5日の函館5R2歳新馬(芝1200メートル)は、田中博康騎手騎乗の4番人気グランドポピー(牝、栗東・岩元市三厩舎)が直線外から鮮やかに差し切って快勝した。タイムは1分11秒7(良)。
人気のノブワイルドが先頭に立ち、外からバリキ、ラブローレルなどが続く。4コーナーでは他馬も差を詰めて、一団となり直線へ。直線半ばでノブワイルドが失速すると、外から伸びる馬の脚いろが目立つ。2番手からバリキが抜け出したところを、一気に差し切ったのはグランドポピー。抜群の手応えで直線に向いてから豪快に伸び、会心の差し切り勝ちを演じた。1馬身1/4差の2着も後方から追い込んだ3番人気のアサノアッシュ。2着とクビ差の3着には9番人気のバリキが粘り込んでいる。
グランドポピーは、父ダイワメジャー、母グランドグリーン、母の父ナリタブライアンという血統。祖母メタモルフォースは米GIゲイムリーHの勝ち馬。
田中博騎手は「スタートが遅かったし、ペースも速くありませんでしたが、4コーナーでは手応えが違いました。時計は遅いですが、センスがいいですね。もともと期待していた馬なので楽しみです」と今後に期待を寄せていた。
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