【関屋記念】レースを終えて…関係者談話2018年8月13日(月) 05:04
◆和田騎手(エイシンティンクル3着) 「速すぎたかなあ。後ろに馬の気配を感じると、また行こうとするね。2走前もこんな競馬で走っているし、千四、千六では崩れない」
◆大野騎手(ヤングマンパワー4着) 「久々でも頑張ってくれた。相性がいいレースだったし、次につながれば」
◆三浦騎手(ロードクエスト5着) 「自分のタイミングで追い出せたけど、前をかわせず、後ろからかわされた。乗り方に少し工夫が必要かも」
◆戸崎騎手(リライアブルエース6着) 「勝ち馬を見て運べたけど、追って反応があまりなかった。夏の疲れもあったかも」
◆杉原騎手(チェッキーノ7着) 「しまいを生かす競馬でよく伸びたけど、もっと良くなると思う」
◆内田騎手(スターオブペルシャ8着) 「以前より掛からなくなったし、次はさらに良くなりそう」
◆田辺騎手(ショウナンアンセム10着) 「平均で流れていたけど、余裕を持って構えられなかった」
◆福永騎手(フロンティア11着) 「周りを怖がってひるんでいた」
◆津村騎手(ウインガニオン12着) 「58キロだし、使い込んでいる疲れもあったかも」
◆石川騎手(チャンピオンルパン13着) 「格上挑戦ですからね。自己条件なら」
◆田中勝騎手(ジョーストリクトリ15着) 「ピリッとしなかったね」
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【関屋記念】斬って捨てる!2018年8月12日(日) 09:10
【関屋記念】取捨即断!血統アナリシス2018年8月11日(土) 16:51
日曜日に行われる関屋記念の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。
①ベルキャニオン
サンデーサイレンス系×パワー型ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースと好相性。カミノタサハラをはじめ、ボレアス、マウントシャスタなど、本馬の全兄姉がセカンドクラスの重賞で活躍している点も好感が持てる。ただし、全兄姉の重賞における良績はすべて3歳時。その点を踏まえると、7歳の本馬はピークを過ぎている感が強く、積極的には手を出しづらい。
②フロンティア
関屋記念は瞬発力よりも持続力が重視される舞台。ゆえに、ダイワメジャー×トニービンという、スピードとパワーが強調された配合は好感が持てる。ただし、持続力と持久力に長けているぶん、速い上がりの決め手勝負になると苦しい印象。血の良さを活かすためには、上がりのかかる展開あるいは、時計を要する競馬になってほしいところ。
③スターオブペルシャ
現役時にマイルG1で3勝を挙げたトップマイラーのダイワメジャーに、伊G1勝ち馬の母を掛け合わせた良血馬。関屋記念におけるダイワメジャー産駒の成績はイマイチだが、古くは父自身が当レースで2着入線しているように、タフな競馬になれば血の良さを引き出す可能性もある。侮れない1頭と言えよう。
④エイシンティンクル
サンデーサイレンス系×スピード型ノーザンダンサー系の配合馬は当レースと好相性。父ディープインパクトの産駒が当該コースで及第点の成績を残していることも好感が持てる。半面、母母父であるカロ(グレイソヴリン系)の血が濃く反映されているせいか、速い上がりを求められる競馬ではひと押しを欠く。血の特長を活かすためには自身が先行するか、上がりを要する消耗戦がベターとなる。
⑤ショウナンアンセム
ジャングルポケット×クロフネという、スタミナとパワーに偏りがちな組み合わせ。ゆえに極端なスピード勝負になった時の不安は残る。一方で、関屋記念は道中のラップが緩まないケースが多く、一定以上のスタミナを求められるのも事実。その点を鑑みると、キャラクター的には傾向と合致するので、軽視は禁物の存在と言えよう。
⑥リライアブルエース
サンデーサイレンス系×米国型ノーザンダンサー系の組み合わせは、2017年の2着馬ウインガニオンと同様。東京芝1400m→中京芝1600mを経由している点も相似する。ただし、ウインガニオンの母系よりも本馬の母系のほうが少しパワー色が濃いぶん、力を要する中京→軽い新潟へのコース替わりがプラスとは言い切れない。ゆえにパワー勝負になった際の、連下候補までが妥当ではないか。
⑦ジョーストリクトリ
サンデーサイレンス系×リファール系の配合自体は悪くない。しかし、父サンデーサイレンス系の当レースにおける好走例は、現役時に芝2000m以上のG1を勝った馬の産駒が大勢を占め、ジョーカプチーノを父に持つ本馬は傾向からズレる印象。今回の舞台で上位争いに加わるためには、馬場や展開など何らかの助けが欲しい。
⑧ロードクエスト
