第89話 「朝日杯FS」
05年 35.9-23.1-34.7 =1.33.7 △2▼7△7 瞬発戦
06年 34.9-24.0-35.5 =1.34.4 △1▼11△11 瞬発戦
07年 34.7-23.6-35.2 =1.33.5 ▼1▼6△3 瞬発戦
08年 34.3-24.5-36.3 =1.35.1 △1▼9△3 瞬発戦
09年 34.2-24.2-35.6 =1.34.0 ±0▼6▼1 瞬発戦
真の2歳チャンピオンはラジオNIKKEI。
朝日FSはスピード馬やマイラーが勝つ馬で近年はGⅠといえど格は結構下に見られていた印象のあるレース。
しかし、昨年勝利したローズキングダムが今年活躍したことでそれは間違いだということが確信に変わりました。
実は昨年の日記にもこの傾向に関しては書いてありました。
但し、気を付けなければいけないのは、こういう傾向は得てして「気付くとその裏が来る」ということ。
ギャンブル的に言えば「あれ?『半』が続いてるんじゃねぇ?」と多くの人が気付けば気付くほど次は『丁』が出たりする。
こういうのは理屈じゃないんですよね。
流れ(波、リズム)を読むというのはギャンブル的には結構重要かもしれません。
過去5年は全て瞬発戦となっていて瞬発力は必要かなと思われます。
但し、ここで言う瞬発力とは一瞬の切れです。
瞬時にしてトップギアに加速出来る脚が重要でしょう。
走法ではやはりストライドよりもピッチ走法の馬ということになります。
小回りで直線が短いので3~4コーナーのコーナリングでも脚を溜めれる「機動力」も重要でしょう。
昨年のローズキングダムの様に小回り実績がない馬でも能力の高さで勝利する場合もありますが基本的には小回り実績はあった方がベターな気がします(特に人気薄の馬)
しかし、これらは中盤が24秒以上、走破時計が34秒以上掛かったようなレースに限っての話しです。
一昔前の外国産馬が多く出走していた時代はスピードレースと化していたのでこれらの要素よりも「スピードと内枠」が重要だったと言えるでしょう。
今年の登録メンバーを見ると外国産馬は一頭のみ。
そこから考えると前者のスピードレースにはならない瞬発戦とも思えますが・・・。
その唯一の外国産馬が今年の朝日杯FSの鍵。
シゲルソウサイです。
一応抽選対象の馬で4/5の確率で出走可能となっているので出走出来ない可能性もあります。
この馬はダート1200mを逃げ切って2連勝中の馬。
血統を見てもストームバード系×ミスプロ系でもろスピードタイプの馬でしょう。
それに加えてガンガンに行ったら半端ない幸Jが騎乗予定。
この馬がガンガンに引っ張ったら近年『半』だったレースが『丁』になるかもしれません。
人気はサダムパテックだと思いますがシゲルソウサイの存在はかなりやっかい。
シゲルソウサイが出走すると仮定した場合
グランプリボス、ブラウンワイルド、マイネルラクリマ
の中で内枠を引いた馬が有力と思っています。
このレースは枠順発表後でないとなんとも言えませんがとりあえずは書いておきます。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
マイネルラクリマ→ブラウンワイルド→リフトザウイングス
今週も日記で各馬の考察をしています。
こちらも参考にしてみて下さい→ここ
(全馬書けるかどうかは分かりませんが出来る限りはやる予定です)
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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