【ズバリ!調教診断】東京スポーツ杯2歳S 野路菊Sの雪辱を果たすべくアノ馬が好ラップを連発!前走圧勝のアノ馬も好戦可能の態勢!2018年11月17日(土) 09:36
東京スポーツ杯2歳Sの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①ハクサンタイヨウ
この中間は南W主体に調整されているが、特筆できる点は見受けられない。今週の追い切りもジョッキー騎乗でビッシリと追われた割に、全体時計は平凡。終いも失速気味という冴えない内容。上り目は感じられない。
②ニシノデイジー
美浦入厩後は坂路と南Wを併用して入念な乗り込み。1週前に攻め巧者のドウカンヤマを一蹴。今週の追い切りではアナザートゥルースをアオる絶好のパフォーマンスを示した。頭の高い走りではあるが、四肢の力強い動きをみるに、さしたる問題ではなさそう。上々の仕上がり。
③カテドラル
2週前、1週前と続けて栗東CWで好ラップを計時。栗東坂路で行われた今週の追い切りでは、キレイな加速ラップを記録した。ただし、1週前の併走遅れと前捌きの硬さは気になるところ。上位争いを見込めるデキにある一方で、追い比べとなった際に劣勢(勝ち切れない)となるシーンも想定しておいたほうがいいかもしれない。
④アガラス
坂路と南Wを交えて調教本数を重ねているが、1週前までの内容に目立つ点は見られない。南Wで行われた今週の追い切りでは、それなりの時計を刻んできたものの、追われてからの反応が今ひとつ。このひと追いでどこまで変われるか、という印象は否めず、今回はマイナス評価としたい。
⑤ヴァンドギャルド
栗東CWで行われた1週前追い切りでは、ラストまでしっかりと負荷をかけて、マズマズのラップを記録。同じくCWで実施した今週の追い切りでも好時計を記録した。2週前に時計を出していない点が気になる半面、ひと追いごとに良くなっているのも事実。上位を狙える仕上がり具合とみる。
⑥トーラスジェミニ
中1週続きということもあってか、1週前は時計を出さずに軽めの調整。今週は南Wで併せ馬を行うも、緩めの控えめな内容。動き自体は悪くないものの、馬場の真ん中あたりを回ったにしては、ラップの踏み方が物足りない。上昇は感じられず、今回は苦しい戦いになるのではないか。
⑦ヴェロックス
栗東坂路と栗東CWを交えて、帰厩後の攻め量は十分。毎週のように好ラップを計測し、CWで行われた今週の追い切りでも、切れ味鋭い伸び脚を披露した。少し完歩が乱れるシーンもあるが、2歳戦であれば許容範囲の部類。上位争いを意識できる状態とみる。
⑧トーセンギムレット
今週の追い切りは南Wで併せ馬を実施。約1秒のビハインドを詰めて併入に持ち込んでいるのだから、決して調子は悪くない。とはいえ、追い出してから加速がつくまでにかなり時間を要している印象。前回より頭数増+相手強化の重賞では割引が必要だろう。
⑨ダノンラスター
今週の南Wで行われた併せ馬の内容はイマイチ。鞍上の仕掛けに対する反応が悪く、なかなか加速できずに追い通し。気性的に問題があるのか、単純に調子が悪いのか、理由は定かではないが、とにかく見映えが悪い。典型的な実戦型の可能性もあるが、今回は見た目をそのまま受け取って、評価を下げたい。
⑩クリノガウディー
この中間は栗東坂路主体の調整。今週の追い切りでは、4F51秒9、ラスト2F24秒4-12秒1の好ラップを記録した。ハロー直後で時計の出やすい馬場状態を考慮すると過大評価はできないが、最後まで緩むことなく、しっかりとした加速ラップを刻んでいる点については好感が持てる。力を出せる状態とみていいだろう。
⑪ナイママ
最終追い切りは小向(川崎競馬練習馬場)で実施。4F50秒1の好タイムをマークした。鞍上の合図に対する反応も鋭く、醸し出す雰囲気は上々。30日にはガリバルディと併せて同入を果たしているように、中間の内容については申し分がない。あとは、府中の軽い芝に対応できるか否か。その1点に尽きる。
⑫ホウオウサーベル
美浦帰厩後は南W主体に丹念に乗り込まれて、1週前に及第点のラップを記録。今週の追い切りでは1週前のラップをさらに縮めてきた。ハミの収まりが少し落ち着かないような印象を受ける半面、四肢のリズミカルな動きには目を見張るものがある。このひと追いで気持ちが入ってくるようであれば、侮れない1頭になるかもしれない。
⑬メイスンハナフブキ
小柄な馬体と上がりやすいテンション面を考慮してか、この中間は馬なりの調整に終始。南Pで行われた最終追い切りも流す程度の内容で、コレといったプラス材料は見出せない。この馬なりに順調なのかもしれないが、大きな上積みまではどうか。今回は静観が妥当とみる。
