デスク ダービーが終了。今週から2歳戦が始まる。来春のクラシックに向けて新たな戦いが始まるな。
宇恵 マカヒキでダービーを制した友道厩舎の情報からいきましょう。次の中京開催(7月2日~)にはトリコロールブルー、クラリティダイヤ、アドマイヤミヤビの3頭がデビューを予定しています。現段階で評価が一番高そうなのは、トリコロールブルーですね。
デスク 半兄が青葉賞2着のワールドインパクト(父ディープインパクト)か。
宇恵 友道調教師は「父がステイゴールドにかわって兄より小柄だけど、その分、走りが軽い。動きもいいしね。距離も長めの方がよさそうなタイプ」と評しています。デビューは7月17日の芝2000メートル戦の予定です。
デスク 血統背景を考えても、先々まで期待できそうだな。
宇恵 クラリティダイヤは「ピッチ走法の馬でスピードタイプ」とのこと。こちらは23日の芝1400メートルでデビュー予定。アドマイヤミヤビは24日の芝1600メートルでの初陣を目指しています。「牝馬にしては馬格がある。これから良くなりそうな」と説明していましたよ。3頭とも現在は短期放牧中で、今月中に帰厩します。
デスク 今週から始まる阪神開催での注目馬はいるか?
宇恵 小気味のいい走りを見せているスーサンゴーですかね。「仕上がりはいい。距離の融通も利きそうなタイプだし、攻め通りの走りなら」と岩元調教師。11日の芝1400メートルを予定しています。
デスク 美浦はどうかな。
片岡 昨年の阪神JF2着ウインファビラスの全弟になるウインブライトでしょう。トレセンでは速い時計を出していませんが、牧場でしっかりと乗り込んでいるので仕上がりはよさそう。畠山調教師は「今週、ゲート試験を受ける予定で、合格すれば東京最終週(26日)の芝1800メートルを使いたい」と話していました。鞍上は松岡騎手でいくそうです。