18日の京都3R2歳新馬(ダート1200メートル)は、太宰啓介騎手騎乗の2番人気シンゼンスタチュー(牡、栗東・飯田祐史厩舎)が人気馬2頭による競り合いを制してV。タイムは1分13秒2(良)。
内から1番人気のグランパルファンが好スタートを決めてハナに立つが、ロングブリオ、アンペラールも外から並びかけ、3頭がほぼ雁行状態で先行する。この3頭をシンゼンスタチューが追走。さらにティーパフォーマーが続いた。縦長の展開で追走に苦労する馬もいたが、直線では逃げ粘るグランパルファンと、外から迫るシンゼンスタチューの一騎打ち。人気を分け合った2頭の争いは、最後に勝負根性を見せてグイッとひと伸びしたシンゼンスタチューがわずかに先着してデビュー勝ちを飾った。クビ差2着がグランパルファン。2頭から3馬身離れた3着は8番人気のアンペラールだった。
シンゼンスタチューは、父スタチューオブリバティ、母ジーエスレインボー、母の父トーヨーレインボーという血統。全兄ハルイチバンは公営・園田の重賞・六甲盃を2勝している。
太宰騎手は「スタートはひと息でしたけど、外枠だったので挽回が利きましたし、そこそこいいポジションを取ることができました。長く脚を使ってくれましたし、ダートの短距離は合っていそうな感じです」と人気馬同士の競り合いを制したレースぶりに納得の口ぶりだった。
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