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凱旋門賞は荒れやすい。そう言えるのは、たまたま波乱が続いているからではなく、レースがそういう構造をしているからである。古馬と初対戦となる3歳馬。2000m路線を中心に使われてきている馬。牝馬限定戦を主戦場にしている牝馬。ふだんフランスの競馬を走ることのない、英愛調教馬やドイツ調教馬。こういった多種多様の面々が一堂に会す。初顔合わせとなるメンバーも多い。戦力比較が難しい。ゆえに、予想外の結末を迎える年が頻出している。馬券を攻略するうえで、まずはそのことを強く意識せねばならないだろう。
荒れるからといって無条件に上位人気を切る。やみくもに穴馬を買いあさる。これはナンセンス。しかしながら、ド本命馬券で大勝負するのが危険極まりないレースであることは事実である。我々日本人のみならず、現地の関係者や熱心なファンが「え? まさかこの馬が……」と驚くような伏兵が勝つのが凱旋門賞。大本命馬が堂々勝利を収めても、ヒモが荒れるのが凱旋門賞。そういうレースなのだ。よって皆さんには、ある程度の高配当を視野に入れた組み合わせ、人気薄を絡めた馬券を手広く買うスタイルを推奨したい。資金的に多点買いができなければ、複勝やワイドという選択肢もある。
私は昨年、3連単38万馬券を的中させることができた。ただしこれは、「狙い済まして獲った」のではなく、「手広く網を張って獲った」馬券である。メンバーの能力、適性、展開等を考慮し、まずは「馬券に絡む可能性のある馬」と「その可能性の極めて低い馬」を選別した。人気はいっさい見ていない。しかし、前者が国内オッズ1~9番人気、後者が同10番人気以下と、見事に真っ二つに分かれる結果となった。9番人気ハイランドリールと10番人気タリスマニックとの間には、かなりのオッズ差があった。ここまでは世間の見立てとだいたい同じ。荒れることが前提でありながらも、「今年はふたケタ人気馬には用がない」と私は判断した。
あとは券種と組み合わせをどうするかであるが、方向性はすぐに定まった。もともと、上位人気確実のマカヒキとポストポンドを軽視するつもりだったからだ。マカヒキは、前哨戦のニエル賞の内容がイマイチだった。本番で勝ち負けするには、ノーステッキで圧勝するくらいのパフォーマンスを見せないと厳しいと考えていた私は、あのギリギリの勝利に納得がいかなかった。「軽視」というより、「消し」にすることをこのときに決めた。ポストポンドの取捨は正直迷ったが、最終的には消すことにした。左回りのほうが得意なのは明らか。年齢的にピークを過ぎた可能性大。間隔のあいたローテに不安。これらが主だった理由だ。ドバイでドゥラメンテを負かした馬としても知られており、マカヒキとともに国内オッズでは過剰人気必至。妙味はゼロ。来たらあきらめる。これが結論だった。
残るは7頭。中心に考えていたのはファウンドとハーザンド(印を打つなら◎と○)で、2頭軸ないし2頭を1列目に置いたフォーメーションも考えたが、最終的には3連単7頭ボックスを選択した。凱旋門賞は何が起こるかわからない。マカヒキとポストポンド絡みの組み合わせを含まないので、的中したらとんでもない配当が期待できる。無理に絞るべきではない。そう判断したわけである。3連単7頭ボックスは210点。「買いすぎ」と思われるかもしれない。でも、凱旋門賞という特殊なレースではこれが正解。1年が経過した今でも、その答えに変わりはない。
●昨年の的中履歴
「マカヒキの単勝は知人に頼まれた応援馬券なので無視していただきたい(笑)」
今年は、下馬評の高いエネイブルが断然人気になることは確実。サトノダイヤモンドも「叩き一変」に期待され、多くの支持を集めるだろう。この2頭は、昨年でいうところのポストポンドとマカヒキ。「来ない」とは言いきれないが、過剰人気必至で「妙味がない」とは断言できる。この2頭の取捨をどう判断するか? そのうえで、どの穴馬を絡めるか? この2点が馬券攻略の最大のカギになることは間違いない。2年連続的中に向け、残された時間をフルに使って全力で予想に臨む所存だ。
★2016年凱旋門賞38万馬券を的中させた海外馬券のエキスパート藤田将大プロが、海外馬券販売レースの凱旋門賞の予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。
藤田将大(ふじた・まさひろ)プロフィール
某大手商社に勤める現役の商社マン。仕事以外の時間はほぼ競馬に費やし、国内外の馬やレースの情報をくまなくチェックする日々を送る。
ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アジアの競馬主要国におけるビッグレース観戦歴は豊富で、その前後に行われる一般レースや平開催でも馬券勝負には余念がない。
「名勝負を見て得られる感動と、馬券を獲って得られる感動は別物」を理念に掲げ、国内外を問わず「いかにして馬券で勝つか」を常に研究している。
国内での海外レースの馬券発売開始を機に、雑誌『競馬最強の法則』で華々しくメディアデビュー。海外馬券発売レースの第一弾となった凱旋門賞で3連単38万馬券をいきなり的中させ、競馬ファン・関係者の度肝を抜いた。
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