当コラムでは、ウマニティのオリジナル指数U指数を参考に、
人気薄激走馬の好走要因、人気馬の敗因を分析し、
次走で狙える馬を紹介しました…が、
次走で狙い馬が出てくるまでの時間差があって不便だったため、
今週末で狙える出走予定馬も合わせてご紹介いたします。
◎サクセスガーウィン(7/18・札幌9R・7人気・3着)←【予想U指数3位】
先週のコラムで紹介した通り、ディープスカイの半兄(父ガリレオ)。
いかにも洋芝で走るタイプ、しかもかなりズブい。
内をピッタリ回って、4角で岩田騎手の馬が追い出すまで進路が空かずに
結果は3着だったが、ペースが上がった最後の4ハロンでずっと手綱を
扱き続けてやっとジリジリと伸びる手応えを見る限り、ヨーロッパだったら
名馬になっていたのかもしれない。次走以降も滞在競馬が続くので、
時計がかかればかかるほどに、他の馬に苦しい条件になればこの馬にはチャンス。
今回も強い競馬をしているのは2着の馬よりも、この馬。
名前の売れていない鞍上が乗ることも多そうだが、
そのことも加味して追いかけて損をすることのない珍しい良血馬だ。
今週の回顧はココまで。以降は、今週末の特別登録馬から狙い馬を紹介します。
フサイチダイチャン(7/25・札幌11R)
中京の千八で逃げ切りかけているので、U指数も高く見積もられている。
だが、初の札幌参戦で更に数値を上げてくることが予想される。
出走してくれば堅軸。夏の上がり馬候補の1頭。
ヴェンティ(7/25・小倉9R・有明特別)
斤量差で3歳馬が人気になりそうだが、バッサリ斬って問題無い。
先行脚質と季節的で、当馬にとっては絶好のレースとなることだろう。
枠次第で若干買いがたくもなるが、能力差で補える。500万下にいる馬ではない。
トウカイワイルド(7/26・札幌9R・函館記念)
とてもではないが、重賞の面子ではない。函館改修のために札幌だし、しかもハンデ戦。
ハンデキャッパーの能力に疑問を持つ事は度々あるが、ここまでふざけてていいのか。
叩き2戦目でトウカイワイルドが復活するだろう。マイネルチャールズは不要。
中途半端で申し訳ない。
ただ、夏競馬の意味ってなんなのさと考えさせられる日が続いている。
こういうのは悩みなのか怒りなのか。コラムには関係ない話ではあるが…
■執筆者プロフィール
km(けーえむ)
ウマニティ公認プロ。
ウマニティ主催の第2回プロテストで抜群の成績を収めて合格。
現在プロ予想家として活動中。
過去1100レース超を予想し、回収率113%、収支+140万を達成。
独特の思考フィルターとU指数を加味したレース予想を提供中。
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