【ズバリ!調教診断】JBCクラシック 一昨年の東京大賞典ウイナーが好勝負可能のデキ!シリウスSを制した3歳馬も上位争いを期待できる状態!2018年11月3日(土) 17:00
日曜日に行われるJBCクラシックの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①センチュリオン
この中間は併せ馬を中心に入念な乗り込み。1週前、今週と併走遅れを喫したが、基本的に調教駆けしないタイプなので、過度に気にする必要はない。この馬にしては時計が出ているし、いつも見せるズブさもマシなほう。フットワークも力強く、1度叩いた効果は想像以上。上位の一角を狙える状態とみる。
②タガノゴールド
前走後は宇治田原優駿ステーブルに移動して調整を続け、10月24日に園田へ帰厩。今週の追い切りではメイチ追いを敢行し、好時計をマークした。仕上がりに不足はない半面、中央在籍時の戦績を踏まえると、普通の上昇度合いでは届かない印象。苦戦は免れないだろう。
③シュテルングランツ
月曜日に浦和で行われた本追い切りでは、JBCスプリントに出走予定のアンサンブルライフを相手に質の高い併せ馬を敢行。余力残しで、及第点のラップを記録した。ただし、好調を維持している半面、上昇基調にあるとは言い難い。前回以上のパフォーマンスを望むのは難しいのではないか。
④サンライズソア
2週前に栗東CWで長めから好ラップを記録。1週前には栗東坂路で及第点の4F時計をマークした。同じく坂路で行われた今週の追い切り時計は地味だが、流す程度の調整かつ力を要する馬場状態を考慮すると、情状酌量の余地はある。急上昇とはいかないまでも、状態は決して悪くない。軽視禁物の1頭と言えよう。
⑤アスカノロマン
中1週と間隔が詰まることもあって、1週前は軽めの調整に終始。栗東CWで行われた今週の追い切りでは及第点の時計をマークしたが、大きなストライドの割に一完歩ごとの進みは少なめ。いい頃のような前進気勢がみられず、本調子にはない印象を受ける。今回は見送りが賢明だろう。
⑥マイネルバサラ
南Wで行われた1週前追い切りは、道中こそ伸びやかな走りを見せていたものの、ラストは少し息切れ気味。同じく南Wで実施した最終追い切りは、最後まで脚いろが衰えなかった半面、全体的にこじんまりとした走りで非力な印象を受けた。良化途上の感は否めず、今回は静観が妥当とみる。
⑦サウンドトゥルー
1週前追い切りは坂路でビッシリと追われて、活気十分の動きを披露。同じく坂路で実施した最終追い切りでは軽めの内容ながら、キビキビとした集中力のある走りを見せた。ピーク時には及ばないにしても、醸し出す雰囲気は上等の部類。上位争いに割って入れるだけの状態にある。
⑧ケイティブレイブ
栗東CWで実施した1週前追い切りは長めから追われ、折り合い良く上々の伸び脚を披露。栗東坂路で行われた今週の追い切りでは、行きたがる面を出していたが、なんとか我慢して最後まで登坂した。強い攻めを行っていない点は気がかりだが、動きをみるにデキ落ちは感じられない。力を出せる状態とみる。
⑨ノンコノユメ
この中間は南Wの併せ馬主体にプールと坂路を交えた調整。派手な時計は出ていないが、順調に調教本数を重ねており、少なくとも体調面の不安はない。最終追い切りの時計も地味だが、調教駆けしない本馬にしては動いたほう。なにより、併走馬に対して簡単に引き下がらなくなった点は好感が持てる。展開次第のタイプではあるが、侮れない1頭と言えよう。
⑩テイエムジンソク
栗東CWで行われた1週前追い切りは、やや掛かり気味ながらも及第点の時計を記録。同じくCWで実施した今週の追い切りでも、バランスのとれた好ラップをマークした。動きと時計を確認する限り、復調気配であることは間違いない。あとは、実戦で気分よく走れるかどうかだけ。
⑪カツゲキキトキト
