【中山GJ】オープンガーデン親子制覇へ2011年6月28日(火) 05:07
震災の影響による春の中山競馬の開催中止で、今週のメーンに開催される運びとなったJ・GI中山グランドジャンプ。仮柵の関係で従来より10メートル長い4260メートルでの施行だが、障害の難易度等に大きな変更はない。それでも、今年は猛暑に見舞われているだけに、暑さに強いこともこのレースを勝つための条件になりそうだ。
興味深いのは障害GI初の親子制覇がかかるオープンガーデン(美・菊沢、牡7)。父ゴーカイは中山GJ2勝2着1回、中山大障害2着3回と、長くハードル界に君臨したチャンピオンだった。前走のJ・GII阪神スプリングジャンプで1年近い休み明けの不利を克服して初の重賞タイトルを手にした息子が父に続くか、注目の一戦だ。 |
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【阪神SJ】オープンガーデン重賞初V2011年3月22日(火) 05:01
第13回阪神スプリングJ(21日、阪神8R、J・GII、障害4歳上オープン(混)、別定、芝3900メートル、1着本賞金4500万円 =出走14頭)9番人気オープンガーデンが入障26戦目で重賞初制覇を飾った。4分27秒3(稍重)。江田勇亮騎手(32)=美・河野=は04年J・GII東京ハイジャンプ(メジロロンザン)以来の重賞2勝目。今月1日に開業したばかりの菊沢隆徳調教師(41)=美浦=は5戦目での初勝利が重賞という快挙となった。
中位を進んだオープンガーデンは直線で内から伸び、粘り込みを図るテイエムトッパズレを捕らえて1馬身1/4差の快勝。江田勇騎手は「いい雰囲気で走れました。いい位置につけられましたし、最後までしっかりと脚を使ってくれました」と笑顔でレースを振り返った。
菊沢調教師は初勝利が重賞。これは諏訪富三氏(75年クイーンS=アンセルモ)、増沢末夫氏(93年ダービー卿CT=トモエリージェント)、音無秀孝調教師(95年北九州記念=イナズマタカオー)に次ぐ4人目の快挙で「騎手時代から重賞を勝つのは難しいと思っていましたが、調教師になっての初勝利が重賞で驚いています。馬主の方々や引き継がせていただいた郷原洋行元調教師、その厩舎スタッフにも感謝しております」と喜びを表した。 |
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