⑭アドマイヤスコール
今週追い切りは南Wで3頭併せを実施。少し置かれ気味になりながら、ゴール地点では1頭に先着、もう1頭にも追いつき、ゴール後まもなく追い抜いた。少しズブい面が目につくが、加速がついてからの機敏な身のこなしはなかなかのもの。勝ち切るまでには至らないかもしれないが、2~3着争いがもつれるようならチャンスが出てこよう。
⑮ルヴォルグ
中2週と間隔が詰まることもあり、この中間は軽めの内容。とはいえ、鞍上が2回ほど促してから見せた加速はかなりのもの。加速がついたあとの、重心の低いフォームから繰り出すフットワークも見ごたえ十分だった。強い調教こそ行っていないが、気配は悪くない。重賞のここでも好戦可能とみる。
⑯ゴータイミング
栗東坂路と栗東CWの併用でみっちりと乗り込まれて、調教量は十分すぎるほど。最終追い切りでは、ラスト1F11秒台半ばの好ラップを計測した。大きなストライドで駆け抜けるさまは目を引くものがある。軽んじて扱えない1頭と言えよう。
ウマニティ重賞攻略チーム
|
[もっと見る]
【U指数的考察】東京スポーツ杯2歳S 指数5位以内が中心!低指数馬同士の組み合わせは期待薄!2018年11月17日(土) 09:24
【斬って捨てる!】東京スポーツ杯2歳S キャリア4戦以上の連対ゼロ!前走の単勝人気も要チェック!2018年11月17日(土) 09:15
【東スポ2歳S】厩舎の話2018年11月16日(金) 05:03
◆アガラス・古賀慎師 「前走の経験が生きるはず」
◆アドマイヤスコール・加藤征師 「前走を8分のデキで勝って、さらに良くなっている」
◆ヴァンドギャルド・藤原英師 「1回使って良くなっている。動きも良かったよ」
◆ヴェロックス・猿橋助手 「イメージ通りの動きができたし、前走以上に走れそう」
◆カテドラル・池添学師 「今週は坂路でサラッと。左回りの方がスムーズだし、位置取り次第」
◆クリノガウディー・藤沢則師 「楽に好時計が出た。状態はすこぶるいい」
◆ゴータイミング・松永幹師 「ラストの伸びも抜群。この動きが実戦でできたら楽しみ」
◆ダノンラスター・森助手 「動きは予定通り。成長途上だけど能力はすごく高い」
◆トーセンギムレット・萱野師 「北海道のときより状態はいい」
◆トーラスジェミニ・小桧山師 「前走後の傷みもなく、中1週でも順調に来ている」
◆ナイママ・河津裕師 「このメンバーに入っても頑張れるんじゃないかな」
◆ニシノデイジー・勝浦騎手 「今週の動きは良かった。恥ずかしい競馬にはならない」
◆ハクサンタイヨウ・浅野師 「前走より今回の方が雰囲気はいい」
◆ホウオウサーベル・奥村武師 「体は引き締まっている。現状でどこまで通用するか」
◆メイスンハナフブキ・小島師 「テンションが上がりすぎず、落ち着いていい雰囲気」
◆ルヴォルグ・藤沢和師 「中2週なので追い切りはこれでいい。気が良くて真面目だよ」 |
[もっと見る]
【東スポ2歳S】追って一言2018年11月15日(木) 05:03
◆アドマイヤスコール・加藤征師 「前走を8分のデキで勝って、さらに良くなっている」
◆ヴァンドギャルド・藤原英師 「1回使って良くなっている。動きもよかったよ」
◆ヴェロックス・猿橋助手 「道中で折り合いをつけて、直線で並ばせた。イメージ通りの動きができた」
◆カテドラル・池添学師 「当週は坂路でサラッと。左回りの方がスムーズだし、位置取り次第」
◆クリノガウディー・藤沢則師 「楽に好時計が出た。反応も良かったし、状態はすこぶるいい」
◆ゴータイミング・松永幹師 「折り合いがついたし、ラストの伸びも抜群」
◆ダノンラスター・森助手 「相手が動くので遅れたが、動きは予定通り」
◆トーセンギムレット・萱野師 「トモがまだパンとしないが、北海道のときより状態はいい」
◆トーラスジェミニ・小桧山師 「前走後の傷みもなく中1週でも順調に来ている」
◆ナイママ・河津裕師 「動きが良く、このメンバーに入っても頑張れるんじゃないかな」
◆ニシノデイジー・勝浦騎手 「先週は物足りなかったが、今週の動きは良かった。恥ずかしい競馬にはならない」
◆ハクサンタイヨウ・浅野師 「前走は熱発後で態勢を整えるのがやっと。今回のほうが雰囲気はいい」
◆ホウオウサーベル・奥村武師 「動き、時計ともに良かった。体は前回よりも引き締まっている」
◆メイスンハナフブキ・小島師 「追い切りはさらっと。テンションが上がりすぎることなく、落ち着いていい雰囲気」
★東スポ杯2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載 |
[もっと見る]