弥富で実施した最終追い切りでは、長めからビッシリと追われて及第点の時計を記録。コンスタントに使われているが、体調面の不安はなさそうだ。とはいえ、今年だけでもすでに10戦を消化。上積みが見込めないうえに、中央場のJpn1とあっては厳しいと言わざるを得ない。
⑫アポロケンタッキー
前走後は緩めず栗東坂路で意欲的な乗り込みを敢行。今週の追い切りでは、4F51秒8の好タイムをマークした。ラスト1Fのラップこそ要しているが、タフなコンディション下の坂路で巨漢馬が前半からトバせば、終いの脚が鈍るのは当たり前。むしろ、これだけハードに追えることを評価したい。最終追い切りの4F52秒割れは、2年前のみやこS(1着)以来。好勝負可能のデキとみる。
⑬オールブラッシュ
1週前、今週と続けて栗東坂路で緩めの内容。調教内容を検証する限り、特筆できるような点は見受けられない。仕上り途上の前走を叩いて、この馬なりに順調なのかもしれないが、大きな変わり身までは疑問。本当に良くなるのは、もう少し使ってからではないだろうか。
⑭オメガパフューム
最終追い切りは栗東坂路で併せ馬を実施。タフな馬場状態を問題にせず、悠々と4F52秒台の好ラップをマークした。走りに余裕が感じられなかった前回の最終追い切り時と比べると、鞍上の手応えからしてその差は歴然。今回のメンバーを相手に回しても、上位争いを期待できる状態にある。
⑮テーオーエナジー
前走後は栗東坂路で入念な乗り込み。今週の追い切りでは、力を要するコンディションをモノともせず、好ラップをマーク。併走相手を一蹴した。力強い脚捌きで登坂するさまをみるに、かなり状態が上がってきている印象。巻き返しがあっても不思議のないデキとみる。
⑯クリソライト
9月中旬に初時計を記録して以来、間断なく乗り込まれて調教量は十分すぎるほど。ただし、今週の追い切りの動きはイマイチ。4F時計こそ及第点以上のモノが出ているが、鞍上の仕掛けに対する反応が悪く、ラストは伸びを欠いてバッタリ。いい時はもう少し踏ん張りが利く馬だけに、仕上がり途上の感は否めない。今回は割引が必要だろう。
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【ズバリ!調教診断】JBCスプリント 一撃の期待が否応にも高まるG1ホース!ユタカ鞍上のアノ馬も勝ち負けを意識できる状態!2018年11月3日(土) 16:00
日曜日に行われるJBCスプリントの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①ネロ
コンスタントに使われているが、栗東坂路で順調に調教を重ね、1週前に4F50秒3、今週は4F49秒8の好時計をマークした。攻め巧者&時計の出る時間帯とはいえ、これだけのタイムを叩いてくるのだから大したもの。ラストは失速気味だが、チップを入れ替えたばかりのコンディションを鑑みると、情状酌量の余地はある。軽視禁物の1頭と言えよう。
②ニシケンモノノフ
約5カ月ぶりの実戦になるが、栗東坂路主体にみっちりと乗り込まれて、調教量は十分すぎるほど。10月18日には一番時計タイを記録しているように、内容についても申し分がない。栗東Bで実施した最終追い切りでは、軽く流す程度の調整ながら、集中力あふれる走りを披露。安定感のあるフォームは目を引くものがある。休み明けとしては、及第点以上の仕上がりとみて差し支えない。
③キングズガード
最終追い切りは栗東CWで3頭併せを実施。折り合い良く、スムーズな伸び脚を披露した。半面、いい頃と比べて、四肢の可動域が狭く、重心が沈んでこない印象。ただでさえ、エンジンのかかりが遅い馬。実戦に行って素早い加速ができるかどうかについては、疑問符が付く。今回は様子見が妥当ではないか。
④キタサンミカヅキ
