19日の中山9R菜の花賞(3歳500万下、牝馬限定、芝1600メートル)は、松岡正海騎手騎乗の14番人気サクラディソール(美浦・尾関知人厩舎)が直線で抜け出して快勝。タイムは1分36秒1(良)。
リュウツバメがハナを主張。セキショウも行きかけたが控えて2番手につける。人気を集めたノーブルコロネットやオーキッドレイは後方に待機した。淡々とした流れになり、好位にいた組が抜け出しを図ると、大外枠からスムーズに好位に進出していたサクラディソールが手応え良く抜け出してそのまま押し切り快勝。不利な大外枠というハンデと単勝88倍という低評価を覆して、桜花賞路線に名乗りを上げた。きわどくなった2着は、1馬身3/4差で7番人気のセキショウが粘り切り、8番人気のジーニマジックがハナ差3着という波乱の決着。3連単は219万円を超えるビッグな配当となった。
サクラディソールは、父ダイワメジャー、母ブリリアントクロス、母の父エルコンドルパサーという血統。2カ月半ぶりの実戦で未勝利に続く連勝を飾り、通算成績は3戦2勝となった。
松岡騎手は「返し馬で元気が良かったので、折り合いに気をつけようと思っていました。もう少し前めの指示でしたが、外枠だったし、今後のために指示より後ろからになりました。それでも折り合いはついたし、直線は凄い伸びでしたね。もともと能力を感じていたし、このまま順調に行ってほしいです」と鮮やかな勝利に満足そうな表情を浮かべていた。
中山9Rの着順・払戻金★PCはこちら★スマホはこちら