19日の中京5R2歳新馬(ダート1800メートル)は、藤岡康太騎手騎乗の3番人気ステイチューン(牡、栗東・松田国英厩舎)が直線力強く抜け出して快勝した。タイムは1分56秒1(良)。
人気のショークールが積極的に先手を取り、トウショウコマンチがこれに並びかける。やや離れた3番手にクラウンヴォルカンが続き、スズカミラージュ、ウォーターワンダーなども好位につけた。ショークールが先頭のまま直線に入ったが、やや若さを見せながらも勢い良く伸びてきたステイチューンが力強い脚いろで差し切って快勝。父譲りの芦毛馬が初陣を飾った。3馬身差の2着は直線で最内から伸びた8番人気のスズカミラージュ。ショークールは最後に脚が鈍り、2着から1/2馬身差の3着に終わっている。
ステイチューンは、父クロフネ、母ヴァルパライソ、母の父サンデーサイレンスという血統。祖母トコピジャは銀杯大賞などアルゼンチンGIを2勝。
藤岡康騎手は「聞いてはいたのですが、スタートを出ていかなくて、砂をかぶると嫌がるところをみせていました。だんだん慣れてきたので追い上げて、直線で砂をかぶらないところに出してからはいい脚を使ってくれました」と冷静にレースを振り返っていた。
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