5日の阪神5R2歳新馬(芝2000メートル)は、松若風馬騎手騎乗の2番人気カサロサーダ(牝、栗東・矢作芳人厩舎)が先手を取ってそのまま押し切り快勝した。タイムは2分4秒0(良)。
カサロサーダがダッシュ良く先手を取り、マイペースに持ち込む。2番手にはシゲルマグロがつけ、エイシンミサイル、テイケイアムールなどが続くが、流れが落ち着いたレース中盤には外からアウトバーストが2番手の外まで押し上げてきた。人気のルージュバローズは6番手からの競馬。直線に向いてもカサロサーダは内ラチ沿いを逃げ粘り、大外から懸命に差を詰めてきたルージュバローズを振り切って快勝した。1馬身1/2差の2着がルージュバローズ。さらに3馬身差の3着には5番人気のインザサイレンスが入っている。
カサロサーダは、父ステイゴールド、母センブラフェ、母の父Manipulatorという血統。母はブエノスアイレス市大賞典などアルゼンチンGI2勝。
松若騎手は「ゲートが速かったので楽に逃げられました。道中で物見をしていましたが、後ろから来られたぶんだけしっかり伸びていました。距離はもう少し延びてもいいですね」と会心の逃げ切り勝ちに笑みを浮かべていた。
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