この中間は船橋で長め主体に丹念な調整。最終追い切りでは、6F79秒台、4F50秒割れの好タイムを余力残しでマークした。柔らかいフォームと踏み込みの力強さが目につき、鞍上の合図に対する反応も文句なし。デキだけなら太鼓判を押せる。あとは、京都のダートに対応できるかどうか。その点に尽きる。
⑤マテラスカイ
1週前に栗東坂路でラスト2F24秒3-12秒1の好ラップを記録。同じく坂路で行われた今週の追い切りでは、4F50秒3の好タイムをマーク。ラスト1Fも13秒0でまとめ、併走相手のネロを完封した。終いを伸ばす、前進気勢を促す、という2パターンの調教をキッチリ消化できたことは高く評価できる。勝ち負けを意識できる状態と判断したい。
⑥グレイスフルリープ
今週は栗東坂路で単走追いを実施。終い重点の内容だったが、力強いフットワークを披露した。1週前には坂路でビッシリと追われて、ラスト1F12秒1の好ラップを記録。8歳馬ではあるが、中間の動きを確認する限り、大きな衰えは感じられない。勝ち切るまではともかく、前走(東京盃3着)並みのパフォーマンスなら十分に期待できる。
⑦ウインムート
この中間は栗東坂路で軽めの調整に終始。本数重視の調整が常の馬なので、いつも通りと言ってしまえばそれまで。今週の追い切りは松山騎手が跨り、終い重点の内容。鞍上に促されるとマズマズの反応を示し、楽々と駆け上がった。動きを確認する限り、この馬なりに順調であることは間違いない。一方で、速い時計を出していないぶん、流れが厳しい1200m戦に対応できるかどうかについては疑問が残る。今回はマイナス評価としたい。
⑧ナックビーナス
1週前追い切りは南Wで併せ馬を実施。鞍上に軽く促されると素早く反応し、上々の伸び脚を見せた。半面、同じく南Wで行われた今週の追い切りの動きは平凡。ラスト1Fこそ12秒台を刻んだものの、頭の高い走りで見映えはイマイチ。好調時のような力強さは見受けられなかった。そのぶん、気配は前回より落ちる印象。本調子にはひと息か。
⑨セイウンコウセイ
南Wで行われた1週前追い切りではパワフルな動きを披露。少し時計を要するコンディションにもかかわらず、馬場の外めを回って、5F64秒台の好タイムを記録した。同じく南Wで実施した今週の追い切りでも、5F63秒台、4F49秒ソコソコの好ラップをマーク。内めを回ったとはいえ、ラスト1Fも12秒台でまとめており、好感度は高い。気配は着実に上昇しており、上位の一角に食い込んできても不思議はない。
⑩ノブワイルド
今週の追い切りは浦和で実施。終いに負荷をかける内容で、4F51秒ソコソコ、ラスト1F12秒台の時計でまとめているのだから、順調とみて差し支えない。半面、走り自体に力強さは感じられず、ここに入ると相対的に劣勢は否めない。今回は静観のスタンスをとったほうがいいだろう。
⑪アンサンブルライフ
今週の浦和の本追い切りでは併せ馬を実施。後れをとったが、相手がシュテルングランツとあっては、致し方ないところか。とはいえ、このクラスを相手に互角以上の動きを示さないと厳しいJpn1。大きな上昇は感じられず、ここは見送りが賢明とみる。
⑫ラブバレット
水沢で実施した今週の追い切りでは、前半から意欲的に攻めて、5F63秒台、4F50秒割れの好タイムを計時した。半面、ワンペースの走りで、終いのキレを欠く印象。気配自体は悪くないので、大きな減点材料とまでは言い切れないが、レースでもラストが甘くなる可能性を考慮しておかなければならない。ましてや、高速上がりになりがちな京都のダート。積極的には手を出しづらい。
⑬レッツゴードンキ
1週前に岩田騎手が跨り、栗東坂路で4F50秒8の好タイムを記録。同じく坂路で行われた今週の追い切りでは、馬場に脚を取られたのか、少しスムーズさを欠く場面もあったが、立て直したあとは上々の伸び脚を披露した。1週前と今週の動きを確認する限り、デキ落ち&疲れは感じられない。上位を狙える状態とみる。
⑭モーニン
