【2歳馬フォーカス】ビートたけし命名のキタノインパクト2018年10月5日(金) 12:00
東西ともに舞台が替わって、今週から京都、東京競馬がスタートする。ともに3日間開催で、東西で各5鞍ずつの計10鞍。京都では月曜5R(芝1800メートル)に出走するミッキーバディーラの評判がいい。
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ミッキーバディーラは全兄に朝日杯FSを制したダノンプラチナを持つ。木曜は坂路でピッツィカート(500万下)と併せ馬。一杯に追われて1馬身先着した。「思ったほどは動けていないが、水準の走りはできている。気性はいいし、長めの距離で持ち味が生きるんじゃないか」と音無調教師。馬体は440キロから450キロ。
クロスペンデュラムは、水曜の坂路で4ハロン55秒1-12秒6。ゴール前でしかけられると、グイッと伸びてユーフォニー(未勝利)にクビ差先着した。「単走だと今ひとつだが、併せ馬をするとピリッとする。まだ緩さはあるが、いい素質を持っていますよ」と角田調教師から好感触が伝わる。
キタノインパクトは、キタノコマンドールに続いてタレント・ビートたけしが命名した良血馬。馬っぷりの良さが目をひき、ここ2週はWコースで時計以上の負荷をかけて乗り込んできた。「気持ちが幼くてヤンチャな面はあるので何とも言えない部分はあるけど、調教は順調に積んできた。仕上がりもいい」と千島助手は期待する。 |
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【めざせクラシック】ミッキーバディーラ、来週デビュー2018年9月26日(水) 05:01
デスク 芙蓉S(中山、芝2000メートル)を勝ったミッキーブラックは強かったな。
将美 今回の勝利で、音無調教師も同じ舞台のホープフルS(12月28日、中山、GI、芝2000メートル)を目標にすることを決めたようです。新馬戦と同様、途中から早めに動く強引なレースでしたが、「力はある。このあとは直行するか、一戦挟むかを考えるわ」と師は語っていました。
デスク 毎年ながら、この厩舎は逸材がそろうな。
将美 逸材といえば2014年の朝日杯FSを制したダノンプラチナの全妹・ミッキーバディーラが、来週デビューします。「2週前の動きは今ひとつだったが、先週は良かったよ」と音無調教師は評価。牝馬ですが、牡馬混合の芝2000メートル戦(7日)か、芝1800メートル戦(8日)に使う予定です。
デスク 松永幹厩舎にも良血馬がスタンバイしているそうだな。
将美 ゲンティアナですね。全兄のロイカバード(1600万下)も同厩舎の所属で、師は「430キロぐらいで、気性も素直ですよ」と期待しています。
デスク 次は美浦にいこう。
板津 米国産馬ワシントンテソーロが期待できそうです。斎藤誠調教師は「気がいいので走ると思う。タイプ的にはワンペースなところがあるのでダートの中距離というイメージですね」という評価でした。
デスク 藤沢和厩舎もまだまだ期待馬がいるらしいじゃないか。
板津 よくご存じで。東京開催で、1週目にエデリー、キタノインパクトを投入します。ともにディープインパクト産駒。「馬っぷりも動きもいいし楽しみ」と師は期待していました。 |
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