トウカイミステリー、登録抹消2012年3月30日(金) 05:00
11年GIII北九州記念の勝ち馬トウカイミステリー(栗・安田隆、牝6)が29日付で競走馬登録を抹消された。通算26戦6勝、総獲得賞金1億2812万7000円。重賞は1勝。高松宮記念8着が最後のレースとなった。今後は北海道新ひだか町の平野牧場で繁殖牝馬となる。 |
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トウカイミステリーが引退、繁殖入り2012年3月27日(火) 05:00
高松宮記念8着トウカイミステリー(栗・安田隆、牝6、父キングカメハメハ)は年齢的な理由から28日付で登録を抹消して引退する。通算26戦6勝、重賞は11年北九州記念の1勝。総獲得賞金は1億2812万7000円。今後は生まれ故郷の北海道新ひだか町・平野牧場で繁殖入りする。「よく頑張ってくれました。サンデーサイレンス系でないので、いろいろな種牡馬がつけられると思います」と安田翔助手は語った。 |
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【高松宮記念】最新ナマ情報2012年3月24日(土) 05:01
4頭出しの安田隆厩舎勢は、〔1〕枠(1)番ロードカナロアと〔5〕枠(10)番カレンチャン、〔7〕枠(15)番ダッシャーゴーゴーが坂路を1本。〔8〕枠(18)番トウカイミステリーは運動のみで23日の調整を終えた。坂路を駆け上がった3頭は落ち着きがありそれぞれ好気配だったが、その中でもダッシャーゴーゴーのフットワークのよさが目立った。
午前9時の枠順抽選に自ら臨んだ安田隆調教師は、「ロードカナロアは内枠が当たることが多いですね。それで結果を出してくれているし、今回もこの最内枠で、どんな競馬をするか楽しみ。カレンチャンは昨年勝ったスプリンターズSと同じ〔5〕枠(10)番で、いいですね。状態もいいので、好枠からいい勝負をして欲しい」と、人気を集めるであろう2頭の初対決を楽しみにしている様子だった。
だが、他の2頭もスプリント重賞勝ちの実績があり、期待は十分。「ダッシャーゴーゴーもいい枠に入ったと思います。横山典騎手がいいイメージをつかんで乗ってくれると思います。トウカイミステリーは大外になりましたが、追い込む脚質なのでどこでも気にしていません」と安田隆師はそれぞれの枠順に満足そうな様子だった。
09年のNHKマイルC以来、約2年10カ月ぶりのGI制覇を狙うジョーカプチーノは外めの〔8〕枠(16)番に入った。中竹調教師は「真ん中より内めが欲しかったんだけど…」と、残念そうな表情。雨が降り続いている空を見上げて、「状態は問題ないし、スプリント戦なら折り合いを気にする必要がない。あとはできれば馬場が回復して欲しいんだけどね」と、天気が気になる様子だった。
前哨戦の阪急杯でサンカルロなどを破ったマジンプロスパーは23日、坂路を4ハロン69秒8で軽めに駆け上がった。ほどよく気合が乗っていて、上々の雰囲気だ。〔6〕枠(12)番の枠順に、中尾秀調教師は「今の中京は内がだいぶ荒れているから、ちょうどいいところ。馬の状態はいいし、前走が余裕のある体つきだったから、木曜の計量(510キロ)で減っていた(前走512キロ)のはいいと思う。今回は本番だからね」と、GI仕様の仕上がりを伝えた。
一昨年の高松宮記念4着で、昨年2着のサンカルロは〔8〕枠(17)番に決まった。「決まったことですから、これは仕方がありません。後ろから行く馬ですし、向こう正面では馬場の良い外を走れますから」と、外めの枠にも吉田豊騎手はプラス思考だ。「外を回して勝てる相手関係ではないので、どこかで内へ入れたいですね。あとは馬群をさばけるかどうか。馬の雰囲気はいいですし、他馬が気にするぶん、馬場は多少悪いぐらいの方がいいでしょう」。これまでGI9勝と大舞台に強い“東のユタカ”は、作戦を練って決戦の地へと向かう。
3戦連続で上がり3ハロン33秒台の脚を使っているアグネスウイッシュは〔2〕枠(3)番となった。「後ろから行く馬なので枠順はどこでも気にしていませんでした」と影山調教助手。末脚勝負の馬だけに道悪は気になるところだが、「以前は湿った馬場を気にするところがありましたが、ここ2戦も良馬場ではない(稍重)ですからね。もうそれほど気にしなくていいのかも。末脚がGIでどこまで通用するか楽しみです」と、道悪でもこの馬の爆発力に期待を寄せていた。
逃げ宣言のエーシンダックマンは〔5〕枠(9)番。ちょうど真ん中の枠に入ったが、今回は競りかけてきそうな馬がおらず、楽に先行できそうだ。坂口則調教師は「真ん中の枠になったけど、大外よりはマシだからね。今の馬場は内が荒れているみたいだから、むしろ(9)番なら良かったんじゃないかな。とにかく4コーナーまでは先頭で行けますよ」と、逃げの姿勢を貫く構えだ。
1000万下、1600万下を連勝してGIの大舞台に駒を進めてきたサクラゴスペルは〔6〕枠(11)番。尾関調教師は、「一番いいところじゃないですかね。内と外の出方を見ながらレースを進められるので、能力を発揮しやすいのではないかと思います。左回りは器用に立ち回れる馬ですし、けさ(金曜)は馬の状態が良かったので安心しました」と笑顔を見せた。 |
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