17日の京都5R2歳新馬(芝1200メートル)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気レイリオン(牝、栗東・安田隆行厩舎)が好位追走から直線で抜け出して快勝した。タイムは1分10秒2(良)。
人気のライラムーンがスタートを決めてハナへ。ライディングハイ、レイリオンがこれをマークする形で進み、4番手にエテがつけた。ライラムーンの逃げはペースこそ速くないものの、ピタリとマークされる展開。直線に向くと、3番手から手応え十分にレイリオンが並びかける。さらに外に持ち出したエテもレイリオンとともに前をかわして2頭の争いに持ち込まれたが、先に抜けたレイリオンがエテとの争いを制して先着。デビュー戦を飾った。1/2馬身差の2着が2番人気のエテ。さらに3馬身1/2差の3着には後方から追い込んだ5番人気ナリノクインビーが入っている。
レイリオンは、父ダイワメジャー、母リリサイド、母の父American Postという血統。
和田騎手は「返し馬から感触が良かったし、スピードの乗りも良かったです。跳びがきれいな馬なので、京都の芝は合うと思っていました。前の2頭が外へ張り気味だったので抜け出すのが早くなりましたが、外から来たらまた反応してくれました」と会心の新馬勝ちを振り返っていた。
★17日京都5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら