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【血統アナリシス】京都大賞典 成長力に富んだファミリーを後押しに上位進出を狙う4歳牝馬!アッサリあっても不思議はないG1ホース!2018年10月7日(日) 16:50
月曜日に行われる京都大賞典の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。
①モンドインテロ
遠縁にビワハヤヒデ、ナリタブライアン兄弟やダービー馬キズナがいる一本筋が通ったファミリー。ただし、母および自身のきょうだいに目立った活躍馬はおらず、活力に欠ける印象。このあたりが重賞でひと押し足りない要因のひとつかもしれない。本馬自身、京都芝2400mを得意としているが、直近の日経新春杯は惨敗。相手強化で巻き返しが利きづらい父の特徴を鑑みると、OP特別5着→別定G2の臨戦過程も不安材料。今回は苦しい戦いを強いられるのではないか。
②サトノダイヤモンド
父ディープインパクトは産駒として2頭の勝ち馬を輩出。持続力を持ち味とする母父のダンチヒ系の相性も悪くない。母は欧州型でありながら南米の中距離G1で活躍した名牝。近親には南米のG1馬が複数並び、スピード、スタミナ、パワーの3要素が整った牝系と言えよう。少し重厚さに欠ける点を鑑みると、阪神内回り→京都外回りのコース替わりは好都合。アッサリあっても何ら不思議はない。
③ブレスジャーニー
父ミスプロ系は京都大賞典における好走血脈のひとつ。母の父系であるロベルト系の当レースにおける相性も悪くない。父の父エンパイアメーカーについても、上級クラスでは直線の長いコースを得意とする産駒が多い。ゆえに、札幌→京都外回りのコース替わりは好材料。近親にドゥラメンテやルーラーシップがいる筋の通った牝系を有するだけに、完全無視は禁物。一撃あってもおかしくない1頭だ。
④レッドジェノヴァ
父のシンボリクリスエスが属するロベルト系は、2012年の勝ち馬メイショウカンパク(父グラスワンダー)を輩出。母父のホワイトマズルはブルードメアサイアーとして、昨年の勝ち馬スマートレイアーを送り出している。近親にアプリコットフィズやダービーフィズの名があり、祖母の全兄にはマンハッタンカフェがいる成長力に富んだファミリー。血の特長を存分に活かせる持久力勝負になれば、上位進出の目は十分にある。
⑤アルバート
本馬の父アドマイヤドンはややダート色が濃いため、中距離G1ではスピード不足の印象。ゆえに、G1→G2の臨戦かつ1ハロンの距離延長はプラス。父×サンデーサイレンス系の組み合わせは、2016年の2着馬アドマイヤデウスと同じ。2007年の当レースを制したインティライミを叔父に持つ点も好感度が高い。極端な時計勝負や、速い上がりの決め手比べにならなければ、安定して走る馬。流れひとつで上位進出可能だ。
⑥ケントオー
ダンスインザダーク×トウカイテイオーという組み合わせ。体力にまかせた持久力が最大の武器で、少々の厳しい流れでも耐えうる仕様となっている。その一方で、瞬発力を求められる競馬はイマイチ。また、ダンスインザダークの影響によるものなのか、スピード勝負では後手を踏みやすい。全体時計あるいは上がりを要する競馬がベストではあるが、注文通りとなった京都記念は5着止まり。その点を踏まえると、今回の舞台ではプラス要素を見出せない。
⑦プラチナムバレット
半姉は幅広い距離で活躍中、今回のメンバーにも名を連ねるスマートレイアー。ただし、本馬は父がマンハッタンカフェのぶん、パワーとスタミナが強調されているため、少し条件の融通が利かない仕様となっている。従って、どちらかと言えば、小回りよりも広いコースのほうがベターではあるのだが、当該コースにおけるマンハッタンカフェ産駒の成績がイマイチ。条件面での上積みに乏しく見送りが正解だろう。
⑧シュヴァルグラン
京都大賞典はキレ以上にスピードの持続力を要求される舞台。ゆえに、持続力に長けたトニービンを内包しているところはプラス。持続力と機動力が持ち味の母父マキャベリアンの血脈も悪くない。一方で、ハーツクライ産駒の当レースにおけるパフォーマンスが芳しくない点は気がかり。本馬自身、昨年1番人気の支持を集めながら、3着に敗れているようにベストの舞台とは言い難い。総合力を評価しての連下扱いまでが妥当ではないか。
⑨スマートレイアー
リファールのクロスや欧州型で固められた母方の血脈が強く反映されているため、一定以上の持久力を求められる京都外回りコースは歓迎のクチ。そもそも本馬自身、昨年の当レースを制しているのだから、高い適性を備えていることは疑いようがない。半面、持続力に長けているぶん、瞬発力勝負ではパンチが足りない印象。持ち味を発揮するためには、適度に上がりを要する競馬、あるいは自身から動くなど思い切った策が不可欠となる。
⑩サンエイゴールド
サンデーサイレンス系×ミスプロ系の組み合わせは、当レースにおける活躍配合のひとつ。とはいえ、中央参戦時の競馬ぶりをみるに、スピード不足の感は否めない。別定G2となればなおさらだ。近走の成績を検証する限り、芝2400mあたりが向いているのは明らかだが、今回の相手では分が悪い。父から受け継いだ体力を活かすためには消耗戦がベター。望み通りになった場合の掲示板争いまでが精一杯ではないだろうか。