キレ味よりも長く良い脚を使える馬が幅を利かせやすい関屋記念。ゆえに、持続力が身上のマツリダゴッホを父に持つ点は好材料。当レースで相性の良いパワー型ノーザンダンサー系を母父に配しているのも悪くない。ただし、速い上がりの競馬では後れをとりやすい配合であることも事実。そのあたりについては注意を払いたい。
⑨チェッキーノ
キングカメハメハ×サンデーサイレンスという、芝の主流血統同士の組み合わせ。だが、関屋記念では同配合の好走馬が皆無の案外な結果。強調できる点を挙げるとすれば、2回新潟開催で父キングマンボ系が攻勢を強めているところ。父系の特長である身体能力の高さを引き出すことができれば、上位に食い込む可能性はある。
⑩ワントゥワン
ディープインパクト×ノーザンダンサー系の組み合わせは、当該コースおよび関屋記念における好走配合のひとつ。母父ファルブラヴはブルードメアサイアーとして、2013年の新潟2歳S勝ち馬ハープスターを送り出しており、コース適性についても申し分ない。近走の成績はさておき、少なくとも血統面で見劣るようなところはなく、浮上あっても何ら驚けない1頭だ。
⑪チャンピオンルパン
父は持続力に長けたハーツクライ、母父はスピード型のウォーニングという、互いの弱みを補完した配合が特長の本馬。半面、突出した要素に欠けるのも事実で、どうしても最後のひと押しが利かない。根幹距離の重賞となればなおさらで、今回は厳しい戦いを強いられるのではないだろうか。
⑫プリモシーン
父は当舞台で相性の良いディープインパクト。母は豪G1を4勝した女傑で、近親には一流どころがズラリと並ぶ。スピードとパワーだけでなく、底力をも兼ね備えた名牝系だ。ディープインパクト×ダンチヒ系の配合に加え、ノーザンダンサーの多重クロスを内包している点は、2012年の勝ち馬ドナウブルーを想起させる。血統的な潜在適性だけなら、メンバー屈指と言えるのではないだろうか。
⑬ウインガニオン
サンデーサイレンス系とダンチヒ系の組み合わせは、関屋記念における活躍配合のひとつ。本馬自身も昨年2着に入線しているように、高い適性を有していることは間違いない。ただし、在来牝系の血を受け継ぐ母方の特長が強く出ているためか、速い上がりの瞬発力勝負はイマイチ。血の良さを活かすためには、上がりを要する競馬、あるいは自身から早めに仕掛けて持続質勝負に持ち込みたい。
⑭ヤングマンパワー
父は当レースと相性の良いスピードとパワーを兼備したノーザンダンサー系。もとより本馬自身、2015年に9番人気の低評価を覆して3着入線、2016年には制しているのだから、高い舞台適性を持っていることは疑いようがない。不安点を挙げるならば、加齢による衰え。つまり、相手関係ウンヌンではなく自分自身に勝てるかどうかがポイントになる。
⑮ロッカフラベイビー
キングカメハメハ×グレイソヴリン系の配合馬らしく、息の長い末脚が持ち味。半面、スピードの持続力とパワーが強調されているぶん、速い上がりの決め脚勝負では後塵を拝すケースが多くなる。持ち味を引き出すためには、上がりを要する馬場、あるいは展開が望ましい。
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【関屋記念】ズバリ調教診断!2018年8月11日(土) 16:06
日曜日に行われる関屋記念の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①ベルキャニオン
1週前追い切りでは南Wで5Fから上々の時計をマーク。同じく南Wで行われた今週の追い切りでも、悪コンディションのなか、マズマズのラップを刻んできた。半面、右にモタれるような仕草を見せるなど、ズルい面が目立つようになってきている点は気がかり。一変まではどうか。
②フロンティア
最終追い切りは栗東坂路にて併せ馬を実施。軽めの内容で時計的には目立たないが、折り合いよく集中力のある走りを見せた。少しフラつくシーンもあるが、ここ2走の最終追い切り時と比べればマシなほう。力を出せるデキにある。
③スターオブペルシャ
この中間は折り合い重視の内容に終始。とはいえ、南Wで行われた最終追い切りでは活気十分の走りを見せるなど、雰囲気は決して悪くない。派手さはないが、この馬なりに順調ととらえてもいいのではないか。
④エイシンティンクル
栗東CWで行われた1週前追い切りでは、長めからビッシリと追われ好時計を記録。同じくCWで実施した今週の追い切りでは、折り合い重視の内容で上々の伸び脚を披露した。馬体も悪くなく、及第点のデキと言えよう。
⑤ショウナンアンセム
南Wで実施した最終追い切りでは、余力を残したまま及第点の時計をマーク。舌を出している点は割引材料だが、最後までしっかりと脚を伸ばしていることについては好感が持てる。マズマズのデキとみていいのではないか。
⑥リライアブルエース
