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宝塚記念は脚の遅い馬が有利。
競馬は脚の速さを競う競技であり、奇異に感じることもあるかもしれないが、そういうレースは確かに存在する。その代表的な例が、“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”が35秒3の有馬記念。そして同35秒7の宝塚記念だ。
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■宝塚記念(過去10年)1~3着馬の上がり3ハロンタイム
2007年 1着 アドマイヤムーン 36秒2
2007年 2着 メイショウサムソン 36秒6
2007年 3着 ポップロック 36秒5
2008年 1着 エイシンデピュティ 37秒3
2008年 2着 メイショウサムソン 36秒9
2008年 3着 インティライミ 37秒2
2009年 1着 ドリームジャーニー 34秒3
2009年 2着 サクラメガワンダー 35秒0
2009年 3着 ディープスカイ 34秒8
2010年 1着 ナカヤマフェスタ 35秒8
2010年 2着 ブエナビスタ 36秒3
2010年 3着 アーネストリー 36秒6
2011年 1着 アーネストリー 35秒1
2011年 2着 ブエナビスタ 34秒5
2011年 3着 エイシンフラッシュ 34秒7
2012年 1着 オルフェーヴル 34秒7
2012年 2着 ルーラーシップ 35秒4
2012年 3着 ショウナンマイティ 35秒0
2013年 1着 ゴールドシップ 35秒2
2013年 2着 ダノンバラード 36秒2
2013年 3着 ジェンティルドンナ 35秒9
2014年 1着 ゴールドシップ 35秒2
2014年 2着 カレンミロティック 35秒8
2014年 3着 ヴィルシーナ 36秒3
2015年 1着 ラブリーデイ 34秒8
2015年 2着 デニムアンドルビー 34秒0
2015年 3着 ショウナンパンドラ 34秒7
2016年 1着 マリアライト 36秒3
2016年 2着 ドゥラメンテ 36秒1
2016年 3着 キタサンブラック 36秒8
脚が遅いというのは必ずしも欠点ではない。たしかに上級クラスの馬は大抵速い脚を持つものなのだが、それがすべてだと言うのなら、その平均が35秒3であったゴールドシップの強さはどうだ。
“脚が遅い馬”は速い上がりには対応できないし、“脚の速い馬”は上がりのかかるタフな競馬には音を上げてしまう。だからこそ、二極化した現在の競馬において、適性考察が重要になってくるのだ。
ちなみに天皇賞(秋)やジャパンカップの“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”は34秒1。これらと宝塚記念は対極に位置するレースだと考えられる。ゴールドシップが宝塚記念を得意とし、東京コースを苦手としていた解はここに求めるべきだろう。
これは宝塚記念のレベルが低いという意味ではなく、そういった質のレースであると考えてほしい。上がり3ハロン33秒台で勝つような馬ではなく、35秒で勝てるような馬に有利なレースであるということ。つまりは“脚の遅い馬が有利”なレースであるということだ。
では今年、1番人気が確実となっているキタサンブラックはどうなのだろう。同馬の“1~3着時の”上がり3ハロンタイム平均”は現在のところ34秒8。これだけを見れば、キタサンブラックは34秒を切るようなタイムでビュッと上がってくる馬ではないことが分かる。逃げ・先行馬がある程度上がりがかかるのは当然のことではあるのだが。
しかし、さらにもう一段階、細分化してみると少し違ったモノも見えてくる。
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