⑪ウインテンダネス
父カンパニーは京都大賞典と相性が良いトニービン経由のナスルーラ系。母父マジックマイルズが属するミスプロ系の当レースにおけるパフォーマンスも上々だ。ただし、父方の重厚な血が強く反映されているため、速い上がりの決め手勝負ではどうしても詰めが甘くなりがち。血筋の良さを最大限に活かすためには、上がりを要する競馬になるか、あるいはロングスパートを仕掛けることが肝要になる。
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月曜日に行われる京都大賞典の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①モンドインテロ
最終追い切りは南Wで3頭併せを実施。鞍上に促されると体を大きく使って、力強い脚捌きを見せた。ただし、追われるまでの行きっぷりの悪さは近走と同様。約2カ月ぶりの実戦の割に、トレセンの乗り込み量も少なめ。相手強化の別定G2では苦しいだろう。
②サトノダイヤモンド
2週前、1週前と栗東CWで長めからビッシリと追われ、及第点のラップを計測&追走先着。今週の追い切りはCWで6Fから3頭併せを行い、悠々と先着を果たした。低い重心から繰り出すフットワークをみるに、かなりのところまで体調が戻ってきた印象を受ける。今年一番のデキとみていい。
③ブレスジャーニー
1週前に栗東CWで長めから及第点のタイムをマーク。同じくCWにて行われた今週の追い切りでも、しっかりと末脚を伸ばしてきた。鞍上のアクションに対する反応が鈍い点は相変わらずだが、加速がついてからのフットワークはなかなかのもの。突き抜けるまでには至らないかもしれないが、上位進出のチャンスは十分にある。
④レッドジェノヴァ
池添騎手を背に実施した1週前追い切りを終えたあと、栗東トレセンに移動。CWで行われた今週の追い切りでは、折り合い良く、集中力のある走りを見せた。少し首が立つような姿ではあるが、四肢の動きは力強く回転力も文句なし。この気配を実戦でも維持できるようなら、上位の一角に食い込んできても不思議はない。
⑤アルバート
南Wで行われた1週前追い切りでは悪い馬場状態のなか、好タイムを計測&併走馬を圧倒。同じく南Wで実施した最終追い切りでは、折り合い重視の内容ながらもスムーズな脚捌きを披露した。いつものようなズブさは見られず、醸し出す雰囲気も上々。輸送さえクリアできれば、上位争いに絡めるだけの状態にある。
⑥ケントオー
帰厩後は栗東坂路でみっちり乗り込まれており、調教量の不足はない。ただし、中間の時計に目立つものはなく、最終追い切りのラップも平凡そのもの。好調時は、4F52秒0近辺かつラスト1F12秒台半ば、あるいは4F53秒台かつ加速ラップを刻んでくる馬。その点を踏まえると、調教面のプラス材料は極めて少ない。
⑦プラチナムバレット
栗東CWで順調に調教本数を重ねているが、1週前までの内容に目立つものは窺えない。最終追い切りでは及第点の時計をマークしたものの、鞍上が押すと頭を上げるような仕草を見せるなど、良い頃の走りと比べてスムーズさに欠ける印象。大きな変わり身は感じられず、今回は厳しい戦いになるのではないか。
⑧シュヴァルグラン
栗東CWで行われた1週前追い切りではタフなコンディションを問題にせず、及第点のラップを計測。手応えで併走馬を圧倒した。半面、栗東坂路で実施した最終追い切りは、格下馬に後れをとる心許ない内容。乗り込み量と1週前までの内容は昨年の京都大賞典時より上、本追い切りはモチベーション不足、という判断に悩ましい馬。バッサリとはいかないまでも、勝ち切れないケースは頭に入れておいたほうがいい。
⑨スマートレイアー
2週前、1週前と続けて浜中騎手を背に栗東CWで長めから併せ馬を行い、上々のタイムをマーク。栗東坂路で実施した最終追い切りでは、キレイな加速ラップを記録した。若干、完歩が乱れるシーンもあるが、不安視するほどではなく、自身の力を発揮できる態勢にある。昨年の再現があってもおかしくない。
⑩サンエイゴールド
中1週かつ関西遠征の強行軍ではあるが、水沢で行われた最終追い切りでは長めからマズマズのタイムを馬なりで記録。体調は良さそうだし、調教量の不足もない。とはいえ、過去の成績を紐解くと、関西圏の競馬は2016年の中京・尾張特別(1000万下)11着の1度だけ。その当時より力をつけているにしても、長距離輸送込みの中央場所かつ別定G2では厳しいだろう。
⑪ウインテンダネス
帰厩後は栗東CW主体の調整。今週の追い切りはCWで長めから併せ馬を行い、バランスのとれた好ラップを計測した。半面、肝心の動きは今ひとつ。頭の高さが目立ち、追われてからの反応も鈍い。良化途上の感は拭えず、今回は見送りが正解ではないか。
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