曜日の阪神の1800mの新馬戦でアレクサンドロスがデビューします。
【アレクサンドロス】
助 手 4.17 栗東 Ｅ良 14.4 ゲートナリ
畑 端 4.19 栗東 坂稍 1 回-57.9-42.8-28.2-13.9 馬ナリ余力
ヴェローチェオロ(新馬)馬ナリと同入
助 手 4.22 栗東 坂稍 1 回-54.6-40.2-26.4-13.4 馬ナリ余力
ヴェローチェオロ(新馬)一杯にアタマ先着
助 手 4.26 栗東 坂良 1 回-60.2-44.7-30.0-15.3 馬ナリ余力
福 永 4.29 栗東 ＣＷ良 85.6-67.8-52.3-38.6-12.1 [６] 馬ナリ余力
ヴェローチェオロ(新馬)馬ナリの外同入
助 手 5.28 栗東 坂良 1 回-56.6-40.6-26.0-12.9 馬ナリ余力
サトノアイ(新馬)馬ナリと同入
助 手 5.31 栗東 坂稍 1 回-61.5-44.5-28.2-13.3 馬ナリ余力
助 手 6. 3 栗東 坂良 1 回-53.2-38.3-24.7-12.4 強めに追う
サトノアイ(新馬)強めに0.3秒先行クビ遅れ
助 手 6. 7 栗東 坂良 1 回-58.0-42.8-27.8-13.8 馬ナリ余力
助 手 6.11 栗東 ＣＷ良 86.5-70.6-55.7-41.3-13.9 [５] 馬ナリ余力
ブラックジャッカル(新馬)馬ナリの外0.3秒先行4Ｆ付0.5秒先着
助 手 6.14 栗東 坂不 1 回-59.5-42.7-27.8-13.9 馬ナリ余力
ステラヴェローチェ(新馬)馬ナリに0.2秒先行同入
福 永 6.18 栗東 ＣＷ良 84.8-69.1-53.7-38.9-11.9 [４] 馬ナリ余力
ステラヴェローチェ(新馬)馬ナリの内1.1秒追走同入
助 手 6.21 栗東 坂稍 1 回-58.9-43.0-27.2-12.4 末一杯追う
助 手 6.24 栗東 坂良 1 回-54.5-39.8-26.1-12.7 一杯に追う
ステラヴェローチェ(新馬)馬ナリを0.6秒追走0.1秒遅れ
新馬戦までの調整過程は上記の通り。
特筆するような時計こそ出てはいませんが、順調な調整をしてきたとは思います。
強調材料は早い内に「宝塚記念の日の1800mを福永騎手で」という予定が出ていたこと。
今開催の須貝厩舎は西村君とのコンビで新馬戦に出走してきており、その流れならここも西村君でってことになりますよね。それだけに力の入り具合が違うのではないかと考えています。
なかなかいいメンバーが揃いましたが、アレクサンドロスも決してヒケは取らないと見ています。
阪神の外回りで3週連続の勝利を飾ることができたらいいのですけど、それはムシが良すぎますかね(^^;)
【調教】
【スワーヴエルメ】
助 手 5.24 美南 坂稍 1 回-60.7-45.0-29.3-14.7 馬ナリ余力
助 手 5.28 美南 Ｗ良 70.2-55.2-41.1-13.6 [６] 馬ナリ余力
助 手 5.31 美南 坂稍 1 回-60.0-43.9-28.8-14.0 馬ナリ余力
レーン 6. 4 美南 Ｗ良 71.1-55.9-40.9-13.7 [６] 馬ナリ余力
ヴィクターバローズ(古500万)馬ナリの内0.6秒追走0.2秒遅れ
助 手 6. 7 美南 坂良 1 回-56.9-41.4-26.7-13.1 馬ナリ余力
助 手 6.11 美南 Ｗ良 67.7-52.8-39.1-12.4 [６] 馬ナリ余力
アヴィオール(古1600万)馬ナリの外0.2秒先行同入
助 手 6.14 美南 坂重 1 回-58.7-42.9-27.8-13.4 馬ナリ余力
レーン 6.18 美南 Ｗ良 66.8-51.9-38.1-12.1 [７] 直一杯追う
レピアーウィット(古オープン)馬ナリの内0.4秒追走同入
助 手 6.24 美南 Ｗ稍 53.8-39.1-12.5 [７] 馬ナリ余力
レピアーウィット(古オープン)馬ナリの外0.4秒先行同入
【ガトーバスク】
助 手 3.22 美南 坂良 1 回-63.1-45.6-30.1-14.5 馬ナリ余力