栗東坂路で行われた1週前追い切りはビッシリと追われ、ラスト1F12秒1の好ラップを計測。同じく坂路で実施した最終追い切りでも上々の脚捌きを見せた。半面、ラストの時計を要している点は気がかり。好走時は最終追い切りでキッチリと加速ラップを刻んでくる馬だけに、物足りない印象を受ける。
⑦ジョーストリクトリ
今週の追い切りは栗東CWで軽めの調整。それなりの時計を出しているが、鞍上が仕掛けると頭を上げてしまうところはいつもと同じ。そのあたりを踏まえると、大きな変わり身は見込みづらく、相手強化の重賞では厳しいだろう。
⑧ロードクエスト
1週前までの内容は平凡そのものだったが、南Wで行われた5日の追い切りでは、ラスト1F12秒台半ばの好ラップを計時。同じく南Wで実施した最終追い切りでも、活気のある走りを披露した。若干、掛かる面を見せていたが、我慢して最後までしっかりと走り抜いたところは評価できる。決して悪い状態ではない。
⑨チェッキーノ
南Wで行われた最終追い切りは緩めの内容ながらも、追われてからの反応の良さが目についた。自らハミをとって脚を伸ばそうとする適度な気合乗りも見られるなど、気配は決して悪くない。ピーク時には及ばないにしても、状態は着実に上昇している。
⑩ワントゥワン
中2週を考慮してか、1週前は時計を出さず、5日に栗東坂路で軽く流す程度の追い切りを消化。最終追い切りでは栗東Pで併せ馬を行い、バランスのとれたラップを計時した。突出した内容ではないが、雰囲気は悪くない。現状の力を発揮できる仕上がりとみていいだろう。
⑪チャンピオンルパン
1週前に坂路で4F53秒1、ラスト1F12秒2の時計をマーク。同じく坂路で行われた最終追い切りでもラスト12秒3の好ラップを計測した。ただし、調教巧者の同馬にとってこのくらいは平常運転。いい時のような前進気勢は見受けられず、調教面の上積み要素は少ないと言わざるを得ない。
⑫プリモシーン
帰厩後は南Wと坂路を併用して入念な乗り込み。2週前、1週前と南Wで長めからマズマズの時計をマーク。5日には坂路でラスト1F12秒0の好ラップを計時した。南Wで実施した最終追い切りでも上々の動きを見せるなど、ここ目標に態勢は整った印象。いい状態でレースに臨めそうだ。
⑬ウインガニオン
中2週と間隔は詰まるが、栗東坂路で時計を3本出しているように、乗り込み量は十分。最終追い切りでは余力残しでキレイな加速ラップを刻んでおり、悪くない状態と言えよう。一方で、やや完歩が乱れている点は気がかり。追い切りでは悪い面をあまり見せない馬だけに、このあたりについては少し疑問が残る。
⑭ヤングマンパワー
帰厩後は南Wと坂路を併用して丹念な調整。1週前に南Wで併せ馬を行い、及第点のラップを計測。同じく南Wで行われた最終追い切りでは、セダブリランテスと併せて互角以上の動きを披露した。中間の内容を確認する限り、状態は悪くなさそう。マズマズの仕上がり具合ではないか。
⑮ロッカフラベイビー
1週前までの内容は平凡そのものだったが、南Wで行われた5日の追い切りでは、ラスト1F12秒台半ばの好ラップを計時。同じく南Wで実施した最終追い切りでも、活気のある走りを見せた。若干、行きたがる面を見せていたが、何とか我慢して走り抜いたところは好感が持てる。決して悪い状態ではない。
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【関屋記念】厩舎の話2018年8月10日(金) 05:05
◆ウインガニオン・西園師 「調子は維持している。あとは58キロがどうか」
◆エイシンティンクル・坂口則師 「仕上がりは順調。マイルくらいの距離が合っている」
◆ショウナンアンセム・田辺騎手 「しまいを伸ばす感じで、息遣いも良かった」
◆ジョーストリクトリ・宮下助手 「乗りやすい馬。コースは関係ない」
◆スターオブペルシャ・藤沢和師 「気難しくアテにならないが、新潟のマイルは実績がある」
◆チェッキーノ・藤沢和師 「久々を叩かれた今回は全然違う。54キロなら頑張ってくれないと」
◆チャンピオンルパン・勢司師 「重め感なく仕上がっている」
◆フロンティア・福永騎手 「前回よりも体の切れが良くなっている。左回りはいい」
◆ベルキャニオン・森助手 「年齢の衰えはないし、新潟も問題ない」
◆ヤングマンパワー・手塚師 「いつも通りの動き。GIIIなら差はない」
◆リライアブルエース・池田厩務員 「脚元を気にせずどんどん調教をやれている。馬はまだ進化している」
◆ロッカフラベイビー・鹿戸師 「けいこからブリンカーを着けた。積極的な競馬で」
◆ロードクエスト・小島師 「状態は良さそう。長くいい脚を使うので先行してほしい」
◆ワントゥワン・藤岡師 「動きは本当に良かった。あとはジョッキーに任せる」
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