帰厩後は栗東坂路主体に順調に調教を重ね、2週前と1週前に好ラップを記録。10月28日には栗東CWで長めから時計を出すなど、いつになくハードに乗り込まれている。坂路で行われた今週の追い切りでは、力を要する馬場状態を問題にせず、4F51秒2、ラスト2F24秒1-12秒2の好ラップを記録。いい意味での荒々しさが出てきており、坂を駆け上がる姿は迫力十分。一撃の期待が否応にも高まる1頭だ。
⑮テーオーヘリオス
中2週と間隔は詰まるが、栗東坂路主体に入念な乗り込み。目立つ時計を出しているわけではないが、負荷のかかる追い切りをキッチリこなしている点は評価できる。肝心の動きについても、首を上手に使う姿が目につき、四肢の回転力もなかなかのもの。前回以上の状態にあることは間違いなく、見せ場以上のシーンがあってもおかしくない。
⑯ノボバカラ
南Wで行われた1週前追い切りでは、重心の低いフットワークから活気のある走りを披露。同じく南Wで実施した今週の追い切りでも、鞍上に促されると機敏な脚捌きを見せた。ただし、本馬は典型的な攻め巧者。ここ数走の中間内容から大きく変化した点は見受けられず、調教面からの強調材料は少ない。
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【重賞データ分析】JBCスプリント 関西馬が圧倒!重賞実績にも注目!2018年11月3日(土) 13:00
【JBCスプリ】枠順の明暗2018年11月2日(金) 05:05
(2)ニシケンモノノフ・庄野師 「枠は気にしていなかったけど、いいところ。ロスなく運べる」
(3)キングズガード・内山助手 「いい意味で変わりありません。ペースが速くなってほしい」
(4)キタサンミカヅキ・森泰斗騎手 「理想的な追い切りができたし、動き自体は文句のつけようのないくらい」
(6)グレイスフルリープ・橋口師 「状態は今までで一番かも」
(7)ウインムート・蓮見助手 「地方の砂よりも中央の軽い砂の方がいいと思う」
(8)ナックビーナス・田面木助手 「真ん中のいいところ。速い馬の多くが内でかぶされる心配も少ないし、内の様子を見ながら行ける」
(9)セイウンコウセイ・上原師 「久々のダートスタートで芝みたいには行けるかは分からないから、真ん中だったらいいのではないかな」
(10)ノブワイルド・小久保智師 「スピード能力を信じて真っ向勝負を挑みたい」
(11)アンサンブルライフ・小久保智師 「いい感じに仕上がっている。好勝負を意識して送り出すことができる」
(12)ラブバレット・菅原勲師 「体調は上向きで輸送慣れもしている。この舞台もプラス」
(15)テーオーヘリオス・浜中騎手 「軽いダートの方がいいし、京都になるのはいい」
(16)ノボバカラ・天間師 「どこでも良かった。特に気にしていない」
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【JBCスプリ】追って一言2018年11月1日(木) 05:06
◆アンサンブルライフ・小久保智師 「いい感じに仕上がっている。好勝負を意識して送り出すことができる」
◆ウインムート・蓮見助手 「地方の砂よりも中央の軽い砂の方がいいと思う」
◆キングズガード・内山助手 「いい意味で変わりありません。ペースが速くなってほしい」
◆グレイスフルリープ・橋口師 「状態は今までで一番かも」
◆ニシケンモノノフ・庄野師 「馬はリフレッシュしていい状態。休む前よりも良くなっていますよ。今回の条件なら」
◆ノブワイルド・小久保智師 「この馬のスピード能力を信じて真っ向勝負を挑みたい」
◆ノボバカラ・天間師 「体重はだいぶ戻ってきたし、ひと叩きされていい雰囲気になった」
★JBCスプリントの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載 |
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