ナムラコクオー(競走馬)

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抹消  黒鹿毛 1991年5月6日生
調教師野村彰彦(栗東)
馬主奈村 信重
生産者伊藤 真継
生産地門別町
戦績15戦[6-3-1-5]
総賞金20,888万円
収得賞金4,600万円
英字表記Namura Kokuo
血統 キンググローリアス
血統 ][ 産駒 ]
Naevus
Glorious Natalie
ケイジヨイナー
血統 ][ 産駒 ]
サドンソー
ヒゼンガール
兄弟 ナムラマームードマイネルヤマト
市場価格
前走 1996/05/29 第8回かしわ記念
次走予定

ナムラコクオーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
96/05/29 船橋   かしわ記念 ダ1600 12--------4** 牡5 57.0 岸滋彦野村彰彦 488
(--)
1.40.2 0.0----ヒカリルーファス
96/05/11 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 154610.4413** 牡5 58.0 岸滋彦野村彰彦 486
(0)
1.22.7 1.636.4ハートレイク
96/04/13 阪神 11 プロキオンS G3 ダ1400 161110.451** 牡5 57.0 上村洋行野村彰彦 486
(-2)
1.23.6 -0.136.9ビッグショウリ
96/03/31 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 12568.2312** 牡5 58.0 上村洋行野村彰彦 488
(0)
2.02.3 1.636.0⑤⑧タイキブリザード
96/02/24 阪神 11 仁川S OP ダ1800 13685.824** 牡5 58.0 上村洋行野村彰彦 488
(+2)
1.54.2 0.538.2マルカイッキュウ
94/05/29 東京 9 東京優駿 G1 芝2400 18510--26** 牡3 57.0 上村洋行野村彰彦 486
(+2)
2.27.6 1.937.7⑥⑨⑧⑩ナリタブライアン
94/05/08 東京 11 NHK杯 G2 芝2000 1624--11** 牡3 56.0 南井克巳野村彰彦 484
(+2)
2.01.9 -0.435.6⑦⑥⑥ヤシマソブリン
94/03/06 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 1111--13** 牡3 55.0 上村洋行野村彰彦 482
(+4)
2.01.7 0.436.1⑥⑥④サクラエイコウオー
94/01/16 阪神 11 シンザン記念 G3 芝1600 1233--11** 牡3 56.0 上村洋行野村彰彦 478
(+2)
1.36.8 -1.136.9⑥④イイデライナー
93/12/25 阪神 11 ラジたん3S G3 芝2000 1635--61** 牡2 54.0 上村洋行野村彰彦 476
(+4)
2.05.7 -0.737.6⑦⑦⑧パリスナポレオン
93/12/05 阪神 7 2歳500万下 ダ1200 1044--11** 牡2 53☆ 上村洋行野村彰彦 472
(+4)
1.12.4 -1.236.5ラガーチャンス
93/11/07 京都 6 もちの木賞 500万下 ダ1400 16611--22** 牡2 54.0 上村洋行野村彰彦 468
(0)
1.24.8 0.338.1シスターソノ
93/10/17 京都 1 2歳未勝利 ダ1400 1311--11** 牡2 52☆ 上村洋行野村彰彦 468
(+2)
1.25.5 -0.337.0スナークダンディ
93/10/03 阪神 4 2歳新馬 ダ1400 1445--32** 牡2 52☆ 上村洋行野村彰彦 466
(0)
1.26.4 0.537.5マイティスマイル
93/09/19 阪神 1 2歳新馬 ダ1200 711--52** 牡2 52☆ 上村洋行野村彰彦 466
(--)
1.15.5 0.239.1シアトルフェアー

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週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第43回は1993年のラジオたんぱ杯3歳S(旧馬齢表記・2014年以降のホープフルSに当たる)優勝馬ナムラコクオーを取り上げる。


(当記事における馬齢表記は旧馬齢表記に統一)

「キャプテンナムラの呪い」という言葉が古くからある。いや、ない。たった今私が作った。

いわゆる「ナムラ軍団」の馬はG1勝ちに未だ恵まれないが、それは先代の奈村信重オーナーが初期の活躍馬である1978年の菊花賞2着馬キャプテンナムラを晩年紀三井寺競馬へ放出したからだ…とするこじつけ。それが「キャプテンナムラの呪い」である。言いがかりもいいとこ。ナムラ軍団の特徴としてもう一つ挙げられるのが「地方移籍の際に馬主の名義が変わる」というもの。どうも奈村オーナーは地方競馬で馬を持たない主義であったらしく(ただし息子の睦弘氏の代になってから兵庫で数頭持っている)、有名なナムラコクオーも高知移籍後オーナーが替わっている。

「打倒ナリタブライアンの旗手」と謳われたナムラコクオーは1991年生まれ。その父キンググローリアスはテューターなどとともに本邦における初期のミスタープロスペクター系種牡馬のイメージを形成したが、それは「ダート短距離向きの早熟血統」というものだった。ナムラコクオーもまずダートで5戦2勝として、1993年12月のG3・ラジオたんぱ杯3歳Sへと駒を進める。

人気を集めていたのはメジロティターン産駒のパリスナポレオンだった。この馬は同父のメジロマックイーンの引退とほぼ同時期に登場した経緯から「マックイーン2世」なんて呼ばれたりもした。片やナムラコクオーは単勝6番人気と低評価だったが、デビュー2年目の上村洋行騎手を背に2着パリスナポレオンに4馬身差つける圧勝劇を演じたことで一躍クラシック候補に。だがこの世代にはナリタブライアンがいた。

4歳になってシンザン記念とNHK杯を完勝したことにより、日本ダービーでは対抗馬としてナリタブライアンに挑んだものの6着敗退。前述の呪いが招いた敗戦かどうかはさておいて、これが彼にとって最初で最後のG1挑戦となった。

その後は屈腱炎と付き合いながらだましだまし使われ、1996年にはプロキオンSを勝利。しかし中央で走るには脚が限界に達し、26連勝のハッコウマーチブームに沸いていた高知競馬へと移籍する。高知ではそのハッコウマーチの主戦である中越豊光騎手がもっぱら跨り、編成の都合から一度は最下級に落ちるも、後には当地の重賞を勝つほどに蘇った。2003年3月には地元代表として交流G3・黒船賞にも出走している(9着)。

10歳を軽く超えても高知競馬場で年少の馬と競い続けたナムラコクオーは、2003年9月のレースを最後に表舞台から姿を消し、その2年後正式に引退を発表した。そして“退場”した彼と入れ替わるようにハルウララが日本中の話題をさらうことになる。先のブームをはるかに超えるこの歴史的大フィーバーに続いて、大型連勝を続けたイブキライズアップ、時の人だった堀江貴文氏所有のホリエモン、アラブのエスケープハッチといった人気者が高知競馬に次々と現れるわけだが、それはまた別の話である。

ナムラコクオー
牡 黒鹿毛 1991年生
父キンググローリアス 母ケイジョイナー 母父サドンソー
競走成績:中央14戦6勝 地方33戦21勝
主な勝ち鞍:NHK杯 シンザン記念 ラジオたんぱ杯3歳S プロキオンS

(文・古橋うなぎ)

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