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【山崎エリカのダートグレード攻略】~TCK女王盃2018~

2018年1月19日(金) 16:45

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 年明け最初のダートグレードは、牝馬限定戦でお馴染みのTCK女王盃。このレースは、女王クラスの馬が引退して繁殖入りしたり、休養していることも少なくないため、年によってレベルに差が生じます。女王クラスの馬が出走していればそれらが勝ち、出走していなければ新興勢力や地方馬が馬券圏内に突入して波乱になることもあります。

 前年のJBCレディスクラシックの1着、2着馬が不出走の2012年には、南関東のハルサンサンが7番人気で優勝し、波乱の結果になったこともありました。一方、前年のJBCレディスクラシックの優勝馬が出走していれば、相手弱化のここでは信頼できます。JBCレディスクラシックが創設された2011年翌年以降の、前年のJBCレディスクラシックの優勝馬のこのレースでの成績は、【3・0・1・0】。唯一、勝てなかったのは昨年のホワイトフーガですが、それでも3着を死守しました。

 しかし、前年のJBCレディスクラシックの2着馬の成績は一気に下がり、これまでに連対したことはありません。2014年のアクティビューティ、2015年のトロワボヌールともにこのレースで4着に敗れています。この2頭の共通項は、前走のクイーン賞が初重賞制覇だったこと。クイーン賞はハンデ戦のため、それまでに重賞勝ちの実績のない馬が目標にすることが多いレース。つまり、もともと実績不足であることや前走を目標にしたことによる反動で新興勢力に屈する結果となっているようです。

 また、このレースは、体を絞るのに苦労する冬場に行われることもあり、12月以降のレース不出走馬は苦戦傾向。昨年このレースで断然の1番人気に支持されながらも3着に敗れたホワイトフーガも、前年のJBCレディスクラシック優勝以来の休養明けの一戦でした。一昨年のホワイトフーガは、休養明けでも優勝していることから、それが理由で軽視し過ぎるのも危険ですが、やや割り引く必要はあるでしょう。

 実際にクイーン賞で初重賞制覇を果たした馬や休養明けの実績馬が本来の姿を見せきれないのをいいことに、前年12月のクイ―ン賞の凡退馬がよく穴を開けています。2013年は8番人気で、2015年は6番人気で連対したアクティビューティは、前走クイ―ン賞8着、4着からの巻き返し。2015年に4番人気で連対したパワースポットや昨年7番人気で連対したリンダリンダともにクイーン賞4着からの巻き返しでした。

 しかし、クイーン賞凡退馬をやみくもに狙っても馬券に繋がらないのも事実。いくらチャンスが巡ってきても、それなりに能力がなければ巻き返すことはできません。牝馬限定戦のダートグレードならば、JRAの準オープンで連対実績があれば通用するので、JRA勢の巻き返しを狙うのであれば、最低でもそのレベルの馬を狙いたいところ。

 また、地方馬は、メンバー中で一番軽い斤量で出走できる明け4歳馬が活躍しています。過去10年で地方馬で連対したのは、中央から地方へ転厩してこのレースに出走したした2010年のユキチャン、2012年のハルサンサン、そして昨年のリンダリンダの3頭のみですが、ユキチャンを除いては4歳馬でした。ハルサンサンもリンダリンダも地方の最強3歳牝馬決定戦の前年のロジータ記念の連対馬です。そのレベルの馬であれば、上位争いに加われるチャンスはあるでしょう。

 さらに前年の12月にレースを使われていることが有利であることを示すように、地方勢では前走で東京シンデレラマイルを使われていた馬の一発が目立ちます。2009年の3着馬パノラマビューティ(5番人気)、2010年の3着馬コスモプリズム(6番人気)、2012年の優勝馬ハルサンサン(7番人気)、昨年の2着馬リンダリンダ(7番人気)ともに前走で東京シンデレラマイルに出走していた馬でした。コスモプリズムこそ東京シンデレラマイルでは1番人気に支持されながらも4着に敗れた明け4歳馬ですが、他の馬は東京シンデレラマイルで連対していた馬たち。基本的に連対馬をヒモ穴で一考するのが面白いでしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCクラシックの優勝馬。
 (12月にレースを使われているのが理想)

 ●穴馬候補
 ・前走、クイーン賞に出走して2着以下に敗れたもともとの実績馬。
 (中央馬は準オープン以上の実績。地方馬はロジータ記念の連対馬が活躍)
 ・前走、東京シンデレラマイルに出走して連対した馬や1番人気馬。

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