助 手 3.29 美南 坂不 1 回-58.6-43.6-28.9-14.3 馬ナリ余力
助 手 4. 1 美南 坂稍 1 回-60.4-43.9-28.5-14.1 馬ナリ余力
助 手 6.14 美南 坂重 1 回-61.3-45.1-29.2-14.3 馬ナリ余力
助 手 6.17 美南 Ｗ良 70.4-55.3-40.1-12.6 [４] 強めに追う
レッドヴェロシティ(新馬)末強めの内0.5秒追走同入
助 手 6.21 美南 坂稍 1 回-55.9-40.3-26.3-13.2 馬ナリ余力
助 手 6.24 美南 Ｗ稍 70.1-54.7-39.6-12.2 [５] 馬ナリ余力
シンドラー(三未勝)馬ナリの外0.4秒先行同入
【ジャカランダレーン】
助 手 5.28 栗東 Ｅ良 13.1-12.5-14.7 ゲートナリ
助 手 5.31 栗東 坂稍 1 回-57.6-41.7-27.3-13.2 馬ナリ余力
ブルースピリット(新馬)馬ナリと同入
助 手 6. 4 栗東 坂良 1 回-56.6-41.0-26.4-12.9 馬ナリ余力
マテンロウベントス(新馬)一杯に0.2秒先着
助 手 6.11 栗東 坂良 1 回-54.1-39.1-25.4-12.6 馬ナリ余力
フェアレストアイル(古500万)馬ナリを0.3秒追走同入
福 永 6.18 栗東 ＣＷ良 86.9-69.8-53.8-39.2-11.7 [８] 馬ナリ余力
フェアレストアイル(古500万)馬ナリの内0.4秒追走同入
助 手 6.25 栗東 ＣＷ良 70.7-54.2-39.3-11.8 [９] 馬ナリ伸る
【ヴェールクレール】
助 手 6.18 栗東 Ｅ良 13.4-13.5-15.1 ゲート強め
助 手 6.25 栗東 ＣＷ良 54.3-39.5-11.8 [４] 馬ナリ余力
ミエノピュア(新馬)強めの内0.6秒追走0.2秒先着
【プレミアエンブレム】
江田勇 6.25 美南 坂重 2 回-58.1-43.4-28.2-14.0 馬ナリ余力
【在厩】
☆スワーヴエルメ（6月27日の東京芝1800mは非当選で除外に）
☆ジャカランダレーン（7月4日の阪神芝1400mを予定）
☆ガトーバスク（7月12日の福島芝2000mの新馬戦をダミアン・レーン騎手で予定）
△ヴェールクレール（7月18日の阪神芝1400mの新馬戦を予定）
☆プレミアムエンブレム（6月17日にゲート試験に合格）
△レスペランスの2018（6月18日にゲート試験に合格）
☆シュペトレーゼの2018（6月25日にゲート試験に合格）
【放牧】
△フラーズダルム（6月14日の新馬戦を快勝）
☆シュヴァリエローズ（6月21日の新馬戦を快勝）
☆トレジャーアイル（6月13日の新馬戦は7着）
☆アカイトリノムスメ（8月の新潟開催を視野に）
△メダルラッシュ（4月23日にゲート試験に合格）
☆ピエトラサンタ（6月11日にゲート試験に合格）
☆ブルメンダール（6月5日にゲート試験に合格）
△ボーデン（5月22日にゲート試験に合格）
【未入厩】
☆オリエントチャームの2018
△ロカの2018
△リーチコンセンサスの2018
東京の新馬戦を除外になったスワーヴエルメ。一揆が起きたw
冗談はともかく、6月デビューのダービー馬がいないことを思えば決してマイナスではないと思います。個人的にも6月最終週の新馬戦で下ろした馬にいいイメージがないので、むしろ強運ぐらいに思っています。
なので、他馬の予定を覆してまで来週の福島を使わなくてもいいと思うのですけど。
秋の東京でいいと思うけど、どうなりますやら。
とりあえず7月3週目まではデビュー予定が続きます。
まあ函館2歳Sに駒を進めるような馬はいないので順位を気にする必要はないのですが、着々と陣容が整っていってくれれば秋が楽しみになりそうです。
今週の2頭が揃って勝ってくれるようだと、精神的にグッと楽になるのですが、POGはそんなに簡単ではないのでどちらかが勝ってくれるといいですね。
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藤沢雄二 2020年6月27日(土) 11:52
馬場：良
