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【山崎エリカのG1ナビゲーション】~2017秋華賞~

2017年10月13日(金) 12:00

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牝馬クラシック路線「超ハイレベル」は本当か?
秋華賞の勢力図と展開を占う

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 オークスを完勝して毎日王冠で1番人気に推されたソウルスターリング。結果はみなさんもご存知のように、逃げて完敗の8着でした。また、桜花賞オークスの上位馬が、前哨戦のローズSで完敗したことで、果たしてこの春に言われていたような、牝馬クラシック路線は「超ハイレベル」は本当だったのかと、疑いを持つ方も多いことでしょう。


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 結論から言うと、レースを冷静に見極めるPP指数の答えは、桜花賞は凡戦、オークスジェンティルドンナが勝った年と同等のハイレベル戦でした。前哨戦のチューリップ賞で、ソウルスターリング陣営が、用意周到にラビット(※)を用意し、展開に嵌め込んで同馬を好走させたことによって、桜花賞では能力を出し切れない形。桜花賞は、ソウルスターリングの不発によって、起こった波乱以外の何でもないのです。

 ※500万下特別で2戦連続3.2秒以上も負けている社台Fのアンバーミニーをわざわざ牧場から呼び戻して出走させたこと。普段は折り合うスタイルの鞍上・岩田騎手が、必死に逃げ馬に競り掛けて行ったあたりから、アンバーミニーはソウルスターリングのラビット役だったと思っています。

 何が言いたいのかというと、凡戦桜花賞の上位馬であるレーヌミノルリスグラシューは過信禁物ということ。では、オークスの上位馬はあてになるのかというと、あてにはなるけれども、オークスで強い勝ち方、強い内容のソウルスターリングやアドマイヤミヤビは今回不出走。また、2着のモズカッチャンは、ローズSの見解でも綴ったように、フロック的レース内容の2着だっただけに、これまた過信禁物。

 オークスは、本来逃げ馬ではないフローレスマジックのレースメイクでスローペース。ロスが生じるとアウトの上がりの競馬でした。しかし、ソウルスターリングの鞍上・ルメール騎手の戦略によって、モズカッチャンは2着に浮上したと言っても過言ではありません。ルメール騎手がライバルはアドマイヤミヤビであって、モズカッチャンではないと判断したため、アドマイヤミヤビを中心とする後続勢にコーナーの外を張らせようと、3コーナーから意図的に先頭列の外に出して行ったことで、内が開きました。その開いたところを、1番ゲートからロスなく立ち回ったモズカッチャンが突いたもの。

 逆にアドマイヤミヤビは、大外枠から終始外々を回る大きなロスが生じての3着。恵まれた2着と、恵まれなかった3着。確かに、モズカッチャンのように要所で動けることも強さのひとつですが、能力の足りない人気薄の馬が馬券圏内に突っ込んでくる、ごっつぁんレースだっただけに、どうしても高い評価が出来ません。

 それまでに強烈に強いレースをしているのならまだしも、フローラSも1番ゲートで内々をロスなく立ち回る競馬。しかも、フローラS当日は、当日は道悪スタートで内から馬場が乾いていった模様。どんどん内からの伸びが目立って、9レースの石狩特別で13頭立ての13番人気馬ニシノジャーニーが内から突っ込んで来た瞬間、「やべええ、モズカッチャンに勝たれるかも~」と思ったほど。

 よって、春の桜花賞組やオークス組は、夏以降に成長力を見せられていない馬は、全部消してしまう選択もありでは?何かを買うのと引き換えに捨てなければならないのなら、ひとまずそれらの評価を下げて、春の別路線組や上がり馬に注目するのが好ましいでしょう。
こうなると・・・

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