2日の新潟6R2歳新馬(芝1400メートル、牝馬限定)は、大野拓弥騎手騎乗の5番人気ボーアムールーズ(美浦・栗田徹厩舎)がゴール前の接戦から抜け出してV。タイムは1分24秒2(良)。
人気のアッパレドンキが抜群のスタートを切ったものの、内からニシノグリーディが先行策。アッパレドンキは2番手に控え、カームリップルとともに逃げ馬をマークする。その後ろにオレンジガール、プリンセスオーラなどが続き、淡々とした流れのまま直線へ。満を持してアッパレドンキが抜け出し、そのまま押し切りを図るが、ゴール前は後続が殺到して大混戦。横に広がっての接戦から最後に抜けたのは、後方から鋭い末脚を伸ばした5番人気ボーアムルーズだった。この勝利で大野騎手はJRA通算300勝を達成している。クビ差の2着は4番人気のアオイサンシャイン。さらにクビ差の3着には11番人気の伏兵ラインセイラが入っている。アッパレドンキは3着からクビ差の4着だった。
ボーアムルーズは、父タニノギムレット、母ダイワチャーム、母の父フジキセキという血統。
メモリアルVとなった大野騎手は「スタートのタイミングが合いませんでしたが、その後はうまく組み立てることができました。フットワークがいいですし、スピードも瞬発力もあります。癖のある馬ではないので、このまま順調に成長してほしいですね」と完成度の高さを高く評価していた。
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