サクラオリオン登録抹消、今後は種牡馬に2011年1月15日(土) 05:00
09年GIII中京記念、GIII函館記念と重賞2勝のサクラオリオン(栗・池江郎、牡9、父エルコンドルパサー)が、14日付で登録を抹消された。通算41戦6勝。獲得賞金は2億141万1000円(付加賞金含む)。昨年11月のGIII福島記念14着が最後のレースとなった。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬になる予定。 |
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【福島記念】サクラオリオン巻き返す2009年11月17日(火) 05:02
5週に渡った秋の福島開催も今週が最終週。土曜メーンにGIII福島記念が行われる。ハンデ戦でもあり、白熱したレースが展開されそうだ。
天皇賞・秋では15着に敗退したサクラオリオン(栗・池江郎、牡7)は、得意の平坦小回りに替われば十分見直せる。最終週で時計がかかる馬場も打ってつけだ。昨年の覇者マンハッタンスカイ(栗・浅見、牡5)はオールカマー5着後、ここを目標に順調に乗り込まれている。レッツゴーキリシマ(美・天間、牡4)は美浦に転厩してから連勝。単騎で行ければ、逃げ切りも十分だ。 |
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【古馬次走報】サクラオリオンは天皇賞・秋へ2009年8月28日(金) 05:03
★…高松宮記念10着以来休養しているキンシャサノキセキ(美・堀、牡6)は、28日に帰厩。スプリンターズS(10月4日、中山、GI、芝1200メートル)に直行する。また僚馬で目黒記念2着ジャガーメイル(牡5)は京都大賞典(10月11日、京都、GII、芝2400メートル)で復帰予定。
★…札幌記念3着サクラオリオン(栗・池江郎、牡7)は、放牧を挟み1走した後、天皇賞・秋(11月1日、東京、GI、芝2000メートル)へ。僚馬で小倉日経オープン2着のバトルバニヤン(牡5)は、京成杯AH(9月13日、中山、GIII、芝1600メートル)に向かう。
★…初ダートのレパードSで14着に敗れたディアジーナ(美・田村、牝3)は紫苑S(9月12日、中山、OP、芝2000メートル)へ。
★…朱鷺Sを除外されたアドマイヤホクト(美・古賀史、牡5)はBSN賞(9月5日、新潟、OP、ダ1200メートル)へ。
★…クイーンSを勝ったピエナビーナス(栗・南井、牝5)は北海道・日高町のファンタストクラブで放牧中。秋初戦は未定だが、「マイル前後のレースを選んで行きたい」と南井調教師。 |
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【札幌記念】ブエナ馬体スッキリ!力が違う2009年8月23日(日) 05:06
〔本紙の狙い〕今春の2冠牝馬ブエナビスタが力の違いを見せる。オークスのあとは凱旋門賞挑戦を表明して、札幌記念をステップレースに選んだ。放牧先の北海道安平・ノーザンファームでも緩めず乗り込まれ、札幌競馬場に入厩後も調整は順調。仕上がりに不安はなく、初めての小回りコースでも自慢の末脚を発揮できる態勢は整っている。ここはきっちり勝利を決めて、大目標の凱旋門賞へ向かう。相手は札幌巧者で、前走の函館記念を快勝したサクラオリオン。短期放牧を挟んで順調な仕上がりを見せており、引き続き上位争いは可能だ。マツリダゴッホが▲。昨年2着時以上の仕上がりを見せており、有馬記念馬の実力は侮れない。
★最新ナマ情報
レース前日も(11)ブエナビスタは、普段と変わらないマイペース調整で息を整えた。角馬場からダートコースに入り、リラックスした走りで1周半。松田博調教師は「(前日調整は)あんなものやろ。仕上がりは悪くないし、馬体もスッキリ見えた」と仕上がりに確かな自信を持っている。木曜日に発表された馬体重は460キロ。オークス出走時(446キロ)より14キロ増えていたが、この日はトレーナーが話すように体は引き締まっており、レースに向けてきっちり仕上がったとみていい。
一昨年の有馬記念馬で、昨年2着の(14)マツリダゴッホは、ダートコースを1周半。適度に気合が乗って体つきも充実している。「この馬は体調うんぬんより自分の競馬ができるかどうかだけど、気配はいいね。やる気満々だよ。昨年より体は増えているしね」と国枝調教師。久々で天気予報も微妙だが、トレーナーは「休み明けでも走れる馬。天気も関係ないよ」と悠然と構えている。
3歳馬(1)シェーンヴァルトは水曜に函館で追い切り、木曜に札幌入り。土曜朝は角馬場のみの調整で、相変わらず少しうるさい仕草を見せてはいたが、岡田調教師の表情に不安はない。「輸送で体重は減った(札幌到着後の計量で468キロ)けれど、何の問題もない範囲。まだ3歳で心身とも成長する過程ですが、いい夏を過ごせて、いい場所から復帰できますよ」と青写真通りの始動となる愛馬に笑顔だった。
七夕賞快勝後、函館で調整していた(13)ミヤビランベリは、金曜に札幌入り。前日調整は様子を見て決めることになっていたが、馬場に出して軽めのキャンターを行った。「いい感じで元気になっていたので、ガス抜きのつもりで。テンションが上がりすぎることはありませんでした」と奥厩務員。輸送後の精神面の高ぶりが懸念されていたが、前日までの段階では課題をクリアできている。
2頭出しの池江郎厩舎勢は、ともに札幌ダートコースで半マイルから時計を出した。函館記念V(4)サクラオリオンが54秒5-40秒4-12秒2で、同5着(10)ドリームサンデーは4ハロン54秒7-40秒7-12秒1。どちらも躍動感があり、状態の良さをうかがわせる。見届けた池江郎調教師は穏やかな笑顔で「どちらも予定通り。サクラは前走といい意味で変わりなく来ているし、ドリームも状態は良さそうだね」とデキの良さに太鼓判を押した。サクラは勝てばサマー2000シリーズ王者が濃厚になるが、「それは意識していません。一戦一戦を戦うだけです」と無欲の挑戦を強調した。
金曜に函館から札幌入りした(9)タスカータソルテは角馬場で調整。「きょうは体をほぐす程度。ピリッとしていて、変わりなくいい感じだね」と藤原調教助手は満足そうな表情を浮かべた。昨年はレコードでの快勝だったが、「硬すぎる馬場よりも、少しくらい湿り気があって構わない」と下り坂の天気予報も問題なしの姿勢。「枠もちょうどいいし、昨年と変わりないデキで臨めるよ」と連覇への意欲をにじませた。 |
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