【若駒ピカイチ】レイトブルーマー2017年2月7日(火) 05:01
◆レイトブルーマー (5日、京都新馬、芝・内2000メートル)=栗・長浜、牝、父ジャングルポケット、母ブルーミングスノー(その父サンデーサイレンス)
《戦評》大外からスムーズにハナへ。前半5ハロン64秒6のスローに持ち込み、鞍上が軽く仕掛けると瞬時に加速。後続を全く寄せ付けず4馬身差の完勝だった。最後は無理をしておらず、重馬場で時計が平凡なのも割り引く材料にはならない。
《血統》祖母はGIIIフェアリーS(芝1200メートル)を制したタヤスブルームで、叔母ブルーミンバーは芝1200メートルのオープンを2勝。短距離向きの母系だが、中距離の活躍馬が多いジャングルポケット×サンデーサイレンスの配合で、非凡な切れ味を感じさせる。
《将来性》追い切りで見せた抜群の瞬発力は、重馬場の実戦でも発揮された。良馬場ならさらに切れた可能性もある。今月いっぱいで定年・解散となる長浜厩舎の管理馬で今後は転厩予定だが、順調に調整できればマイルから中距離で鋭い決め手を武器に上のクラスでも活躍できるだろう。
★レイトブルーマーの競走成績はこちら |
[もっと見る]